バイオ「type H」レビュー~本日ソニスタモデル受注開始

2番組同時録画に対応したVAIOの定番デスクトップ「VAIO type H VGC-H70WB7」

デジタルARENAによるバイオ「type H」の新製品レビュー。ダブルチューナー搭載で2番組同時録画に対応しているのが良いですね。モバイルマシンではないですが、今回の新製品からPSPで使える動画ユーティリティ「ImageConvertor2」が標準でバンドルされている点に注目。PSXよりも遙かに手軽に動画を持ち出せそうです。といっても、レビューではその点については触れられていませんが…。

ちなみに、ソニスタでは本日17:00よりtype H ソニスタモデルiconの先行予約販売が開始される予定だそうです。

iconicon

MDよりもPCで音楽を楽しむ人が多い

「PCで音楽を聴く」がMDを上回る

先週のニュースですが、音楽情報サイト「OngakuDB.com」を運営する飯原経営研究所による「音楽の楽しみ方 基本調査」の結果によると、「音楽再生機(パソコン含む)で聴く」が94.7%で1位で、以下、「テレビの音楽番組」(90.6%)、「ラジオ」(61.3%)、「コンサートやライブ」(53.1%)、「カラオケ」(46.5%)、「携帯電話で着メロ、着うた」(45.7%)と続いたとか。

機器別では、「音楽を楽しむ機器」として、CD(95.6%)、テレビ(90.6%)、パソコン(66.4%)、ラジオ(61.3%)、MD(58.3%)と続き、パソコンがMDを上回る結果となったそうです。

続きを読む MDよりもPCで音楽を楽しむ人が多い

ミヤビックス製PSP用「マルチスタンド男爵」速攻レビュー

先月、発表されたPSP専用の「マルチスタンド男爵」ですが、ミヤビックスさんのご厚意によりサンプルが届きましたので、速攻でレビューをお届けします。

「マルチスタンド男爵」は、PSPを動画、音楽、画像を再生するマルチメディアプレイヤーとして利用する場合に威力を発揮するPSP専用スタンドで、PSPのバッテリ充電と音声のステレオ出力端子を持つ付加価値の高い製品です。

dansyaku_0.jpg
自分の場合は、PSPを卓上動画プレイヤーと指定使用する場合、左上の画像のような携帯電話用の小物を転用して使っていましたが、本体のすわりが悪く、液晶面の角度も急なため今ひとつの使用感だったのですが、「マルチスタンド男爵」はPSP専用というだけあって本体のフィット感がバツグンです。PSPの背面が当たる箇所もゴム製のクッション採用でこすれ傷などを防止しているほか、滑り止めの効果もあります。UMDディスクなどを交換する場合でも、本体を装着したままディスクスロットにアクセス可能な親切設計となっています。しいて不満点をあげるとすれば、ステレオミニプラグ端子がある部分のせいで、左右対称のデザインになっていないところぐらいで、これも気にならない人は全く気にならないレベルのことだと思います。なお、PSPにストラップのたぐいをつけている場合はものによっては取り外さないと収まりが悪くなるかもしれませんのでその点のみ注意です。

dansyaku_1.jpg
パッケージはいわゆるブリスターパックで、パーツはメインのスタンド部と、ステレオミニプラグ用のアダプタで構成されています。

dansyaku_2.jpg
ステレオミニプラグアダプタは、正面から見て左側、PSPの音声出力プラグがある側に装着するもので、PSP本体のスピーカーで出力する場合は端子を下向きに、外部スピーカーやヘッドホンなどを使用する場合は端子を上向きに装着、PSP本体の音声出力端子にするという使い方になります。この端子の位置の精度もドンぴしゃの素晴らしさ。なお、装着がうまくいかない場合は、プラグアダプタ自体をPSPに取り付けてからスタンドに載せるとやりやすいと思います。

dansyaku_3.jpg
左上が、スタンドの正面右側にある充電用の端子。PSP本体のACアダプタ用コネクタの下にある端子を利用して充電を行う仕様で、ここを使う周辺機器はたぶん世界で始めてなんじゃないでしょうか。ちなみに、ACアダプターはスタンドの裏側にあるコネクタ(左から3番目の画像の赤丸の箇所)に差し込んで使います。もちろん、ミヤビックスオリジナルの小型ACアダプタ「チャージガイ」にも対応しています。

dansyaku_4.jpg
スタンド本体はプラスチック製で非常に軽量。さらにベースユニットの取り外しが可能で大きく2つに分解可能なので、持ち運びもそれほど苦にはなりません。で、このユニットを取り外すとわかるんですが、なんと、スタンドの下にも充電用の端子らしきものがあります。これは取り外し可能なベースユニットが外部バッテリとして機能するように設計されていることを表しています。今後、外部バッテリの別売りも検討しているのかもしれませんね。

ということで、PSPのAVプレイヤーとしての性能を押し上げる「マルチスタンド男爵」はユーザー目線で、かゆいところに手が届く完成度が高い一品に仕上がっており、すべてのPSPユーザーにお勧めできると感じました。

マルチスタンド男爵 for PSP 税込3,780円
チャージガイ for PSP 税込1,980円

続きを読む ミヤビックス製PSP用「マルチスタンド男爵」速攻レビュー

5/8のつぶやき~クリエのTVCFなんてあったっけ?

先日、地元のレンタルビデオ店でこんな中古CDを購入しました。

cmstyle.jpg

ひとつはソニーのCMに使われた洋楽を集めたコンピレーションアルバム「CM STYLE」。2003年の作品で、リリース時には当時開設3周年だったソニスタでも大がかりなプロモをしていた記憶があります。ちなみに、ウォークマンやMDウォークマンのCFに使われた曲なんて全く記憶にありません。当時の自分がウォークマンに全然興味がなかったということなんでしょうね。

で、もうひとつのCDが「FINE-TV HITS and joyful music-」というTVCFに使われてヒットした曲を集めたコンピレーション。70~80年代のヒット曲が多く、Barry Manilowの「コパカバーナ」やBUSTERの「すてきなサンデー」、Alan Parsonsの「Eye In The Sky」あたりがお目当てだったんですが、1曲目に収録されているカイリー・ミノーグの「ロコモーション」の楽曲解説に“「ソニー・クリエ」TVCF曲”って書いてあるじゃないですか。

クリエのTVCFなんてあったっけか?と、自分で運営してきたクリクラの過去ログをググってみたら・・・・・ありました。2000年10月3日に「CLIEのTVコマーシャルOn Air!」という記事で取り上げているんですが、TBSの「世界遺産」でオンエアされていたんですね。当時の自分は見逃してしまったと書いていますが、その後も見たという記述が見あたらないので、全く記憶に残らなかったのでしょうね。

そうなると、見たくなるのが人間というもので、Sony Driveの「CM Information」を覗いて見るも、2003年までのCMしかライブラリが公開されておらず…。

ああ、見たいなあ、クリエのCM。どなたか録画していませんか?

ソニー復活の鍵は、スタミナの優位性とそれを生かしたソニーらしい物づくり

ウォークマン復活を支えるキーデバイス「VME」

大河原克行さんの「パソコン業界、東奔西走」。ウォークマンスティック、ウォークマンスクエアに搭載され、「スタミナ」と呼ばれる長時間連続再生を実現する独自技術「VME(Virtual Mobile Engine)」を解説。技術的なことはよくわかりませんが、「リコンフィギュアブル(再構成)技術」の採用もさることながら、低消費電力化LSI技術といったSoC技術を採用したことも驚異的なスタミナを実現した大きな要因とか。

そして、音楽を楽しむための「遊び」の要素、言い換えると「ソニーらしい」製品作りも、「スタミナ」に余力がないと実現できないのだとか。さらに、それを実現する技術がソニー社内に存在していることに最も気がついていなかったのはソニー自身であり、それがオーディオ事業の赤字転落の原因でないかとも考察しています。

スタミナの優位性と、それを生かしたソニーらしい物づくり。ウォークマンスティック、ウォークマンスクエアが、ソニーのポータブルオーディオ、そして、ソニー全体の復活につながる狼煙であることを期待したい

という最後のコメントには共感を覚えます。

続きを読む ソニー復活の鍵は、スタミナの優位性とそれを生かしたソニーらしい物づくり

M1000はPDAではできないことができる

「M1000は新しい携帯電話の流れへの挑戦」–NTTドコモ

NTTドコモ初となるスマートフォン「M1000」開発者インタビュー。ソニー撤退を例に出し、PDA市場の厳しい環境に対してM1000は状況を看破できるのかという問いに対して、

M1000ではPDAではできないことができます。確かに難しい市場かもしれませんが、きちんとPCやPDAを使いこなせる層には受け入れられる端末だと思っています

と応えるドコモ担当者。この「きちんとPCやPDAを使いこなせる層」がどれだけいるのかが問題ですが、

M1000が数百万台も売れるとは思っていませんが、数十万台規模のニーズはあると見込んでいます

とあっさり。そのあとの

企画型端末として、ビジネスユーザー層のニーズをきちんと取り込んでいきたい。M1000は新しい携帯電話の流れへの挑戦なんです

というコメントには力強さは感じられるものの、試験的投入という意図も見え隠れしている感じ。デベロッパーのサポートを含めドコモがどこまで本気なのかは、発売後の動きで見極めるしか無さそうです。

続きを読む M1000はPDAではできないことができる