あえて今、レコーダー付きプレイステーション「PSX」を振り返ってみる
torne発表を受け、PSXの評価が高まるってな具合でしょうか。
我が家でも初代PSXを使っていた当時、その驚速ぶりに驚かされました。番組表を含むXMBの操作感は快適そのもの。その後、XMBはソニーのテレビやHDDレコーダーに及ばず、ケータイやVAIO専用アプリのGUIなどにも転用・応用され、かつてのくるくるピッピのようなソニーの代名詞的GUIへと発展し、今へと至ります。
我が家では今、スゴ録(D900A)、Blu-rayレコーダー(RX100)が現役で稼働中ですが、新しい製品ほどXMBの動きが重くなってきており、かつてのような軽快さが失われつつあるのが残念です。ちなみに、お出かけ機能の進化は目をみはるものがあるんですけど、PSXでそれが実現するまでがこれまた長かったんですよね~。
そういう意味でも「torne」には期待しているわけですが、よく良く考えてみると、もしかしたら今頃はソニーもCell搭載家電を発表していた可能性もあるわけで、PS3よろしくXMBがぶりぶり動くテレビやレコーダー(PSX2?)が世に出ていた可能性もあったんですよね…(遠い目)。
PS3をレコーダー化する「torne」についてSCEJに聞いてみた
その「torne」ですが、現時点でのチェックポイントを上の記事からピックアップ。録画をしている最中にもゲームプレイは可能。ハイビジョン放送録画に必要な容量は1時間で6GB程度。外付けHDDを映像の保存先として登録可能。ネーミングの由来は録画するという意味の「撮るね」とスピーディーな操作感を表現するための「トルネード」のかけ合わせとか。
ウォークマンを含むPSP以外の機器が非対応なのが残念。撮りためた動画をCellのパワーで任意のファイル形式にエンコードできるアプリがあったらどれだけ便利なことでしょうに…。
ちなみに250GB HDD搭載PS3の先行予約がAmazonで始まってま~す>PlayStation 3(250GB)(CECH-2000B)