「Bluetooth」タグアーカイブ

AV機器のワイヤレス化がもたらすもの

新しいライフスタイルを生み出す、AV機器のワイヤレス化

デジタルメディア評論家の麻倉怜士氏がAV機器のワイヤレス化と、それがもたらす新しいライフスタイル、クリエーション、ニーズについて、とりわけハイビジョン映像の世界に及ぼす影響を中心に解説。ハイビジョン向けワイヤレス伝送の仕組みとして、1つの部屋の中で使われるワイヤレスユニットのほかに、部屋の壁を越えるソニーのロケフリHome HD(LF-W1HDicon)も取り上げられています。

iconiconこの2つは利用される技術こそ異なるものの、DLNAを含めどこかで融合していくのではないかと思うとのこと。レイアウトフリーと高画質の両立により、テレビは家庭へ入っくる多種多彩な映像を室内のどこでも楽しめるディスプレイとなり、私たちのライフスタイルを変えることになるとしています。今後は電力のワイヤレス化が課題になるそうです。

ロケフリは有料放送サービスとの組み合わせで1チューナーで2つのテレビの視聴が可能になることで、アンテナ端子のない部屋でもテレビ視聴を可能にしてくれるとしてその利便性を解説。「アンテナ端子のない部屋でも見られるテレビ」は家電業界の夢なんだそうです。

テレビはマルチディスプレイ化し、チューナーユニットはストレージを取り込んでサーバー化していく。サーバーは必ずしも一台ではなく、家の中でそれら全てがワイヤレスでシームレスに繋がっていて、出先からもアクセスできるようになる。昔から語られてきたような気もしますが、それらがやっと現実味を帯びてきたということなんですかね。

そういえば、昨日発表されたバイオブランドのエクステンションライン新シリーズもそういう流れの中で出てきたものなんでしょうね。また、一方でこんな調査結果もあるということも知っておきたいところ…>デジタル機器の複合利用はごく少数、ネットワーク利用に関する調査

続きを読む AV機器のワイヤレス化がもたらすもの

サン電子がWM-PORT搭載ウォークマン専用周辺機器2種を発売

サン電子、WM-PORT搭載ウォークマン用FMトランスミッタ-充電/データ転送用USBケーブルも用意
WM-PORT対応ウォークマン専用 【巻取式】USBケーブル新発売!!(サン電子)
ウォークマン専用FMトランスミッターFMWM-001新発売!!(同上)

サン電子が、WM-PORT搭載ウォークマン専用の自動車のシガーソケットに接続して利用するFMトランスミッター「FMWM-001」を5/15に、WM-PORT接続対応の巻き取り式USBケーブル「WS-11U」を6/5に発売するそうです。いずれもオープンプライスで直販価格は前者が5,980円で後者が1,480円。

久々のウォークマン向け3rdパーティー製品。先日、WM-PORT専用USBポータブルケーブルのインプレをお届けしましたが、持ち運びは便利なんだけど取り回しがちょっとやっかいなんですよね。ある意味、サン電子の巻き取り式USBケーブルの方がフレキシブルに使えそうな気がします。

(連休前のニュースでしたが、気がつかずにスルーしてしまったので…)

リモコン操作が魅力のPSP-2000専用純正クレードル~VOL操作不可が残念

リモコン操作も可能なPSP-2000用純正クレードル登場!(不定期連載 ゲームグッズ研究所【第157回】)

Game Watchのゲームグッズ研究所でPSP-2000用の純正クレードル「PSP-S360」が取り上げられました。前半に製品の概要説明、後半がインプレ。クリック感の乏しさとレスポンス、そしてボリューム操作が出来ないなど、リモコン関連へのダメ出しが多いです。ただ、リモコンのボタンひとつでスリープから復帰ができるのは大きなメリットとか。不満はあれど、リモコンでPSPをコントロールできるのはこのクレードルだけ。ということで、評価は上々なようです。

自分も発売当日に速攻レビューをお届けしましたが(PSP-2000専用クレードル「PSP-S340」を試す)、ボリューム操作ができないのは本当に残念です。できればファームアップデートで改善を…ってそれはさすがに無理かなあ…。あと、これはゲーマーとしての要望なんですけど、クレードルにBluetoothを内蔵して、PS3のワイコンが使えるようにならないでしょうか。それができるとMHP2Gがとってもラクチンにプレイできそうな気がするんですが…ってそこかい。

ちなみに、この純正クレードル、アマゾンでは発売当初より少しだけ安くなってます。5/2現在で税込4,020円>クレードル(PSP-2000シリーズ専用)

【追記】その後、AV Watchにもクレードルのレビューが掲載されました。テレビ周りに置く機器としては、カードリモコンは若干頼りないとか。スピーカー内蔵という要望含め、今後のバリエーション拡大にも期待したいとのことです>PSPを“据え置きプレーヤー”にするクレードルを試す

BluetoothウォークマンA820シリーズを試す(8)~アクセサリー・WM-PORT専用USBポータブルケーブル

ウォークマンA820シリーズを試すといいつつもまたまたアクセサリーのインプレっす。今回はWM-PORT専用USBポータブルケーブル「WMC-NWP10icon」。もう随分前から発売されている商品ですが、A829がいたく気に入ったこともあって、周辺機器を立て続けにゲットしております。あ、もちろんA820以外のWM-PORT対応機種でも使えますので、念のため…。

wma829_21.jpg

WMC-NWP10の主な特長は、約110mm×約21mm×約11mmのスティックタイプ採用によるポータビリティ性能につきます。ケーブルがごちゃごちゃしないので、ノートPCなどとの組合せればスマートにデータの同期や充電が行えるというしろもの。ゴム素材がかさになっているのか、重さは35gと意外に重かったりします。見た目はどことなく最新のEシリーズに似ているような…。

wma829_22.jpg

プラグをカバーするキャップ(ゴム製)は取り外し可能。ケーブル本体もゴム素材がベースのため柔軟性があります。なお、形状記憶タイプではありません。使い方はウォークマンに標準で付属するケーブルと同じ。ウォークマン本体をWM-PORTに、USB(Aプラグ)をPCに繋ぐだけ。説明書にもそれ以上のことは記載されてません。

wma829_23.jpg

てなことで、手持ちのバイオ「type T」で使ってみます。大容量バッテリーで使っているため、USBポートが浮いているのですがケーブルがゴム製で柔軟性があるので特に問題なく使えます。段差が気になる場合はA820に専用クリップを付けてもOK。どちらにしても見た目は今ひとつな感じですが、一時的な用途ですので気にしないことにします。

iconiconちなみに、ウォークマン専用クレードル(旧型です)ではキャップを外せば使えます。液晶部が横を向いてしまいますが、まあ、使えたよってことで。あと、クレードルに付属するACアダプターを使えば充電しながらの音楽再生も可能です。ヘッドホン端子も塞がれないのが良いですね。当然、BluetoothもOK。充電しながらRollyで音声出力も可能。

かさばらないので旅行や出張のオトモとしては使えるんでしょうが、見た目のこともあって普段使いはしないかも。コンパクトな割に、ノートPC周りにある程度のスペース(ウォークマン入れて20cmぐらい)が必要になるのがちょっと難点かな。WM-PORT側の端子が交換可能で、USB Aやmini Bといった端子も使えるようになったら便利かなあって思いました。あと、もう少しケーブルは短くできるんじゃないでしょうかね…。

【追記】WMC-NWP10も曲げた状態を維持してくれるようになると真の意味でのフレキシブルになって使い勝手が良くなるような…>本日の一品形状を記憶するUSBケーブル「フレキシブルUSBケーブル」

BluetoothウォークマンA820シリーズを試す(7)~アクセサリー・ポータブルミニスピーカー編

今回はウォークマンA820と同時に発表されたウォークマン専用のポータブルミニスピーカー「SRS-NWT10Micon」のレビューをサクッとお届け。同機はWM-PORT搭載ウォークマンからの電源供給で動作するパッシブタイプのポータブルスピーカー。お馴染みのブリスターパックで中身はスピーカー本体(キャップ付き)と取説・保証書のみ。本体のスピーカー部はフルレンジ防磁型で最大許容入力が2W。アンプ部は実効出力が400mW。重さは約18gと軽量です。

wma829_17.jpg

普段は真ん丸。使わない時はWM-PORTプラグに付属のキャップを取り付けます。また、キャップは本体のキャップ差し込み用の穴に差し込むことで紛失を防止するようになってます。なお、ストラップホールの類は儲けられていません。

wma829_18.jpg

ウォークマンへの取り付けは標準で付属のデータ転送・充電用のUSBケーブルと全く同じ。WM-PORTにガシャっとはめるだけ。あとはウォークマン側で再生を開始すれば音が出ます。音量はウォークマン側のボリュームボタンで調整します。なお、このスピーカーは使い始めとパワーオフからの復帰時に、音量が徐々に大きくなるフェードイン仕様を採用しています。

wma829_19.jpg

A820との相性はばっちり。標準で付属のスタンドチップを使う場合はキャップをスピーカーに差し込んだ状態でも使えます。また、前回レビューをお届けしたクリップとの相性もグー。スタンド機能を使えば、横置きだけでなく縦置きも可能です。WM-PORT対応のA800やS700でも普通に使えますがS700との組合せはデザイン的にイマイチな感じ。A800はブラック同士の組合せで幅もほぼ同じなので見た目は良いのですが、スピーカー自体の厚みがあるのでこれまたひとつしっくり来ません。ちなみに、クリップや皮ケースと組合せるとバランス良くなります。

iconiconさてさて肝心の音質ですが、このサイズにしてはなかなかのもの。ボリュームを目一杯あげるとさすがに音が割れますが、20~25ぐらいでもちゃんと鳴ってます。それでも卓上で聞く分には十分な音量。全体的には高域が強調された固い音でさすがに低音は出ませんね。でも卓上だとRollyのようなバッフル効果が働いて中域の音が増幅されるようです。ジャズやクラシック、アコースティック系などの音楽は比較的聞きやすい感じ。また、小音量でもそこそこの明瞭感がありますね。

ポータビリティーを含め、値段以外は全体的には概ね満足。1,980円ぐらいだったらバカ売れするのでは。てなことで、自分はA820&クリップにさらにこのスピーカーを組み合わせて、サイト更新などのBGMによく使ってます。ちなみに、A820でBluetoothを有効にした場合はポータブルミニスピーカーから音声は出ません。いちいち取り外さなくても良いので便利です。

wma829_20.jpg

蛇足ですが、この組合せを持ち歩く場合に、ナイスなケースを見つけました。STUSSYというヤング向けブランド(?)のムックにおまけで付いていたマルチケースがドンぴしゃ。クリップ付きのA820とスタンドチップやポータブルスピーカー、ちょっと無理すればノイキャンヘッドホンも一緒に収納可能。スピーカーを装着した状態でも収納OKなんで、ケースに入れたまま音楽再生もできちゃいます。デザインが派手なのが難点ですが保護性能はグー。ムック自体の内容はともかく、980円でこのケースがゲットできたので良しとします。

ソニーの新BDレコーダー「BDZ-A70」の“おでかけ機能”の実用度

ウォークマンや携帯電話にも:ソニー「BDZ-A70」の進化した“おでかけ機能”を検証する

iconiconITmedia +D LifeStyleにソニーの新BDレコ「BDZ-A70」の“おでかけ機能”検証レビューが掲載されています。ウォークマン側での番組再生の使い勝手についてもレポートされており、とても参考になります。テロップなどの文字情報も十分に読み取れ、全体の解像感もワンセグに勝る印象を受けたとのこと。さらに、FOMA 705/904/905シリーズへの「おでかけ転送」についても検証。かなりの実用度らしいですが、デジタル放送の録画番組の転送が行えないのは“もったいない”とか。ウォークマンA820はBluetoothにも対応しているため、混雑した電車の中などでヘッドフォンケーブルを気にすることなく、ビデオを楽しめるのも大きな魅力になるとのこと。

個人的に注目したのは、「DVDからHDDへのダビング時にも同時におでかけ転送用のエンコードを行うことも可能」というところ。ダビング終了後、即座にウォークマンに動画を転送できるそうです。これは良い!ますますA70に興味津々です。ところで、A70の受注はいつから始まるんですかね。4/30の発売まで2週間もありません…。

続きを読む ソニーの新BDレコーダー「BDZ-A70」の“おでかけ機能”の実用度