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S700シリーズは本当に史上最も高音質なウォークマンなのか…(追記あり)

ソニー初のノイズキャンセル回路内蔵「ウォークマンSシリーズ NW-S703F」

デジタルARENAによるウォークマンS700シリーズの1GBメモリモデル「NW-S703Ficon」のレビュー。ソニー自らが「目指したのは史上最も高音質」と豪語するウォークマンSシリーズの音質を厳しくチェックしています。

iconicon個人的に気になっていた遮音性についてですが、EX90SLにあったダクトがふさがれた事で遮音効果が得られたらしく、おもわぬプラスになっているようですね。全体のバランスは低域寄りながら、実売4000~5000円台のイヤホンと思えば文句のない性能と高評価。NCの完成度も高く、「地下鉄スペシャル」として効果的との記述も。ただ、ウォークマン単体の音質については、「アンダーパワーでヘッドホンのドライブ能力が低く、聴感で分かるほど明らかにS/Nで劣る」として、積極的に評価できる点は見当たらなかったそうですが、NCヘッドホンを含めたトータルでなら史上最高音質のウォークマンと断言できるとか。

また、S700シリーズの力点は「モバイル環境でも鑑賞に耐える音を創る」ことにあり、必ずしも原音忠実再生とは一致しないときっぱり。IT系メディアのレビューや、実際に購入なさった人のご意見も多く目にしてきましたが、ここまで音質について掘り下げたレビューは無かったように思います。「ノイズキャンセリングヘッドホンを買ったらオマケにプレーヤーも付いてくると思うと破格」との評価もありますね。買おうか買うまいかいまだに悩み中の自分にとっても、色々な意味でとても参考になりました。「あとは魅力のある音楽配信サービスに期待したいところ」という締めのコメントもGoodっす。

ところで、レーベルゲートとJ-WAVEが、ネットラジオと楽曲配信サイトとの連携に向け業務提携したそうです。これにより、ネットラジオで聴いた曲がmoraですぐに購入可能になるとか。ネットジュークにもラジオ番組とエニーミュージックが連動する機能がありますが、できるのはFM東京系列だけなんですよね。ということで、そっちも早く何とかして欲しいぞと…>J-WAVEのネットラジオとmoraが連携サービスを開始

【追記】mratsさんからウォークマンS700シリーズについて以下のようなお便りを頂戴しました。(感謝です!)

こんにちは。連日のウォークマンS700シリーズの記事、興味深く読ませてもらっています。私は先日S706Fをゲットし、今年の春頃にはMDウォークマンMZ-RH1も購入しているのですが、7日の音質検証の記事を見て思いを新たにしたのは、
■S700シリーズは音質補正系■RH1はピュア音質系
なのかな、ということです。
私は音質をくわしく語れるほどではないですが、RH1の方が、デジタルアンプ、大容量コンデンサといった、高音質への骨太?な取り組みが音に現れていると思います。実際、RH1はイコライザも何もかけない素の音がいちばん気持ちいいですが、S700はあれこれ細かく設定して、いい音のポイントを見つけながら使っています。S700はもちろん気に入っていますが、史上最高音質のウォークマンはRH1かも。S700の場合”目指したのは・・”の前置きツキですしね。
<追伸>いろいろな方の投稿と同じく、私もSonicStageの”コンピ”の概念やら一部のジャケ写が転送できない点にとまどっています。一方で、PodCastアイコンなどをオリジナルで作ってPodcast配信されているMP3などから取り込んで聴いています。ちょっと楽しいです。

iconiconなるほど~、確かに史上最強も「目指した」だけですもんね。ウォークマンというくくりであれば史上最強はおっしゃるとおり「MZ-RH1icon」なのかもしれませんね。S700シリーズは出先の劣悪な環境をも快適なリビングルームへと変貌させてくれる総合力が魅力ってことになりそうですね。

(ということで自分もついにポチっとなしてしまいました~。感想は届いてからってことで…)

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NetJuke&WalkmanでNapsterは夢なのか…

「PCレス」ソリューションを実現する多機能コンポ ラジオ録音の革命「トーク」と「音楽」を自動分類 ソニー ネットジューク「NAS-M90HD」

iconicon個人的には待ってましたの新ネットジュークiconの最上位機「NAS-M90HD」のレビュー。ウォークマンとの連携が最大の売りながら、全ての機能を満足に使いこなすには最新のNW-S700/600シリーズが必要になるのは残念な限り。旧機種を2世代に渡って使ってきた身としては、新製品の魅力は十分すぎるほどわかるのですが、いかんせんタイミングが…。個人的にNapster上陸のインパクトは大きくて…。

で、思ったのですが、これからはエニーミュージックももっとオープンな戦略を取った方が良いのではないかと…。Mora&HMVという足かせを取っ払って、Napsterを取り込んで欲しいなあ。任天堂のWiiじゃないけど、寝ている間に、自分の好きなジャンルの楽曲ラインナップや、バイヤーお薦めのアルバムなどがHDDに取り込まれるとか、そういうことできないですかね。ネットジュークでそこまでできたら最高なんですけどね。もちろん、ウォークマンもWMA DRMに対応してくれないと困るんですが…。

そういえば、新ウォークマンに付属のSonicStage最新版(4.1)についてTAKEさんから以下のようなお便りをいただきました。

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新ウォークマン&ネットジューク登場~「もっと、音楽とひとつに。」が合い言葉

「もっと、音楽とひとつに。」~“いい音で音楽を楽しむ”高音質の追求と、多彩な音楽スタイルを提案~

ソニーは、オーディオ機器の本質的価値である“いい音で音楽を楽しむ”ことを追求し、高音質技術「クリアオーディオテクノロジー」を採用したウォークマン5機種と、HDDコンポ「ネットジューク」3機種を10/21(一部の機種は11/18)に発売すると発表しました。

CDの楽曲をパソコンに取り込む、インターネット経由で楽曲をダウンロードするといったパソコンとの連携で音楽を楽しむスタイルが普及する一方で、「もっと良い音で」、パソコンを介さずに「もっと使いやすく」といったニーズも高まっているなど、音楽の聴き方が多様化している中、ソニーは新ウォークマンとネットジュークを組み合わせた音楽スタイルにより、デジタルオーディオの利便性はそのままに、“もっといい音で音楽を手軽に楽しみたい”というニーズに応えるとしています。

「高音質」「高速充電・長時間再生」「簡単操作」「デザイン・質感」など高品位なハードウエアとその機器間連携を強化させた商品開発に取り組むとともに、ソフトウエア・音楽配信サービス・コンテンツを総合的に提供し、「もっと、音楽とひとつに。」をテーマに、 “いつでもどこでも 音楽を感動の高音質で手軽に楽しむ”という、ソニーならではの音楽視聴スタイルを届けるとか。

周囲の騒音を低減しクリアな音質を追求高音質技術「クリアオーディオテクノロジー」を採用した“ウォークマン(R)NW-S700F/S600シリーズ”発売
ワンランク上の質感を実現したソニースタイル限定”ウォークマン”『NW-S706F/T』エボニーブラウン発売

iconicon“いい音で音楽を楽しむ”ことを追求し、クリアな高音質を実現した“ウォークマン NW-S700F/S600シリーズicon”。原音を忠実に再現するクリアな音質を目指したソニーの高音質技術「クリアオーディオテクノロジー」を採用。「ノイズキャンセリング機能」を本体に内蔵し、周囲の騒音を約1/4に低減するほか、クリアなステレオサウンドや歪みを抑えた力強い低音を、付属の大口径(密閉型)13.5mmドライバーユニット採用のEXヘッドホンで楽しめるというもの。また、パソコンを使わなくてもCDやMDなどのポータブルオーディオプレーヤーや、コンポから、ウォークマン本体で音楽を直接録音できる「ダイレクトエンコーディング」機能も搭載しています。

ソニスタからは特別仕様として、『NW-S706F/Ticon』(エボニーブラウンモデル)が発売されます。、「磨き処理」を施したダイキャストのフレーム部をクロム塗装。黒味を帯びた深いシルバーの輝きを放つフレームを実現したとか。

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CDやMDからHDDへの世界最速録音を実現 音楽を「貯める」「聴く」ウォークマン(R)へ「持ち出す」 HDDコンポ ”ネットジューク”3機種発売

iconiconHDDコンポ「ネットジュークicon」の新製品は主にHDD容量の違いで計3機種。CDやMDからHDDへの世界最速録音、「エニーミュージック」対応など、パソコンなしで実現する音楽スタイルを提案。同時発売のウォークマンと組み合わせれば、HDDに貯めた音楽を簡単操作で高速転送して楽めるとか。ソニー独自の「12音解析技術」により、曲調やリズムの違いから最大25チャンネルに自動分類。気分やシーンに合わせて、お気に入りのチャンネルを選ぶことができる「おまかせチャンネル」や、フルデジタルアンプS-Master搭載によるクリアな高音質再生、ラジオの音楽部分とトーク部分を録り分けて楽しめ機能やリニアPCM対応なども大きな特長となっています。

音楽をワイヤレスで楽しめるBluetooth(R)対応アクセサリーや、ウォークマン(R) 専用高音質デジタルアンプS-Master搭載クレードルオーディオなどを発売

ウォークマンをはじめとするポータブルオーディオ機器や携帯電話の音楽をワイヤレスで楽しめるBluetooth対応アクセサリーや、ウォークマンを家の中でも高音質で楽しめるS-Masterデジタルアンプ搭載のクレードルオーディオなどアクセサリー 計15機種の発売もアナウンスされました。

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査定完了!さて何を買おうかな…

なんとなくやる気が出ない今日この頃ですが、そんなタイミングでkozyさんから以下のようなお便りを頂戴しました。

クリクラ!時代から、いつも楽しく拝見させていただいております。あいにく、もうクリエは手放してしまったのですが、このサイトで読んでいるうちにtype-Tは購入してしまいました。9月7日の「災害に備えを~頼りになるのはAMラジオ」を読んだとき、本当にその通りだと思いました。私自身は、阪神大震災の初日、まだ結婚前で実家住まいだったのですが、電気、ガス、水道が止まり、テレビなんて見ることさえ出来ませんでした。そのときに役にたったのが、電池で動くラジカセでした。(自分の父親が若い頃にかった物でした)たまたま電池があって、動いたから良かったものの、電池がなかったかと思うと、情報を得ることも出来ず、本当に大変だったかと思います。(幸い、私の地区は水道以外は次の日から回復したので良かったですが・・・)このサイトで、ソニー製でこのような物が出ていると知り、早速購入してしまいました。懐中電灯にもなるし、本当に便利です。(出来れば、使わないのがベストですけどね。)これからも、ソニー関連の楽しい情報(最近はなかなか楽しい情報も少ないかも知れませんが・・・)を無理なさらずに、教えて下さい!(次は、デジカメが欲しくなります・・・このサイトを読んでいると・・・)それでは。

クリクラ時代からごひいきにしていただき、誠にありがとうございます(ぺこり)。電気が来なきゃテレビもパソコンもタダの箱。ラジオがあって本当に良かったですね。ただ、ラジオで情報を得ることはできても、それ以外では大変なご苦労があったと思います。「備えあれば憂いなし」といっても何をどこまで備えるかということもありますよね。結局最後は人間同士の助け合いの心、コレにつきるのかもしれません。

と、それはさておきバイオ、ラジオと来て、今度はデジカメですか。なんというか、サイト主宰者冥利に尽きるというか…(<なんじゃそりゃ)。デジカメも本当は胸を張ってソニーを薦めたいところなのですが、はまればはまるほど、他社の製品に目移りしてしまうというか…。コンデジは広角、デジ一眼はレンズが決めてみたいな感じになってきて、デザインやサイズだけの上っ面だけ見ていた昔と違った見方をするようになってきました。

逆光だけど飛行機雲がとっても美しかったので昔のフォルムカメラと違ってデジカメは一生つきあうのは難しいのかもしれませんが、カメラで切りとったその瞬間は二度と出会えない一生の宝物。カメラに興味が出てきて、最近やっとそんな風に思えるようになってきました。それとカメラが楽しくなるとアクティブというかアウトドア指向になってくるんですよね。見慣れた風景もちょっと違ったものに見えてきたり…。そういう意味でソニーがサイバーショットU10発売時に使っていた「ビジュアル・ブックマーク」という言葉が今さらながらに秀逸だと思いますです。

ということで、kozyさんもカメラを片手に外に飛び出してみませんか。

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来週は何が発表されるのかな…

今週の新製品はピュアオーディオ、ロケフリ、ハンディカムで打ち止めでしたね。来週水曜にはディーラーコンペンションが開催されるので残すところ11日と12日の二日間となりました。果たしてウォークマンのハイエンドモデルの発表はあるのでしょうか。折しも、12日(日本では13日)はアップルの新製品発表が控えていますので、ヘタするとまた思いっきりバッティングする可能性もありますね。

という前振りとなんの関係もありませんが、ソニーとソニーグループ関連のニュースがいくつかあったのでまとめてピックアップしておきます。

米SonyやDellなど37者がWIPO提案の「Broadcast Treaty」の草案に反対声明

ソニー等が、WIPO(世界知的所有権機関)が提案した放送向けの新しい国際条約の草案に反対の声明を公開したそうです。)。「テレビ/ラジオ放送事業者に今までなかった知的財産権を提供することになる」「新しいデジタル家電製品やサービス開発を阻害する」「ISPなどのネットワーク企業に,放送事業者の権利侵害に対する責任に与える可能性が十分ある」などと主張。

ソニー米子会社、映画好調で制作トップを厚遇

SCEの業績が好調で、副会長のエイミー・パスカル氏を共同会長に昇格、契約も2011年まで延長したそうです。「ダ・ヴィンチ・コード」などヒット作の連発でウォルト・ディズニーとシェアトップ争いをしているとか。

ソニー・ミュージック、音楽の自社制作強化

SMEが音楽制作強化のため音楽制作の専門家の募集を始めるそうです。外注への依存を見直し、自社グループでの音楽制作能力を高めるのが狙いとか。制作者の若返り促進、並びに他社のノウハウを吸収してヒットにつなげるそうです。

災害に備えを~頼りになるのはAMラジオ

関東地方で先ほどまた地震がありました。これに先日のような大停電が加わるともう大変なことになります。テレビは電気が来ないと話にならないし、録音番組の多いFMラジオも速報性は低い。そこで頼りになるのが非常用ラジオ。NHKのAMは速攻で速報を入れてくれるので断然頼りになります。

iconicon先だっての大停電の時は、数分で復旧してしまったこともありラジオは使いませんでしたが、今日の地震発生時はすぐに電源オンしました。幸い大きくありませんでしたが、大地震はいつ来てもおかしくないと言われているだけに、もしもの時には日々の備えが役に立ちますよね。

以前、レビューしたソニーの「ICF-B01icon」は懐中電灯代わりにもなるし、ケータイ電話の充電も可能でとても便利です。そういえば、このラジオ、以前よりもあちこちで目にするようになりました。地元のヨーカドーでも積極的に販売していたし、防災への意識が高まっているって事なんでしょうね。

ところで、「ICF-B01」は手回し充電できますが、いざという時にバッテリ切れだとあまり意味がありません。なにより手回しは体力を使います。そのため、あらかじめ単4電池を仕込んでおくのが最良です。

ということで、我が家のラジオには三洋の「eneloop」をぶち込んであります。自然放電が他の充電池より少ないので冬場や長期保管時に威力を発揮するというものです。

あとは、もしもの時にラジオがすぐ使えるように置き場所も考えておく必要があります。モノが倒れてきそうな場所にラジオを置いていても意味がありませんしね…。

実を言うと、我が家では先日の大停電までソニーのラジオはパッケージに入ったまま、耐震防止も何もしていない金属製のラックに置いていたのです。後日、神奈川で揺れが激しかった地震が来たときに初めてパッケージから出して、eneloopを入れたという…。まったくもって、お恥ずかしいというかお気楽というか、そんな有様でした。

その時から我が家では地震が来たときの避難場所をバルコニーに近い和室に決め、そこにラジオを常備することにしたというわけです。まったく、人間というのは事がおきてからじゃないと考えないし動かない生き物ですね…(って、そんなのおまえだけだよというツッコミもあったり)。

ということで、当たり前の事ですが、「備えあれば憂いなし」ですよ、皆さん。

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