ソニーディーラーコンベンション視察リポート(3)~NetJuke編

今回のディーラーコンベンションでウォークマンと並んで興味の対象だったのがNetJukeの新製品「NAS-NEW」。ソニードライブからは正式発表はありませんでしたが、メディアの報道で取り上げられて初めてその存在が明るみに出ました。

従来のNetJukeは外部モニターが必須でしたが、新機種では4.3型の液晶ディスプレイが搭載されました。また、カタログに「MD搭載ハードディスクコンポ」と紹介されているとおり、MDデッキの搭載によりユーザーが持つMDライブラリー資産の有効活用ができるようになりました。録音(転送)機能も、従来のCD→HDDだけでなく、CD→MD(HDD経由らしいです)、MD→HDD(アナログ等速らしいです)、HDD→ウォークマン/メモステと活用のバリエーションが一気に広がりました。MDは、MDLP対応でHi-MDには非対応。HDDへの録音は従来のATRAC3オンリーから、ATRAC3plusとMP3の両対応になり汎用性が一気に高くなりました(対応ビットレートは未確認)。さらに、なんとネットワーク経由でパソコンからMP3ファイルを取り込んだりすることもできるようです。もちろん、AnyMusic対応でMoraで配信されている楽曲の購入もできます。これぞ真のオールインワンコンポなのではないでしょうか。(新ウォークマンとの連携については確認し忘れましたが、基本的には現行機と同様のマニュアル操作による転送のみに対応で、完全同期やConnect Playerのようなインテリジェンス機能は持ち合わせていないと思います。)なお、初代NetJukeに搭載されたS-Masterは現行機同様、今回の新製品でも見送られてしまったようです。で、気になる価格についてお伝えしたいのですけど、メディアの報道にも出ていないのでここでいってしまうと守秘義務契約に違反するおそれがあるので控えておきます。イメージ的には一般的なミニコンポ2台分はいってしまうようです。

以下、個人的な感想ですが、現行機で感じていた楽曲の検索性に関する不満は解消されておらず残念でした。新ウォークマンと同様のイニシャルサーチとジュークボックスならではの豊富な再生バリエーション(全曲一発シャッフルとか)が実現すればノンPCジャンルの製品としてより完成度が高くなるのではないかと思います。幸い、NetJukeは従来機からネットワークアップデートが可能な仕様なので、段階的な機能向上は期待できるんですよね。それと、液晶モニター内蔵はうれしいのですが、リスト表示など、情報量が多い画面だと離れた場所からでは確認しづらいかもしれません。なので液晶が見やすいかを考慮して置く場所を検討する必要がありそうです。今の段階で次世代機を語るのはなんですけど、ラジオのタイマー録音(エアチェック)機能の充実と、CD-Rへの書き出し対応ができるようになれば相当面白いことになるのではないかと思ってます。

そういえば、AnyMusic対応機器ってパイオニアやシャープといったメーカーからも出ていたんですけど、今ではソニーしか対応製品出していないんですよね。ONKYOのはソニーのOEMだし…。前にも書いたんですけど、オーディオメーカーが協力しあって新しい市場を作っていかないとPC中心のデジタルオーディオにみんな持って行かれちゃうんじゃないでしょうか。それでなくとも、DVD/HDDレコーダーやシアターシステムなどによって純粋なオーディオ製品がどんどんリビングから押し出されている感じがするし、DVD/HDDレコーダーなどが高度な音楽再生機能を取り込む可能性もないこともありません(PSXなどにそれを期待していたところもあります)。昔のようにオーディオシステムが飛ぶように売れる時代では無いので、商品訴求は大変でしょうけど、ソニーには頑張って欲しいと個人的には思っています。

(一番のネックはやっぱり価格でしょう。あの価格では爆発的ヒットは相当難しいだろうなあ…。)

【当サイトのNetJuke関連エントリー】
ネットジューク「NAS-A10」を試す(1)~導入までの我が家のオーディオ事情
ネットジューク「NAS-A10」を試す(2)~セットアップからCDを聞くまで
ネットジューク「NAS-A10」を試す(3)~HDDにCDを録音
ネットジュークでエアチェック
※レビューが中断したまま、新製品が発表されちゃいました。折を見て再開できればと思いますが、あまり期待しないでください。

ソニーディーラーコンベンション視察リポート(2)~新ウォークマン編(2)

ソニーディーラーコンベンション視察リポート(2)~新ウォークマン編(1)の続きです。】

■Connect Player
ソフトがインストールされたPCこそ複数台展示されていましたが、キーボードはカバーで覆われ全く操作ができなかったため説明員の方に口頭で説明いただきました。既報の通り、ウォークマンAシリーズの新機能を支える大きな役割を担うソフトという位置づけのようです。先述のアーティストリンク機能実現のために、基本的なCD情報以外の独自のデータベースを取得する機能を持つほか、ウォークマン本体に蓄積された再生履歴情報を同期、解析することでデータベースが賢くなっていくということらしいです。コクーンチームのトップだった方が関わっているだけありますね。ただ、聞いたところによると、CDからのエンコードはATRACオンリーでMP3には非対応なんだそうです(MP3ファイルの読み込みはできるようです)。それと、ATRAC3 CDとMP3 CDの書き出しも非対応。SonicStage最新版でできるようになったことが、再びできなくなってしまいました。SonicStageとの共存は可能とのことなので使い分けは可能ですが、ちぐはく感じは否めません。他にも色々と説明してくださったのですが、基本的なことでもできそうでできないことが多く、まだまだこれからという印象を受けました。SonicStageなどで構築した過去の資産との互換性などについては質問するのを失念してしまいました。ごめんなさい。なお、無償配布については現在のところ考えていないとのつれない返事でした。(が、販売店向けに配布された年末プロモーションのご案内には…守秘義務契約でこれ以上はまずいと判断しました。お許しを。)

■その他
新製品向けの専用ケースは触れこそしませんでしたが出来は良いと思いました。別売りリモコンにも触れずじまいだし、ドックスピーカーは本体デザインと今ひとつマッチングしていない印象。ウォークマンビーンズは展示があったのかもしれませんが完全に見落としました。MDウォークマンコーナーは誰も寄りついていなかったのが印象的でした。その他、個人的に大注目のNetJukeの次世代機については別立てで書きます。

□新ウォークマンに関する個人的なつぶやき
一通り触った後でも使いにくいという印象は変わらす、最後まで直感的な操作ができませんでした。携帯電話のテンキーで高速に文字入力できる人でデジタルオーディオプレイヤーを初めて使うという人はもしかしたら抵抗無いかもしれませんが、ネットワークウォークマンやiPodをすでに使いこなしている人が乗り換えたいと思った場合は独特の操作感にとまどうと思います。購入の検討をしている方は、店頭などで実機を触ってみることをお薦めします。とはいえ、正式発表後まもない展示のため、11月に発売される時にはソフトとハードを含めた操作系の見直しや改善が施されるかもしれません。自分も触っていたのは1時間にも満たないぐらいですし、話半分に取っていただければと思います。ちなみに、自分はA1000は買うつもりです。A3000はちょっと大きすぎだし、大容量は初代HD1で今のところ充分。手に馴染むちょうど良いサイズだったことも理由です。それと、ソニーのやろうとしている新しい試みに対してもう一度じっくり触った上で再度評価をしてみたいという気持ちもあります。A6xxシリーズは、個人的にはソニスタ限定モデル含め、今回は見送りするつもりっす。気がかりなのはConnect Playerの仕上がり。最終仕様はわかりませんが、今のままだと下手すると総スカンを食う恐れもあるかもしれないのでは無いかと心配です。

【突然のお便り紹介】
タイミング良く、読者のTMDCさんから以下のメールを頂戴しました。

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ソニーディーラーコンベンション視察リポート(2)~新ウォークマン編(1)

ウォークマンAシリーズですが、ディーラーコンベンションではパーソナルオーディオコーナーに展示されており、想像以上にスペースを大きくとって展示されていました。ソニーの力の入れ具合が感じられます。コーナーに入ってすぐの場所に新製品のオールラインナップが円形のショーケースで展示されていました。また、所々に小さめのショーケースあり、専用ケースなどの周辺機器も展示されていました。(周辺機器はショーケース越しに見るだけでほとんど触れませんでした。)コーナーのメインは、プロモ映像用の大型スクリーンを背にした長く一直線の実機展示。端から端まで対面式で説明員が熱心に来場者に製品説明をしており、自分もそこで初めて今回の新製品の実機に触ることができました。

■A3000・A1000
まずはHDD搭載のA3000とA1000。外観は同じで両者の違いはサイズとHDD容量だけになります。A3000は実際に手にしてみると予想以上に大きく、重く感じました。HDDウォークマンの従来機と比較しても過去最大のサイズ・重量です。A1000はA3000がそのまま二回りほど小さくなった印象で、初代のNW-HD1よりも少し大きく感じるぐらい。重さはHD1とほぼ同じ109gなので、A3000の後に手にするととても軽く感じます。自分はHD1しか所有していないので縦型はiPodしか持ち慣れていないのですが、操作系のボタン類が下に集中しているA3000は、iPodなどよりは持ちにくいかなと感じました。A1000は軽くサイズがコンパクトなのでボタン類が同じ配置でも使いやすく感じました。軽いから手の上でいかようにも持ち替えられるんですよね…。また、背面の表面がざらっとしたマット仕上げになっており、持ちやすく(滑りにくく)している点は好感触でした。有機ELディスプレイは両機共に解像度は同じで、サイズ違いのものが搭載されています。英数字のフォントも太く読みやすいです。ただ、A1000に比べA3000のディスプレイはジャギーが目立つかなあという印象。A1000の方が全体的に締まって見えます。

外観はそこそこにまずは予備知識無しで操作してみました。第一印象は、使いにくい…。ハードとソフトがかみ合っていないとでもいいましょうか。上下左右の4方向キーと中央の決定キーの動きがHD1の操作系と比べて大きく変わってしまいました。HD5を使っている人ならもしかしたら問題ないのかもしれませんが、一般的なリスト表示から聴きたい曲を絞り込む操作だけでも苦労します。そもそも初期画面の出し方がわからない。クリエでお馴染みのバックボタンがあったので、これを何度か押していたら初期画面になったのですが、そこからリスト表示モードにするだけでも何回もキーを叩かなければいけません。例えば、アルバムのリスト表示をしたい場合、初期画面から上下左右ボタンでリスト表示アイコンを選択して決定キーを押下、その後上下キーでアルバムを選択して決定キーを押下してやっとたどり着きます。そこで表示されるのはカナ、英数の順でソートされたリスト。目的のアルバムにたどり着くまで下ボタンを押すわけですが、ここで役に立つとされるのが新機能のイニシャルサーチ。単独で用意されたオプションボタンを押し、イニシャルサーチを呼び出すことで目的のアルバムを探しやすくしてくれるというものです。自分はここまで操作して正直疲れてしまいました。売りのインテリジェントシャッフルって、こういった基本的な操作が面倒な人向けに作られた新機能なんじゃないかって勘ぐってしまうぐらいです。そのインテリジェントシャッフルにしても、バリエーションが増えたこと自体は評価できるのですが、いきなりそこまでやらなくても良いのではという気持ちの方が強いです。iPod同様に初期画面で全曲シャッフルが選択できれば充分なので自分にとってはオーバースペックというかいらない機能かもしれません。もう一つの売りであるアーティストリンク機能はHDDタイプのみの採用。本体左上に専用ボタンまで用意され、ボタンを押すとその時だけボタンがオレンジに点灯するというこだわりはすごいです。ですが、ソフト的にと言うかデータベース的にリンク情報が信頼できるのかどうかはなんとも言えません。後述するConnect Playerを使ってソニー独自のデータベースサーバーから情報を取得するようですが、説明員の方に聞いたら基本的には音楽ジャンルを参照するだけのようなんです。邦楽アーティストと洋楽アーティストとの関連性も今ひとつはっきりせず、中途半端な感じは否めませんでした。

■A6xxシリーズ
本体デザインは現行機種からの変更点は全くなく、カラバリと中身(ソフト)が変わったA6xxシリーズ。2GBモデルの追加こそありますが、NW-E507/Eで満足していることもあって個人的に惹かれるものが無く、触っていた時間もほんの数分程度でした。基本的な操作方法は現行機種と大差はないようですが、HDDモデル同様のインテリジェントシャッフル機能はFUNCボタンの長押しで呼び出していたような…記憶が曖昧でごめんなさい。このシリーズのみの機能となるアーティストリンクシャッフルはHDDモデルのアーティストリンク機能に近いことを実現するらしいのですが、本体でリアルタイムシャッフルするのではなく、Connect Player側で設定されたリストが転送されるのだそうです。話を聞いてう~ん、と唸ってしまいました。実際に体験はしていませんが、PCと本体間のHi-Speed USB転送は話を聞くと高速らしいです。いじょ。

長くなったのでウォークマン編(2)に続きます。

ポータブルオーディオ関連ニュースラウンドアップ

【秋葉原】iPod nanoだけじゃない! 1GBオーバーのフラッシュメモリを搭載したポータブルオーディオプレーヤ実売価格調査
ASCIIによるアキバでのフラッシュメモリタイプのポータブルオーディオプレーヤ価格調査。iPod nanoの発売やフラッシュメモリチップの価格下落で低価格競争も激化の一途。1GB以上の大容量モデルが以前に比べ大幅に値ごろ感が出てきたようです。ソニー製品ではすでに生産完了となっているネットワークウォークマン「NW-E107」が取り上げられています。場所によってはまだ店頭在庫はあるんですね。

東芝、ポータブルオーディオ向けの小型燃料電池を開発-HDD内蔵プレーヤー試作機で約60時間連続再生
東芝がポータブルオーディオプレーヤー向けの小型燃料電池を開発、試作機を用いた動作検証を開始したそうです。開発されたのは出力100mWと300mWの燃料電池ユニットで、試作機レベルで前者で約35時間、後者で約60時間の駆動が可能とか。ソニーのVME技術を脅かす存在になるのか、注目ですね。

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東京ゲームショウ、プレステ関連ニュースラウンドアップ

ソニーディーラーコンベンションと時同じくして開催中の東京ゲームショウ2005ですが、SCEのプレステ関連のニュースを集めてみました。

東京ゲームショウ2005、ソニー・コンピュータエンタテインメントブースレポート。充実したPS2・PSPラインナップ、PS3は残念ながら映像出展のみ
東京ゲームショウ2005が開幕
PS3本体の展示はコンセプトモデルのモックアップオンリーだったみたいですね。対応タイトルもデモ映像のみが多かったようです。PSPに対応した「PlayStation Spot」の詳細や話題の「TALKMAN」を始め、プレイアブル展示されている各社の新タイトルでも注目が集まったみたいです。個人的にはこのタイトルが遊べるだけでもPS3買う価値ありと思いました。じじいのスネーク渋すぎる!>「ゲームが変わる。TGSで変わる。MGSが変える」――小島監督MGS4トークショー
Xbox360は実機展示が行われ、iPodと接続している画像もありますね。特定のストレージクラス領域に保存したMP3/WMAファイルの再生が可能ってことなので繋がらないことはないのでしょうが、iPodでは曲を2重に管理しなくてはいけないので効率的ではないですね。

任天堂「Revolution」はAVリモコン風コントローラ採用-HORIがPSP対応メモステビデオレコーダを展示
新作ソフトの体験版,無線LANでダウンロード(要登録)
後半にHORIのPSP対応メモリースティックレコーダ(11月発売予定で13,440円)とフジワークのH.264録画が可能なメモステレコーダ(10月上旬に発売延期で6万円前後)のリポートがあります。ゲームショウ関連ではないですが、週刊 デバイス・バイキングに「PLAY-YAN micro」のレビューがのっとります>ゲームボーイ ミクロが小型SDビデオプレーヤーに!マリオUIも追加。MP4/SD-Video対応SDアダプタ 任天堂 「PLAY-YAN micro」

ゆっくり死んでいくわけにはいかない–任天堂、次世代ゲーム機「Revolution」のコントローラ発表
一つ上のニュースでも取り上げられていますが、レボリューションのコントローラって発想が実に任天堂らしいと思います。両手で持つコントローラーよりもよりオーバージェスチャーになりそう。ゼルダの対応が楽しみです。なんか任天堂とSCEの思想の違いって、ポータブルオーディオ市場でのアップルとソニーみたい。

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ソニーディーラーコンベンション視察リポート(1)~ロケフリTV編【一部訂正】

ソニーディーラーコンベンションに行ってきました。リポート第一弾はロケフリTVについて。何と言ってもロケフリTV体験ブログに関わったおかげでイベントにご招待いただきましたので…。なお、会場が撮影禁止だったので画像はありません。今後のリポート含め、その点はご了承ください。

iconicon注目のパソコン用「ロケーションフリーテレビベースステーションパック」ですが、予想以上に人だかりができていて、それなりに注目度が高いなあと思いましたよ。ベースステーションも想像以上にコンパクトに仕上がってました。外観は昨今のASDLモデムに近い印象。X5までのそれとちがって置き場所に苦労することもなくなりそうです。

ブースではソニーホームエレクトロニクスネットワークカンパニービデオ事業本部LFX事業室の方と直接お話しさせていただきました。ソニードライブのプレスリリースでは色々とわからないことがあったのですが、今回、お話を伺ってわかったことを書き留めておきます。

・ベースステーションからパソコンへの映像ソースの送出は無線・有線にかかわらずMPEG4。なので、高画質はあまり期待できません。これはちょっと残念…。画質と利便性を天秤にかけて後者を取る人なら問題なしです。ちなみに、従来機のX1やX5はベースステーションと家庭内LAN(無線&有線)ならMPEG2(NetAVはMPEG4)らしいです。
・PC用ソフト「ロケーションフリープレイヤー(LFA-PC2)」の使い勝手は良く、マウスで直感的に操作可能でした。画面はWindowsPCの標準のウインドウ操作で拡大縮小が可能です。ただ、先述の通りMPEG4の画像なので解像度の高いディスプレイでウインドウ画面を拡大すればそれに比例して画像が荒くなります。またリモコン画面を単独でドラッグアンドドロップで任意の位置に移動できます。ちなみに、X1/X5ではリモコンは専用モニターの画面右側に固定表示になります。全体的にPCならではの使い勝手が実現できていて好感触でした。
・個人的に一番気がかりだった、「ロケーションフリープレイヤー(LFA-PC2)」をインストールしたパソコンがX1/X5のベースステーションに対応するかについては、X5のベースステーションのみファームウェアなのアップグレード無しでも動作するとのこと。X1は残念ながら非対応。ただ、即答は得られず担当者同士で確認した後に得られた返事だったので、実機で確認する必要はありそうです。とりあえず、本件に関しては自分で「ロケーションフリープレイヤー(LFA-PC2)」を購入して確かめてみることにします。
X1やX5ではNetAV機能を使うために固定グローバルIPの取得が必要でしたが、今回の新製品に関してはダイナミックDNSの仕組みをソニーが独自に提供してくれるらしく、どうやらその必要が無いらしいです。自分も現行機でNetAV機能を使おうと思っていたのですが、この機能を使おうと思うと途端に敷居が高くなったので躊躇してしまったんですよね。新製品でこの問題が解決されたことは特筆に値すると思ってます。なお、この件に関しては、ソニードライブのQ&Aにも記述がありました欲を言うなら、X1/X5ユーザーにも同様の機能を提供して欲しいです。
【追記】どうやら自分の勘違いだったみたいで、固定グローバルIPは必須みたいです。ごめんなさい。そうなるとやっぱり敷居は高いままだなあ…。

ブースではベースステーションパックとバイオtypeTを組み合わせたデモが目立っていましたが、展示コーナーの端に参考出品として、世の中で一番普及しているコミュニケーションツール(回りくどい言い方だな…)とベースステーションパックを組み合わせたソリューションなども展示されていました。新製品発表時に今後のバリエーション展開として示唆された物の一つなのかもしれません。ただ、実際に稼働しているところは見ることはできませんでした。(PSP対応について質問するのを失念してました。すいません…。)

ということで、9月に入って真っ先に発表されたPC向けのロケフリパックは、ITリテラシーの高いPCユーザーが対象でありながらも、実際は簡単な設定ですぐにロケーションフリーテレビの醍醐味が味わえるという点で大注目の商品だと思います。価格がリーズナブルなのもうれしいです。

ロケーションフリーテレビって、実はとってもソニーらしい商品だと思うんですけど、価格がネックで今ひとつ盛り上がらなかったように感じています。でも、実際に使ってみるとテレビ好きの人なら絶対に便利だって感じると思います。今回の新製品がきっかけになり、ロケーションフリーというコンセプトが広く理解され、たくさんの人たちに新しいテレビライフを楽しんでもらえることをロケフリTVファンのひとりとして期待しています。特に無線LANが使えるバイオノートユーザーの皆さん、だまされたと思って一度使ってみてください。(結果的にだまされたとしてもなんの保証もできませんが…笑)

次回は何かと話題のウォークマンAシリーズについての感想を書きたいと思います。(第一印象は思ったほど悪くなかったんですけど、実機に触れて感じたのは…って、詳しくは次回に)

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