公衆無線 LAN サービス利用者は頭打ちか
インターネットコムとJR東海エクスプレスリサーチが行った「公衆無線LANサービス」調査結果に関するニュース。サービス利用者は全体の約4分の1で、1回の平均的な利用時間は1時間未満が最も多く、9割以上がノートPCで利用していることがわかったとか。また、前回の調査から利用希望者が11.1ポイント減少しているのに対し、関心を示さなかった人が9.3ポイント増加していることなどから、同サービスの「利用者数は頭打ちになりつつあるようだ」とまとめています。
公衆と名が付くサービスな割に使えるエリアが限定的なのも問題なんじゃないかとも思ったり…。情けは人のためならず、な「FON」の現状も気になるところではありますね~。
【追記】とその後FONがこんなサービスを開始したというニュースが…>FON、1日1回無料でインターネット接続できる体験サービス「WiFi ads」
韓国メーカーから見た日本、そして世界~ 音楽/ビデオプレーヤーはどこへ向かうのか ~
こちらは、小寺さんの週刊「Electric Zooma!」。韓国のPMP(Portable Meida Player)事情についてコウォンジャパン関係者のインタビューを交えて解説してくださっているのですが、ここで注目したいのが総論の以下のコメント。
韓国製PMPがここまで高機能化したのは、プリミティブなものに対して足し算していく発想だ。そしてその足し算は、まもなくモバイルPCの領域に手が届こうとしている。実際にA2やQ5といった大型PMPにWEBブラウザが載り、無線LANやイー・モバイルのような通信手段が使えたら、ケータイでは足りない、でもモバイルPCでは多すぎるといった用途にフィットするかもしれない。ちょっと取り出してすぐにWEBから情報が引き出せるツール、十分広い画面、音楽や動画再生も楽しめる。そういうものが5万円前後で買えるとしたら、今の社会の在り方が変わるかもしれない。
真っ先に、「mylo」を思い浮かべたものの、小寺さんが海外での取材でご苦労なさった経緯があるので、軽くスルーされちゃったんですかね…。「本気でいつでもどこでも無線LANが使える環境が現実に存在しなければ、ほとんど旧来の固定電話程度の役割しか果たさない」、とはその時の小寺さんの弁ですが、PMPがWi-Fi対応したとしても同じ事が当てはまるのでしょうね。日本通信の「bスポット」などがもう少し手軽に使えるようになると日本も変わるのかなあ…。
話は変わりますが、紙の自販機なんてのが出てくるそうです。こういうサービスがケータイ以外のモバイル機器でも使えるようになると、違った意味で面白そうですね。この端末にアクセスポイントを仕込むとかしてくれないでしょうか…>モノもコンテンツも売ります――紙の自販機「ドコデジ」ってどんなもの?
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