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SonicStageに脆弱性~信頼できないM3Uのプレイリストファイルは開かないで

ソニーウォークマン向けソフトに脆弱性

ソニーのSonicStage(記事ではCONNECT Playerがメイン表記です)に脆弱性が報告されたそうです。セキュリティ企業がアドバイザリーを公開。M3Uのプレイリストファイルを処理する際の境界エラーが原因とのことで、パッチ公開まで信頼できないプレイリストファイルを開かないよう勧告しています。指摘があったのはver.4.3ですが、ほかのバージョンも影響を受ける恐れがあるとのこと。深刻度を5段階で上から2番目に高い「Highly critical」。

SonicStageはパッチ公開で解決するとして、auとのコラボソフトの方は大丈夫なんですかね…>【au秋冬トレンド分析】ソニーとの緊密連携でauの「LISMO」がSonicStage&ATRACに対応

【追記】脆弱性といえば、指紋認証機能付きポケットビットのソフトウェアの脆弱性を修正した再インストール用ソフトウェア一式が提供開始されたようです>脆弱性修正済み指紋認証機能つきポケットビット付属ソフトウェアご提供のお知らせ

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ソニーが指紋認証機能付きポケビ付属ソフトの脆弱性修正用ソフトを公開

指紋認証機能付き付属ソフトウェアの脆弱性修正用ソフトウェアご提供のお知らせ

ソニーが指紋認証機能付きポケットビットicon「USM128F」および「USM512FL」に付属しているソフトウェアの脆弱性を修正するソフトウェアの提供を9/28に開始していました。脆弱性を修正するためのソフトウェア2つを準備しているそうですが、「脆弱性の修正を含む再インストール用ソフトウェア一式」については提供の準備が出来次第、改めて案内するそうです。

製品に付属している一部のソフトウェアの脆弱性を修正するソフトウェア
【 修正内容 】
本ポケットビットに付属の「ファイル&フォルダ・セキュリティ」が持つ下記症状を修正。
・「ファイル&フォルダ・セキュリティ」をPCにインストールした際に、同時にインストールされるフォルダがWindows APIより見えないため、第三者により意図しない用途で使用されるおそれがあります。
・「ファイル&フォルダ・セキュリティ」に使用されるファイルの一部が、一部の市販のウィルス対策ソフトによりウィルスとして検知され、ソフトウェアが正常に動作しなくなる場合があります。

「USM128F」および「USM512FL」をお使いの方は導入をお忘れ無く!

ソニー、指紋認証機能付きポケビ付属ソフトの脆弱性を認める~修正ソフトで対応

指紋認証機能つきポケットビット付属ソフトウェアの脆弱性についてのお知らせとお願い(ソニードライブ)

ソニーは、指紋認証機能つきポケットビット「USM128F」「USM512FL」に付属しているソフトと供にインストールされる特定のフォルダに第三者によって意図しない用途で使用されるおそれ(脆弱性)があることが判明したため、修正ソフトを9月下旬までにポケットビットのホームページ経由で提供すると発表していました。

該当のポケットビットユーザーでこの脆弱性に不安を感じる場合は、修正ソフトを提供するまでの期間、使用を控えることを前提に速やかに該当ソフトをアンインストールするようすすめていました。なお、ソフトをアンインストールした場合は暗号化したファイルを使えないため、アンインストールする前に暗号化し保存してあるファイルやフォルダを指紋認証にて復号化し、他のフォルダ又はその他のメディアに保管して欲しいとのこと。

ソニーBMG問題で懲りたのか、今回は比較的迅速に対応が行われているようです。該当製品をお持ちの方は、後日公開される修正ソフトの導入をお忘れ無く!

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ソニーがコピー品などの被害を抑える目的で知財戦略を強化

ソニー、知財戦略を拡充

ソニーが自社の知的財産権を守り、特許侵害や模倣・模造品などの被害を抑えるため、知財管理の体制を強化。本社の知的財産センターの増員、グループ及び事業部の知財担当者との連携も強めるとか。模造品被害や特許侵害を巡る訴訟が増えていることに対応、知財戦略を経営の根幹要素と位置付け対応を進めるとのこと。

【中国】蘇州税関、ソニー製メモリースティックのコピー品を大量に押収

iconicon上のニュースは9/7の日経朝刊に掲載されたようですが、同じ日にタイミング良くこんなニュースが配信されていました。490個のメモステ全てが偽物だったそうです。電子製品でも体積が小さくて隠しやすいものは郵送ルートに載っかってしまうんですね。メモステに限らず、ソニーが小型の商品のパッケージに工夫を凝らすのもこの辺のことを配慮指定のことなんでしょうね・・・。

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バイオで録画したワンセグ放送をメモステに書き出してPSPで見る

「VAIO モバイル TV Ver.5.0」アップグレードプログラム(バイオサポート)

ワンセグ機能付きバイオに搭載されている視聴ソフト「VAIOモバイルTV」のアップデータが出ました。最新版ではワンセグを録画したファイルをメモリースティックに転送できるようになるそうです。メモリースティックへ書き出した映像は、ソニスタで発売が始まった別売ソフト「Memory Stick Video Playericon」をインストールしたPCや、PSPなどで再生可能とか。なお、PSPは9月実施予定のアップデートで正式対応するそうです。アップデート対象は、同ソフトのVer.3.0~4.0を搭載したバイオです。

iconiconMemory Stick Video Playericon」は以前無償配布された「お出かけビューア」の機能拡張版みたいですね。価格は安い(980円)けど、動作環境にいくつか制約があるので購入するつもりの人は要確認です。ちなみに、OSはVistaオンリーみたいです。ということで、Vista機が一台もないウチはNGっす。「VAIOモバイルTV」も、ウチのtype Uゼロ付属のバージョンは2.0で、Vistaにもアップグレードしていないのでこれまたアップデートの対象外。ことごとく蚊帳の外でございます。

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ポケットビットに「rootkit的」技術?

ソニーのUSBメモリに「rootkit的」技術

フィンランドのF-Secureが、ソニーのUSBメモリ「MicroVault USM-F」に付属する指紋認識ソフトのドライバに、rootkit的な隠し技術が組み込まれているのを見つけたとしてその概略を公表。指紋認証のセキュリティ措置であるとしてもrootkit的な隠し技術を使うのは適切ではないと同社は主張しています。なお、本件公表前にソニーにコンタクトしたものの、これまでのところ何の返答もないとか。

MicroVaultは日本ではポケットビットに相当する製品で同じくUSM-Fシリーズとして2006年2月から販売されていましたが、07年8月現在ですでに生産完了しており、店頭でもおそらく在庫限りでしょう。現行のラインナップを見渡す限り、指紋認証機能を持つポケットビットは無いので、同様の指摘を受けることはないと思われますが、USM-Fシリーズユーザーにしてみれば不安この上ないニュースであることは確か。ソニーとしての見解表明が期待されます。

(USM-F、ソニスタではもう売ってませんが、アマゾンではまだ売ってるんですね。値段からしてもう誰も買わないと思われますが…>SONY USBストレージメディア POCKET BIT USM-F 指紋認証 512MB[USM512FL]

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