フュージョン・コミュニケーションズは都内で開催した展示会でPDAをIP電話機として使う「PPPhone」のデモを展示したそうです。 「普段から携帯電話端末とPDA端末の両方を使用しているユーザーに薦めていく」とか。 PPPhoneは、Outlook Expressなどのアドレス帳やWebブラウザと連携しており、クリックだけで簡単に電話発信できるのが特徴。OSはPDAはPocketPC 2002/2003、パソコンはWindows XP/2000。
ハイビジョンスゴ録「RDZ-D5」レビュー
デジタルARENAによるハイビジョン対応のスゴ録新製品「RDZ-D5」のレビュー。スゴ録では初搭載となるXMB以外に、EPGやおまかせ・まる録について詳細に解説しています。「実際に触ってみて、ようやく家庭のリビングで気軽に使えるデジタル対応機が出てきたと感じた」とか。なお、下位機種についている「おまかせ・チャプター」は省かれているそうです。
フィリップスの多機能HDDオーディオ用IC、ソニーも顧客候補
Philips、45時間再生が可能なHDDオーディオ用IC-「1万円を切るHDDプレーヤーも実現できる」
フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、コンシューマ市場向け半導体ソリューション事業戦略説明会でHDDポータブルオーディオ向けIC「PNX0106」を発表したそうです。1万個ロット時の価格が12ドルで、「このソリューションを使えば、1万円以下のHDDオーディオプレーヤーも実現できる」とか。サンプルとリファレンスボードの出荷は7月、量産出荷は10月を予定とか。主な機能を箇条書きにしてみると、
・HDD以外にCFカード、SD/MMCカード、NAND、NOR、SRAM/SDRAMも接続可能。
・拡張用端子でWi-Fi、Bluetooth、FMラジオなども追加可能。
・音楽再生時の消費電力は60mW。800mAhのバッテリを搭載した際の連続再生時間は45時間。
・PCとの接続用にはUSB 2.0。ホスト機能もサポート。
・静止画表示と簡易動画の再生もサポート。
・対応フォーマットは、音声がMP3/WMA/AAC/AAC+/AAC+Enhanced/OGGで、ADPCM/MP3形式での録音も可能。
・外部ビデオエンコーダを接続すれば、テレビなどへの出力にも対応可能。
と多機能で拡張性にも優れているようです。同社の事業部長は、デジタルオーディオプレーヤーの市場について、「近いうちに1億台程度の大きな規模に育つだろう。その中でも、HDDを搭載したモデルが大きな割合を占めるのは間違いない」と予測しているほか、「新製品のPNX0106はATRACへの対応も可能なのでソニーも販売先として見込まれる会社の1つ」とコメントしています。
米Palm Source CEOが辞任【追記あり】
米Palm Sourceが、デービッド・ネーグル社長兼CEOが辞任すると発表したそうです。同氏は今年7月半ばまで相談役として同社にとどまるとか。なお、辞任の理由は明らかにされておらず、後任の暫定CEOには、国際特許部門上級副社長のパトリック・マックヴェイ氏を指名したそうです。
【追記】その後、palmOneがPalmSourceから「Palm」ブランドの権利を取得したというニュースが飛び込んできました。
・palmOneが「Palm」ブランドの権利取得、社名も復活へ
下に関連ニュースもピックアップしましたが、読んでいて感じたのは「Palm」と名の付く会社の不安定さ。PalmSource内部は相当ガタが来ている感じ。OS事業もまたPalm Inc.に統合なんて事になったりするのかも。
スケジュール管理、6割以上は紙の手帳、PDAは0.01%
アイブリッジの「スケジュール管理」に関するアンケート結果に関するニュース。現在スケジュール管理に利用している道具(複数回答方式)は、「手帳(メモ帳含む)」(64.7%)、「携帯電話」(38.7%)、「PC」(24.7%)、「PDA」(0.01%)の順で、今後利用したいと思うものは、「特にない」44.3%、「携帯電話」(18.7%)、「PC」(17.3%)、「PDA」(10.0%)、「手帳(メモ帳含む)」(9.7%)の順とか。
ソニー・コンピュータサイエンス研究所展、7月にお台場で開催
ソニーグループの研究機関「ソニーコンピュータサイエンス研究所」が、最新の研究成果を展示する”ソニー・コンピュータサイエンス研究所展”が、7月16日~24日までの期間、お台場のソニー・エクスプローラーサイエンスで開催されることが決定したそうです。展示、ショウ、トークなどにより、同研究所の最新の研究内容が説明されるとか。モバイル系の面白い技術展示があるようなら是非足を運びたいっす。