「携帯AVプレイヤー」カテゴリーアーカイブ

TrueHD/DTS-HD、iPod/ウォークマン、何でもこいのソニーのAVアンプ

米Sony、TrueHD/DTS-HD対応の「ESシリーズ」AVアンプ-iPod用ドック、ウォークマン用ドックも用意

米ソニーが、ドルビーTrueHDやDTS-HDなどの最新コーデック対応モデルを含むAVアンプの新「ESシリーズ」3製品を8月より順次発売すると発表。HDMI入出力を装備し1080/60p、24p入力に対応。コンポーネント/S/コンポジットから1080pにアップスケールしHDMIへ出力可能。GUIにはXMBが採用され、「Digital Media Port」も装備。別売のiPod/ウォークマン用ドックやBluetoothレシーバーも接続可能とか。

TrueHDやDTS-HDに対応するのは上位モデルの「STR-DA5300ES」と「STR-DA4300ES」で、エントリーモデル「STR-DA3300ES」は8chリニアPCM入力に対応。市場想定価格はDA5300ESが1,700ドル、DA4300ESが約1,300ドル。DA3300ESが1,000ドル。

まさになんでもござれのAVアンプっすね。どこかPS3を意識したかのような筐体のカラーリングも結構好み。専用ドックは必要ですが、iPod/ウォークマン両方で使えるのも魅力。これがあればPS3の真の実力も実感できるってことですよね。日本でも是非発売して欲しいです。

(買うなら5千番台ですが1,700ドルとなれば日本円で20万ぐらいですよね。4千番台でも15万かあ。う~ん、これからアンプ貯金か…。)

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寝室や書斎などで楽しむワンセグチューナー内蔵ポータブルDVDプレーヤー

テレビとDVDを寝室、書斎、車の中などの好きな場所で視聴できる8V型液晶搭載 ワンセグチューナー内蔵 ポータブルDVDプレーヤー発売- 最長約6時間のスタミナ連続視聴が可能 –(ソニードライブ)

iconiconソニーは、ワンセグチューナーを内蔵したポータブルDVDプレーヤー『DVP-FX860DTicon』を9/1に発売すると発表。DVDや地上デジタル放送を最長約6時間連続視聴可能。画面を180度回転できるディスプレイは大画面8V型の高精細液晶(解像度800×480画素)を搭載。再生可能なDVDフォーマットは、DVD+RW/+R/+R DL(2層)/-RW/-R/-R DL(2層)。価格はオープンで、市場推定価格は60,000円前後。

ワンセグチューナー内蔵、スタミナ長時間視聴、高画質再生が特長の同機導入で、ソニーはポータブルDVDプレーヤーのさらなる用途拡大、市場の活性化を図るとしています。

既発売のDVP-FX850iconにワンセグチューナーを内蔵しただけという感じですね…。FX850はソニスタで34,800円。FX860DTはソニスタではおそらく59,800円になると思われますが、価格差25,000円がワンセグチューナー代ということに。た、高い…。あと、800×480という解像度でワンセグを見た場合の画質が気になるところです。(追記:ソニスタでも情報が掲載されました。やはり59,800円みたいです。)

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ケーブルも音楽ソフトもいらないウォークマンB100シリーズ 【追記あり】

NO CABLES, NO SOFTWARE, NO FUSS:GREAT MUSIC SOUNDS EASY WITH WALKMAN® NWD-B100 SERIES

この4月に画像が流出して話題になったUSBメモリータイプのウォークマンB100シリーズですが、噂から3ヶ月を経て、ソニーヨーロッパが正式に新製品として発表しました。プレスリリースのタイトルどおり、ケーブルと音楽ソフトいらずなウォークマンだそうです。

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実際は自動転送ソフトが同梱され、PCのMy Music内の音楽ファイル(MP3/WMA)と同期できるようですね。3行表示のカラー有機ELディスプレイ、ボイスレコーダや一部にFMチューナーも搭載されるなど、噂どおりのスペック。リリースにはMP3/WMAの文字しかないので、やはりATRACは非対応なのかもしれません…。

気になる出荷は8月と目の前。価格は2GBモデルが英国で税込44.99ポンド、1GBが34.99ポンド。日本円で換算すると本日現在で2GBが約11,200円、1GBが8,700円と、現行モデルの中では最安値のウォークマンになりそうです。

日本では製品コンセプトが近い新Eシリーズが発売されてそれほど時間が経っていません。ソニスタ限定モデルの展開を見るまでもなく、E010シリーズは女性を意識したデザイン。Eシリーズに無いボイスレコーダー機能が搭載されたことからも、Bシリーズは男性というかビジネスマン向けなのかもしれません。Bはベーシックでもありビジネスなのかも。ICレコーダー的に使って欲しいのかな…。S700/600シリーズがディスコン間近っぽいので選択肢としては無いよりはあった方が望ましいです。ということで、日本での正式発表を心待ちにしております。

【追記】匿名さんから、ヨーロッパのリリースには「Easy-to-use auto transfer software built into the NWD-B100 Series」と記載されているので、ソフトは本体に内蔵されているのではないかとのご指摘をいただきました(感謝です!)。なるほど~。近頃のUSBメモリーは自動でアプリを起動する機能も当たり前ですし、CD-ROMを付属する必要がない分、コストダウンにもなるんですかね~。

【追記2】AV Watchにもニュースとして取り上げられました。上で自分が書いたのはFMチューナ無しモデルの価格ですが、FMチューナー付きは2GBモデルが54.99ポンド、1GBモデルが44.99ポンドだそうです。チューナーの有無で10ポンドも違うのか…>Sony、SonicStage不要/ATRAC非対応のウォークマン-MP3/WMA再生対応の「NWD-B100」シリーズ

ジャストのBeatJam2007がAACの再生、A800/E010シリーズに正式対応。自分、このソフト買ったんですけど、実はほとんど使ってません。インターフェースは悪くないのですが、ネットジューク同様、ウォークマンがSimple modeになっちゃうのがちょっと…>AACに対応した「BeatJam 2007」最新版。WM DRM10楽曲の直接購入も可能に

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ウォークマンが負けた日

「著作権保護 ソニー固執」、「さよならMD 市場浸食」、「コピー自由には抵抗」

といった、刺激的な見出しが目に飛び込んできたのはこの土曜日に朝日新聞に掲載された「変転経済~証言でたどる同時代史」の第10回目。

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昨年2006年に出荷された携帯音楽プレイヤー8400万台のうち56%がいう驚異的なシェアを誇るアップルに対して、その十分の一にも満たない5%なのがソニー。ウォークマンを世に送り出したソニーがその他大勢に入っているということを図で示したといったところでしょうか。

記事ではウォークマンがiPodに取って代わられる複線が99年にあったとして、ソニーのネットワークウォークマン誕生の背景からMDが駆逐されるまでの経緯を紹介。ソニー関係者にとっては耳の痛い、ファンにしてみれば耳タコな内容ですが、悲しいかなこれが現実。

また、記事では99年にネットワークウォークマンを世に送り出した出井氏が描いた市場の未来図をアップルという異形のライバルが現実のものとしたとして締めくくっていますが、出井氏ご本人の証言をじっくり読んでみると、この問題の本質は必ずしもソニーだけに当てはまることでないことがわかります。

「小型化から臨機応変へ」とは記者の見方ですが、小ささそのものが付加価値になる時代はもう終わったのだと。デジタル時代にふさわしいモノづくりには、社内外の能力を臨機応変に結集させるシステム作りが必要なのだとか。

ソニーも、昨年の暮れあたりから、ノイキャン、高音質を売りに新機軸を打ち出し、売れ行き好調なビデオ再生対応のウォークマンA800ではNECのチップを採用、自社の技術だけに頼らない臨機応変さをすでに実証済みではありますので、できることならその辺についても言及して欲しかったところではありますね。

とはいうものの、個人的にはA800のヒットぐらいであぐらをかいてもらっては困るのです。音楽好きな自分がiPodを支持する最大の理由はまさにコレ(↓)なんです。

音楽を全部ポケットに入れる

実際は&シャッフルですが…。iPodのHDDタイプは今となっては持ち歩くのにも勇気がいるのですが、iPodのiPodたるゆえんはココにあるし、音楽ファン・アーティストの支持を受けたのもこのコンセプトがあったからこそ。アップルがHDDタイプのiPodをラインナップし続ける理由もうなずけます。

ウォークマンでも音楽全部を持ち歩きたい!ウォークマンにも、我が家ににある音楽を全部入れて持ち運びたいんです。8GBでは全然足りないんです。ソニー的には今後HDDウォークマンの開発は無いそうですが、フラッシュメモリの大容量化により、ゆくゆくは何百ギガの容量を持つメモリタイプのプレイヤーも出てくるのでしょう。

アップルと同じことをしてもつまらないという気持ちもあるかもしれないですが、自分としては検討して欲しいのですよね…。幸い、ソニーにはネットジュークというノンPC製品を持っています。音楽を全部ネットジュークにいれ、さらにその全部をいつでもどこへでもウォークマンで持ち出して聞く。そんな単純な音楽の楽しみ方を提供してくれないものでしょうか…。

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ソニスタ、イメコン3.1のダウンロード販売スタート

予告どおり、本日7/19からソニスタで「Image Converter 3.1icon」のダウンロード販売が始まりました。ソニスタですでに同ソフトを購入している人にはクーポンが自動的に配布されており、無償ダウンロードが可能です。

【Image Converter 3.1の主な特長】
・新たに「Windows XP Media Center Edition」およびWindows Vistaの「Media Center」を利用して録画したテレビ番組などについても自動変換が可能に
・PSPの画面を最大限に生かす480×270ピクセル、および、720×480ピクセルに対応
・HDV方式のハイビジョン“ハンディカム”で撮影した動画を、「Picture Motion Browser」でパソコンに取り込めば、手軽にファイル変換することが可能に

なお、ソニスタでは同ソフトの発売キャンペーンを8/23の13時まで開催。これからイメコン3を購入するという方はお買い物クーポン500円分がもらえます。なお、「VAIOご登録カスタマー優待販売価格」、「特別割引価格」で購入した方は対象外とか。

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そういえば、イメコン3に対応しているP-TVのRSSチャンネルがリニューアルしてます。手っ取り早くイメコン3の実力を試してみたい方はどーぞ!>P-TV | RSSチャンネル

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音楽プレーヤーとの同期、ファイル転送、ビデオ転送に使える高速版Bluetoothが2008年に登場

【WIRELESS JAPAN】2008年にBluetoothの高速版と超低電力版が登場

2008年に高速化、低消費電力化の機能を盛り込んだBluetoothの新規格が登場するそうです。ひとつは、通信方式にUWBを採用した高速版で、音楽プレーヤーとの同期、ファイル転送、ビデオ転送などに利用できるとか。もうひとつの超低電力版は、健康/医療機器に応用できるそうです。きたる8月に策定される予定の「リスボンリリース(Bluetooth V2.1+EDR)」の最も大きな改善点は、機器同士の接続方法を簡素化することで、機器上のボタンを押すだけで、接続先の検索・発見ができるモードを導入するようです。

モバイル好きというかソニーファン的には前者の動向に注目したいですよね。新型PSPにBluetoothが載らなかったのもうなずけます。2008年以降、高速版Bluetooth搭載のAV機器が爆発的に普及してくれることを祈って…。

青く光るソニエリ端末が使える日も近い…のか?>【WIRELESS JAPAN 2007】 WALKMANとBRAVIAでアピールするソニー・エリクソン

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