ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン 河野 弘プレジデントインタビュー【ゲームメーカー新時代戦略】
週刊ファミ通に掲載されたSCEJ河野プレジデントインタビューの転載。聞き手はご意見番の浜村弘一氏。
- SCEにとっても、ソフトウェアメーカーにとっても大切なのは、“ゲームがどこまで広がる可能性があるか”ということ。
- nasneが、SCEから発売されるということにおもしろい価値がある。ゲームの分野で培われたtorneなどの技術がソニーのゲーム以外の分野で活かされる。nasneが各ソニー製品とどう連動していくかでソニー全体の価値が見えてくる。nasneを発表したことで、ゲーム業界の皆さんにも、「ほかにもおもしろいことが起きるかも」と期待感を持っていただけたのではないか。
- PS Vitaはここからが本当の勝負どころ。まずはタイトル発売が集中する6月に特にご期待いただきたい。
- 他機種とデータの共有を可能にすることは、ゲームの可能性を広げることにつながるのでしっかり推していきたい。
- PS3は収穫期。本当に大事にしたい。携帯機とのいい意味での連動も進めていきたい。
- SCEのサイト宛てに届いた意見はすべて目を通している。期待に応えていくのが僕らの使命でありやりがい。
- 今年度の目標はVitaをプラットフォームとしてしっかり立ち上げること。やらなければならないことはいろいろとあるがVitaが最優先。