「CLIE/Palm」カテゴリーアーカイブ

ソニーとソニエリでBluetoothヘッドセットのシェアが35%強

携帯でBluetooth広がる、ヘッドセットやプリンタ、体重計まで「線」不要に

少し前の記事ですが、搭載ケータイの増加に伴うBluetooth周辺市場レポート。ケータイとの組み合わせということで、ヘッドセットの紹介が多いですが、最後のページにはプリンタ、スピーカー、カーナビ、体重計なども取り上げられています。

iconiconヘッドセットの紹介ではソニー「DR-BT100CXDR-BT100CXP」とソニエリ「HBH-PV708」が代表格として取り上げられていますが、注目は今年5月のメーカー別販売台数シェア。ソニーが21.6%で1位、ソニエリが13.9%で3位と2社の合計で35%強というすさまじいシェアを獲得してます。すごいですねー。

iPhoneもOS3でステレオ音楽再生(A2DP)対応だし、11月発売のPSP goにも標準搭載と、俄然Bluetoothが盛り上がってきました。ソニーのオーディオチームはこのビッグチャンスを逃す手はありません。攻めて攻めて攻めまくってください。

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2009年内で修理サービスが終わるCLIE~8月NX、11月NZ90&SJ33、12月TG50

じりじりさんから、「すっかり話題にも上らなくなってしまったCLIEですが、5/26付けで有償修理時の料金のめやすが更新されております。まもなく、近々サポートが切れる機種も多くありますので一読を。」とのお便りいただきました。ご丁寧にご忠告ありがとうございます。一応定期的に確認はしているのですけれどもね…。

  • PEG-NX80V/NX73V:2009年 8月にて修理サービスを終了
  • PEG-NZ90:2009年 11月にて修理サービスを終了
  • PEG-SJ33:2009年 11月にて修理サービスを終了
  • PEG-TG50:2009年 12月にて修理サービスを終了

てことで、上記機種をいまだ現役でお使いでこれからも使い続けたいという皆様でバッテリーが危うい方はお早めにNCCLにご連絡を。
ちなみに、年内でTH55、UX50、TJ37、TJ25以外の機種の修理サービスが終了。
いよいよ来年でCLIEビジネスが完璧に終わりますな…。

(私信:「手のひらで何でもやろう運動」懐かしいですねー。今も続けていたらかなりの部分はできていたのかもしれませんよ…>urayasu_papa さん

Android OSの携帯電話以外の分野での可能性 (あのKinomaの最新アプリの話題も)

見えてきた!? ケータイ以外でのAndroidの適用例

GoogleのAndroid OSの携帯電話以外の分野での可能性を探る、第12回 組込みシステム開発技術展(ESEC2009)」のレポート。「デジタルフォトフレーム」「デジタルサイネージ」「ナビゲーションシステム」「次世代携帯端末向け DTCP-IPソリューション」「Android+TV(液晶ディスプレイを用いた動画・音楽再生、Webブラウジング)+Bluetooth on Android(Bluetooth対応キーボードによるワイヤレス操作)」「EMMA Mobile1 H.264ビデオ再生+超低消費電力デモ」など、興味深いデモが目白押し。ソニーとしても無視できないトレンドか…。

ちなみに、日本史上初のドコモのAndroid携帯も同イベント開催中に発表されたとか。HTCのすごさは認めるけど、今も昔もデザインには全くそそられない…>国内初のAndroid OS搭載モデル「HT-03A」

Androidケータイはゲーム業界にとっても無視できない存在になるのか。PSPも今年が踏ん張りどころか…>日本でも発表間近の「グーグル携帯」 ゲーム業界の期待度

Googleにとって日本は重点地域。上記端末の日本語化はドコモでもHTCでもなく、Google自ら担当しているとか>グーグルがアンドロイドに取り組む狙いは 自社ネットサービスの“横展開”にある

PalmもGoogleぐらい日本にコミットしてくれないもんでしょうか。価格もさることながら、たたずまいからして、そそるんだよなあ…>WWDCの2日前:Palm Pre、6月6日に200ドルで発売

そういえば、Androidケータイと一緒に発表されたドコモの東芝製「T-01A」に、CLIE・Palmファンにお馴染みのKinomaのアプリが搭載されてる。その名も「Kinoma Play」。YouTubeや動画、音楽、画像、ポッドキャスト、RSSなどを再生、閲覧できるとか。我らがドクターこと、ヤシマさんが解説してくれてる。Windows Mobileのアプリなのに、ランチャーを乗っ取ってしまったかの如くなGUIが目を引く。ユーザーへの新体験提供を豪語するウォークマンXと機能比較したくなる今日この頃…>iPhone 3Gキラーの大本命!? T-01Aに触ってみた!

【追記】Kinona開発者でQuickTimeの生みの親でもあるピーター・ハディー氏が語るKinoma Player。レイヤー化がポイントみたい>QuickTimeの父が作り上げた、“iPhoneを超える”メディアプレーヤー

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元ソニーのソフトウェア技術者がYahoo!の家電向けネットワーク・サービスを変える?

家電のUIを進化させるためメーカーと「戦い」続ける 坂東 浩之氏 ヤフー 事業推進本部 デジタルホーム事業室 室長

テレビや携帯電話など、あらゆるディスプレイにコンテンツを届ける「Yahoo! Everywhere構想」について坂東氏がインタビューに応えてる。同氏は元ソニーのソフトウエア技術者でNEWS、VAIOといったソニーのコンピュータビジネスの最前線で活躍してきた方。03~05年までCLIEビジネス担当後、自らが理想とする家電向けのネットワーク・サービスを実現するためYahoo!に転職なさったとか。

アクトビラとYahoo!とウィジェットの関係は? ~テレビ向けネットサービスの現状を俯瞰する~

こっちにも板東さんが登場。「テレビ版Yahoo! JAPANは、PCに比べ非力なテレビのウェブブラウザでも、非常に高速に動作する。不必要な情報を削り、高速に読み込めるよう設計されている」とある。

冒頭のインタビューではUIへのこだわりが随所に書かれてるんだけど、テレビ版 Yahoo! JAPANって軽いのはトップページだけでそこから先は普通のページにアクセスされちゃう。しかも重くて使い物にならない。言ってもウチはアクトビラベーシックをXEL-1でしか検証できないし、XEL-1のブラウザ(ネフロ)がダメダメなのかもしれないのだけれども。(ちなみに、検索すら出来なかった。語句は入れられても検索ボタンが押せない=検索窓をアクティブにすると他のリンクに飛べない)

板東さんには申し訳ないけど、個人的にはテレビ版がこんな調子なら全く使う気おこりまへん。そもそもが昔ほどYahoo!のサービスを使わなくなってるし、魅力も感じていないというのが正直なところ。

Gyaoとの提携=動画でどこまで盛り返せるかという話もあるようだけど、テレビ版の出来を見るかぎり、ホントにあらゆるディスプレイに、同様の使い勝手で、使いやすいUIをもってしてコンテンツを届けられるのかと、ちょっと疑問に感じるところもなきにしもあらず…>ソニーの撤退が物語る,動画配信サービスの苦境 新たなビジネスモデルで第2幕へ

あ、でもiPhone(iPod touch)向けの統合アプリの出来は良いと思いまふ。ニュースのトピックスを確認するぐらいにしか使わないけど…。

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CLIE、W-ZERO3、ポメラ等の携帯端末を仕事に生かす新作落語家さん達のIT事情

落語家のIT事情と最近見つけた携帯端末
この春、これでPalmから卒業!?

三遊亭白鳥さんと林家彦いちさんが新作落語家さんのIT事情をレポート。東京と大阪では仕事の受注方法が異なるとのことで、自己アピールのためにホームページやメールが重要だったり、ネタの執筆やストックにPCなどのツールが欠かせないようです。

前者のコラムでは三遊亭白鳥さんがウィルコムW-ZERO3やポメラを、後者のコラムでは林家彦いちさんがNECモバギ、CLIE SJ33にNX80Vなどを経てAdvanced/W-ZERO3[es]にたどり着いた課程がかかれております。ちなみに、VAIO type Piconも三遊亭白鳥さんのコラムのオチに使われてます。

意外や意外、今時の落語にITがかかせないんですねー。おそらくはオンラインストレージなんかも使いこなしていらっしゃるのでしょう。今後の連載も楽しみです。

林家彦いちさんはCLIE(旧Palm OS)に別れを告げてしまったようですが、本家も新OSでがんばってますしねー。日本再上陸あると良いなあ…>Palm の12-2月期決算は絶不調、望みは次期製品『Palm Pre』次第

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携帯ゲーム機の対戦ゲームで威力を発揮する「どこでもWi-Fi」~昔のPDAとの組み合わせも便利か?

携帯可能な無線LANアクセスポイント「どこでもWi-Fi」をDS、PSPで試す

3/5発売のウィルコム「どこでもWi-Fi」の性能をポピュラーな携帯ゲーム機で検証。PSPやDS同様、AOSS方式採用なので認証作業もらくちんのようです。対戦ゲームなどでは体感できるような遅延もなく快適とか。リアルタイム対戦で重要なのは通信速度よりも往復遅延時間の短さらしく、遅延の少なさが売りのPHSはむしろ対戦ゲーム向きと言えるようです。

ウィルコムストアいかんせん、コンテンツダウンロードやWebブラウズとなると、回線の遅さがネックとなりゲーム機ですら厳しい感じ。とはいえ、「無線LANの不便さをピンポイントで補ってくれるツールとしては無二のもので、そこに価値を見いだせるなら、検討してみる価値は十分にありそう」とのことでした。

32kbpsが速いと感じたあの時代が懐かしくなります。というか、このレベルならむしろ昔のPDAなどとの組み合わせの相性が良さそう。CLIEというかPalm用のブラウザやメールアプリは動作も軽いですしねー。PSPとCLIEをいつも持ち歩き、いつでもどこでも対戦ゲームをしながらメールチェックもしたい人にとっては買いなアイテムかも…(っていないかそんな人)。

type Pとの組み合わせはさすがにしんどそう。やっぱPCはこれからはWiMAXなのかなあ…。つーか、PCだけじゃなくて次世代の携帯ゲーム機(PSP2とか)にもWiMAXモジュール搭載されるんでしょね。で、クラウドサービスとの連携も加速。最低限のストレージでコンテンツは全部あちら側みたいな。VAIOやPSPのビジネスも大きく変わりそうだなあ…(<素人の低レベルな妄想)>開通初日の“UQ WiMAX”は「アンテナ何本?」

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