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ウォークマンケータイの仕様にあるソニー&ソニエリの狙いとは

ウォークマンケータイに関するちょっとした妄想

W42Sの音楽再生機能に関するコラム。W42S本体で再生できるのはHE-AACとATRAC3のみで、他のフォーマットは、Sonic Stage CPでATRAC3形式に変換、転送する必要があるそうです。でもって、あらかじめSonicStageで変換しておくと利便性が高くなるということで、iTunesからのスイッチを促すソニー&ソニエリ側の狙いがあるのではないかと推測なさってます。

ちなみに、有料音楽配信の携帯電話などモバイル向けサービスは、ダウンロード回数が全体の93.3%となる8,303万1,000回、売上高では全体の89.8%となる109億2,872万円だそうです。この売り上げを支える人たちにしてみれば、変換して転送なんてうざったいだけなんでしょうね…>日本レコード協会調査、携帯向け音楽市場は1.5倍以上に成長

それと、タイミング良くSonicStageCPのレビューがAV Watchに掲載されました。改善されたアーティストリンク機能についても詳しく解説してくれています>ウォークマン用新ソフト「SonicStage CP」を試す~ SonicStageの安定性にCONNECT Playerの機能が融合 ~

ソニエリケータイにもBluetoothを~っ!>“ウォークマン”や“Gショック”もいいけど、au夏モデル「W44T」は隠れた“優等生”

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BCL世代な皆さんに捧ぐMacのラジオソフトインプレ(興奮気味)

ここ数日、テンションのおかしいSPAでございますが、その理由がtype Uやらウォークマン携帯にあることは今さら語るまでもありません。が、実はそれだけが理由では無かったのです。

実はtype Uが発表される直前の、いわゆるランチタイムに、私が日頃から大変お世話になっている方からケータイ電話に連絡が入りまして、まあ、お互いの近況やらなにやらをお話ししたのですが、その人が私に電話してきたそもそもの理由がなんともまあ、面白いというか変わっているというか。

「SPA(本当は実名)さんってMacも好きでしたよね?実は面白いラジオのフリーソフトがあるんですよ…」

と、こんな風に切り出されたのです。Macは今でこそヘビーユースしなくなっちゃいましたけど、最初にMac LCを買ったのも大好きな音楽がやりたかったためだし…ってな具合で、「もちろん、今でも好きだし使ってますよ。へえ~、ラジオですか~。ってことはネットラジオのことですよね?」と聞き返す私。その人曰く、

「ラジオです」

なんだか釈然としない自分。いわゆるストリーミング系のラジオならiTunesやらなにやらがすでに色々とあるので、このご時世で「ラジオ」のソフトって言われても今ひとつぴんと来ないなあと思いつつも、興味はあるのでURLをメールで送ってもらうことにしました。その後、すぐにメールが来て件のラジオソフトのサイトにアクセス。

SINPO55555
http://sinpo55555.com/

ん、ちょっと想像していたものと雰囲気が違うぞ。サイトも格好いいなあ。ん、何々「mRX-8000」だって。なんか断片的な画像しか見えないけど、こ、これはもしかして…。Tigerでしか動かないということで、Mac miniから速攻でダウンロード後インストール。で、Read Meにすらまともに目を通さずに起動してみると何処かで見たことがあるような画面が表示され…

mRX-8000.jpg
(もちろん実際にはキャプション表示はありません)

むむむむむ!
やにわに聞こえてくる短波ラジオのチューニング中みたいなノイズ。
しばし間をおいてチューニングが合い、Macから音楽が鳴り出したのです。

なんだコレ、すげ~~~っ!と小躍りすること10秒(短っ!)

画面を凝視すると、もしやコレってスカイセンサー?
ダイヤルとメーターは見覚えあるぞと脳内で叫ぶ自分。
見た目は微妙に違うけど、コレはどう見ても、幼い頃に胸をときめかしたBCLラジオである、と確信した自分。

おそるおそるマウスをダイヤルの上に持って行き時計回りに廻してみると…
ラジオ特有のノイズが重なりだし、今まで聞こえていた音楽が徐々に消えていく
そして、またそのノイズに少しずつ別な音楽が重なり、ジャストチューニングで別な放送局を受信
…って、まんまラジオじゃん!と小躍りすること5秒(さらに短っ!)
こうして、type Uの正式発表前から変なテンションになってしまったSPAです。

最近はFMにしてもPodcastingにしても、しゃべりが中心でノンストップで音楽が楽しめるのは海外のネットラジオぐらいしかないんですよね。そんな中、このソフトはチューニングの楽しみまでも含めた新しい音楽との出会いが見事に演出されています。

このコンセプトが受け入れられるのはもしかしたら自分を含む30代後半~50代ぐらいの人だけかもしれないけど、BCL世代の人だったらこのソフトを使うためだけにMacを買ってもいいんじゃないかとまで思います。それぐらい琴線に触れるソフトに仕上がってます。個人的にはこれぞキラーソフトと言える優れものと思いました。

というか、これをそのまんまネットラジオとしてちゃんとしたキカイ(ハード)として売って欲しいぐらい。

で、その後はラジオをBGMにしながらサイトの更新や仕事をしたりしてきましたが、ひょんなご縁でその作者さんにお近づきになれまして、メールでこのソフトの裏話を聞くことができました。その内容を以下に転記しておきます。

RF8000_ICF5900_mRX8000.JPGmRX-8000 のモチーフとなったオリジナルのラジオに関して少しだけ補足させていただきます。モデルの一つは、ご指摘頂きました通りご存知 SONY の スカイセンサー 5900 です。そしてもう一つのモデルは National Panasonic の RF-8000 というモデルで、当時の最高スペックのモデルでした。mRX-8000 の名前の由来は、こちらの RF-8000 です。”mRX” は、Macintosh と Music の “m”、そして受信機を意味する “RX”、この2つの合成です。名前に関しては変にひねったものにはしないで、ストレートなものにしました。
【SPA追記】その後、実機の画像をお送りいただきましたので差し替えました。なんと、スカイセンサーとのツーショット!感謝です!

とのこと。はい、はい!子供ながらに記憶しています。誰しもあこがれた高級機ですよね。コレで納得。

実際、ソフトの方も色々と仕掛けが満載で、いかにもラジオという挙動が満載なんです。ジャンルもボタン一つで切り替えられるし、下の表示がまた凝ってるんですわ。色々切り替えると面白いです。ソニーのスカイセンサーやパナのクーガーを使ったことのある人なら胸わしづかみっすよ。

これもまた百聞は一見にしかずなので、もしも当サイトをご覧いただいている方で、Mac OS X Tigerを使っているという、自分と同世代の方!、是非是非使ってみてください。type U登場と同じぐらいの感動を味わえることと思います。

惜しむらくはこれがMacでしか使えないこと。できることならバイオ、さらにできるならクリエ、さらに可能ならタッチパネルでダイヤルが操作できるソフトだったらどんなに楽しいだろうという気持ちになったこともあってあえて紹介してみました。

最後に、こんな素敵なソフトを開発してくださったSINPO55555さんにこの場を借りて感謝いたします。

#ちなみに、SINPO55555さんはクリエUX50のオーナーでもあります。なんだかちょっぴりうれしいっす。
#しかも、もっとサプライズがあって、実はなんと…

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iPodユーザーの約3割はバイオユーザー?

iPodユーザーの約2割が複数台所有、過半数がiTMSを利用

iPodについての調査結果に関するニュースですが、一部の回答がソニーファンにとって興味深い結果になってます。iPodユーザーが所有するパソコンのメーカーでは、「アップル」(23.8%)を抑えてなんと「ソニー」(27.2%)が最多なんだそうです。ちなみに、非iPodユーザーでは「NEC」(27.8%)が最も多く、全体でもが首位(24.0%)とか。

アンケートが複数回答なので、自分のようにiPodとウォークマン、さらにバイオもマックもあわせて所有する人はいるのでしょうけど、それにしても面白い結果ですね。バイオユーザーだけどiPodを購入してプリインストールされているSonicStageは使わずにiTunesをインストールして使っているという人もそれなりに多いということでしょうか。でも、Intel MacでWindowsXPが動くようになったので今後はまた随分と調査結果も変わりそうですね…。

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PC2台でロケフリ?

オネスト、自宅のテレビをインターネット経由で視聴できるソフトを開発

オネスト・テクノロジーがTVチューナー搭載のPCに配信ソフトを、ノートPCなどに受信ソフトをインストールすることで、外出先から自宅のPCで録画した映像をネット経由で視聴できるソフトウェア「MY-IPTV Anywhere」を開発したそうです。対応OSはWindows XP/2000/MCE 2005で、価格は1万円前後となる見込みとか。なお、配信フォーマットはH.264(MPEG-4 AVC)で、ソニーのロケフリ同様、暗号化データ伝送によるセキュリティ対策も図られているとか。ちなみに、H.264を用いた動画配信技術は、同社が世界127カ国で特許を出願中とのこと。

バイオ同士ならVAIO Mediaが使えますが、バイオとロケフリの連携はまだまだ発展途上。ロケフリも今後はあらゆる機器との接続が期待されますね。そういえばロケフリケータイはどうしたんでしょう…。

【追記】ななしさんからのお便りによるとiTunesとPSPで音楽ロケフリをやっちゃった方がいらっしゃるそうです。「プレイリストを作る必要がありましたが非常に便利です」とのこと。凄い人がいるもんだ…。(お知らせ感謝です!>ななしさん)

プレイスシフト>タイムシフト

デジタルARENAの特集「iPod&PSP向け動画変換ソフトを比較チェック」で、PowerEncoder MPEG4 AVC Edition PortableとMovie Gate モバイルプラスの2つが紹介されていました。いずれもPSP編とiPod編が用意され、双方での変換手順や使い勝手を解説しています。

ソニー純正のイメコン2plusは2,100円ですが、それ以外のソフトは9,000円弱~15,000円と大変高価。機能は豊富かもしれないけど、変換に要する時間やクオリティに違いを見いだせる人がどれだけいるのでしょうか…。どちらにしても、ポータブル機でのタイム&プレイスシフトはまだまだ手軽とは言えませんね。

放送と通信の融合サービスとして期待されるワンセグの登場でプレイスシフトは身近になりそうですけど、タイムシフトについては課題が山積みでまだまだ先になりそう。いつでもどこでも、手軽に動画が楽しめる世の中が早く訪れるのはいつの日か…>放送と通信の融合「日米比較」――多様化進む米国・ビジョン欠く日本

どこでもといえば、米国時間の今日発表されるアップルの新製品の噂があちこちでささやかれているようですが、iPodだとすればWi-Fiがキーになるのは間違いないようです。どこでもiTMSの実現に大きな期待がかかります…>「ワイヤレスiPodは理にかなっている」とQUALCOMMのCEO

iTMSといえば、同様のサービスのゲーム版について紹介しているコラムがありました。携帯ゲーム機にネットワーク機能が標準搭載される世の中ですから、近い将来、据え置きタイプでもディスクレス、カートリッジレスでゲームが楽しめる時代が訪れるのでしょうね…>ゲーム版「iTunes Music Store」をご存知ですか?【コラム】

そんでもって、これは一体何…?>マイクロソフト、音楽再生機能搭載の携帯機器を発表へ

【追記】その後、ITmediaからもタイムリーなコラムが…>携帯動画プレーヤーは第2のウォークマンか

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SonicStageのミュージックコミュニティ機能が「PLAYLOG」としてオープン

ソニー、PLAYLOGを開始 – 音楽を日記のように、iTunesにも対応

ソニーは、SonicStage v3.4で実装された「ミュージックコミュニティ」機能を、音楽を媒介にしたソーシャルネットワークサービス「PLAYLOG」α版として提供開始しました。SonicStageがあれば無料で登録可能。SonicStageが無い場合は既存ユーザからの招待で参加可能とか。登録および基本的な機能の利用は無料。また、音ログの投稿用APIにも対応しており、対応アップローダーの利用でiTunesでも同様の連携が可能とか。さらに、携帯電話にも対応しており、閲覧や投稿、メッセージの送受信などが利用できるそうです。今後はPodcastingにも対応する予定とか。

オープンして一日が経過していますが、すでに色々なコミュニティができているようですね。自分はSonicStageを積極的に使うのをやめてしまったのですが、iTunesにも対応するしWebブラウザからも利用できるようなので、成り行きを見守りつつ、面白そうなら使ってみようかなあって思ってます。

ところで、SonicStage絡みでかもさんから以下のようなお便りを頂戴しました。

WILLCOM端末の「WX310K(京ぽん2)」にて、有償追加アプリケーションとして利用できるミュージックプレーヤーが、ダウンロード販売となりました。PCから音楽ファイルを転送するソフトウェアとして”BeatJam for WX310K”となっていて、ライセンス発行およびソフトをダウンロードする様にメールが届きます(CD-ROMでの販売も、追加料金であります)。しかし、私はネットワークウォークマン「NW-E507」を利用していて、PCには”SonicStage”がインストールされていました。「BeatJam for WX310K」をインストールせず、「WX310K(京ぽん2)」をマスストレージ接続にしたら、なんと”SonicStage”が自動起動し、転送先デバイスとして認識しました(PCには「WX310K(京ぽん2)」のドライバ設定済み)。そのまま、曲を転送したら、「WX310K(京ぽん2)」のミュージックプレーヤーで普通に聞けました。転送ソフトを使い分ける必要が無くて、助かりました。(^^)#私の「SonicStage」は、Ver3.3です。

とのことで、SonicStageとWX310Kがいとも簡単に連携してしまったそうです。WX310Kユーザーはお試しアレ~。お知らせ感謝です!>かもさん。

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