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米ソニートップが語る有機EL、Blu-ray、PS3の今後とミニノートPC開発について

Sony Electronicsプレジデント、OLEDやBlu-rayなどの今後を語る

米Sony Electronics、Stan Glasgowプレジデントのインタビュー。有機ELテレビ、Blu-rayディスク、PS3の話題が中心ですが、後半にミニノートPC開発に関する話題も飛び出します。

わたしは、持ち歩いているこのSony Ericssonのような(BlackBerryタイプのデバイス)には満足していません。読むのがたいへんだと感じています。年をとると、スマートフォンでは小さすぎます。しかし、起動時に時間がかかるので、ノートPCは持ち歩きたくありません。ですから、中間のものがあればとてもすばらしいと思います。それなら、楽にセカンドPCを持ち歩くことができます。米国で私たちが考えているのはそのようなデバイスです

QuantaがソニーのミニノートPCを製造しているという噂についてはノーコメント(否定も肯定もしない)ですが、検討はしていると、そういうことのようです。

ちなみに、日本国内で超小型・軽量のノートPCを欲しいと思っているユーザーは67.94%(「ぜひ欲しい」22.98%+「できれば欲しい」の44.96%)という結果がでているそうです>超小型・軽量のモバイルノート、「できれば欲しい」と4割強が回答

一方でこんなコラムもあったり…>国内メーカーがEee PCを作れない理由

また、Glasgowプレジデントが満足していない端末を作っているソニエリの失速を伝えるコラムにも注目。ウォークマンブランドの魅力低下、売り上げの大部分を西欧に依存していることなどがその原因と指摘されています。一時の勢いはどこへやらっすね…>ソニー・エリクソンの苦悩

「MM総研大賞」でソニーの有機ELテレビ「XEL-1」が大賞に

有機ELテレビ絡み。国内で「XEL-1icon」が「MM総研大賞」と「ものづくり優秀賞」を受賞したことは以前お伝えしましたが、その授賞式が都内で開催されたそうです。以下は、表彰式で挨拶したソニーの業務執行役員SVPディスプレイ開発本部長・占部哲夫氏のコメント。

ソニーは、有機ELで、モノづくりをリードしていく立場を確立し、有機EL産業を日本のなかに定着させたい。日本は材料メーカー、装置メーカーも優秀であり、こうしたメーカーと一致団結して、日本の先進性を保ち、日本のなかから、強いモノづくりによる商品を出し続けていく

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有機EL事業は日本の国力にも大きな影響を与えるビジネスということなんでしょうね。ちなみに、上のGlasgowプレジデントのインタビューでは、有機ELの「携帯電話などの製品への投入は簡単でしょうが、それには関心はありません」とのことでした。同氏が「あればとてもすばらしい」というスマホとノートPCの「中間のもの」への投入で差別化を図るという手もあるのでは…。

【追記】その後、こんなニュースも飛び込んできました。ソニー、シャープ、東芝、松下の共同開発。すごいですねー>大型有機EL、ソニー・東芝など共同開発 韓国勢に対抗

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20~40代の約3割がスマートフォンがノートPCの代わりに普及すると回答

スマートフォン、約3割が「ノート PC に代わって普及する」――アイシェア調べ

20~40代の男女が対象の「スマートフォンに関する意識調査」結果。気になる端末は「iPhone」が全体で6割、2位は、女性が「Willcom03」、男性が「WillcomD4」でそれぞれ約4割。「2台持ち歩く人が増える」との予想は全体の約3割で「減る(1台に集約)」は1割程度。スマートフォンがノートPCの代わりに普及すると思うか?という問では34.5%が「思う」と回答。「スマートフォンで使いたい機能」の1位は、男性が「ブラウザ(72.2%)」、女性が「メール機能(73.3%)」で、2位はその真逆。

スマホでやりたいことって男女問わず、ブラウザとメールなんですね。スケジュール管理、少なっ!スマホがノートPC代わりになると答えた人は、PCはブラウザとメールぐらいしか使わない(=それしか必要ない)ということなんでしょうかね…。

ついででなんですが、ビサビがSymbian OS用ソフトウェアのダウンロード発売を開始したそうです。一気に30タイトル以上をラインナップ。今後はWindows Mobile用ソフトも大量に取り扱い予定とか。

ウィルコムストア
ウィルコムストア

iPhone 3Gと、増えてきたBluetoothケータイ──Bluetoothはようやく日本で普及するのか

20~40代の6割が気になるというiPhone。iPod touchには無いBlutooth内蔵ということで、そっち方面でも注目が集まりそうですよね。日本プラントロニクスの村田浩志社長は、iPhone上陸がBluetooth市場拡大のトリガーになるとして、国内におけるBluetooth製品市場の現状と展望について熱く語っていらっしゃいます。

ソニーがBluetoothに力を入れるようになって久しいですが、iPhone上陸でますます拍車がかかる事になると。2008年が日本でのBluetooth普及元年となるのか。リテールコム社のスピーカーなど、優秀で安価な製品の登場に期待です。

あと、ソニエリが4~6月期の業績について「需要減速の悪影響を受ける」との見通しを発表したそうです。7月以降はiPhone 3G発売の影響も懸念材料か…>ソニエリ、第2四半期業績への懸念を表明――ハイエンド端末への需要減速などで

(iPhone買う気満々なんですが、色々考えるとMNPで完全乗り換えは厳しいかなあと。タバコやめれば金銭的な点はクリアできるんだよなあ。iPhone買う前に「禁煙セラピー」読むのが先か…)

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さよならソニエリ、ハローiPhone

アップル、新しいiPhone 3Gを発表(アップル)

iphone_app.jpg6月9日、アップルがiPhone 3Gを発表。初代iPhoneと比べ通信速度を2倍に高めた3Gネットワーク機能、位置情報利用のモバイルサービスを拡張する内蔵GPS、Microsoft Exchange ActiveSyncのサポートを含み、SDKで制作されたサードパーティー製アプリケーションが動作するiPhone 2.0ソフトウェアなどが特長。

iPhone 3Gは.Macサービスをリニューアルした新インターネットサービス「MobileMe」が利用可能。「MobileMe」は、インターネット上のオンラインサーバからメール、アドレス、カレンダーなどをiPhone、iPod touch、Mac、Windows PC上のアプリケーションに配信するサービス。

米国でのiPhoneの販売価格は、8GBモデルが199ドル、16GBモデルが299ドル。日本、英国、米国を含む22カ国では、7/11から販売開始。今年中に世界70カ国以上で販売予定。日本ではソフトバンクモバイルが発売。価格や販売条件等については、後日あらためてアナウンスするとか。

7.11、iPhone日本上陸!

アップルのプレスリリースよりASCII.jpのニュースが全体像の把握に役立ちます。ポイントだけピックアップ。

・8GBモデルはブラックのみで16GBモデルがブラックとホワイト
・Wi-Fi、3G、EDGEサポートし、自動的に最適な経路を選択
・通話と通信のマルチタスクを実現(電話中にWebブラウズ、地図取得、電子メールのチェックなどが可)
・通話5時間、Webブラウズ5~6時間、ビデオ再生7時間、オーディオ再生24時間
・搭載されるiPhone 2.0ソフトウェアではVPNや128ビット暗号化アクセスをサポート(既iPhoneユーザーは無料で、iPod touchユーザーは有償で2.0にアップデート可能)

ついに出ますね、iPhone。てっきり年内発売ぐらいかと思ったらなんと一ヶ月後。しかも22カ国でほぼ同価格の同時発売ときたもんだ。やるなあ、アップル。マルチなコンテンツ再生機としての実力もさることながら、PalmOSライクにアプリ追加で自分好みに仕上げられるのが最大の魅力です。

WWDC’08基調講演速報:携帯電話からコンテンツプレーヤーへ脱皮した「iPhone」

ソニーのクリエもこういう方向性を目指していたんだろうなあとも思ったり…。PSPにとっても強大なライバルとなることでしょう。myloは…言うまでもないですね。さて、これでいつまでたっても国内で使えない某社スマートフォンのことは考えなくて良くなりました。

さよならソニエリ(au)。そして、ハローiPhone。

(iPhone日本発売は当サイトのコンセプトを見直す良いきっかけにもなりそうです)

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ソニーが超小型・低価格のWindowsノートPCを発表…するかも?

ソニーも低価格の超小型ノートPCを発表か?

台湾VIA Technologiesの「OpenBook」リファレンスデザインに基づいて、ソニーがミニノートPCの開発を進めているとの報道があったようです。展示会でQuanta Computerが2008第3四半期にリリース予定のOpenBookをベースのミニノートPCを展示したところ、目ざといリポーターがそのミニノートPCの製造先候補にソニーが挙げられていることを見抜いたとか。仮にソニーの参入が真実だとしても、スタートが遅すぎるとの指摘も。

DellやHPも動き出しましたからね。「HP Mini」は自分もかなり魅力を感じてます。上の報道では、「プロトタイプモデルでは、Windows Vista Home Basicが稼動していた」との記載がありますから、「VAIO」ブランドでの発売は問題ないはず。儲けは少ないかもしれないけど、モバイル好きとしてはソニーにはなんらかのアクションをして欲しいっす。「type U」というくくりじゃなくて「VAIO mini」とかどうですかね…。

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Windows Mobileスマートフォン/PDA向けナビソフト「Route Finder」

音声ガイド付きルート案内が可能なWindows Mobile用ナビソフト『Route Finder(ルート ファインダー)』を発売

PDA工房でお馴染みのユニバーサルシステムズが、Windows Mobile搭載スマートフォン/PDA向けのナビゲーションソフト『Route Finder』を6月に発売すると発表。同ソフトを利用することにより、スマートフォン/PDAが高性能なナビになるそうです。

ユーザーの用途に合わせたモード切り替えや、音声ガイドによる案内も可能で、3400万件の住所データ・780万件の電話番号データ・42万件のPOIデータによる豊富な検索機能も搭載。簡単に持ち運びのできるナビシステムとして、レジャーなどのパーソナルな用途はもちろん、ビジネスにも活用できるとか

Windows Mobile 5.0日本語版または6.0日本語版を搭載したスマートフォン/PDAで、画面解像度がQVGA(320×240)のモデルで動作(GPS機能を内蔵していない機器は外付けのGPSレシーバが必要)希望小売価格は税込27,800円。PDA工房 および全国の量販店・小売店で販売予定とのこと。

miniUSBケーブルをmicroUSB端末に対応させるアダプタ

mini USB・Micro-USB変換アダプタ(ビザビ)

ミヤビックスがminiUSBケーブルをmicroUSB端末に対応させるアダプタ「mini USB・Micro-USB変換アダプタ」の発売を開始。両端にmini USB Bコネクタ(メス)とMicro-USB Bコネクタ(オス)を装備するケーブルで、mini USB Bコネクタ(オス)を持つACアダプタや通信ケーブルを使って機器への充電やPCとのデータ通信などが可能になります。ケーブルの長さは約98mm。対応機種は、WILLCOMのスマートフォン他、Micro-USB B 端子を持つ端末。価格は税込780円。

ソニー製品でMicro-USBを搭載しているものはほとんどありませんが、今後ケータイへの採用が主流になるようですね。

五十一の巻: 充電器界の万能ナイフ? 「USBなんでもチャージャー」

USBつながりですが、マイコミジャーナルの「KOMONO道」というコラムで、サンコーの「USBなんでもチャージャー」が取り上げられています。なんのことはない、モバイル機器向けのUSB充電器なんですけど、デジカメのリチウムイオン内蔵電池の充電にも対応しているそうです。検証にサイバーショットT10内蔵の「NP-FT1」が使われてます。この機能で1,980円は安いかも。ただ、リチウムイオンの充電は何かと怖いので純正品を使った方が安心は安心ですね。