「ゲーム」にこだわったPS3用3Dディスプレイ~「CECH-ZED1J」の3DとSimul Viewの秘密~
SCEが作る“プレステ”ディスプレイの実力は?――「3Dディスプレイ」を体験してきた
SCEJ、「3Dディスプレイ」と「3Dメガネ」を11月2日に発売 1台で2人が異なる映像を楽しめる「SimulView」を体験!
11/2発売のSCE純正のPS3用3Dディスプレイ「CECH-ZED1J」のレビューがまたも各所に。Game Watchのもの(上から3つめ)は少し前のつぶやきでリンクしてますが、AV Watchの西田宗千佳氏「RandomTracking」とITmedia PC Userでも取り上げられてます。個人的に注目した内容を主に「RandomTracking」よりクリッピング。ちなみに、西田さんはサイマル・ビュー絶賛です。
- 2Dではテレビというよりモニターに近い。視聴距離が近いのでモニター的な輝度で楽しめる
- クロストーク、3Dでの二重像をできる限り減らし、「快適な3D表示を実現する」ことを狙って設計
- 企画理由は、プライベートに利用するものでもしっかりとした3D表示ができるディスプレイを提供するため(ソニー全社的に3Dを盛り上げていく中では「なかなか遊んでいただける量が増えていかない」という点が問題)
- ゲーム向けの3Dディスプレイということで、ソニーグループ製3D対応テレビとは違う決断を下した(液晶シャッター内蔵のメガネに偏光板)
- システム遅延は、2D表示時で1.65フレーム、3D表示時で2.5フレーム。できる限り遅延を少なくすることを重視して開発(240Hz駆動は単純にコマを重ね書きする方式。2D表示時には120Hz駆動)
- 商品の仕様として「PS3をつないで使ってもらう」ことが前提。「ゲームモードを選ばないと遅延が大きくなる」というのは逆にわかりにくい。デフォルトでシステム遅延ができるかぎり小さくなるようにした
- SCEがゲーム用ディスプレイを本格的に商品化するのは初めて。我々がこんなフィーチャー(サイマル・ビュー)をつけると、こんな面白いことができますよ、という意味のメッセージを込めたかった
- PSPを接続した際に、画面を全面にズームして楽しむ機能は搭載。(コンポーネント入力端子経由。要別売りケーブル)