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<ブラビア>X1体験レポート~あまり使えないWebブラウザ

使いにくい。< ブラビア>X1のWebブラウザを使ってみた素直な感想。当サイトを表示させるとこんな感じ。

せっかくのフルハイビジョンなのにこの画角です。フォントサイズを変えても、解像度は変わらず。リモコンの上下キーがスクロールボタンに相当するんですが、そうやすやすとはスクロールしてくれない。リンクが設定されているテキストにフォーカスするので非常に使いにくい。しかも、読み込みも遅く、PCのブラウザを使い慣れている身にはかなりつらい…。

ちなみに、X1にフルHDでHDMI接続したPS3のブラウザで当サイトを見るとこんな感じ(→)。これはこれで読みにくい。どっちもどっちというか、最適化機能みたいなものはないのかなあ…。

どちらもリモコンやコントローラでのURL打ち込みもなんだかんだで面倒。PS3はともかく、テレビ搭載のソフトウェアキーボードはベガ時代からほとんど進化無いみたいですね。

今後は、Blueotoothを採用して、対応キーボードからの入力に対応するとかした方が良いのでは…。

<ブラビア>X1体験レポート~ブラビアリンクを試す(レコーダー編)

先日、Blu-rayレコーダーを<ブラビア>X1につないで、Blu-rayビデオを楽しんでみたわけですが、リモコンを使い分けるのがなんだか面倒ということで、最近の<ブラビア>に当たり前のように搭載されている「ブラビアリンク」を試してみることにしました。

ブラビアリンクは、<ブラビア>に付属するマルチリモコン1台で、<ブラビア>につないだ外部機器を操作できる仕組みの総称で、あらかじめつなぐ機器がブラビアリンクに対応している必要があります。我が家にある<ブラビア>20インチもスゴ録も未対応機器なので今回が初体験になります。

今回お借りしているBlu-rayレコーダー(T50)はブラビアリンク対応機器です。自分、HDMIでX1につないで、電源入れたら勝手に機能すると思ってたんですが、さすがにそれは難しいらしく、あらかじめ設定が必要だということを取説と一緒に同梱されている「ブラビアリンク接続・設定ガイド」という小冊子を読んで知りました。ちうことで、この冊子を見ながら実際の設定を行うことに。

手順は、1.HDMIケーブルで両機をつなぎ電源を入れ、2.X1側のHDMI機器制御設定でHDMI機器一覧でBlu-rayレコーダーを有効にして、3.マルチリモコンの下にあるふたを開けて、「録画機器」を押しながら「戻る」キーを押し続け、「録画機器」が赤く点滅したら指を離し、数字ボタンの1を押して、「録画機器」ボタンが点灯したら、「決定」ボタンを押すだけ。だけとか言いながら3番目がやけに長いですが、それほど手間ではないです。

ちなみに、Blu-rayレコーダーをブラビアリンクで接続すると、マルチリモコン(お気楽リモコン)でこんなことができるようになります。

  • 「見て録」ボタン:テレビを見ている時に押すと、見ている番組を録画(地アナ以外)
  • 「予約する」ボタン:番組予約モードに移行。マルチリモコンでレコーダーのXMBが操作可能
  • 「見る」ボタン:録画してあるタイトルを一覧表示。マルチリモコンでレコーダーのXMBが操作可能
  • 「シアター」ボタン:<ブラビア>X1のシネマモードに適した画質でBlu-rayレコーダーの映像を出力

え、こんなもん?と最初は思ってたんですけど、意外にコレが便利でして。たとえば、テレビもレコーダーも電源オフの状態から、マルチリモコンの「見る」ボタンを押すじゃないですか。そうすると、両方同時に電源が入って、X1の画面にT50のXMB画面が表示された状態になるんです。しかも、ほんの数秒で。これには驚き。

なお、ブラビアリンクを使う場合は、レコーダーの電源が完全にオフにならず、スリープ(待機)状態に移行するから立ち上がりが速いみたいです。消費電力量とのトレードオフではありますが、この手軽さは捨てがたいものがあります。

あと、ここにきてシアターモードの謎が解けました。なるほど、このボタン一発で、テレビとレコーダーを同時に映画を見るのに最適な設定に切り替えるって事だったんですね。

ちなみに、マルチリモコンの下のふたを開け、「録画機器」ボタンを押すと、フタの中にあるボタンでレコーダーの主要な操作が可能でした。ある程度の基本操作もXMBから可能。これなら、レコーダー付属のリモコンを使わなくてすみますね。唯一残念なのが、フラッシュボタン(もしくはその代わりになる設定)が用意されていないこと。これが付いたら100点満点なんだけどなあ・・・。

そういえば、レコーダーとは別にお借りしているネットワークボックスもブラビアリンク対応機器らしいので、後日検証してみたいと思います。(そういえばまだ箱から出してもいないや…)

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<ブラビア>X1体験レポート~ブラビアエンジン2プロ=DRC-MF v3

地デジだといまいちよくわからなかったX1の画質ですが、この週末にBlu-rayレコーダーをHDMI接続して、市販のBlu-rayビデオやWOWOWで録画した映画を見てみたらびっくり。とにかく映像がキレイ。32インチサイズを見慣れている自分にとっては目の毒です。

地デジの番組は何を見てもなんとなく全体がぼやーっとした印象なんですが、フルハイビジョンのコンテンツは明らかに画面全体がキリッと締まる感じ。フルハイビジョン(1080p)収録ののBlu-rayビデオが最高にキレイ。何がキレイって赤がキレイで光沢がキレイ。情報量も多く、奥行きもあるから没入感が違います。

いろんなBlu-rayビデオを見て驚いたんですが、いままでよくわからなかった部分がはっきりと見えるようになり、読めなかった文字が読めたりなど、ディティールが確認できるのがフルハイビジョンの大画面テレビのメリットですね。

ブレードランナーだと、壁にに書かれた落書きとか、ハッキリ読めます。一枚の写真を拡大して情報を引き出すあの名シーンもフルハイビジョンのテレビがあったら随分と違ったんだろうなあ…。

(インディージョーンズ最新作では、アリの大群が人を襲うシーンがすごいので、モーションフロー機能などのチェックにも最適・・・かと思ったんですが、さすがに気持ち悪いのでやめました。)

音楽ソフトではコンサートなどでミュージシャンが使っている楽器や機材の詳細がわかって面白いです。ギタリストの足回りとか、どんな種類のエフェクターを使ってるのかが確認できます。ちなみに、SME所属の富田ラボさんのライブってことで、収録機材もオールソニー。ハイビジョンカメラについているソニーロゴも確認できました。

てなことで、ここにきて、これがブラビアX1の売り文句であるところの「リアリティ」なんだなあと、ようやく気がつきました。そして、それが新しい発見にも繋がっていくんですね。

で、そうしたリアリティを実現しているのが「ブラビアエンジン2プロ」であり、そのベースにあるのが「より高画質でリアルな映像を創造する」ことをコンセプトにした独自の映像信号処理技術「DRC」なのだと、ようやく理解できました。

この「DRC」、歴史が意外に長くて、1997年5月の初代「DRC」以降、1998年8月に「DRC-MF」、2001年4月に「DRC-MF v1」、2004年8月に「DRC-MF v1」、2006年6月に「DRC-MF v2.5」、そして今年2008年8月に「DRC-MF v3」が開発・発表され、その最新版が「ブラビアエンジン2プロ」としてX1に搭載されているということみたいです。ちなみに、我が家のベガには「DRC-MF v2」搭載。これがかつての「ベガエンジン」なんですねー。

ソニーが10年以上をかけて磨きをかけてきた独自の映像信号処理技術と、撮影時のぼやけを改善するIBリダクション機能(モーションフロー)のダブルで、さらなるリアリティを追求と贅沢な仕様。意外に中身がすごいんです的なテレビなんですね、X1は。

参考<“DRC-MF v3”の特長
1. クリアで自然な立体感を表現する境界再現
映像信号のノイズ感を抑えつつ全体的な解像感を高めたことに加え、手前にある物と奥にある物との重なった部分の境界や流れるテロップや字幕などのテキストと映像との境界に対して、輪郭を強調することなく精細感を向上させ、自然な立体感でボケやにじみのないクリアな映像として再現します。
2. 動画解像度の向上
動きのある映像の場合、従来のインターレース方式による入力信号では、映像情報の欠落や画質低下が生じますが、高度な映像処理能力(プログレッシブ化することで)によって、本来の映像信号に対してより忠実な形で再現することで、動画解像度を向上させます。さらに、植物や衣料等の細かな質感、被写体のもつ斜めの輪郭線など、映像の動きによって失われるディテール部分の信号までも創り出すことで、動きのある映像での解像感を向上させ、リアルな映像を再現します。
3. 1080/60p入力対応
SD信号やデジタルハイビジョン放送での1080/60i信号に加え、1080/60p信号や、映画をブルーレイディスクに収録する際などに使われる1080/24p信号にも対応します。

(どうでもいい話ですが、最近になって気がついたことがあります。B-CASカードを差し替えれば別なテレビやレコーダーで普通にWOWOWを見たり録画したりできるんですねー。ある意味目がウロコっていうか、気がついてなかったのは自分だけ…。てことで検証が楽になりました。借りてる間にBlu-rayディスクにWOWOWの映画焼いちゃおうっと…)

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<ブラビア>X1体験レポート~HDMI×4を含む豊富な接続端子に驚き

地デジの画質を検証した程度の< ブラビア>X1ですが、上位機種だけあって接続端子も豊富に用意されているようです。接続端子の詳細は以下の通り。(ソニー製品情報から引用)

・[HDMI入力端子]×4(背面:3、側面:1)
・[コンポーネント入力端子]×2(D5端子 背面:2)
・[ビデオ入力端子]×3(背面:2、側面:1)
・[Sビデオ入力端子]×1(背面)
・[PC入力端子(D-sub15ピン)]×1(背面)
・[PC音声入力端子(ステレオミニ)]×1(背面)
・[デジタル放送/ビデオ出力端子]×1(背面)
・[光デジタル音声出力端子(AAC / PCM / AC3出力)]×1(背面)
・[音声出力端子]×1(背面)
・[AVマウス出力端子]×1(背面)
・[ヘッドフォン出力端子]×1(側面)
・[電話回線端子(モデム内蔵)最大2400bps]×1(側面)
・[LAN端子(10BASE-T/100BASE-TX)]×1(背面)
・[USB端子]×1(側面)

箇条書きだとどれだけすごいのか今ひとつわかりませんね。てことで、実物の画像で確認してみましょう。

主要な端子は背面右側、正面から見て左側に集中。上部HDMI(×3)、LAN、PC(D-sub15)、下部にD5端子(×2)、ビデオ(×3、一つはS端子と兼用)など、側面にHDMI、USB、ビデオ等々。ざっくりした数字ですが、10種類以上の映像ソースをX1一台で楽しめるってことです。二桁ですよ、すごいですねー。

圧巻はやはり4つのHDMI入力端子でしょう。ハイビジョンレコーダーとPS3をつないでもまだ2つ余ります。これだけあれば複数のレコーダーやハイデフ対応のゲーム機を使い分けたりできるのでかなり充実したAVライフを楽しめるでしょう。D端子やビデオ端子も複数あるので、PSP on TVや一昔前のアナログHDD/ビデオテープレコーダーなんかにも有効活用できるはず。

我が家のベガの接続端子も結構豊富なんですがHDMI端子は一つだけ。HDMIはセレクターをかませてしのいできたんですが、なんだかんだと切り替えが面倒なんですよね。X1に無いプレステ用AVマルチ端子も昔は便利だと思ったんですけど、PS2を使わなくなるとほとんど意味無いっす…。

てなことで、今後はX1の入力端子に我が家にある様々なハイビジョン機器(ソニー製以外もあり)を複数接続して色々と検証していきたいと思います。あと、唯一の出力端子もウォークマン専用ビデオレコーディングクレードル用に活用できそうですので、こちらについても後日検証してみます。

BitBayのH.264レコーダ「vRec+VR100」がウォークマンに対応

BitBay、H.264レコーダが携帯への直接録画に対応-vRec+VR100の新ファーム。ウォークマンも録画可能に

以前取り上げたビットベイ社H.264レコーダ「vRec+VR100」ですが、最新ファームウェア1.0.85にアップデートすることで、iPodやPSPだけでなく、ドコモのMobileMP4バージョン7をサポートする携帯電話端末(ソニエリ製はSO705i、SO906i、SO706i)や動画再生対応ウォークマンへの直接録画に対応するそうです。

また、「vRec+VR100」のフォトレビューがCNETにあがってます>テレビを持ち出せ–H.264パーソナルビデオレコーダー「vRec+ VR100」フォトレビュー

ウォークマン専用ビデオレコーディングクレードル「「VRC-NW10icon」よりもかさばりそうですが、同価格でiPodもPSPもケータイもOKと汎用性は上。使ってみたいけど同社のオンラインショップ経由からしか買えないのかあ…。

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PLAYSTATION 4は意外に早く出てくるかも

PLAYSTATION 4は拡張版Cell搭載へ向かう

PLAYSTATION 4に搭載されるCPUのお話。PS3世代より製造コストを下げると同時に、アーキテクチャ継続により開発投資も抑える道を目指すとのことで、現段階ではCell B.E.の拡張&改良版をベースにする方向で動いていると見られるとか。Xbox 360の教訓を生かすならということで、ユーザーが思っている以上に早く市場に出てくる可能性、つまりは、早期投入の必要性もあるようです。CPUが拡張改良版なのであれば、旧(PS3)世代との差別化、(Wiiのような)ハードスペック以外の魅力をどれだけ加えられるかがポイントになるとか。

思い切って、ラップトップ型とかダメっすか。ノートPCもフルHD液晶やBlu-rayドライブ搭載が当たり前になりそうだし、Cellの省電力化も進んでいることでしょうし…。WebもメールもゲームもOK。AV機能充実でPSPやWM/iPodの母艦にも最適。もちろんHDMI経由のHDTVへの出力も可能。「PlayStation book」、2011年に50,000円以下で発売予定…ってな感じで。

(ダウンロード版のラチェクラ以降、PS3のゲーム買ってないなあ。PSPもGOFでストップ。それもこれもiPhoneのせいでしょうね…)

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