「Walkman」カテゴリーアーカイブ

ウォークマン開発秘話~求められるのは引き算の発想

「ウォークマン」ブランドを守るため 新しい価値を提供し続けていきたい ソニー ヘッドホン一体型ウォークマン「Wシリーズ」(2)

こちらで紹介したヘッドホン一体型ウォークマン、Wシリーズ(NWD-W202icon)開発秘話の続編。初代ウォークマンの思想にも通じる「引き算の発想」がウォークマンに求められているのだとか。可能な限りボタンを少なくする方向に変わってきているそうです。

iconicon音だけで曲を検索させる方法を「サウンドユーザーインターフェース」って言うんですね~。さておき、引き算の発想。確かにわかるんですけど、さじ加減がねえ、難しいですよねえ。

ジョギングのお供にW202を使っていると、フォルダスキップ機能があればなあと思うことがよくあります。オールシャッフルの運用なら気にならないけど、アルバム単位で流れに沿って聞きたい場合も多いんですよねえ。

ヘッドホンといえばこんなニュースも。そういえば萌えるヘッドホン本もありましたよね…>ヘッドフォン売り上げにアニメが一役?

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ウォークマンXやサイバーショットWX1などが欧州で権威のあるEISAアワード各賞を受賞

カメラ・映像・オーディオ機器などに贈られる欧州で権威のある賞 「EISA アワード」の各賞を受賞(Sony Japan)

サイバーショット『DSC-WX1』、ハンディカム”『HDR-XR520VE』『HDR-XR520E』、α交換レンズ『70-400mm F4-5.6 G SSM』、ウォークマンNW-X1000シリーズ、業務用ビデオ・オーディオ編集ソフト『Vegas Pro 9』が、欧州で権威のあるカメラ・映像・オーディオ機器の賞「European Imaging and Sound Association Photo Awards」(EISAアワード)において以下の賞を受賞。

  • 「European Compact Camera 2009-2010」
    iconiconデジタルスチルカメラ“サイバーショット”『DSC-WX1icon
  • 「European HD Camcorder 2009-2010」
    AVCHD デジタルハイビジョン“ハンディカム”『HDR-XR520VE』『HDR-XR520E』
  • 「European Zoom Lens 2009-2010」
    デジタル一眼レフカメラ“α”交換レンズ70-400mm F4-5.6 G SSM 『SAL70400G』
  • iconicon「European Personal Media Player 2009-2010」
    “ウォークマン”NW-X1000シリーズicon
  • 「European HD Video Editing Solution 2009-2010」
    業務用ビデオ・オーディオ編集ソフト『Vegas Pro 9』

EISAは欧州19カ国の主なカメラ雑誌やモバイル機器、オーディオ、ビデオなどの専門誌52誌が加盟している組織とか。

てことで、受賞、おめでとうございます。(<あっさり)

ウォークマンがソフマップ秋葉原(本館一階)で7割のシェア

ウォークマン、音楽プレーヤーの売れ筋トップに――ソフマップに聞く

iconiconソフマップ秋葉原本館(一階)の携帯オーディオプレーヤー売れ筋ランキングTOP6のうち、ウォークマンがなんと4モデルを占めたとか。多機能高音質なNW-X1000シリーズiconへの注目が原動力になって他のシリーズに目を向ける人が増え、ブランド全体で盛り上がっているのが今の状況らしいですが、iPodの潜在需要がiPhoneに流れている状況もかなーり影響している感じ。ちなみに同店シェアは「ウォークマンが7割で、iPodが2割、残り1割が他のブランド」とのこと。

iconiconある意味iPhone様々ですね。全国規模や他店でのランキングはまた違うんでしょうから何とも言えませんが、それでも7割って結構すごいですよね。しかもアキバで。昔は真逆でしたもの…。意外にEシリーズも人気なんですね。さらに安価な「Bシリーズicon」の国内投入も今ならアリなんじゃないですかね…。

【追記】色々コメントいただきましたが、記事に修正が入ったようですね。全館合計ではウォークマンがiPodに肉薄という表現に変更されています。色んなツッコミが入ったのかなあ。ま、トレンディですから…ね。

そういえば、先週の「ウォークマンWシリーズ開発秘話~ウォークマンは一つの塊であるべき」というエントリーに対してtomooさんからこんなコメントをいただいてます。

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ウォークマンWシリーズ開発秘話~ウォークマンは一つの塊であるべき

初代ウォークマンの誕生から30年 わずか35グラムの耳かけタイプを作る ソニー ヘッドホン一体型ウォークマン「Wシリーズ」(1)

ヘッドホン一体型ウォークマン「Wシリーズ」(NWD-W202icon)の開発経緯について、ソニーのネットワークプロダクツ&サービスグループ パーソナルデバイス事業部門 企画MK部の木野内敬さんにインタビューしています。読み応えたっぷりですが、なんと次回もあるそうです。楽しみです。

iconicon究極の大きさはヘッドホンであると。いつでもどこでも音楽と一緒というのがウォークマンの正しい姿であり、Wシリーズはその思いを具現化したものであるということのようです。

ただ、木野内さん本人はWシリーズは亜流だと思っているとか。スポーツやエクササイズをしている特定の人に絞ってリーチさせたいとか。スポーツやエクササイズに使ってもらうにはカッコ良く無ければダメで小さくないとダメということで、当時一番小さなウォークマンを自分で分解し、電子基盤を見ながら収まりを検討したとか。勘で動いてロジックで補強が木野内氏のやり方だそうです。

また、デザイナーが最も苦労したのがこの製品をヘッドホンではなくウォークマンだとわかってもらうようにすることだったとか。本来、「ウォークマンは一つの塊であるべき」で、その塊をどう耳にかけるかを考えた結果生まれたのが、左右を磁石でくっつけるという発想。ちなみに、磁石による影響は、左右が一体になっているときは磁束の漏れが少ないので周りの機器に悪影響は与えないそうです。

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ソニー、SonicStageのジャケット写真/関連情報の検索サービスを8/11で終了

「SonicStage ジャケット写真/関連情報の検索サービス」終了のお知らせ

ソニーがSonicStageのジャケット写真/関連情報の検索サービスを2009年8月11日をもって終了するそうです。ネット経由のジャケット写真/関連情報の取得はできなくなりますが、その他の機能には影響は無いとのこと。本サービス終了後も、マニュアル操作の画像登録は可能とか。

確かAmazonの情報を使っていたんですよね。契約終了なのかな。寂しいですね。「もっと音楽と一つに」なりましょうよ、ソニーさん。

ちなみに、SCEのMedia GoはGracenoteのジャケット情報を参照しに行くみたいです。ただ、自分が使ってみた限りでは、邦楽に弱いようなイメージ…。

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ウォークマンW202専用ソフトキャリングケースを試す

先月末にソニスタで先行予約が開始された、ウォークマンW202シリーズ専用のソフトキャリングケース『CKS-NWW200icon』が届きました。カラーはブラックとシャンパンゴールドの2色ありますが、今回は後者を選択してみました。価格は税込送料無料で1,980円ですがソニーポイントでゲットしたので実質タダでした。

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中身はケースのみな割に大きなブリスター製パッケージ。というか、ケースそのものも意外にでかい。フットプリントはさほどでもないけど、ケース自体に厚みがあるのででかく感じるのでしょうね。

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ちなみに、バッグなどに取り付けるためのストラップの取り外しは出来ません。ファスナーを開けると、プラ製のフォルダ。複雑そうに見えるけど、収納方法自体は意外にシンプル。

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W202の右耳部分をフォルダの右側のパーツに金属部分がある方を先に差し込み、ネックバンドをくるくるっと回してW202の左耳部分をフォルダの左側のパーツに差し込むだけ。ちなみに、右側のフォルダに仕込まれた磁石によって、自動的に本体の電源がオフになるそうです。

iconiconケースから本体を取り出す時もスムーズで、左耳部分を引っ張り出すと、スルスルっと全体が取り出せてしまう感じです。

ポリウレタン製ですが、決して安っぽくはないし、作りもしっかりしていますので、保護性能はばっちり。これならW202本体を手軽に持ち歩けます。

ストラップ付でスポーツバッグなどとの相性もよさそうってことで、トレーニングジム通いの人には便利なアイテムなんじゃないでしょうか。

(ふと思ったんですが、W202のような商品が将来的に無接点充電に対応するようになるなら、こうしたケース自体にもバッテリーが内蔵されて、簡易の充電機能が付いたりするのかなあなんて…)