昨晩、購入したばかりのiTunes Music Cardを使うべく、iTunes Music Storeを3時間ほどかけてじっくり散策しました。大好きなAOR系アーティストのタイトルは少ないけど、好きなギタリストに的をしぼって検索してみたらそこそこ出てきました。Eric Claptonの充実したラインナップは別格としても、Mark Konopfler(Dire Straits含む)や、Robben Ford、George Benson、Larry Carlton、Lee Ritenour、Earl Klugh、Larry Coryell、John McLaughlin、Gary Mooreなどのタイトルがあってうれしくなってしまいました。大ヒット曲がソニーレコードに多いSanatanaもPolyGramのタイトルがあったりするんですよね~。Europeのライブバージョンもあったりして、うれしくなってしまいました。iTMSが素晴らしいなと思ったのはアーティストのバイオグラフィーから関連アーティストをたどれること。同世代のアーティストを含め、影響を受けた、または影響を与えた人たちへもリンクが貼られていて、検索の手間も大いに省ける点が良いです。
とりあえず、iTunes Music Cardで買ったタイトル第一号はEric Johnsonの「Venus Isle」になりました。彼のタイトルはこのアルバムオンリーで、長尺の曲2曲はアルバムごと買わないとダウンロードできないようだったのでアルバム丸ごとにしました。(Moraでは彼の最新アルバム「Broom」のうち4曲が配信中です。こうやって取り扱い楽曲が異なる場合はまだいいけど、同じ土俵に立ったときはiTMSの方が圧倒的に使いやすいですからね…。)
それと、うれしかったのがRoy Buchananのタイトルを見つけたこと。名曲「メシアが再び」だけはかねがね所有しておきたいと思っていたんですが、1曲のためにわざわざCD買うのもなあと思っていたところだったので…。そういう意味では、Gary MooreというかThin Lizzy名義の「パリの散歩道」も同じで、1曲単位で買えるありがたみを実感しました。あと、CDを買おう買おうと思っていていつも後回しにしてきたGrand Funk Railroadの「Heartbreaker」なんかも買っちゃいました。結局昨日は一日で約2,000円使ったのですが、このペースだとあっという間にデポジット使い切りそうで怖いっす…。
ちなみに、Eric Johnsonのアルバムは速攻でCD-Rに焼いてみました。iTunesではアルバム丸ごと手を加えずにプレイリスト化して焼くと、CDDBにもしっかり対応してくれるんですね。焼いたCDをバイオのSonicStageやNetJukeで読み込むとCDDBの情報がちゃんと反映されます。ということで、iTMSで購入した楽曲も、CDから再リッピングするので少しは手間ですが、ネットワークウォークマンで聞くことができるということになりました~。CDに焼ける回数制限はありますけど、保存用に1枚焼く以外の用途は自分にはないので全然気になりません。ジャケットのプリントアウトも色んなバリエーションを持ってるし、ホント良くできてます、iTunesは…。
ソニーのコネクト関係者も、日本でも使えるようになったiTunesを実体験して、良いところはどんどんまねてもらって、ソフトやサービスをどんどん向上させていって欲しいものです。


昨晩のジェフ・ベック東京公演ですが、前回来日時のインパクトこそなかったものの、往年の名曲が目白押しで、最後まで楽しめました。「Beck’s Bolero」で始まったのにはびっくりでしたが、個人的には「Goodbye Pork Pie Hat」や「Diamond Dust」など、バラードの名曲がすごく印象に残りました。圧巻はやはり「Where Were You」と「Two Rivers」。なんなんでしょう、あの表現力は。アーミングとスライドとハーモニックスの合わせ技で繰り出されるメロディは繊細でかつエモーショナル。ジェフはギター、というかストラトキャスターと完全に一体化してました。ジェフの音楽はロックだのフュージョンといったジャンルに縛られない、「Jeff Beck」というジャンルなんだなあというのが見終わった後の素直な感想です。まさに「
そんなこんなで、ジェフベック公演の開演までの時間、好例のHMV散策を決行。特に目的もなくぶらぶらしていて目にとまったのが、Lars Bartkuhnという人の「Choreographies」というアルバム。幻想的な背景に、ポロシャツにアコギを抱えるヒゲのあんちゃんという、すがすがしいながらもどこかアンバランスなジャケットに惹かれ、なんの予備知識もなく視聴してみたら1曲目でガツーンとはまってしまいました。帯の解説を読むと、どうやらハウスをベースにしたジャズ・ファンク、フュージョン路線ということらしいのですが、個人的にはそんなことはどうでもよくて、タテ乗りのビートに載っかるぬくもりのあるシンセサウンドと、控えめなギターが妙に気持ちよかったので、速攻でレジ行きとなりました。今日は起床してからずっとBGMにしてますが、70~80年代フレーバーがそこかしこに感じられてとっても気持ちよいっす。これからの季節、ドライブミュージックとしても最適な1枚としてAORファンにもお勧め!って、まだアマゾンでは売ってないようなんですが…。
話はがらっと変わって、久しぶりに音楽誌「
行くとなれば予習は欠かせないって事で、明後日の6/29にリリースされるライブアルバム「