「デジカメ・ビデオカメラ」カテゴリーアーカイブ

エンジニアの正義が日本を救う~スマイルシャッターがもたらす新しいカメラの形

敵機ロックオン技術で赤ちゃんの笑顔を捕捉する デジカメ未来形:記録写真から記憶写真への進化(1)

日経ビジネス オンラインで川口盛之助氏が連載中の「ニッポン的ものづくりの起源」というコラム。ソニーの「スマイルシャッター」のような顔認識・動作予測技術は実は軍事産業におけるロックオン技術そのものであり、海外では武闘系アプリケーションを意識した開発のされ方をするのに対して、日本ではその逆方向に走ると解説。「正義こそ日本エンジニアの生きる道」であり「脳天気さこそがニッポン製品のナショナルブランド」なのだとか。

iconiconまた、スマイルシャッターで提案されるような新しい撮影コンセプトにこそ新しい撮影シーンを生み出す可能性が秘められており、新しい撮影シーンが生まれた結果、新しいカメラの形や構え方が生まれてくるのであると述べていらっしゃいます。

今回のコラムは「スマイルシャッター」商品企画担当のソニー・パーソナルイメージング事業部の越智龍さんへの実取材を通じて書かれています。正義と脳天気さが日本を、そしてソニーを救うのですね。面白い!ソニーが提案する新しいカメラの形にも期待してます。

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ソニー、α新製品2機種を国内発表~α350は3/7、α200は2/15発売

新開発クイックAFライブビュー 1420万画素デジタル一眼レフカメラ“α350”
充実の基本性能で簡単操作 1020万画素デジタル一眼レフカメラ”α200”
映像表現の幅を広げるαシリーズデジタル一眼レフカメラ用交換レンズ2機種
撮影の楽しみを広げる αシリーズ関連アクセサリー

昨日、米国で先行発表されたαicon新製品がついに国内でも正式に発表されました。「クイックAFライブビュー」採用で有効1420万画素CCD搭載の「α350icon」と有効1020万画素CCD搭載で充実基本性能で簡単操作を実現した「α200icon」の2機種で米国発表の「α300」の国内投入は無いようです。また、交換レンズや関連アクセサリーの新製品発売についても同時にアナウンスされています。スペック情報は米国でもニュースになったので割愛してさくっとソニスタ販売価格をば。

iconiconα350はボディ単体の『DSLR-A350』が89,800円。DT 18-70mm F3.5-5.6付のズームレンズキット『DSLR-A350K』が99,800円、DT 18-200mm F3.5-6.3付の高倍率ズームレンズキット”『DSLR-A350H』が139,800円でいずれも3/7発売。

iconiconα200はボディ単体の『DSLR-A200』が59,800円、DT 18-70mm F3.5-5.6付のズームレンズキット『DSLR-A200K』が69,800円、DT 18-70mm F3.5-5.6、75-300mm F4.5-5.6付のWズームレンズキット『DSLR-A200W』が89,800円でいずれも2/15発売。

α100がディスコンしてから長かったですからね。待っていた人も多いのでは。サイバーショット新製品発表ももう間もなくか?

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米ソニーが「α350」と「α300」を正式発表~フルサイズCMOSセンサー搭載フラッグシップ機も年内発売

【PMA08】ソニー、米国で新デジタル一眼「α350」と「α300」を発表~高速ライブビューAFを実現

昨日こちらのエントリーでその噂に触れた「α350」と「α300」ですが、米ソニーがPMA08の開催に合わせる形で正式に発表したそうです。

α350は、独自の「Quick AF Live View」を搭載するほか、ライブビュー専用のセンサーを備える「Two Sensor」が特徴とか。液晶モニターは2.7型で上下に可動。APS-Cサイズ相当のCCD搭載で、画素数は1,420万画素。価格はボディのみで800ドル前後。米国での発売時期は3月を予定。

α300はCCDが1,020万画素でα350同様、Quick AF Live Viewが利用でき、上下可動の液晶モニターも共通とか。価格は、DT18-70mmとのセットで800ドル前後。米国での発売時期は4月。

また、α新製品以外にもフォトフレームやらGPSユニットの発表も行われた模様。気になる方は米ソニーのPMA08のプレスキットでご確認を。

先行して発表されたα200がDT18-70mmとのセットが700ドル前後。ライブビューと上下可動の液晶モニターに魅力を感じるなら100ドル+でα300を選択ってことになりますね。エントリー機が一挙に充実した感のあるαです。おそらく、日本国内での発表も秒読み段階なんでしょうね。

【追記】30日に発表された有効2,460万画素「Exmor」CMOSセンサー搭載のαフラッグシップ機を年内に発売するとの発表もあったようです。AMC事業部長の勝本徹氏は「今年はエントリーからフラッグシップが揃う年。αはメインステージに出る年となるだろう」とコメントしています>【PMA08】ソニー、フルサイズセンサー搭載の「α」を年内に投入

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ソニーが35mmフルサイズ有効2481万画素CMOSイメージセンサーを開発~α350とα300との噂も

35mmフルサイズで有効2481万画素と高速読み出しを実現 デジタル一眼レフカメラ向けCMOSイメージセンサー 開発(Sony Japan)

ソニーが、デジタル一眼レフカメラ向けに35mmフルサイズ(対角43.3mm/2.7型)で有効2481万画素を実現した高速・高画質なCMOSイメージセンサーを開発、本年中に量産する予定と発表しました。同センサーは、独自の回路設計技術に加えて、均一性向上の為の高い平坦化技術などの製造技術によって、35mmフルサイズで2481万画素を実現。同時に、A/D変換器を画素の垂直列毎に並列配置した独自の“列並列A/D変換方式”採用により、アナログ伝送中に混入するノイズによる画質の劣化を抑え、高速での信号読み出しを可能にしているそうです。

2481万画素の解像度、大型撮像素子ならではの広いダイナミックレンジがもたらす豊かな階調表現、独自の列並列A/D変換回路技術が可能にする低ノイズ・高感度、高速動作などの高い品質が、高性能なデジタル一眼レフカメラ開発の要求に応えるとのこと。

小難しい話はわかりませんが、このセンサーがプロ向けとされるαのハイエンドモデルに採用されるのでしょうね。と、それはさておき、α絡みでひでさんからこんなお便りをいただきました。

PEG-S500C購入以来ずっとお世話になっています。αの新機種らしき画像の情報が漏れているようです。
http://dyxum.com/dforum/forum_posts.asp?TID=26507&PN=1
α300とα350らしいです。1420万画素?との記述もありSonyの本気を少し感じてみたりして・・・。うちのα100も世代交代かなと思っちゃったりしています。とりあえずの情報でした。これからも更新がんばってください。

クリクラ時代からのご愛読、感謝です!にしても驚きですね。α200の国内発表もまだなのに、その上のα300とα350ですか。しかもどちらもライブビュー対応て…。写真を見るとホンモノっぽいですね。日本は3機種同時発表なんてことになったりするのでしょうか。なにはともあれ、ラインナップが増えれば消費者の選択肢も増えるってことで良しとすべきなんでしょう。ただ、個人的にはα700を含め、外観がどれも似たり寄ったりの金太郎飴に見えてしまいます。一眼レフはあまり冒険できないのでしょうが、なんかこう、思い切ったことして欲しいなあと思う今日この頃。

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米ソニーがサイバーショットの新製品を発表~ついに出た広角ズーム機

米ソニー、顔検出を強化した「DSC-T300」、10倍ズーム「DSC-H10」

米ソニーが、サイバーショット新製品としてTシリーズ「DSC-T300」とHシリーズ「DSC-H10」などを発表。1010万画素CCD搭載のT300には撮影シーンを分析して自動的に最適な設定を選択する「intelligent scene recognition (iSCN)」機能が付いたそうです。ユーザー設定で撮影した後に、カメラが最適と判断した設定でも自動撮影させることが可能とか。また、顔検出機能が向上。子供と大人の顔を区別できるようになり、子供と大人どちらかを優先可能になったそうです。810万画素CCD搭載のH10はH3の後継で、液晶モニターが3.0型23万画素と大きくなったそうです。価格はT300が400ドル、H10が300ドル程度とか。

なお、ニュース記事で紹介されていない機種は、日本にはないエントリー機のSシリーズ2機種(S750、S780)とWシリーズの後継機2機種(W170、W150)。注目はW170が35mm換算で28-140mmのレンズを搭載していること。待望の広角ズームサイバーショットの登場です。

やっと、やっと、やっとだ。300ドルということは、日本だと34,800円ぐらいですかね。ちなみに、日本ではサイバーショットどころかα200の発表もまだですね。個人的にはG1の後継機にもちょっぴり期待しているのですが、出ますかね…。

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α700はカールツァイスレンズとの組合せが最高

[レビュー]明日を写し出す新次元α–デジタルカメラ ソニー「α700 (DSLR-A700)」
使いやすさとクリアな画質が魅力、デジタル一眼「α700」試用レポート
【インタビュー】ソニー α700 開発者インタビュー (1) 総合画質ナンバーワンを目指して

iconiconα700(DSLR-A700icon)のレビューと開発者インタビューが各所で公開されていたのでまとめて。前者のレビューでは、α700をカールツァイスレンズの高性能なレンズ性能を最大限に引き出すための要求に十分に応えられるカメラとしています。後者のレビューでも、カールツァイスレンズが期待以上の写りをしてくれると高評価。こちらでは、あえて苦言を呈したい部分としてAF性能、クイックリターンミラーの動作制御、バッテリーの最大撮影可能枚数をあげていました。個人的には何のこっちゃですが、わかるひとにはわかるのでしょう。また、インタビューは11月末に行われたものだそうです。

α700は昨年11/9の発売ですが、それから2ヶ月経過した時点でα200の発表があったことになりますね。国内でも入門機不在なだけに、早期の正式発表を期待したいです。カールツァイスレンズ、欲しいなあ。いつかは買ってやる!

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