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ウォークマンA800シリーズ、値下げで新Sシリーズと同価格に

ソニーの携帯音楽プレーヤー、大幅値下がり・新型iPodに対抗

日経産業新聞が、ウォークマンA800シリーズの店頭価格が大幅に下落したと報道していました。秋葉原の家電量販店では26,800円と4,000円(13.0%)程安くなったとか。その量販店曰く、ソニーによる新iPodへの対抗で、「値下げで販促を目指している」のではとのこと。

iconiconということで、ソニスタを覗きに行ってみたら、あらあら、いつの間にか安くなってましたよ・・・>ウォークマンA800シリーズicon(ソニスタ)

『NW-A808』:8GB 32,800円→26,800円
『NW-A806』:4GB 26,800円→20,801円
『NW-A805』:2GB 20,801円→16,800円

ということで、新Sシリーズのノイキャン付きモデル「S710シリーズ」と全くの同価格になってます。iPod対抗云々はともかく、S710の機能はA800とほとんど同じで、さらにノイキャンとFMチューナー付きのPCM対応ですから、値下げは当然といえば当然ですよね。ということで、買いやすくなったA800シリーズですが、立ち位置としては非常に微妙になってしまったのは否めません。(ホントはもっと高く売りたかったんだろうな、Sシリーズ・・・)

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突然のウォークマンE010シリーズレビュー

突然ですが、スティックタイプのウォークマンEシリーズiconを試用する機会に恵まれたので、簡単ではありますがレビューをお届けします。

minpos_logo.jpgと、その前に唐突ではございますが、そんな機会に恵まれた理由をまずは説明しておきます。今回試用したウォークマンは「みんぽす」という口コミレビューのポータルサイトから期間限定でお借りしたものです。「みんぽす」って何?という人はこちらのページを見ていただければ一番早いのですが、巷に数多あるサイトやブログで発信される家電製品のレビューを製品やブランド別にまとめて紹介してくれるサイトで、ユーザーの本音で書かれたレビューに手軽にアクセスできるというサービスを提供しています。(まだ、ベータ版みたいですけど・・・)

業界著名人や職業ライターさんが手がける大手メディアや専門誌などのレビューを見る機会は多いですが、ユーザー目線のレビューはググっただけではなかなか見つからないことも多く、探そうにも苦労することが多いのですが、「みんぽす」は投稿型のサイトなのでユーザーの口コミ情報が自ずと多くなるということみたいです。だからといって、ユーザーレビューしかないのかというと、そうではなく、大手メディアのレビューもしっかりとリンクされています(リンクしてくれる人がいる)ので、まとめて一覧できるのがミソです。しかも、製品別やメーカー別で整理してくれているので目的の商品レビューにもたどりやすいみたいなんです。

なお、レビューの投稿はみんぽすにユーザー登録しさえすれば誰でもできます。投稿できるのは自分が書いたレビューでも誰かが書いたレビューでもかまわないそうです。ニュアンス的にはいわゆるブックマークの共有ですね。みんぽすの面白いところは、投稿されたレビュー(ブックマーク)そのものを評価する仕組みを持つこと。これにより、大手メディアよりも個人のレビューの方が評価が高くなることもあるのが面白いです。さらに面白いのは、同サイトが自社製品の貸し出しを希望する家電メーカーとユーザーの間に入って貸出業務の代行も手がけていることです。製品を使ってみたいけど家計的にゆとりがなくて買えない自分のようなパンピーには願ってもないサービスであります。貸し出しを受けるには、現段階では、個人でサイトやブログを運営している、つまりはレビューを掲載できる場を持っている必要があり、かつ簡単な審査もあるそうです。

ちなみに、レビューは嘘さえつかなければ何を書いても良いそうです。文章量も問われていません。基本的には言いたいことはズバッと言ってくれてかまわんということです。嘘を書くとツッコミが入り、それだけは訂正しないといけません。そして、修正したという事実を記載する必要があります。もちろん、大人ですから機材を返却しなかったり、壊してしまうような使い方はNG。不慮の事故を除いて、借りたものはしっかり返すということです。当然原稿料もでません。あ、あと該当レビュー記事へのアクセス数も連絡する義務があるようです。

前置きが長くなりましたが、幸いにもその第一弾として当サイトがレビュー用にウォークマンE010シリーズの貸し出しを受けたということです。サイト運営期間が長いことと、つたないながらもソニー製品のレビューをいくつかご紹介してきたことなどを、評価いただけたのでしょうかね。なんにしてもありがたいお話しです。こちらのプレスリリースにあるように、他社製品の貸し出しもあったんですけど、リストアップされた商品で正直興味を持てそうなものが無かったので、もしも希望が他になかったらという条件でウォークマンEシリーズをお願いしていたのですが、結果的に誰も立候補しなかったということなんでしょう。おはちが回ってきてしまいました。ということで、ここからが本題のレビューなんですが、結論から言うと予想どおり短くなりました。しかもほとんど箇条書きです。あ、あと画像にちょっとコメント入れました。

ウォークマンE013(1GB)レビュー by SPA

パッケージ内容
・パッケージは紙製のシンプルなもの。中身は本体と延長コード付きヘッドホン、CD-ROM、クイックスタートガイドのみ。
・ヘッドホンはすっかりお馴染みのEX85相当のもので、ひとまず音質も折り紙付き?

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本体のデザイン、操作性についての感想
・3分充電3時間再生のスタミナ性能は大きな売り。素直に良いと思う。
・液晶表示のズレが少々気になる。POWERオフまでの時間が早すぎるか?
・片手持ちの場合は左右どっちで持っても操作しにくいかも。送りや戻しのキーにアクセスする際、液晶に指がかぶることが多い。
・シリアルタグのシールがちょっとダサイ。はがしても良いだろうがシールのスペースがくぼんでいるので考え物。
・良くも悪くもプラスチッキー。特に裏側。
・スリープ状態(電源オフ)からの復帰は速いけど、再生(音が聞こえるまで)は必ずしも速いとは言えないかも。体感で1~2秒程度で、S700/600シリーズよりは速いと考えてよさそう。(A808はたぶん0コンマの世界。A800のパワーに今さらながら驚きます)
・再生ボタンは大きくわかりやすいものにして欲しかったかも。

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機器連携について
・PCでもNetJukeでもケーブルいらずはやはり便利。
・USB端子に繋ぎにくい場合は、巷で売ってるUSBショートケーブルを活用すると便利かも。
・我が家のNetJukeは旧型なのでPCMでリッピングしても転送できなかった。ファームアップデートで対応して欲しい。

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PCMの音質について
・楽曲にもよるが、リバーブの効果、ドラムスのスネアやシンバル、ベル系のシンセなど、良く聞けば全然響きが違う。
・PCM対応は素直に良いと思うが、AALでも使えたらなお良かった。ただ、外で聞く分にはATRACの256以下でも十分かもしれない。

いいかげんなまとめ
・PCM再生対応という意味で、安価で音が良いのが最大のポイントか。
・1GBでCD1~2枚のPCM転送が可能。CDクオリティそのままの高音質で持ち歩けるので、比較的長期間同じアルバムを聞くという人には良いかも。総合的には2GBモデルのコストパフォーマンスが高いか?
・大容量タイプならUSBメモリーとしても使える。ケーブルレスによる運用のしやすさもひとつのメリット。
・ヘッドホン目当てで買うのもありか・・・。(EX85同等[約5000円]と考えれば本体が1GBで約6000円、2GBで約9000円、4Gで15,000円)

iconicon以上(<もう終わりかい!)。これが、初めてのウォークマンなら話は違ったんでしょうけど、A800シリーズをメインに使っている人がEシリーズのことを書いちゃダメだなあと思いました。SDCレポートも終わってないし、新しいSシリーズのことも気になってしまい、なんだかとってもざっくりした感想になってしまいました。疑問符の多い手抜きレビューでホントすいません!こんなんじゃもうみんぽすさんからデジタルガジェット借りられないかもしれませんが、まあ、その時はその時でってことで。

ちなみに、自分と同様に今回の貸し出しレビュー第1弾に参加している方がソネブロにも複数名いらしゃいますので、みんぽす経由でそちらも是非ご覧になってみてくださいませ。(かつぽんさんとかVirgoさんとか。今後はもっと増えると思います)

また、自分のサイトはレビュー専門のサイトだという認識がないので、自分から積極的にみんぽすさんに投稿するつもりは無いのですが、テストしたいこともあったので、このエントリーやロケフリ体験レポートのURLをいくつか登録させていただいてます。機器名やソニーで検索してもらえば出てくると思いますけど、こんな感じで自分で自分の書いたレビューをブックマークしてしまうのも良し、人様の書いたレビューを勝手にブックマークするも良し、ということらしいです。

ブログやサイトを持って無くても参加できるのも良いですね。MK的に口コミがどうとかこうとか難しい話は抜きにして、いろんな人のいろんな評価が読めることが、とにかくありがたいです。自分は間違いなく他力本願になってしまいますが、どんどん投稿が増えてソニー製品のレビューがたくさん読めるようになるとうれしいなと思います。

蛇足ですが、プレスリリースにあるとおり、みんぽすはWillViiという会社が母体になっていて、社長の塚崎さんはソニーに在籍したことがある人です。氏がソニー在籍中は自分はイベントなどを通じても全くお会いする機会はなく、起業なさってから人づてにコンタクトがありました。クレバーな人なんですけど、基本は自分と同じただのガジェット好きというかなんというか。そんな人だからこんなサイトを作りたかったと、そういうことのようです。なお、WillViiは出井さんの会社とコンサル契約を結んでいますので、今後の同社の動きには自ずと注目が集まりそうです。それと、塚崎さんの個人ブログも読んでてためになりますので、起業を目指している方は是非!

(ウォークマンE010シリーズのレビューというよりも、「みんぽす」のレビューみたいだな。このエントリー・・・。)

新ウォークマンSシリーズはノイキャン付きでATRAC対応の日本独自仕様で登場

「ノイズキャンセリング機能」を本体に内蔵し、クリアな音質を追求 高音質技術「クリアオーディオテクノロジー」を採用した”ウォークマンSシリーズ”発売(ソニードライブ)

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ソニーは、1.8型カラー液晶でビデオ再生も曲検索も快適なボディに、ノイズキャンセリング機能やクリアオーディオテクノロジーを搭載したウォークマン「S710F/S610Fシリーズicon」を10/20に発売すると発表しました。また、同時発表のネットジュークや、USB端子搭載のオールインワンコンポ「CMT-M35WM」と組み合わせれば、PCを介さず、ウォークマン”へ手軽に音楽を転送できるとしています。新Sシリーズの主な特長は以下の通り。

1.原音を忠実<に再現する、5つの「クリアオーディオテクノロジー」 ①音楽もビデオもクリアな音質で楽しめる「ノイズキャンセリング機能」(S710Fシリーズのみ) ②原音を鮮やかに表現する「大口径13.5mmEX ヘッドホン」付属 ③高音域をクリアに再現する「DSEE(Digital Sound Enhancement Engine)」 ④左右の音の混在を抑制し、本来のステレオサウンドを実現する「クリアステレオ」 ⑤音量を上げても、ひずみのないメリハリのある重低音を再生できる「クリアベース」 2.高画質ビデオ・写真再生 3.CD/MD プレーヤーなどから直接録音できる「ダイレクトエンコーディング」対応 4.1.8 型大画面液晶で、使いやすい操作性・検索性を実現 5.HDDコンポ<ネットジュークから、音楽をワンボタンで高速転送 細かいところですが、個人的に注目したところは既発売のA800シリーズとの以下の違い。 ・何はなくともノイキャン。専用スイッチ搭載で手軽にON/OFF操作可能 ・ビデオ転送用の新ソフト「Media Manager for WALKMAN」が付属 ・CD/MD プレーヤーなどから、直接録音できる「ダイレクトエンコーディング」機能 ・約33時間の音楽連続再生と約9.5時間のビデオ連続再生(A800は30時間と8時間) ・FMラジオチューナー搭載 ・マルチコーデック対応でリニアPCMに対応(WMA DRMには非対応) ・「バーチャルホンテクノロジー(VPT)」に、豊かな臨場感を得られる「マトリックス」、ボーカルを減衰させる「カラオケ」のモードを追加 ・対応アクセサリーとして、定番の各種ケースや液晶保護シート、クリップ、アームバンド以外にWM-PORT 専用USB ポータブルケーブル『WMC-NWP10』なども用意 市場推定価格は、『NW-S718F』(8GB)が27,000円前後、『NW-S716F』(4GB)が21,000円前後、『NW-S715F』(2GB)が17,000円前後、『NW-S616F』(4GB)が18,000円前後、『NW-S615F』(8GB)が14,000円前後。なお、ソニスタでは最上位機種のS718Fに初のプリインストールモデル「Organic Style」の限定発売も行われるようです。 iconicon

もしかしたら出ないかと思ったのですが、出ましたね~。しかもノイキャン搭載でATRACにはフル対応、WMA DRMには非対応ながらリニアPCMの再生も可能と、規格的にはほぼフルオープンとなりました。スタミナ性能もA800シリーズと比較して少しですが向上しており、Aシリーズには無いFMチューナーも内蔵するなど、機能的にはA800シリーズを凌駕しそうな勢いでありますが、それらの新機能はあの筐体の厚みがあったからこそ搭載できたのかもしれません。海外で発表されたA810シリーズにノイキャンが載った日本独自仕様版は回路的に厳しいのかなあ・・・。とにもかくにも、日本市場をちゃんと意識して、対応フォーマットも押さえ、なおかつ競合のiPod nanoの新製品には無いノイキャンを載せることができた(S710Fシリーズのみですが)のはひとつの大きな差別化要素になりますね。

とはいえ、世界レベルで総合的に見ると、手堅くそして斬新ながらも一本筋の通ったiPodラインナップと比較してウォークマンの製品戦略には迷いが見られるし、どこか一貫性に欠けている節が感じられます。それが、自ら生み出したATRACの呪縛にとらわれているためとすればこんな悲しいことはないです。今こそ、次の一手に向けた大胆な改革が必要な時なのかもしれませんね。ソニーに付いていくべきか、離れるべきか、その選択を私たち日本の消費者が迫られる日はもしかしたらそう遠くはないのかもしれません。

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ウォークマンA800シリーズ用クリスタルジャケットセットがアマゾンで2,578円

ウォークマンA800シリーズ用クリスタルジャケットセット

8/30のエントリーで紹介したレイ・アウトの「ウォークマンA800シリーズ用クリスタルジャケットセット」ですが、いつの間にやらアマゾンで取り扱いが始まっていました。マーケットプレイス扱いのものもありますが、純粋なアマゾン扱いでは2,578円(09/09/10現在)。

また、先日値上がりしていたシリコンジャケットセットがアマゾン扱いで1,782円で販売されています。最初の爆安1,558円にはおよびませんが、まあまあ買いやすいですね。

ウォークマンA800シリーズ用シリコンジャケットセット
RT-SA8C1/B(ブラック)、RT-SA8C1/W(ホワイト)、RT-SA8C1/V(バイオレット)、RT-SA8C1/P(ピンク)

レイ・アウトといえば、先日発表されたばかりの新iPod nanoのシリコンケースセットをいち早く発表しています。いやー、仕事速いですね~>レイ・アウト、第3世代nano用シリコンケースセット-USB ACアダプタや液晶保護フィルムなど付属

iPhone – Phone = iPod touch ?

アップルがiPodの新製品を発表。タッチスクリーンにWi-FiとiPhoneから電話機能を取ったかのようなiPod touch。カバーフローと動画再生に対応し、筐体デザインが大きく変わったiPod nano。これぞiPodというオリジナルデザインを踏襲したHDDタイプもカバーフローに対応してiPod classicへと改名されました。

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すでに大手メディアでも報道合戦が繰り広げられておりますし、当サイトをご覧いただいているような方であれば、とっくにアップルのサイトで製品のスペックを確認していると思われますので、その辺はバッサリ割愛して個人的に感じたことをさらっと。

iPod touch
Wi-Fi対応はこういうことだったんですね。iPhoneが発表された段階で電話機能無しで出して欲しいなんて声が多かったですし、ある意味順当な製品戦略なのかもしれません。悪く言えば短絡的かなあと思ったのですが、これを出しておけば日本にiPhoneが入って来ても誰もが違和感なく使いこなせるみたいな読みもあるのでしょうか。ただ、まあiPhone – Phone(電話)は、音楽プレイヤー機能を別に考えれば、ぶっちゃけクリエやPalmがいままでPDAの世界でやってきたことの延長戦でしか無いとも言えるわけで。クリエが今も存続していて、音楽プレイヤーとしての機能を順当に強化していけば、ベクトルこそ違いますがこういう商品もひとつの到達点だったのではないかとも思えなくもないです。ネット系のアプリによる機能拡張の面でも色々な可能性を感じる商品でありますが、AVプレイヤーとして見た時にはサイズやメモリ容量などの点で果たして正当な評価が得られるかどうか。金に余裕があれば使ってみたいけど、今すぐ欲しいかといわれると正直微妙。

iPod nano
いやー、随分とずんぐりむっくりしちゃいましたね。機能的にはウォークマンA800シリーズに追いつきましたけど、果たしてこのデザインで良かったのでしょうか。Mac&iPod好きな同居人もこのデザインはイマイチと言ってました。まあ、値段は魅力的ですし、コイツが一番売れるんでしょうね。

iPod classic
初代iPodからの流れを組むHDDタイプのiPod。やっぱりこれが無ければ始まりません。最大容量はついに100GBオーバー、倍々ゲームの160GBですよ。それだけのライブラリーをMacやPCで作るだけでも大変ですが、自分が持ってる音楽ライブラリを全部持ち歩かないと気が済まないという人にとっては絶対にはずせないラインナップです。自分のPC&Mac環境を考えたら80GBで十分。自分の今の音楽スタイルなら今回の新製品の中ではだぶんこいつが実用度ナンバーワンになると思われます。

shuffleはレッドの追加だけなのでスルーの方向で。touch以外は順当な進化で、もしもtouchの発表がなかったら逆に落胆の声が聞こえてきたかもしれないのではないかと思える今回のiPod新製品。ソニーファンの皆さんはどんな感想をお持ちになりましたか?

ちなみに、スークさんから新iPodについて「結局クリエで出来ていたことに近づいてきただけのような気がするのは私だけでしょうか?復活してくれませんかねぇ・・・クリエ。」とのお便りをいただいております。思えば、クリエTH55は2004年2月に発売されています。あれから3年半かあ。それだけの時間があったら今頃はきっと究極のクリエを使っていたことでしょうね・・・。

一方で、Palmが「Foleo」の開発を中止したというニュースが各所で飛び交ってますね。こういう時期で開発をストップするというのはかなり勇気もいることでしょうね。今後はスマホに注力するようですが、その戦略がアップルと対照的ですね~。にしても、日本人にとってはすっかり縁遠い企業になっちゃいましたね、米Palmって・・・>米パーム、簡易型パソコン事業中止・携帯電話に集中

残るはRolly。プロモのやり方はどうかと思うけど、内容によってはiPodよりも世間にインパクトを与えられるかもしれないので、良い意味で期待してます。

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米欧ソニーが新ウォークマンを発表~ATRACとSonicStageを捨てWindows Mediaをサポート

SONY UNVEILS FIRST U.S. WALKMAN VIDEO PLAYERS(米ソニー)
SONY LAUNCHES NEXT GENERATION WALKMAN® DIGITAL MEDIA PLAYERS(欧ソニー)

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米欧ソニーが揃ってウォークマン新製品を発表。A800のデザインそのままに一部機能をバージョンアップしたA810シリーズと、A8xxシリーズ同様の動画再生機能とFMチューナーを搭載したSシリーズの新製品S610シリーズの2機種。注目すべきはATRACを捨てWMAに全面的に対応するという、ソニーのポータブルオーディオ事業における戦略の大方向転換。

ソニー、CONNECT MusicとATRACを切り捨てたウォークマンを米市場で投入
米Sony、H.264ビデオやWM DRM対応の新ウォークマン-楽曲管理ソフトはWMP11。ATRAC非対応に

上記のニュースに記載されていますが、今回の新製品で使用する音楽ソフトはMicrosoft Windows Media Player 11となり、ソニーは今後Windows Media対応のデジタル音楽環境をサポートしていくことを明らかにしたそうです。また、これに伴い、北米と欧州で提供してきた、ATRAC形式による「CONNECT Music Services」を2008年3月以降に終了する予定であることも発表されたとか。

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いやー、これは衝撃です。ソニーが独自に提供してきたフォーマットやソフト、サービスを全否定しちゃったんですもんね。自らリセットボタンを押したと・・・。逆にリセットしてしまうことで、Napster対応やPS3との連携といった、今までできなかったことができるようになったってことなんですかね。

欧米と日本の市場の違いも要素としては大きいとは思うのですが、にしてもこの思い切りの良さはなんなのでしょう。というか、あきらめちゃったんですかね。これからはソフトだサービスだみたいな話をしておいて、Windows Mediaですもの。別にWindows Mediaが悪いとかそういうことじゃないんですけど、なんかなあ…。略称のWMもWindows Media搭載のウォークマンというダブルミーニングかと。

以前、ウォークマンビジネスを統括する吉岡氏はインタビューで自らこんなことをおっしゃってました。

着任当時、大手家電量販店のフロアマネージャークラスの方々にヒヤリングした時、次のようなことを言われたんです。『SonicStageでいいんです。余計なことをしないでください』と。 (動画ソフトを)統合するというのは大変なことです。品質を重視すると、拙速なことはしたくない

当然、これは国内市場においての話ですし、言ってることとやってることが違うじゃないかとは言えません。ただ、欧米という巨大市場でこれだけの戦略転換をしたのに、日本だけは今後も今までどおりってなことになりますでしょうかね。特に日本のウォークマンユーザーは良かれ悪しかれ、SonicStageに慣れ親しんで来ましたし、ATRACフォーマットでライブラリを構築している人がたぶん圧倒的でしょう。なので、日本向けに今回の新製品が投入されるとすれば、何らかの救済措置を講じる必要があるのではないかと思います。

日本向けのハードというか石(チップ)は、今までどおりATRACにも対応しつつ、DRM付きのWMAにも対応するであるとか。そうなれば、 転送ソフトはWMP11も使えるけど今までどおり、SonicStageも使えるってことになるでしょうしね。そうした上で、ソニーのウォークマンビジネスが今後どう変わるのか、そしてその変化にユーザーはどう対応するべきかを、ちゃんと説明してもらえるのなら良いのですが・・・。

とここで、今回の欧米での新製品発表を受け、いくつかお便りを頂戴しておりますのでまとめてご紹介。

ヨーロッパで発表したみたいですが、ドラッグアンドドロップ対応、Windows Media DRM対応のWMA、ATRACを廃止などかなり衝撃的な内容です。これは日本でも出るかは不明ですが正直がっかりです。Sシリーズはジョグタイプであってほしかったしなんか他のメーカーで見たことあるようなデザインでソニーのデザインって感じがしません。ただ、ウォークマンはソニー製品で唯一日本がメインなので日本専用のもっと魅力的な製品が出ることを期待しています。(from テツローさん)

今回新たに発表されたS610ですが、どことなくソニエリのケータイっぽい雰囲気もありますね。液晶が1.8インチで表面積的にはA810よりもコンパクトみたいです。ボタンやヘッドホンのコネクタ位置が変わり、相変わらず一貫性のないことしてますけど、実際に操作しやすいのなら文句も出ないことでしょう。

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ノイキャンもワイヤレスも無しなのは寂しい限りですが、欧米での足固めを考えると価格が最優先だからしかたがないのかな…。とりあえず、PS3との連携、Napster対応というエポックメイキングがあるので、自分は日本でも出るなら是非ゲットしてみたいと思っています。

ATRAC非対応なのは残念なことですが、MP4/AVC H.264に対応したのは素晴らしいことですね。自分はA800買ったばかりにこんな発表があるとは思いませんでした。AVC動画はPSPのために大量に所持しているのですが、ATRACの音質も捨てがたい。A810の方はデザインが変わっていないみたいなのでハードのスペックも変わっていないのかな?だとしたら、ファームのアップデートでA800でも対応しないかなと妄想が止まりません。(from EternalHarvestさん)

SシリーズのH.264対応への評価ってことでよろしいでしょうか。A800のファームアップデート、期待したいですがどうなりますでしょうかね。とりあえず、A800が今のままでNapsterに対応してくれるなら、新製品を買う理由がなくなるという話もあったり…。

にしても、今後、ウォークマンどうなっちゃうんでしょうね。
来週発表されるであろう新型iPodの内容含め、期待と不安がないまぜな今日この頃です。

【追記】AV Watchに欧州での発表会のレポートが掲載されました。、「欧州では、9割のユーザーがATRACを使用しない」のだそうです。ゆえに「Goes OPEN」が売りになるわけですね~>IFA 2007【ソニー編】新ウォークマンは「Goes OPEN」-欧州向けに発売。899/599ユーロのBDプレーヤーも

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