「iPod」カテゴリーアーカイブ

米ソニー、米Best Buyと共同でオーディオ製品を開発

米Sony社,米Best Buy社と共同でオーディオ製品を開発

米ソニーが「ALTUS」なる新たなオーディオ製品シリーズを発表。米大手家電小売店であるBest Buyが2年かけて共同開発したもので、ソニーが小売店と共同で製品開発した初めての例とか。

ALTUSシリーズは、iPod/iPhoneの音声を再生できる「ALT-SA31iR」(約700ドル)、「AIR- SW10Ti」(約400ドル)、PCの音声を再生する「ALT-SA32PC」(約500ドル)や「ALT-A33PC」(約200ドル)、コンセントに直接差し込める無線スピーカー「ALT-SA34R」(350ドル)などで構成。統一的な特徴はソニー独自の無線転送技術「S-AIR」対応で音声を複数の部屋で再生できることとか。

どうでもいいけどどれも高いっすね…。ソニーが日本の家電量販と組んだらどんな製品出してくれますかね。PC用や無線のスピーカーはともかく、iPod用は日本じゃ絶対無理だろうなあ…。

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ウォークマンがソフマップ秋葉原(本館一階)で7割のシェア

ウォークマン、音楽プレーヤーの売れ筋トップに――ソフマップに聞く

iconiconソフマップ秋葉原本館(一階)の携帯オーディオプレーヤー売れ筋ランキングTOP6のうち、ウォークマンがなんと4モデルを占めたとか。多機能高音質なNW-X1000シリーズiconへの注目が原動力になって他のシリーズに目を向ける人が増え、ブランド全体で盛り上がっているのが今の状況らしいですが、iPodの潜在需要がiPhoneに流れている状況もかなーり影響している感じ。ちなみに同店シェアは「ウォークマンが7割で、iPodが2割、残り1割が他のブランド」とのこと。

iconiconある意味iPhone様々ですね。全国規模や他店でのランキングはまた違うんでしょうから何とも言えませんが、それでも7割って結構すごいですよね。しかもアキバで。昔は真逆でしたもの…。意外にEシリーズも人気なんですね。さらに安価な「Bシリーズicon」の国内投入も今ならアリなんじゃないですかね…。

【追記】色々コメントいただきましたが、記事に修正が入ったようですね。全館合計ではウォークマンがiPodに肉薄という表現に変更されています。色んなツッコミが入ったのかなあ。ま、トレンディですから…ね。

そういえば、先週の「ウォークマンWシリーズ開発秘話~ウォークマンは一つの塊であるべき」というエントリーに対してtomooさんからこんなコメントをいただいてます。

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STB2819=BLS2819~Bluetoothポータブルスピーカーの最高峰再び

絶賛愛用中で個人的には現段階でベストと思っているリテールコム製Bluetoothポータブルスピーカー「BIT-STB2819(以後STB2819)」。発売当初、ブラックモデルに人気が集中してすぐに品薄となり、現在は一部のオンラインショップが抱える在庫限りでディスコン的状況になってたんですが、そんな中、昨年10月に『BITシリーズ』のリテール販売を始めていたアビリティークリエイトが立ち上がっていたのでした。

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メモリーカードやBluetooth機器メーカーとしての顔も持つ同社。製造元と交渉して同スピーカーを別型番で新たに販売を開始していたそうなんです。その名も「Bluetoothワイヤレススピーカー」。ちなみに型番は「BLS2819」です。

てことで、アビリティークリエイトさんのご厚意でサンプルをお借りできたので手持ちのSTB2819と比較してみました。ってか、ぶっちゃけ中身はSTB2819と全く同じです。外見で違うのは電池蓋の表面に印刷された型番のみ。

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付属品もテスト販売時のSTB2819と全く同じでUSBケーブルと専用ACアダプター付となっています。ちなみに、現在流通しているSTB2819シリーズのホワイトとレッドモデルにはACアダプターが付属していません。

dsc01302STB2819と全く同じということで、製品の特徴や基本性能、ペアリング方法や使い方は以下のレビューに書いたとおり。唯一異なるのはペアリング時に表示される型番「BLS2819」のみとなっています。

リテールコムのBluetoothポータブルスピーカー「BIT-STB2819」を試す(1)
リテールコムのBluetoothポータブルスピーカー「BIT-STB2819」を試す(2)

この程度のサイズでも実にしっかりとした音が鳴るスピーカーで、特に低音の再生能力がすばらしいんですよね。持ち運びできる手持ちの小型スピーカーの中ではダントツNo.1の音質。電池の保ちもよいし、USBケーブルでPCから電源供給もできて便利です。

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ウォークマン・PSP対応動画変換ソフト「MovieStyle」最新版~PS3向け超解像処理も可能に

ペガシス、変換ソフト「MovieStyle」をSpurs対応 -PS3向け超解像処理やAVCHD読み込みも可能に

ペガシスの動画変換ソフト「TMPGEnc MovieStyle」のアップデータが公開されたそうです。最新版(Ver.1.1.0.44)では、「TMPGEnc 4.0 XPress」向けに販売していた「TMPGEnc Movie Plug-in SpursEngine」に対応。PS3やPSP、iPodなどにあわせた動画を高速に変換できるほか、PS3向けにSD映像をHD映像に変換する際には超解像処理も適用できるとか。また、ウォークマン向けファイル転送がSonicStage V に対応したそうです。

一年前の08年8月にウォークマンやeyeVioに対応していたんですよね。なかなかに息の長いソフトです。今度体験版を使ってみようっと。同社のTMPGEncユーザーなら優待価格で買えるみたいです。

個人的にはビデオレコーディングクレードルで録画したファイルのカット編集が出来るとうれしいのだけれど、それがやりたいならTMPGEnc4を買えってことなんっすよね、きっと…。

そういえば、この手のソフトって昔はソニスタで普通に買えたんですよね。ソニーのダウンロード販売の先駆けでもあったし、今更ながらにサービス終了が悔やまれます。

大河原克行さんが30周年を迎えたソニーのウォークマンビジネスにダメ出し

最新ウォークマンでMoraが使えない?! 30年目を迎えたソニー・ウォークマンの迷走

大河原克行さんのウォークマン30周年絡みのコラム。定時株主総会でのストリンガー氏の、「自らが数多くのコンテンツを持ち、また多くのハードウエアデバイス、独自技術を開発、投入していることを背景にした」、“ソニーはコングロマリット”で“アップルはブティック”という発言(アップルを明らかに見下した言い方らしい)や、DRM再生(Mora)非対応というWシリーズの製品コンセプトを引き合いに出し、ウォークマンのネットワーク戦略のダメっぷり(明らかに後塵を排している&不安定)を指摘なさっておられます。

iconicon実は経営陣のビッグマウスぶりに現場が一番とまどっているんじゃないかもと思えますが、「NWD-W202icon」についてはなんというか、どちらかというとウェアラブルとかコードフリー、Zappingなどの新しいリスニングスタイルに軸足が傾いているので、DRM非対応云々だけで語る製品でもないような気がしてます。むしろ、D&D対応による運用のしやすさなどが注目されるべきところのようにも感じますが、そこは軽くスルーされちゃってますね。

ぶっちゃけ、DRMにも対応しておけば、こんなこと言われなくてすんだという話もありますが、その辺の不器用さというか機能的な中途半端加減は今に始まった事じゃないし、社内やグループ間の政治的な駆け引きみたいなモノもあるようなんで…。それもこれもウォークマンがソニーの戦略商品だから。一筋縄でいかないんでしょねきっと。ちなみに、

ソニーが6月から発売した「ウォークマンWシリーズ」は、ソニー独自の圧縮方式であるATRACのほか、MP3、WMA、AACにも対応する。同社の管理ソフトである「SonicStage」で管理した楽曲に加え、iTunesで管理した楽曲ファイルも聞くことができるようにした。iTunesへの歩み寄りとも受け取れる戦略を打ち出している

とのコメントもありますが、WMAやAAC対応はWシリーズに始まった事じゃありませんし、日本以外はすでにATARACは廃止状態。先だってSCEが無償配布を始めた「Media Go」なんてAACとかWMAにはサクッと対応するけどATRACをスルーですよ。VAIOのオリジナル音楽アプリもリリース当初ATRAC非対応で大騒ぎしたことがあったっけ…。

個人的にはiTunesライブラに付加価値を追加できるという意味で「Media Go」の今後に期待してます。現段階ではPSPとソニエリケータイのみサポートしてますが、D&D対応のウォークマンなら普通に使えるし、WシリーズならSenseMe解析した楽曲がZappinに対応してくれます。なんというか、共存の道ですよ。そういえば、「doubleTwist日本語版」が無償公開され話題になりました。Media Goは基本的にソニー製品のみのサポートだけど、こっちはかなりの汎用性が期待できそうです>ケータイにもiPodにも音楽やビデオを転送,“DVD Jon”のdoubleTwist社が日本語版を発表

あと、iTunesにしてもAmazonにしても米国などではすでにほぼDRMフリーなので、日本もはやいとこ追いつきましょうよ。レコミュニを見習って、Moraも高音質DRMフリー配信できるなら、高音質ウォークマンとの連動性もでてくるでしょうし…>クラムボンが新曲をDRMフリーのWAV配信でリリース - パイオニア「PDX-Z10」を使った先行試聴会を開催

ま、おじさん達はレコードというかCDに妙なパッケージ幻想があるので、こっちに流れる人も多いかもしれんけど…>中高年向けに音楽配信、ポニーキャニオンなど

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本田雅一さんがウォークマン30周年に思うソニーがiPodに負け続ける理由

ウォークマン30周年に思うiPhone/iPodにソニーが負け続ける理由

ITmedia オルタナティブ・ブログ、本田雅一さんの「パースペクティブ・アイ」にウォークマン30周年絡みのエントリー。毎日JPの「ソニー:ウォークマン30歳 時代変わり劣勢…ブランド復活目指す」なる記事を読んで感じた違和感をきっかけに、ウォークマンが凋落した理由について持論を展開なさってますー。

理由は2つあって、「ひとつはインターネットを介したサービスをハードウェアと統合し、トータルでのユーザー体験レベルを引き上げるという発想が無かった事」、「もうひとつの原因はソニーがSMEを持っていた事」とか。

コネクト事業の失敗以降、「”ハードウェアによるギミック”という、自分たちの世界に引きこもった」という表現も的確だと思います。

セールスについては、その他大勢から脱却できた国内はともかく、海外では欧州以外ダメダメみたいな話も聞きますので、本田さんが感じる違和感も当然ですよね。

日本人の一人としては、日本企業にもサービスとソフトウェアとハードウェアを統合し、柔軟なAPIも提供するプラットフォームを作って欲しいという期待も持っているのですが、今のところは”期待”というところまで気持ちを高められません。良い意味で期待を裏切って欲しいものです。

と、最後はエールともとれるメッセージで締めくくっておられますが、全く持って同感。ソニーに限った話ではないですが、良い方に解釈すれば、ソニーがやらずして誰がやるとも思えます。

とりあえずソニーには、ハードならずCPU(Handheld Engine[!!!])も、ソフトならずOSも作ってきたSCEもいるわけですし、新体制での連携も今後は期待できそうな感じ。「ネットワークウォークマン」にしても「21世紀のウォークマン」にしても、今ひとつしっくりこなかったんで、それを超えるような、新しいウォークマンの誕生に期待したいですねー。それももう、何周年とか関係なくて…。

そういえば、「Walkman Chronicle」の販売方法について、Virgoさんがダメ出ししてますね。elio決済しの完了の画面表示まで45分て…。モノ売るってレベルじゃねーと言われても仕方がない感じっすね。てことで、普通にソニスタで売らせてもらったほうが良くないですか、ソニーマガジンズさん。

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