「Walkman」カテゴリーアーカイブ

ソニーヨーロッパ、CONNECT Player関連トラブルで謝罪

Sony Europe、CONNCT Player関連トラブルの対応策を告知

Sony Europeは、「CONNECT Player」でトラブルを抱えるウォークマンA「NW-A1000/NW-A3000/NW-A608」のユーザー向けに、対応策の案内と今後のアップデートについて告知したそうです。ソニーはソフトの動作の遅さやインストール関連の問題について自覚しており、対象製品ユーザー向けにFAQを公開するとともに、解決しない場合には「SonicStage」利用を提案しているとか。日本のソニー広報センターによれば、今回の告知はクリスマスシーズン以降、急増したユーザーからの報告を受けてのものとか。

Sony apologises for any inconvenience caused to our customers and hopes that the information provided above will enable you to enjoy your Sony product .

告知の最後ではユーザーに不便をかけたことを謝罪。「今回提案した解決策により、ソニー製品を楽しむ一助となって欲しい」と訴えています。

もしも、SonicStageが無かったとしたら…想像するだけでぞっとします。ソニーがこんな状態だから、ウォークマンEシリーズユーザーにお勧めとかいって、ジャストシステムのBeatJamが持ち上げられる事態になるんだよなあ…>“快適・機敏”な操作感が心地よい──使いやすさにこだわるオーディオソフト「BeatJam 2006」

とはいえ、組織も変わったことだし、今回の一連の諸問題を教訓に、次作こそは世間をあっといわせる商品をお願いしますよ、ソニーさん。

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米ソニー小宮山社長インタビュー~パーソナルオーディオは今夏にてこ入れ

「BRAVIA」で勢いづくソニー、その“巻き返し”戦略を聞く

米ソニーで北米市場を担当する小宮山英樹社長へのインタビュー。米国での「BRAVIA」ブランドの立ち上げ成功を例に挙げたほか、パーソナルオーディオ分野での巻き返しも誓ったとか。

BRAVIAブランドの素早い立ち上がりの背景についてインタビュアーの本田雅一さんは、商品力やソニーブランド効果以外に、「禁じ手とも言えるハイエンドブランド(XBRブランド)の併用も含まれている」として、「XBRブランドを賭してでも、BRAVIAを立ち上げねばならないほど厳しい状況に追い込まれていたのかもしれない」と解説していました。

また、パーソナルオーディオの立て直しについて、「この夏から新しいことをやろうとしている」と小宮山社長がテコ入れを示唆したそうです。コネクトサービスについては、音楽配信、電子ブック、PSP向けのビデオダウンロード販売など、「あらゆるネットメディアを繋いでいく総合サービスへと発展させる」とかで、その鍵となるのが「CONNECT Player」なんだそうです。ええ~、大丈夫かなあ…。本田さんの「テコ入れが、空振りに終わらないよう願いたい」というコメントに不振と不安が隠しきれない様子が現れているような…。

[WSJ] ソニー、オーディオ部門を再編

関連して、コネクト絡みの人事について今度はWSJに取り上げられました。「コネクトの主力事業であるオンライン音楽事業の運営ならびに対応デバイスの管理は、新体制の下でも継続される」とか。また、旧組織でウォークマンAシリーズの顔となっていた辻野コ・プレジデントの動向に関する記述もあります。それによると同氏は「新体制の下、コネクトの技術開発グループで新たな役割を担う」とか。

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ソニー、コネクトカンパニーがコネクト事業部門に

2006年1月20日付 人事(Sony Japanのプレスリリース)

ソニーが2006年1月20日付の人事および機構改革を発表。「コネクトカンパニー」が「コネクト事業部門」に名称変更し、担当執行役に中川裕氏が、事業部門長に吉岡浩氏が就任したことが明らかになりました。

ソニー、デジタル携帯音楽プレーヤー開発組織見直し

これを受け、NIKKEI NETは、デジタル携帯音楽プレーヤーのテコ入れに向けた開発体制の見直し人事と報道。ウォークマン新製品が「ソフトの不具合などで伸び悩んだため立て直す」と説明していました。開発責任者の解任と、昨年末にアップルからヘッドハントした技術者を起用などで開発力の底上げを狙うとか。

ウォークマンAシリーズとCONNECT Playerは失敗とソニーが認めたって事ですね。独立した組織だったコネクトカンパニーにしても、まともに機能しなかったということでしょう。機構改革で再出発となるようですが、ウォークマンAシリーズオーナーへのサポートはおろそかにしないで欲しいものです。(お知らせ感謝です!>YGさん&mondoさん)

こんな発表があった日に、こういうモデルを発表しても逆効果なような気も…>ウォークマンA「フランツ・フェルディナンド」モデル-NW-A1000がベース。ソニースタイルで100台限定販売

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クリスマスで一番売れたウォークマンはA1000?

【レポート】売れ筋ランキング – クリスマスに売れたデジタルオーディオプレイヤーは?

具体的な期間は定かではないですが、クリスマス近辺のようです。ソニー製品は、ウォークマンA1000が3位、A608が7位、A605が8位にランクイン。iPod関連は1位のnano、2位のiPod5G(30GB)を含む5機種がランクイン。

A1000が評判良いのがどうにも解せませんが、SonicStageもフリーダウンロードできるしハードが気に入った人にはCONNECT Playerがダメダメでもあまり問題ないのかもしれませんね。

ジュークボックスソフトといえば、AV Watchで藤本さんがジャストシステムの「BeatJam」をレビューしています。ウォークマンAシリーズはサポート対象外ながら、SonicStage同様に実際に接続すれば転送は可能だったそうです>ATRACが使えるもうひとつのジュークボックスソフト ~ SonicStageより動作が機敏な「BeatJam 2006」 ~(藤本健のDigital Audio Laboratory)

それはそうと、年が明けてからのCONNECT Playerのアップデート無いっすね。Q&Aだけは更新されたようですが…。

ウォークマン、巻き返しのチャンスは無線対応?

【最終回】ウォークマンAシリーズのOne more thing…とは一体何だったのか
本当の「おもてなし」とは何か?ウォークマンのブレークスルーは原点回帰ではない!

昨年暮れから連載が始まったデジタルARENAの「ソニーはiPodに勝てるのか? ウォークマンの“One more thing…”探求」の最終回が公開されています。ユーザーがコンテンツの再生手段や発信手段をデザインできてしまう時代に原点回帰のような発想は話にならないと前置きした上で、ユーザーの作り上げた文化をサポートするかユーザーの発想や技術を超えた新しい提案が必要と断言。「次にウォークマンがiPodにチャレンジするチャンスがあるとすれば、ウォークマンが無線端末化し、それに対応する音楽配信サービスを持てた時」なのだとか。また、何らかの長期展望に基づくサービスが必要ではないかとの提言も。

ソニーは無線対応端末としてのPSPや、ロケーションフリーテレビなど、魅力的な技術や製品をいくつも持っている。それらを生かしたビジョンを、次世代のウォークマン(という名前ではなくなっているかもしれないが)で、ぜひ我々に見せて欲しい。

という締めくくりのメッセージには共感しましたです。

そういえば、昨晩知人と池袋で飲んだのですが、その前に駅前の量販店でポータブルオーディオ(もちテレビも!)の売り場を覗いてきたのですが、HDDタイプでウォークマンAシリーズが苦戦していました。ある店舗では2位として紹介されていましたが、本店ではトップ3の圏外でした。人だかりはiPodに一番集中していましたが、他社のプレイヤーコーナーもそこそこの集まりがある中、ウォークマンコーナーが閑散としていたのがとても印象的でした。ちなみに、数年ぶりにあった知人が持っていたのはなんとウォークマンスティック。昔バンドも一緒にやった仲で、自分同様無類の音楽好きなんですが、そんな彼が選んだのがウォークマンだったということがなんだかとてもうれしかったっす…。

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Amazonの歳末ダイナマイトセールでウォークマンビーンズが安い

歳末ダイナマイトセール(ポータブルオーディオ)

昨日紹介したデジタルARENAのコラムでも取り上げられていたウォークマンビーンズNW-E300シリーズですが、明日まで開催されているAmazonの歳末ダイナマイトセールで1GBモデル(NW-E307・右画像は売れ筋のトロピカルアイスブルー)が安値で販売されています。ソニスタの販売価格(19,800円)よりも4,000円安い15,800円。さらに送料無料で10%還元付き(1,000円のギフト券)。

液晶こそ1行表示ですがFMチューナー内蔵とポップアップ式のUSB端子でスティックタイプよりも運用しやすい側面もあったり…。全体の作りからしてスティックタイプのようにキズに神経質にならなくてもすみそうですし、転送スピードと個性的なデザインが気にならないならお買い得かもしれません。

セールは明日の大晦日まで。今年最後のお買い物にいかがでしょうか~。って、そういう自分はA608買っちゃったのでさすがに手は出しませんが…。

ちなみに、Amazonで「ソニーのポータブルオーディオで検索」するとソニーの売れ筋商品がわかるのですが、歳末セールの影響かE300シリーズが上位に来ています。反対にウォークマンAは全機種24時間以内に発送ステイタスと苦戦が見て取れますね…。