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ウォークマンA910シリーズの先行展示を見てきた読者の皆さんの感想

27日に電撃発表されたウォークマンA910シリーズiconですが、28日から始まった先行展示を見てきた読者の方から感想をお寄せいただいています。(感謝でございます!)

(from やまけいさん)
早速今日銀座のソニービルにて実機を触ってきました。正直ソニモバさんが楽しみにしているかと思いまして敢えて詳しくレビューしませんが(笑)個人的にはA1000シリーズからの流れから来ていた最近のデザインとは一線を画している、質実剛堅、昭和なソニーのデザイン(いい意味です)で好感が持てました。Zippoっぽいというか、MDウォークマン的というか。HD5のデザインチームと一緒なのでしょうか?

個人的には新Sシリーズがいかにもエントリーモデルな印象で、ちょっと女子向けっぽい雰囲気がイマイチだったのですが、カラバリといい、デザインといい、完全女子禁制なコレを手にして謎が溶けました(笑)後にこれが控えていたのかと。

良い点
:まず軽い。そして明るい。A8XXシリーズより更に輝度が上がっています。

悪い点
:録画している最中「一切のボタン操作、音楽再生をうけつけない」

……!

こ、これはウォークマンとしてどうなんでしょうか(爆)
確かにDigital Multi Playerの文字はありましたが…..
一応音楽再生機なので、付属機能の為に本機能が停止ってどうなの?とは思いましたが、

これは買います(結局かっ)

自分、昨日は二日酔いで銀座にもお台場にも行けずじまいっす。良い点、悪い点、あげていただきましたが、結論としては買いですかっ!あれだけ、音楽プレイヤーとしてのこだわりを訴え続けてきたソニーだけに、ワンセグ対応には賛否両論ありそうですが、こんな仕様のウォークマンがでてくるのもやはり日本発の商品なればこそ。これもソニーなりのひとつのチャレンジなのかもしれませんね。

(from ゆーじゅさん)
A808を愛用しているからかと思うのですが最初に持った感じでは思ったより厚い印象でした。実際にワンセグの受信画面も見ることが出来ました。映像はスムーズに表示されており綺麗でしたが、残念なのは搭載されている液晶の縦横比が4:3のため16:9の映像を表示させた場合縮小された形になり非常に見難くくなることです。これに対応するため中央の4:3部分のみ表示させるオプション設定(ズーム)があり、<オート・あり・なし>のいずれかを選択する様になっているのですが、左右に番組タイトルのみ表示させている様な実質4:3の番組では<オート>の場合縮小表示されてしまうため<あり>に強制的に設定しないといけません。ボタンのスペースの関係から難しいのかもしれませんがこのサイズだとワンセグ携帯のようにワイド液晶を搭載した方が良い様な気がします。

iconicon液晶のサイズこそ違いますが、縦横比については先代のA800シリーズと全く同じってことですね。まあ、あれだけハイビジョンにコミットしているソニーのことですから、いずれはワイド液晶、あるいはワイドの有機EL搭載のウォークマンもすでに検討されているのかもしれませんよ。特に後者はソニーの生命線になる技術ですので、今後のモバイル機器にもカナメとしてどんどん採用されるんじゃないでしょうか。この手の機器が発売される頃にはとっくに次の機器の企画開発が進行中のはず。きっとそのうち出ますよ!(根拠無し)

ということで、ありがとうございました。自分もできるだけ早いうちに実物を拝みに行きたいと思いまーす。ちなみに、お台場だとこいつも見られるんですねー>ソニー・エクスプローラサイエンス、サイバーコードの展示会にPS3「THE EYE OF JUDGMENT」を出展

新型PSP「PSP-2000」のネジ穴&バックライト漏れ問題のその後

こちらこちらの記事の中でお伝えした新型PSP「PSP-2000icon」のネジ穴不具合とボタン部の液晶のバックライト漏れについて、読者の皆様から後日談や考察、もろもろをお寄せいただいておりますのでまとめてご紹介。そして、この場を借りて皆様に感謝!

(from Virgoさん)
PSPのネジ問題は、なんとか新品交換という形で週末に返送ということになりましたのでご報告までに。まっ、全面的に認めた形ですが、出荷台数が台数だけに公にするかどうかは数を把握してからだそうです。手元に集まった情報からネジ穴がおかしい台数だけは伝えましたので、何らかのアクションがあって欲しいと感じました。どうやらアクセサリーを一緒に買ってなくて、後にネジ穴不良にあたった方は、そのときに対応するようなことをお聞きしたので、その消極的な対処は果たして吉と出るのか凶とでるのか判らないけど真摯な態度で臨んで欲しいと結んで週末の納品を待つことにしました。
しかし、液晶の光漏れとは・・・・・これならキャンセルしてワンセグWalkman買いたくなってしまいます。出来が違いすぎますから。

なにはなくとも、新品交換対応でよかったですね。電話口で言われたことを試してああなったのだから当然といえば当然ですよね。個別対応も保証期間を延長してくれるなら良いのですが・・・。

(from kon2さん)
PSPの光漏れの件。Tech-onの記事の図8を見ていただければわかりますが,こりゃ光が漏れて当然ですね。他の分解記事を見ると旧型と同様,透明な樹脂板とディスプレイの隙間にパッキンが挟まってるように見え,光漏れにはそれなりに気をつかってある感じですが,はめ込みになった透明な樹脂板が光導板みたく端っこに,液晶のバックライトの光を運んでおり,透明樹脂板をくりぬくまでしてボタンを隣接させたためその光が見えてしまってる,そんな感じではないでしょうか。下記写真がわかりやすいかと思います,
http://www.akibablog.net/archives/img-ox/2007-09-06-341.html
ディスプレイとボタンのクリアランスってのはPSPにとって鬼門でしょうかね。あと,2ミリ間隔が空いてればよかったのに・・・まあ,そんなに気にならないから,これぐらいなら仕様といっても問題ないと思いますけども。

その2mmが命取り。突っ込まれることがわかっていてGOサイン出しちゃったと。まあ、実際仕様という事になっちゃってますし、個人的には全くの許容範囲なので気にならないのですが、もう一踏ん張りすれば、と残念でなりません。

(from deborahさん)
旧型PSPでもワンセグチューナーが利用可能なようです。かなり「危ない」方法のようですが、ファームウェア等の修正で使えるようになるのなら、多少の制限を付けてでも旧型ユーザーにも使えるようにしてもらいたいものです。新型の売りのひとつなので無理かもしれませんが・・・。
旧型でワンセグを使えるようにしたサイトのURL>http://ameblo.jp/pspdensuke/
(以下は追記でいただいたお便り)
その後PSPのコアな情報を扱うサイトにも同じような情報が上がり始め、色々読んでいくうちにあまり「いい事」では無いと判りました。旧型でもみれるならと気安く投稿し反省しています。旧型にワンセグを出さなかったのにはちゃんと理由がある訳ですよね。

iconicon旧型にも対応してくれればという気持ちはPSPユーザーであれば皆同じですよね。とはいえ、実際はスペック上の問題でSCE的にはやりたくてもできないということなんでしょうね。改造やらハッキングは、まあ自己責任でって事で・・・。

ちなみに、皆さんからのお便りのタイムスタンプは27日です。自分、昨日二日酔いで死人になっていたのでご紹介が遅くなってしまいました。すいませんです。

ウォークマンNW-A910シリーズ登場!~ワンセグ視聴&録画対応のノイキャン付き

ワンセグTVを搭載し、業界最小・最軽量を実現 ワンセグ視聴&長時間録画に対応した”ウォークマン NW-A910シリーズ”発売(ソニードライブ)

wma910.jpg

ソニーは、カードサイズの小型ボディに2.4型液晶を搭載し、ワンセグ放送の視聴・録画に対応した”ウォークマン NW-A910シリーズ”3機種を11/17に発売すると発表しました。見やすい2.4型液晶でのワンセグ放送の視聴や大容量メモリーによる最長100時間の長時間録画を実現した”ウォークマン”の最上位機種として発売するそうです。3機種の違いはフラッシュメモリー容量のみで、ノイキャン、ビデオ再生、ダイレクトエンコーディング対応などは共通。以下は、型番、メモリー容量、市場推定価格の順。

『NW-A919』、16GB、45,000円前後
『NW-A918』、8GB、35,000円前後
『NW-A916』、4GB、30,000円前後

ちなみに、ワンセグの録画時間は、NW-A919(16GB)では最長100時間、NW-A918(8GB)では最長50時間、NW-A916(4GB)では最長25時間。なお、録画したワンセグビデオは、PCへバックアップ(コピー/転送)できないそうです。また、気になるスタミナ性能は、ワンセグ放送視聴時で約6時間、録画時が約8.5時間、音楽再生が約36時間、ビデオ再生が約10時間。

型番は欧米のA810をすっとばしてA910。これが隠し球だったのですねー。ウォークマンにアンテナが・・・。なんとなくクリエっぽくも見えたり・・・。うーん。ケータイ、PSPとワンセグ対応機器は増えてきましたが、まさかウォークマンまでとは・・・。ちょっぴり複雑な心境ではありますが、ひとまずご一報ということで。

【追記】ソニスタでも情報が掲載されました。価格は16GBが44,800円、8GBが34,800円、4GBが29,800円。限定は16GBのアイスブラックモデルでちょい高めの47,800円とかー>ウォークマンA910シリーズicon(ソニスタ)

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また、ソニスタに掲載された情報によると、幅 約47.2×高さ約86.0×奥行約12.3mm(最薄部約11.3mm)のカードサイズと約74gはポータブルワンセグプレーヤーとしては業界最軽量を達成しており、携帯よりも圧倒的にコンパクトとか。また、本体は1枚の金属板を絞り出すようにボディを成型する「深絞り工法」を採用していることが明らかになりました。まさにクリエT400!

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PSP on TV を試す~PSPをテレビにつなごーの意味とは

軽さや薄さ、ワンセグチューナーが何かと話題の新型PSP「PSP-2000icon」ですが、忘れちゃいけない新機能に「PSP on TV」があります。オプションのAVケーブルで、普段はPSPの液晶に映る画面(映像)をテレビに映すという単純明快な機能。一部のケーブルがゲーム画面出力に対応していないものの、XMB対応のHomeなどのシステム画面、静止画、音楽ファイル、Webブラウザなどは言うに及ばず、UMD Video、ロケフリ、ワンセグといった動画も、ケーブル一本で手軽にテレビに出力できるのです。同様のことができる製品としてはiPodやワンセグケータイなどもありますが、PSPほどの自由度はありません。

psp2000_15.jpgケーブルの種類は、映像出力が黄色い端子のAVケーブル、同S端子のSビデオケーブル、同D端子のD端子ケーブル、同RGBが3本のコンポーネントAVケーブルの4種類で、つなぎたいテレビの仕様にあわせてケーブルを選択することになります。クオリティの違いについては自分がここで説明するまでもないので割愛しますが、AVケーブルとS端子ケーブルはゲーム画面の出力に対応していませんので購入の際はその点に注意が必要かと。ちなみに、自分が購入したのはD端子ケーブル。これはD端子入力(D1~D5)のあるテレビで使えます。ケーブル長は約2.5mで、想像していたよりも太かったです。本体に接続する端子はPSP-2000専用の独自仕様なので、初代PSP(PSP-1000)では使えません。

ということで、早速テレビにつないでみます。我が家のリビングにあるWEGAはD端子がふさがっていたので、寝室のBRAVIA(20インチ)のコンポーネント端子につないでみました。つなぐ前にPSPの設定メニューから「外部ディスプレイ設定」を確認。「テレビタイプ」は16:9、「コンポーネント/D端子出力」はプログレッシブを選択、というかこれがデフォになってました。映像を出力の切りかえは同メニューの「映像出力切りかえ」を選択して決定ボタンを押す方法と、本体のディスプレイボタン(PSPロゴのすぐ右にあるボタンです)を長押しする方法があります。PSPの画面に切りかえたことを表すアイコンが出るまでがちょっと長いので、テレビにPSPの画面が映るまで押しっぱなしにするのがコツみたいでした。

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我が家のBRAVIAは解像度が1366×768なのですが、PSPのホーム画面は自動的にフルスクリーンモードで表示されました。画像ではわかりにくいかもしれませんが、PSPの画面がアップスケールされて過不足無くそのまんま表示されています。少々眠たい画にはなりますが、20インチのテレビということもあって、さほど気になりません。所詮はホーム画面ですもんね。ということで、個別の機能でどうなるかを次々に試してみました。

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まずは、ワンセグ。ワンセグ自体の仕様が仕様だし、PSP-2000の液晶でもつらいと感じたこともありますが、まあ、そんなもんだよね、ぐらいの印象。そもそもが、地デジが見られるBRAVIAにつなぐ意味がありません。とはいえ、アナログテレビが現役とか、チューナーを内蔵しないモニター専用テレビなどを使っている人には意味のあるつなぎ方と言えそうです。もちろん、番組表やデータ放送の表示も可能です。

【参考】データ放送にも対応した新PSPのワンセグを検証-通信と併用でワンセグがほぼフル機能に(AV Watch)

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次にUMD Video。手元にあるチャリチョコで試してみましたが、これはなかなかいけてますねー。当然フルスクリーンもOK。これも20インチクラスのテレビだからなんでしょうけど、WEGAで見るDVDと大差ない感じ。こんな形でUMD Videoの実力を実感するとは・・・。ちなみに、モードの切りかえはノーマルとノーマル(85%)の二つだけでした。

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次はスゴ録のお出かけファイル。画像ははAVC Mainの768のものですが、384のもの含め、フルスクリーン表示が可能でした。ワンセグほどではないですが、全般的にジャギってる感じ。動きの多い映像だとつらいかもしれません。それでもまあ十分許容範囲というか、見られなくはありません。どうしても気になるならオリジナルに切り換えても良いですしね。

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お次はロケフリ。BRAVIA側はフルスクリーンなんですが、四隅に余白ならぬ余黒が発生。画面はハイビジョンスゴ録の画なんですけど、ベースステーションのアナログ映像も同様に余黒が表示されちゃいます。PSP側で表示を切り換えても同じ。映像のクオリティはUMD Video未満ワンセグ以上といったところか。

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最後がゲーム。ホーム画面の状態からPSP本体では表示されない余黒が発生。起動直後に表示されるPSPロゴ画面にも余黒が。ゲーム画面は、現在プレイ中のCCFF7なんですが、ご覧の通りフルスクリーンでは表示されません。BRAVIA側も勝手にズームモードに変わってました。これだと少々縦長で気持ちが悪いので、BRAVIA側のモードを色々と切り換えてみました。でも、どのモードもPSPと縦横比が一致せず、微妙な画角になってしまいます。強いて言えばワイドズーム(&字幕入り)がPSPの画面に一番近いでしょうか。どんな理由でこういう表示なるのかはわかりませんが、ゲーム画面もできるだけフルスクリーンで楽しみたいので、アップデートで対応してくれることに期待したいです。ちなみに、一番右下の画像はWebブラウザですが、こちらも余黒が発生しています。また、これ以外にもPS3のリモートプレイ画面を出力できるはずですが、今回は検証できなかったので割愛します。

以上のように、D端子とコンポーネントケーブルなら、あらゆるコンテンツをテレビに出力できるようになったのが新型PSPなのですが、今回色々検証してみてですね、なんかとてつもなくスゴイ事なんじゃなかろうかと自分は思い始めています。PSP単体でできることももちろんスゴイんですけど、ビデオアウトが可能になったことで、広義の意味での最強のロケーションフリー端末になってしまったんですよ、PSPが。これはさすがにクリエもできませんでした。ウォークマンやmyloにしても言わずもがなです。

ロケフリのクライアントでTVボックスがありますけど、映像のクオリティさえにしなければ、PSPとケーブルの組み合わせで十分その代わりになっちゃいます。もちろん、Wi-Fiの電波が届く範囲でという制限こそありますが、自宅にテレビが複数あっても、PSPとケーブルを持っていくだけでロケフリできちゃいます。TVボックスもさほどかさばるモノではありませんが、なにはなくとも電源が必要です。バッテリー駆動のPSPならそれがいらないと。ちなみに、ソニスタではTVボックスの値段が22,800円。対して新型PSPが19,800円、D端子ケーブルで2,800円ですから、両方足すと見事なぐらいにTVボックスの値段に近づきます。

もちろん、UMD Videoやお出かけスゴ録にしても同様のことが言えます。旅行先や出張先など、出先に(モニター)テレビさえあれば、ひとりでもみんなでもコンテンツを楽しめるんですから。さらに、出先でWi-Fiが使える環境なら、ロケフリやPS3のリモートプレイもできちゃうわけです。

てなことで、今更ながらPSPの持つパフォーマンスに驚いてしまいました。PS3がゲームにコミットする戦略に転換する一方で、PSPはゲーム以外の機能がこれまでにないほど充実してきました。久多良木さんの21世紀のウォークマンという発言は、ちょっと微妙というか、そういう範疇にすら収まらなくなってきたのが今のPSPなんじゃないでしょうか。

PSPも基本はゲーム機というスタンスは変わらないのかもしれませんが、これだけのことができるなら、クリエっぽいオトナ向けのPSPがあっても十分アピールできるのではないかと思います。個人的には思い切ったバリエーション展開に期待したいです。

そんなこんなで、個人的にはPSPが断然面白くなってきたと思うのですが、そんな風に感じているのは自分だけなのかなあ・・・?

(このエントリーをサイトにアップする前に、ソニスタがプレステのハード・ソフトの取り扱いを開始。タイミングが良くてびっくりです。今後はPSPと他のソニー製品との連携を強力にプッシュしてくれることでしょう。期待してます!>PlayStation(ソニスタ)icon

Media Manager for PSPの無料配信と新型PSPのネジ穴不具合について

連休はPSP、というよりCCFF7、三昧だったSPAでございますが、そんなPSP絡みで、ソニ太郎さん(グッドなハンドル名!)からマンモスうれぴー情報をお知らせいただきました。

はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいております。私もその薄さと軽さに、ついPSP-2000+CCFF7を衝動買いをしてしまいました。今日川崎のヨドバシカメラに行ってみたらすでに全色完売となっており、新聞で「発売開始時以来の売れ行き」というのは決して誇張ではなさそうです。
さて本題ですが、先日オープンしたPC向けPlaystation Storeにアクセスしたところ「Sony Media Manager for PSP近日無料配信」というバナーがでていました。これってAV Watchで取り上げていたソフトだと思うのですが、新PSP発売にあわせて、こういったユーティリティを無償かつたぶん日本語で提供してもらえるというのは素直にうれしいです。
ちなみに製品情報のサイトをみてみると、以前特集されていた頃から機能的に大きな変更はなさそうですが、Office文書の転送機能が追加されていました。私は使わない機能ですが、どうやってPSP側で閲覧するんでしょう?
ざっと見た感じ、どのニュースサイトでもふれられていなさそうなので、ご報告までに投稿させていただきました。
突然、拙い文章にて失礼しました。これからもお体に気をつけてがんばってください。

PS3を持っていることもあって、新たに始まったPC版のPS Networkは完全にスルー状態でしたが、改めてサイトを覗きに行ってみると・・・・・ありますねー、右下の方にバナーが。米Sony Media Softwareの「Media Manager for PSP」については、当サイトでも2005年11月にここここで取り上げておりますが、このソフトが正式にローカライズされて、しかも無償で公開されるってことですよね。

出始めの頃はダウンロード版が米国で19.95$でしたが今は16.99ドルで販売されているようですね。ソニ太郎さんがおっしゃるように色々と機能アップもしているようです。これを日本でタダで配っちゃうんですか?いやー、なんて太っ腹。ホントですか?いいんですか?>SCEさん。もしかしたら、フリーなのは機能限定版でフル機能版は別売なんてことになったりするのかもしれませんけどね。

それはともかく、ソニーのAV系のソフトでここまで統合されたものは他に見あたりませんよね。ウォークマンですら、音楽と映像はバラして提供しているぐらいですし。これをしてiTunes対抗ソフトと決めつけるのは早計ではありますが、可能性は無いこともないですよね。ということで、正式公開が非常に楽しみになってきました。そして、お知らせくださったソニ太郎さんに大感謝!今後ともよろしくお願いしますね、ソニ太郎さん。

話は変わりますが、Virgoさんから新型PSPに関してこんなお便りを頂戴しました。

2回に渡るPSPレビュー楽しく拝見いたしました。特に妄想レビューは、もう私の新型PSPに対する残念感を吹っ飛ばしていただいてもう大爆笑でした。
さて、私も相変わらずのエントリーをこちらに上げたのですが、
http://blog.so-net.ne.jp/virgo_dragoon/2007-09-23
http://blog.so-net.ne.jp/virgo_dragoon/2007-09-24
SPAさんのお宅の新型はちゃんと、ワンセグやGPSのネジは締まってらっしゃるようですが、我が家のは、ネジ穴がずれてましてネジはもう空廻る、空廻る状態でした。他にも空廻る方もいるようなので、この現象、どのくらいの頻度で起こってるのか、とても心配しております。
とにかくchina製、korea製の現地製造担当者は、なぜそこまでネジ穴だとか厳しく精度を求めるのか判らないと愚痴をこぼすのが日常茶飯事なので、中国には精密機器を生産させない理由にあげられるもの造りの人たちの声も聞きます。先日、ご紹介したGSXブランドの石田社長がその際たる方ですが。
そんな中、このPSPのねじ穴ずれはもうホントビックリです。ネジが締まっても不安とSPAさんもおっしゃってますから。ネジが締まらなければ・・・もうどうしましょう。大騒ぎして混乱になってもいけませんが、保証が切れた頃に、USBオプションが取り付け出来ない、もしくはロック出来ないというのは、とても良いことではないと思いお知らせしました。実際、私も旧PSPでは、1個もUSBオプションを買わなかったので。もし、旧PSPもそうだったら、ショックで立ち直れなかったと思います。

Virgoさんが購入なさった新型PSPで、周辺機器を固定するネジ穴の不具合というか、ネジ穴の精度に問題があったようなんです。ブログのエントリーやいただいたお便りの文面から、Virgoさん以外にも同じ不具合が発生している人がいらっしゃるようですね。初代の□ボタン問題に続いて、新型ではネジ穴問題ですかーっ!心配になったので、手持ちの周辺機器でチェックしてみましたが、自分の場合は、新型と旧型2台全てが、GPS、カメラ、ワンセグ(旧型では意味無しですが)全て、ネジが効き(ロックでき)ました。カラバリによる個体差なのか、それとも組み立て時の調整ミスなのかよくわかりませんが、なんにしてもSCEにはしっかりと品質管理して欲しいものです。ということで、お知らせ感謝です&不具合が改善された新型が一日も早く里子から帰ってくることをお祈りしております>Virgoさん。

新型PSP絡みで、嬉しいことと残念なことを紹介する形になってしましたが、このネジ穴問題が火種になり、初代のボタン問題のようなことにならないとも限りません。せっかくの好調に水を差すようなことになるのも悲しいじゃありませんか。自分が言うようなことじゃないですけど、ここは数に関係なく、迅速な対応をお願いしますね!>SCEさん。

新型PSP「PSP-2000」ゆるゆる真面目レビュー

ドタバタも一段落ということで、うっぷんを晴らすが如く、新型PSPでCCFF7をやりまくっていたSPAでございます。前回のふざけた妄想レビューは、つぶやき扱いのご愛敬ということで、今回は少し真面目に、そして、肩肘張らずに新型PSP「PSP-2000」をレビューしてみたいと思います。

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お約束の初代PSP「PSP-1000」との比較。手持ちのPSPは2台ありますが、MHP2用に購入したサテンシルバーがお気に入りだったので、新型も同系のアイスシルバーにしました。ということで、本レビューは新旧シルバーモデルの比較ということになります。

言い尽くされた感がありますが、新型の最大の売りはその薄さであり軽さであります。写真で見ると、パッと見、変化がないように思えますが、実際に手にした瞬間にそれを実感できます。ま、これが初めてのPSPという人にはなんのこっちゃかもしれませんが、旧型を常日頃愛用している人ほど感動するでしょうねー。初代で定着したPSPとしてのイコンを崩すことなく、軽量化と薄型化を果たした設計陣、技術陣の手腕にはひとまず拍手を送りたいです。

新型のスピーカー位置は、正面の液晶面上方の左右に変わりました。旧型は底面でしたね。旧型は持ち方によって手のひらが干渉することもあったのですが、個人的にはどっちでも良いという感じです。液晶面にあるボタン類は配置こそ変化はありませんが、上下左右キーと○×△□キーにクリアパーツが採用されたのは良いと思いました。あくまでデザイン的にということですが。裏面もふくらみがとれてすっきり。電池蓋やメモステの蓋へのアクセスが側面に移動したこともあり、見た目が大変すっきりしました。

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HOLDスイッチ付きの電源の位置は以前と変わらず。電池蓋の取り外しも側面に移動。個人的には前より取り外しやすくなり、好感触。初代では左側面にあったWi-Fiスイッチは上面に移動。初代は手のひらが干渉することもなきにしもあらずでしたが、新型の位置ではそんなことはまず起こらないでしょうね。

また、新型では赤外線ポートが無くなってしまいましたが、ゲームシェアリングはWi-Fiでもできるし、実際に使っている人もいなかったんでしょうね。使ってもらえそうな提案が無かったとも言えますが、使われない=必要ないものはカットしてコストを下げるとそういうことなんでしょう。

表面の塗装については、いずれもシルバー系なんですが、新型の方が目が粗いというか、旧型と比べてラメラメ感が強く、最終的なクリア塗装(?)の違いもあるようです。その辺については右上の画像や下の画像で確認できるかと。

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また、底面のヘッドホン端子のDC IN端子は仕様と位置が変わりました。前者はAVアウトに対応し、後者は接触式の端子が削られました。DC IN端子の位置は初代とさほど変化がありませんが、ヘッドホン端子は本体が薄くなった関係もあるのか、以前よりも内側に配置されました。ちなみに、「PLAYSTATION Signature」ブランドのスタンドだと、この端子が干渉します。新型対応版でるんですかね・・・。

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細かいところで、UMDスロットも仕様変更があって手動式になったとか、メモステスロットの蓋も変わってますよね。作り的には安っぽくも見えるのですが、いずれも改悪でなく、むしろ使いやすくなったので個人的には非常に好感触。本体の薄型化にあわせて、バッテリーのサイズも変わりましたが、底面にある突起のせいで、初代用の充電器で充電できなくなったのは残念でした。メディアのレビューで書かれていましたが、新型では初代のバッテリーも問題なく使えるので、早く専用の電池蓋を出してください>SCEさん。

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また、初代用に発売されているGPSレシーバーやちょっとショットに付属するカメラなどは新型で使えました。当然といえば当然ですね。ただ、GPSレシーバーは、初代にあわせて設計されていてるので、新型で使うと折りたたんだ状態の時にちょっと余白というか、余分な空間ができちゃいます。この状態だと、場合によってはレシーバーのミニUSB端子に不要な力が加わる可能性があり、少々心配かもしれません。

画像のレビューはこんなもんで終わりますが、新型の魅力はとにかくその軽さですね。入れて歩くかどうかは別にして、スーツのポケットに入れられるぐらいの重量にはなったんじゃないでしょうか。コレぐらいならモバイルしても良いと思わせるモノがあるのが新型です。CMでは薄さよりも軽さを強調してますもんね。

値段が初代よりも少しだけ安いというのも絶妙。周辺機器を揃えれば、ゲームのみならず、AV機能も充実するのは初代と同じですが、ワンセグチューナーや映像出力ケーブル対応と、初代には無い新しい映像体験をもたらしてくれたことも注目ですよね。特に、映像出力については、実際に使ってみて、ハッと気づかされることがたくさんありました。その辺については、また次の機会にレポートしたいと思います。

大いなる進化とは言えないかもしれないけど、PSPは確実に進化しています。ゲームソフトのラインナップも充実してきたし、出始めの頃には考えられないくらいソニー製品との連携も増えてます。もちろん、PS3との連携もさらに深まることでしょう。ソニーファンな方なら、初代も新型も持ってる人が多いかもしれませんが、そうじゃないフツーの人たちにも今なら自信を持ってすすめられそうです。

個人的にも新型にひとまず満足。今後はさらなる小型化はもちろん、周辺機器的機能全部入り+アルファ(Bluetoothとか)的な大人のPSPの登場も期待してまーす。

【追記】書き忘れていたのですが、新型PSPのシステムソフトのバージョンは3.60でした。ささっと3.71にアップデートしてしまいましたので違いを把握してないのですが…。

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