iPod nanoは素材がとてもデリケートなの

iPod nanoの液晶画面に問題浮上–「簡単に傷つきすぎる」と一部ユーザー

nanoに始まった話じゃないとは思いますが、HDDタイプのiPod(miniを除く)は初代から傷つきやすかったですからね…。家の中だろうが外だろうが、目に見えないぐらいの細かいチリというか砂のようなものはあちこちにあるし、汚れを取るためのクリーニングクロスや本体自体にもそういう細かいチリが付いていたりするので、拭くことイコール傷を付けることになったりすることもあるんですよね。

関係ないけど、初代iPodなんかは、アクリルのエッジが鋭角過ぎて、手を切るのではないかと心配だったこともあります。でも、これは世代を追うごとに改善されていきました。ただ、本体の素材自体については世代が新しくなっても大きな変更はないように思います。そういう素材だからこそ、周辺グッズも売れたりするわけでしょうが、ここまでクレームが大きくなってくるとさすがにアップルも見て見ぬふりはできなくなりそうですね。

ちなみに、自分もnanoを使い始めて2週間ほどになりますが、傷が付きやすいことよりもバッテリの持ちに不満があります。最長14時間って言うけどその半分もいけば良い方です。リチウムイオンバッテリーの特性があるにしても、たった2週間の使用ですし、公称値とかなり差があるかなあという印象。個人的にはこちらの改善を強く要求したいっす。

【追記】アップル側からの回答が出たようです。シラー氏いわく、「もしも傷が心配なら、iPod nanoを保護するケースを利用することをお勧めする」とか。やっぱりそういうことなんだ…>Apple、iPod nanoのディスプレイ問題に回答


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