「ロケフリTV」カテゴリーアーカイブ

PC専用ロケフリプレイヤー「LFA-PC2」が単体販売された理由

ソニーマーケティングさんのご厚意で、ロケフリベースステーションパック「LF-PK1icon」をモニター試用できることになったのですが、本体はまだ手元になく、PC用ロケフリプレイヤー「LFA-PC2icon」を先行で試用していることは過去のエントリーでお伝えしました。

iconiconそんなこんなで、現在はX5のベースステーションと接続して手持ちのバイオで使っているのですが、「LFA-PC2」って複数台のPCにインストールこそできてもベースステーションに登録できるのは一台だけで複数台のPCで使うにはシリアルキーがそれぞれ個別に必要なんです。単体販売する理由の一つがここにあるんですね。

自分、先日購入した「type T」にインストールして試用中なのですが、それまで使っていたバイオノート「TR2P」でもロケフリTVを使いたいと思い、ソフトを1枚追加購入しました。ソニスタでずっと入荷待ちステイタスだったのですが、予約して10日後に入荷案内が来て、昨日やっと手元に到着しました。

lfapc2.jpg

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PSPがロケフリプレイヤーに!DRM動画にも対応

“PSP”(プレイステーション・ポータブル)|“PSP” システムソフトウェア アップデート(PSPオフィシャルサイト)

SCEは、2005年10月13日(木)から、PSPのシステムソフトウェア バージョン 2.50のアップデートを開始したとアナウンスしていました。バージョン2.50で更新される主な機能は以下の通り。

ネットワーク
psp_ver2_5.jpg・[ロケーションフリープレイヤー]を追加。
・[インターネットブラウザ]の[文字エンコード]に[自動選択]と[Unicode(UTF-8)]を追加。
・[インターネットブラウザ]の[文字サイズ]と[表示モード]の設定が保存されるようにした。
・[インターネットブラウザ]でフォームの入力履歴が保存されるようにした。
ビデオ
・動画配信サービスなどで提供される著作権保護機能に対応した動画を再生できるようにした。(“メモリースティック デュオ”に保存された動画)
設定
・[日付と時刻設定]に[インターネット経由で設定する]を追加。
・[ネットワーク設定]のセキュリティ方式に[WPA-PSK(AES)]を追加。
その他
・キーボードで韓国語入力ができるようにした。

iconicon予想通り、ロケフリTVがPSPで楽しめるようになりましたね。ただし、接続できるのはベースステーションパック「LF-PK1icon」のみで、さらにベースステーション本体のシステムソフトウェアバージョンを2.000へアップデートする必要があります。また、PSPから外部機器のリモコンを操作するには、あらかじめ使っている機器のリモコンデータをメモリースティックDuoに保存し、リモコン設定を完了させることが必要なのだそうです。

手元にまだ「LF-PK1」が無いのでX5のベースステーションでトライしてみようと思ったのですが、「LF-PK1」に新たに搭載された「SETUP MODE」ボタンを使って登録する仕組みらしく、X5のベースステーションにはそのボタンがないのでできませんでした。残念…。

「LF-PK1」をお持ちの方はモニターの選択肢がさらに広がってより楽しくなりますね~。動画対応のiPodの仕様がさほど革新的でもなかったので、今回のPSPのアップデートの方が個人的にはインパクト高いです。これで、「LF-PK1」が飛ぶように売れるといいなあ…。

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PC用ロケフリプレイヤー「LFA-PC2」を「LF-X5」のベースステーションで使う

先だって、ソニーマーケティングさんからモニター提供されたロケーションフリーベースステーションパック「LF-PK1icon」ですが、ベースステーションが後送されてくることになったので先にロケーションフリープレイヤー「LFA-PC2icon」を手持ちのバイオ「type T」にインストールして、「LF-X5」で使えるかどうかを試すことにしました。

で、結論から言うと、あっさりとできてしまいました。インストールはシリアルNo.を入力するぐらいだけで、あとはインストーラーの指示に従うだけの簡単なものでした。ただ、ソフトをインストールしただけでは使えず、LF-X5のベースステーション側にバイオ(厳密にはソフトウェア)を登録してあげる必要がありました。

lfapc2.gif

その手順は以下の通り。(少し長いですが、自分のための防備(匿名さんツッコミ感謝!)備忘録もかねてということで。)

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ロケフリベースステーションパック「LF-PK1」レビュー

ノートPCが“どこでもテレビ”。ネットから自宅のテレビを満喫 光回線が欲しくなる? 新“ロケーションフリー” ソニー 「LF-PK1」+「LFA-PC2」

放送をワイヤレスで、世界中に送り出す環境を与えた、という意味でエポックメイキングな製品。実質的に競合製品はなく、まさにワン・アンド・オンリーの存在だ。日常的にパソコンを持ち歩く人はもちろん、自分専用のテレビが持てない人、出張の多い人に特に勧めたい一台だ。

iconiconAV Watchの週刊 デバイス・バイキングに、WindowsPCをモニター代わりに使うロケーションフリーベースステーションパック「LF-PK1icon」が取り上げられました。導入方法以外に画質チェックなど、細かい点もしっかりレビューしています。導入の容易さは特筆もののようで、専用のダイナミックDNSサービスを含め、ITリテラシーの高いPCユーザー向けの製品ながらも、従来までのロケフリTVと比較してハードルが低くなっているのがポイント高いと思います。

ソニスタではあっという間に入荷待ちステイタスになってしまいましたね。手が出しやすい価格だから相当売れているんでしょうね。そういえば、上のレビューでは、「LFA-PC2icon」について、「LocationFreeを使う上で必須のソフトなだけに、なぜ別売にしたのかは理解に苦しむところだ。」というコメントがありますが、先だってのディーラーコンベンションで「LFA-PC2」がX5のベースステーションでも使えると聞いていたので、もしかしたらX5ユーザーを考慮して別売りにしたのかもしれません。

ちなみに、X5をモニターで利用中の自分は、ソフトぐらいはいつでも買えるだろうとタカをくくっていたら、ソフトもあっという間に本体と一緒に入荷待ちステイタスになってしまって、いまだに入手できていない状態でした。

しか~し、なんと~、ロケフリTV体験ブログに参加していたこともあって、ソニーマーケティングさんのご厚意で「LF-PK1」のモニターもできることになりました。わーい!本体は売れまくっていることもあって調達が難しいらしく、まだ到着しないのですが、本日ソフトだけ先に到着しましたので、これからいろいろと触ってみたいと思います。感想やレビューなどはまた後日に。

ロケフリTVの視聴スタイルが物議を醸す?

ソニー「ロケーションフリー」がもたらす「プレースシフト」という視聴スタイル

NIKKEI NETの「デジタル家電のウラ側」。パソコン向けの新製品登場で俄然注目度が高まったロケフリTVですが、「放送エリアの問題」という物議をかもす内容を含んでいるのだとか。

放送局の免許や番組、CMの著作権はエリアを基準にしている。映画などの放映権も、CMタレントとの契約も放送エリアに応じて契約が行われる。地上波でのエリアは電波の届く範囲と同じだ

宅内あるいは居住区の放送エリア内でなら問題ないということなんでしょうか。ロケフリTVってちゃんとフェアユースできる仕様だし、HDD録画した番組をDVDに焼いて海外に持ち出すのとどう違うのでしょう?無知な自分にはよくわかりませんが、そんなにややこしい問題なんですかね。やっぱり、民放だとスポンサー、NHKだと受信料みたいな、金の話になっちゃうのかなあ…。

ソニーディーラーコンベンション視察リポート(1)~ロケフリTV編【一部訂正】

ソニーディーラーコンベンションに行ってきました。リポート第一弾はロケフリTVについて。何と言ってもロケフリTV体験ブログに関わったおかげでイベントにご招待いただきましたので…。なお、会場が撮影禁止だったので画像はありません。今後のリポート含め、その点はご了承ください。

iconicon注目のパソコン用「ロケーションフリーテレビベースステーションパック」ですが、予想以上に人だかりができていて、それなりに注目度が高いなあと思いましたよ。ベースステーションも想像以上にコンパクトに仕上がってました。外観は昨今のASDLモデムに近い印象。X5までのそれとちがって置き場所に苦労することもなくなりそうです。

ブースではソニーホームエレクトロニクスネットワークカンパニービデオ事業本部LFX事業室の方と直接お話しさせていただきました。ソニードライブのプレスリリースでは色々とわからないことがあったのですが、今回、お話を伺ってわかったことを書き留めておきます。

・ベースステーションからパソコンへの映像ソースの送出は無線・有線にかかわらずMPEG4。なので、高画質はあまり期待できません。これはちょっと残念…。画質と利便性を天秤にかけて後者を取る人なら問題なしです。ちなみに、従来機のX1やX5はベースステーションと家庭内LAN(無線&有線)ならMPEG2(NetAVはMPEG4)らしいです。
・PC用ソフト「ロケーションフリープレイヤー(LFA-PC2)」の使い勝手は良く、マウスで直感的に操作可能でした。画面はWindowsPCの標準のウインドウ操作で拡大縮小が可能です。ただ、先述の通りMPEG4の画像なので解像度の高いディスプレイでウインドウ画面を拡大すればそれに比例して画像が荒くなります。またリモコン画面を単独でドラッグアンドドロップで任意の位置に移動できます。ちなみに、X1/X5ではリモコンは専用モニターの画面右側に固定表示になります。全体的にPCならではの使い勝手が実現できていて好感触でした。
・個人的に一番気がかりだった、「ロケーションフリープレイヤー(LFA-PC2)」をインストールしたパソコンがX1/X5のベースステーションに対応するかについては、X5のベースステーションのみファームウェアなのアップグレード無しでも動作するとのこと。X1は残念ながら非対応。ただ、即答は得られず担当者同士で確認した後に得られた返事だったので、実機で確認する必要はありそうです。とりあえず、本件に関しては自分で「ロケーションフリープレイヤー(LFA-PC2)」を購入して確かめてみることにします。
X1やX5ではNetAV機能を使うために固定グローバルIPの取得が必要でしたが、今回の新製品に関してはダイナミックDNSの仕組みをソニーが独自に提供してくれるらしく、どうやらその必要が無いらしいです。自分も現行機でNetAV機能を使おうと思っていたのですが、この機能を使おうと思うと途端に敷居が高くなったので躊躇してしまったんですよね。新製品でこの問題が解決されたことは特筆に値すると思ってます。なお、この件に関しては、ソニードライブのQ&Aにも記述がありました欲を言うなら、X1/X5ユーザーにも同様の機能を提供して欲しいです。
【追記】どうやら自分の勘違いだったみたいで、固定グローバルIPは必須みたいです。ごめんなさい。そうなるとやっぱり敷居は高いままだなあ…。

ブースではベースステーションパックとバイオtypeTを組み合わせたデモが目立っていましたが、展示コーナーの端に参考出品として、世の中で一番普及しているコミュニケーションツール(回りくどい言い方だな…)とベースステーションパックを組み合わせたソリューションなども展示されていました。新製品発表時に今後のバリエーション展開として示唆された物の一つなのかもしれません。ただ、実際に稼働しているところは見ることはできませんでした。(PSP対応について質問するのを失念してました。すいません…。)

ということで、9月に入って真っ先に発表されたPC向けのロケフリパックは、ITリテラシーの高いPCユーザーが対象でありながらも、実際は簡単な設定ですぐにロケーションフリーテレビの醍醐味が味わえるという点で大注目の商品だと思います。価格がリーズナブルなのもうれしいです。

ロケーションフリーテレビって、実はとってもソニーらしい商品だと思うんですけど、価格がネックで今ひとつ盛り上がらなかったように感じています。でも、実際に使ってみるとテレビ好きの人なら絶対に便利だって感じると思います。今回の新製品がきっかけになり、ロケーションフリーというコンセプトが広く理解され、たくさんの人たちに新しいテレビライフを楽しんでもらえることをロケフリTVファンのひとりとして期待しています。特に無線LANが使えるバイオノートユーザーの皆さん、だまされたと思って一度使ってみてください。(結果的にだまされたとしてもなんの保証もできませんが…笑)

次回は何かと話題のウォークマンAシリーズについての感想を書きたいと思います。(第一印象は思ったほど悪くなかったんですけど、実機に触れて感じたのは…って、詳しくは次回に)

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