「iPod」カテゴリーアーカイブ

iTunes Plusがソニーグループのコンテンツ戦略を変える?

iTues Plusで、AACのデファクト化が進む可能性

アップルのDRMフリーの楽曲配信「iTunes Plus」に関する音楽ジャーナリストの津田大介氏のコメント。DRMフリー&高音質化がユーザーやアップルにとってはインセンティブに、レコード会社には値上げにつながるという意味で、一石二鳥的な意味合いを持っていると分析。最大のポイントは、「この試みがビジネスとして“成功”するかどうか」とのこと。

また、音源がAACで提供され、ウォークマンやPSPなどにコピーして聴くことも簡単にできるようになったことなどから、SMEのiTunes Storeへの音源提供の可能性を含め、ソニーグループ全体のコンテンツ戦略にも変化が出てくるかもしれないと予測なさってます。

ひとづてに聞いた話なんですけど、AACはソニーのATRACベースの技術(特許?)が使われているらしいのです。iPodが売れれば売れるほどソニーも潤うという図式にもなっているわけですよね。なんか不思議ですよね~。それはそうと、ASCIIさんは記事を公開前にちゃんと校正しているのでしょうか。そのうち修正されると思いますけど、「iTues」って…。

iPodといえば、PDA工房がiPodの修理サービスを開始しております。HDDの故障(交換)や液晶画面の破損に対応してくれるそうです。費用は基本工賃が3,000円と機種別に修理代金がかかるそうです。

もひとつ、音楽ビジネス絡みのニュースですが、ソニーとあのマイケル・ジャクソンが出資した合弁会社「ソニー/ATV・ミュージック・パブリッシング」が、映画音楽など12万5000曲を保有する米バイアコムの音楽出版部門「フェイマス・ミュージック」を買収すると発表したそうです。買収額は約450億円で娯楽ソフト事業の強化につなげるとか。映画ビジネスの好調を受け、音楽ビジネスも攻めに転じてますね~>ソニー系企業、バイアコムの音楽出版部門を買収

iTunes PlusのDRMフリー楽曲はソニー製品とも相性がよい?

DRMフリーで音楽配信が変わる? iTunes Plusを試す-ウォークマンでも再生可。アップグレード方法に注意

一昨日、国内でもスタートしたDRMフリーの楽曲配信サービス「iTunes Plus」のレビュー。配信楽曲の詳細や音質、既購入曲のアップグレード方法などの解説の他、DRMフリーということでウォークマンAシリーズや、SonicStage、PSPなど、ソニー製品での再生検証も行ってます。“ユーザー側からみれば、価格が若干上がる以外に不満点の見当たらない、非常にうれしい「フリー化」”との評価ですが、価格アップでDRMフリーのCDを買うのとそう大差なくなっているという現実もあるようです。>日本のCDはどれくらい高いのか

CDよりも高音質の音楽が配信されればまた違った評価も出てくるのでしょうが、現状では実質DRMフリーのCDを買う方が色々な意味で幸せなのかもしれません。とはいえ、前々から言っていることですが、レーベルサイドでCDをプレスできない(採算ベースに乗らない)楽曲については話は別。DRMフリーならユーザー側がCD化も可能ということで、マニアにとってはタイトル次第では魅力あるサービスにうつると思います。

ちなみに、自分も27曲ほどがアップグレードの対象になってました。約1000円ほどでアップグレード可能とのことで早速試してみたのですが、世界中でアップグレードが行われているのか、楽曲のダウンロードに恐ろしいほど時間がかかりますね。また、対象アルバムにはiTMSスタート後に話題になった100円アルバムが2枚含まれていて、結局アップグレード費用の方が高く付くというとんでもないしっぺ返しを受ける羽目に…。

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iPod nano用のアームバンドをウォークマンA800で使ってみた

暖冬と言われたとはいえ、冬は冬。寒さでモチベーションが下がり、数ヶ月もさぼってしまったウォーキングをそろそろ再開しなくてはということで、こんなものを買ってみました。Nike+iPod sensor対応のアームバンド「Sportsuit Relay」です。前から買おう買おうと思っていたのですが、人気が続きなかなか入手できなかったのですが、ほどなく流通したのか、アマゾンでかなり安く売られていたので衝動的にポチっとなしてしまいました。(同居人から、「アンタはカタチからしから入れないのかい」と言われ、何も言い返せなかったのはご愛敬…)

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Nike + iPod Sport Kitについては以前書いたレビューをご覧いただくとして、このケースはiPod nanoにくだんのアタッチメントをつけたまま使えて、なおかつトランスミッター用の汎用ケースが付属するのがミソなわけです。この汎用ケースがあれば、対応のNikeシューズが無くても使えるってなことが売りなわけですが、そんなことは二の次で試してみたのがウォークマンA800シリーズiconの収納。

右上の画像をご覧いただければおわかりの通り、問題なく使えちゃいました。nanoよりも若干幅広で厚みがありますが、見事に収まってくれました。液晶はフルで見えますし、ボタン類は若干隠れますが操作は可能で、透明エンビで表面も保護してくれます。ヘッドホンプラグの位置もほとんど同じで、まるで違和感無し。

と良いこと尽くめなのですが、いかんせんそうなると不格好なのがトランスミッター部分のブカブカ。そこに登場するのがウォークマン専用のBluetoothトランスミッター「WLA-NWB1icon」。

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これがもう見事なぐらいに完璧な仕上がり、というか収まり。A800をウォーキングやランニングのお伴にするのは少々気が引けますが、単純にこのケースを外出のお伴にしても良いわけですしね。ということで、またひとつA800用のケースが仲間入りっす。

iconiconところで、ソニスタでA800シリーズを購入した方向けにオリジナルケース販売のご案内が届きましたね。自分は勢いで注文してしまったのですが、ギャラリー画像をじっくり見てみたらイマイチな感じがしてきました。まあ、値段が値段なので文句は言えないかな…。何はともあれ、届いたら軽くレビューしたいと思います。

PSPのメモステDuoに直接録画できるビデオレコーダー

IMJ、PSPのメモステDuoに直接録画できるビデオレコーダ-iPod用ワイド録画にも対応

IMJは、ビデオ対応iPodやPSPのメモステDuoに直接録画可能なビデオレコーダ「iLuv-i182WHT」を2月下旬に発売するそうです。iPod用のDock端子と、S映像/コンポジット入力を備えたビデオiPod用レコーダ(右画像)に拡張コネクタを組み合わせた製品とか。ビデオiPodへの録画はi180単体で行ない、拡張コネクタによりPSPやSDメモリーカード、メモステ、USBメモリなどへ録画できるそうです。録画形式はiPodとPSPがMPEG-4 SP、USBメモリ、SDカード、メモステがMPEG-4、3GP(MPEG-4)、3GP(H.263)。価格はオープンプライスですが店頭予想価格は22,800円前後の見込みとか。

MPEG-4 SPならmyloでも使えそう。ちょっと値は張るけどiPodでも使えるし(というか元々はそっちがメイン)、汎用性があるのがうれしいですね。

iPod絡みではこんな商品まで出てきてしまいました。レポートがめちゃめちゃ笑えます。ウォークマン陣営にもこういう余裕のある周辺グッズが出てきて欲しいなあ…>いつでもどこでもカラオケを楽しむ -「iKaraoke」と行くドライブツアー

また、IMJといえば、Mac用のワンセグチューナー開発でも話題になってます>Macでもワンセグ視聴可能に、IMJがUSBチューナー発売

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米ソニー、iPod専用S-Masterデジタルアンプ搭載アクティブスピーカーを発売

米Sony、iPod用のクレードル型スピーカー-S-Masterデジタルアンプ搭載。249ドル

米ソニーが、iPod用の2.1chアクティブスピーカー「CPF-IP001」を米ソニスタで発売。価格は249.99ドル。昨年発売されたウォークマン専用スピーカー「CPF-NW001icon」をベースにiPodのDockコネクタに対応したようです。

個人のブログなどですでに取り上げられていましたが、AV Watchでまで取り上げるとは…。ヘッドホンもスピーカーもAVペリフェラルですから、商売としては当然アリなんでしょうけど、Dockコネクタ対応でiPod専用という展開はさすがに驚きました。iPod天下の米国ならではの展開でもありますね。

日本での発売があるのかわかりませんが、もしもあるのならDock部分を交換可能にして、ウォークマンとiPodの両方で使えるようにしてくれるとうれしいという人も多いかもしれませんね。

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真のウォークマンケータイはiPhone?【諸々追記あり】

Apple – iPhone(米アップル)

iphone.jpgかねてから噂になっていたアップルのiPodケータイですが、開催中のMac World SFで「iPhone」として正式に発表されました。機能の詳細については、米アップルのサイトやメディアの報道などで確認できますが、「iPhone」で何ができるのかを一番わかりやすく解説してくれているのはJobs氏の基調講演でのデモ。1時間以上ありますけど必見です。

ポータブルオーディオ市場で頂点を極めたアップルが次に狙うのは携帯電話市場。満を持してという表現が的確な実に革新的な製品だと感じました。ソフトであらゆるコンテンツを同列に扱え、操作性を極限まで高められるからハードをあそこまでシンプルにできるのでしょうね。なにより、iTunesの存在が大きい。そして、それらのソフトの全てを自社で開発できるところが同社の強みでもありますね。

日本での発売にも期待したいですが、どうなることやら…。ちなみに、ソフトバンクの孫さんが会場にいたらしいですね。iPhoneについては、takeoneさんから

私にとってはまさに「クリエの理想型」のような製品であり、激しく興奮いたしました。こういう製品はぜひソニーにやって欲しかった!!

という感想をいただきました。自分も同感です。たらればの話になりますが、クリエビジネスが今も継続されていたとすれば、iPhoneのような製品がひとつの到達点だったのかもしれませんよね。(公にはなっていませんが、04年頃にすでにクリエフォンの話もあったようなんですよね。製品化まではこぎ着けていたのに、キャリアとの折り合いが付かなかったようなことを聞いております。当時、もしもそれが実現していたらと思うと…)

また、現行のソニー製品ではmyloやPSPと競合しそうですね。両方ともソニーオリジナルのOSで動く製品ですが、iPhoneでできることを目の当たりにしてしまうと、ソフト開発力の差を感じざるを得ません。元アップルのエンジニアをヘッドハントするなど、ソニーもソフト重視の戦略を打ち出していますが、その成果が実るまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

アップル – Apple TV(アップルジャパン)

iPhoneの反響が大きすぎて、目立たなくなってしまいましたが、iTVもApple TVと名前を変えて正式発表されました。こちらは日本でも来月(2月)に発売されます。iTunesありきの製品ですが、40GBのHDD搭載には驚きました。価格も36,800円とそこそこリーズナブル。HDMIにも対応していますが、解像度が640×480ではHDTVとの組み合わせはちょっと厳しいかも…。また、Apple TV発表に合わせ、AirMac Extremeも一新されましたね。次世代ワイヤレス技術「802.11n」搭載と、これまた新しい技術を積極的に取り入れるアップルらしい仕様です。

なんというか今後はITと家電の境目がますます曖昧になりそうですね。アップルはiPodやiPhoneで、マイクロソフトはZuneやXboxでコンバージョンス戦略を推し進める中、我らがソニーはどう動くのか。楽しみでもあり、不安でもある2007年の幕開けです。

【追記】iPhoneのライバルと言うことで無理矢理ですが、ビサビでTreo 680が全色入荷しているそうです。今回の入荷分には、Palm純正1GB SDメモリ、ステレオヘッドセットのほか、pocketTunesなどのソフトウェアが含まれるCD豪華特典付きとか。価格は税込65,800円。

【再追記】iPhone発表を受け、PalmとBlackBerryの株価が急落したようです。お知らせ感謝です!>匿名さん>激震(Engadget Japanese)

【再々追記】ソニエリがメモステMICRO採用のウォークマンケータイを発表したそうです。デザインは見慣れたストレートタイプ。音楽再生機能つき携帯の入門用(?)の低価格モデルとのことですが、iPhoneを見てしまうとさすがにインパクトが薄いっすね…>ソニエリ、「入門編」ウォークマン携帯を発表

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