米国を活動拠点に置く安達一彦氏による米国のスマートフォン市場動向レポート。日本で話題になっているほどには、iPhoneは売れていないとして、GSMなどの旧世代の通信サービスしか使えないので通信速度がやや物足りない点や利用者の様子見をその理由に挙げていらっしゃいます。また、安達さんが個人的に注目しているスマートフォンは、Sprint Nextel社の「Palm Centro」とか。99.99ドルの圧倒的な価格競争力、唯一の3Gサービス提供、「Palm Centro」のVoice DialingやDial-Up Networkingといった便利な機能など、全体の価値でCentroはiPhoneを超えているとのこと。ちなみに、ご自身もCentroを実際に購入されたそうですが標準で日本語が表示できないためこれからカスタマイズするとか。
久々のPalmネタ。Palm社はもうソニーとほとんど接点が無くなってしまいましたが、Palmと名の付く商品が評価されるのは個人的にうれしいです。99.99ドルという価格は本当に魅力です。こういう商品が日本でも当たり前に使えるようになると楽しいのになあ・・・。
そういえば、auがオーストラリアにおける国際ローミングサービスの提供終了をアナウンスしましたが、そのリリースの最後に、「2008年の春をめどに、国内市場向け端末としてGSMにも対応する端末を発売する予定」と発表していました。果たしてどんな端末を発売するんでしょうかね・・・>オーストラリアにおける国際ローミングサービス「GLOBAL PASSPORT」の提供終了について