「ロケフリ体験ブログ」カテゴリーアーカイブ

ロケフリ液晶モニター「LF-12MT1」を試す(4)~その他、気がついたこと

iconiconすでに返却ずみのLF-12MT1iconですが、使ってみて気がついたことをアップし忘れておりましたので箇条書きで。

・電源オンから映像が表示されるまでの時間やチャンネルの切換はX1の方が気持ち速いかもしれません。画質についても、X1のモニターの方が少しだけキレイ(好み)かなあという印象。我が家のアンテナ線の環境もあるので断言はできませんが、液晶パネルが違うとか、ベースステーションの性能が微妙に違うのかもしれません。

・X1と比べて外部機器のリモコンが表示されるまでに少々時間がかかるのがちょっと気になりました。ただし、それも初回のみで、電源オンの状態ならば2回目からは高速に表示してくれます。ただ、X1はリモコンデータが自分では追加できませんので、学習リモコン機能が追加された12MT1の方が最終的には外部機器に強いということになると思います。

・12MT1とX1のバッテリーが共有できました。ただ、若干サイズが違うようでX1に入れるときは少々きつく感じました。色こそ違いますが、X1オーナーにとっては朗報なのではないでしょうか。

・X1の場合はベースステーションとモニターは標準で802.11aで繋がっていますが、PK20の場合は802.11b/gが標準になるみたいです。PSPやWindows Mobileが11bにしか対応しないことからそうしたのでしょうね。

・スゴ録のようなハイビジョン機器の場合、著作権保護の観点からかテレビ画面を静止画として記録できるキャプチャー機能は働きませんでした。信号がアナログのPSXや東芝RD-X5なら問題ありません。

・5年後の停波までアナログ放送を楽しみ続けたいという人にはオススメできるモニターですが、ハイビジョンレコーダーとの組み合わせは正直あまりオススメできません。今後はハイビジョン(ワイド)対応のニーズが増えると予想されるため、解像度がアップしたワイド対応モニターもラインナップに加わると良いのですが…。そのうちにハイビジョン対応のベースステーションも登場したりするのかも…。

複数のロケフリベースステーションを有効活用

機材を返却後、少々滞っていたロケフリ体験レポートですが、今後は小粒なネタをちょこちょこご紹介してきたいと思います。ということで、まずは複数のベースステーションを有効に活用してみようというテーマを取り上げてみました。

iconiconX1やX5をすでに使っているけど、機能に惹かれて新しいベースステーション「LF-PK20icon」を購入したというような方もいらっしゃるのではないでしょうか。ロケフリが2セットだから単純に外部機器4台分を繋いで使うというスタイルが考えられますが、4台ものビデオ機器を運用している人はかなりのAVマニアなのではないでしょうか。我が家もHDDレコーダーを買い増してきた口なので、複数台のビデオはあることはあるのですが、実際に稼働しているのはリビングにあるPSXと東芝のRD-X5の2台のみです。

我が家では以前からダイニング(狭いです)での視聴用にX1を使っていますがこれは液晶モニターとセットでしか使えませんので融通が利きません。ということで、寝室のテレビに繋いだTVボックスや自分の部屋のPCからの視聴用としてPK20を追加して、リビングにあるPSXとRD-X5という2台の外部機器を2台のベースステーションで共有することにしたわけです。

その共有方法ですが、コンポジットケーブルが前提ならとても簡単。X1(X5)、PK20のベースステーションは2つの外部入力端子と1つの出力端子を持っています。X1は入力2、PK20は入力1にそれぞれ出力端子が用意されており、入力端子に入った信号を出力端子にスルーで出力できる仕様となっています。出力端子をひとつしか持たないビデオ機器など向けのいわゆる返しの端子です。これをうまく活用すれば、分配器などを使わなくとも2台のベースステーションで2台の外部機器を共有できるというわけです。

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上の画像は左がPK20、右がX1(X5)のベースステーションの裏側ですが、X1の入力端子に外部機器のひとつを、もう一つの外部機器をPK20の入力端子に繋いで、それぞれの出力をそれぞれのベースステーションの空いている入力端子に繋いであげるだけ。いわゆるテレコって奴です。S端子を使ったテレコは残念ながら機能しませんでした(音声は出るのですが映像が出ない)。

幸い、X1とPK20は出力端子がセットになっている入力端子の順番が逆なため、リモコン設定はどの機器でも同じ順番になります。ちなみに、PK20が2台の場合は外部機器1と2の順番が逆になります。なお、AVマウスは共有できないため、2つのAVマウスを設置する必要はありますが、並べて置いてあげれば済むので簡単です。

このシステムで運用すると、2台の外部機器を二人が別々に使いたい場合などに威力を発揮します。もちろん、リビングのテレビが空いていればロケフリを使う必要はないのですが、お子さんがリビングのテレビでハイデフのPS3ゲームをしたいなどとわがままを言っているような場合、お父さんとお母さんそれぞれが別室でリビングの外部機器を楽しめるってことになりますね。まあ、そんな親御さんが弱い家庭は無いかもしれませんけど、ひとつの活用方法と言うことでご紹介してみました。

(蛇足ですが、我が家のPSXは初代機で出力が1系統しかありません。なので、映像はD端子をリビングの液晶ベガに、コンポジットをロケフリに繋いでしのいでいます。音声はどうにもならないので、電気屋で買ってきた分配ケーブルでそれぞれに分配しています。信号も弱くなるはずですが、我が家ではあくまで利便性を優先しているのでさほど気にしませんです。また、PK1は出力端子を持たないので、テレコは残念ながらできませんが、上のPSX同様の手法で外部機器の片方の出力を分配すれば、なんとかいけますね。手軽にとは言えなくなってしまいますが、ご参考までということで…。)

ロケフリ液晶モニター「LF-12MT1」を試す(3)~他のベースステーションに登録する

前回のレビューでLF-X1のモニターとほとんど使い勝手が同じと書いた液晶モニター「LF-12MT1icon」ですが、X1には無い便利な機能があります。メインのベースステーション以外に、もう一つのベースステーションと組み合わせて使えるという機能なのですが、この機能はLF-X5から採用されているものです。

iconiconLF-PK1以降のベースステーションは複数のモニター機器を登録できることは前にも説明しました。ただ、モニター機器側から複数のベースステーションを利用する場合については機器(ソフト)によって様々な制約があります。PCソフト(PC2/PC20)の場合は複数台のベースステーションに登録が可能ですが、PSPはメインの1台だけ、液晶モニターはメイン+1台の合計2台に登録することができます。なお、Windows Mobile 版は使ったことがないので申し訳ありませんがわかりません。このように、機器(ソフト)によって仕様が異なる理由は正直よくわかりませんが、自分のように複数のベースステーションを持っている人はそうたくさんはいないでしょうし、PSPや液晶モニターを使うであろうターゲット層を考えると機能はできるだけシンプルな方が良いという判断なのかもしれません。

でもですね、PK1でロケフリの虜になりPK20を買い足してしまったような方、つまり自宅に2台のベースステーションがある方で、12MT1と一緒にできるだけ有効に活用したいというような方には便利な機能だと思います。ということで、簡単ですが手順をご紹介しておきますね。

前提として、IPアドレスが固定されたPK20とPK1が自宅にあり、メインでは12MT1をPK20に機器登録して使っているものとします。12MT1をPK1のモニター機器として使うためには、PK1をSETUP MODEにしてあらかじめ機器登録可能な状態にしておく必要があります。また、登録用のパスワードもメモにして準備しておきます。

他のベースステーションに登録する手順

1.「設定一覧>モニター設定」で「家モード」から「外モード」に変更(図1)

2.「外モード」の「設定>公衆無線LAN」からPK1を登録し、接続(図5)
→PK1を無線LANのアクセスポイントとして使うということです。PK1への接続が問題なければ画面上のアイコンが有効になっているはずです(図6)

3.「設定一覧>モニター設定」に戻り、「外モード」の右端にある「NetAV設定」を開く(図2)

4.「NetAV接続先の設定」でPK1のIPアドレスとポート番号を入力後、「機器登録の設定」でメモしてある登録用パスワードを入力(図3,4)
→ニックネームは基本的にはなんでも良いのですが、機器の判別がしやすいのでここでは仮に「LF-12MT1」とします。また、ベースステーションのIPアドレスについてはあくまで経験則なのですが、固定してしまう方が何かと便利というか手間が省けるのでそうしています。アドレスが動的に変わる設定だと、何度も設定しなおす必要があったもので>X1、X5スタイル徹底比較:ロケフリベースステーションパック「LF-PK1」レビュー(6)LF-B1でX5のモニターを使う

5.登録が完了したら、設定を全て終了し標準の画面に戻す

以上の手順です。あとは画面下にある「NetAV接続」をタップするとPK1の映像が送出されます。

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12MT1のマニュアルでは、「外モード」の「公衆無線LAN」は自宅以外のアクセスポイントを使うという前提で解説されています。なので、出先から利用する場合には4のIPアドレス記入欄にはNetAV設定で自動的に割り振られたドメイン名(xxxxxxxxxxxx.LF-PK20JP.MyNetAV.comみたいなヤツです)を入力する必要があるようです。前にも書きましたけど、自宅の中だけで使う場合はベースステーションのIPアドレスを固定してしまう方が若干ですが入力の手間も省けて良いと思います。また、自宅にロケフリベースステーション以外の無線LANアクセスポイントがある場合でも問題なく使えます。我が家には他に、アップルのAirMac Expressなどがありますが、そちら経由でも問題なく使えました。

なお、NetAV接続でベースステーションに接続する場合は映像はMPEG4になります。MPEG2を見慣れてしまうと、画質的に少々厳しいのですが、自分にとっては利便性の方が優るので全然OKという感じです。また、レート変更が可能なほか、画面のサイズ変更も可能です。ネットワークの信号が弱く、レートを下げて使う場合などは画面を小さくする方が見やすくなります。

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PK1をメインに、PK20を2台目として機器登録する場合も同様の手順でOKでした。PK20自体はMPEG4 AVCに対応しているのですが、12MT1が対応していないので、どちらをメインにしても出てくる映像のクオリティには差は出ません。

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ロケフリ新製品の学習リモコン機能を試す

lfblog_061215_1.jpgこれまで、ロケフリの新製品を個別にレポートしてきましたが、今回はモニター機器(ソフト)の新機能「学習リモコン」について試してみることにします。「学習リモコン」とは、ベースステーションに繋いだビデオ機器が「リモコン設定」のリストにない場合に使う機能で、Windows PCソフトの「PC20」と液晶モニター「12MT1」で利用できます。

12MT1の学習リモコン

12MT1の学習リモコンはリモコン設定の一覧の最後にある「学習リモコン」を選択後、画面の下にある「学習」ボタンを押し、表示される汎用リモコンのボタンにビデオ機器のリアルリモコンのボタンを割り当てていきます。なお、12MT1にはモニターの液晶画面の左側にリモコンの受光部があり、リアルリモコンのデータを直接受信でます。

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12MTの学習リモコン機能はこれだけじゃありません。実は既存のリモコンデータを独自にカスタマイズできるのです。これがとっても便利なんですよね。ソニーの純正機器の場合は、同じ会社だけあってCMスキップなどのボタンもしっかり用意されていますが、他社製のリモコンの場合はそのような独自のボタンが用意されていません。我が家の場合は、東芝のRD-X5がまさにそうなのですが、スキップ用のボタンが画面リモコンには用意されていません。そこで、学習リモコンのカスタマイズ機能を使います。

リモコン設定で、任意のメーカー(ここでは「東芝」)の任意の機種(ここでは「HDD+DVD(一体型)(1)」)を選んだ状態で「学習」ボタンを押すと設定画面に移行。任意のボタンをタップして選択後、12MT1の受光部にリアルリモコンの該当するボタンの信号を送信することで、その機能を割り当てられるのです。我が家の場合は早送り・早戻しよりもスキップが多用されるので、スキップ・リプレイを割り当てました。なお、カスタマイズ後は、機種名の左に「+」マークが追加されます(ここでは「+HDD+DVD(一体型)(1)」になります)。

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PC20の学習リモコン

PC20の場合も、リモコン設定の一覧の最後にある「学習リモコン」を選択後、画面の下にある「学習」ボタンを押し、表示される汎用リモコンのボタンにビデオ機器のリアルリモコンのボタンを割り当てていきます。なお、PC20はソフトですからリアルリモコンのデータを受信できません。そのため、ベースステーションのリモコン受信部を使います。

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ただ、残念ながら12MT1と違って、既存のリモコンデータのカスタマイズはできませんでした。ソニー製品ばかりを使っているのなら問題ないのですが、そうでない人も多いと思いますので、是非バージョンアップでカスタマイズ機能を追加してください!>ソニーのロケフリ担当者様。

PSPやTVボックスでも学習リモコンは使えるのか…

PSPに関してはオフィシャルサイトにQ&Aが掲載されていますので簡単に。PSPの場合はPC20を使って学習したリモコンデータを使います。PC20の学習データはPCのデスクトップにある”LocationFreeRC_DATA” フォルダに格納されるようです。そこからデータをコピーし、メモステの「MSSONY > LF > RC_DATA」という階層にフォルダを作成し保存することで活用できるようです。

また、TVボックスには学習リモコン機能はありません。ありませんが、他のモニター機器には無い機能としてTVボックスには外部機器のリアルリモコンを使って直接操作できるというユニークな機能があります。リモコンの設定画面で「直接操作を有効にする」にチェックを入れると使えます。リアルリモコンからの信号がTVボックスの受光部を通じてベースステーションに送られ、AVマウスと連動して直接操作ができるというものです。自分の部屋にTVボックスがあるとして、そこにリビングにあるスゴ録のリモコンを持ち込んで使えるということです。我が家のように、リビングと寝室が隣り合わせだとなかなか便利です。TVボックスのカーソルリモコンが優秀でも、さすがにリアルリモコンの操作性にはかないませんからね。

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とまあ、モニター機器によって違いはありますが、カスタマイズ可能な12MT1の学習リモコン機能は本当に便利。なので、繰り返しになりますが、是非、PC20にもカスタマイズ機能の搭載をお願いします!>ソニーさん。

ロケフリプレイヤーPC用「LFA-PC20」を試す(2)~AVC対応の威力

Windows PC用のロケフリプレイヤー「LFA-PC20icon」ですが、PC2と比べると、セットアップのしやすさに加え、実に様々な面で機能アップしています。PC20ではMPEG4 AVCに対応し画質が大幅に向上。ベースステーション側の外部機器の入力端子が最高でもS端子ですし、この手の製品に画質のクオリティを求めるのはある意味酷なことかもしれませんが、高画質でユーザーの期待に少しでもこたえるというソニーの姿勢には拍手を送りたいです。

AVCの画質については、あくまで主観ですが、MPEG4よりも明らかにキレイです。PSPのUMD Videoとは比較にならないですけど、従来のMPEG4と比べたら一目瞭然。AVCは総じてなめらかで発色もしっかりしているのに対し、MPEG4はざらっとした質感でどこか濁ったような発色。PCの場合は、ウインドウサイズが自由に変更できることもあって、MPEG4でもウインドウを小さくすれば十分鑑賞に堪えうるのですが、AVCの場合は大きめのウインドウでもいけちゃうのがうれしいです。

なお、AVCで楽しむ場合はレート変更画面で「AVCを利用する」のチェックを入れるだけ。ノーマルのMPEG4にしたい場合は反対にチェックを外します。

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我が家ではバイオ「type T」と「type Uicon」にPC20を導入。type Tですと、液晶の物理的サイズが大きく解像度も高いためフル画面にするとAVCでもあらが目立つのですが、type Uの場合は液晶サイズも小さく、type Tと比べて解像度も低いため、フル画面でもキレイに楽しめました。特に、スゴ録で録画した地デジやBSハイビジョン放送は本当にキレイです。また、type Uは液晶がタッチパネル対応なので、専用の液晶モニター(12MT1)ライクにダイレクトに画面をタッチして操作できちゃうのがなんともいえず良いのです。無線LANも内蔵しているし、持ち運びもしやすいし、ということで、type Uとロケフリの相性は抜群だと思います。

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とはいえ、AVCの再生では少々気になることもあります。それはPCのCPUへの負荷。AVCを最高レートの設定にして、バイオのタスクマネージャでCPU使用率を確認してみると、70%~80%ぐらいまで跳ね上がります。ということで、ノートPCで使う場合はバッテリをかなり消費することになります。ちなみに、MPEG4の場合はAVCの約半分ぐらいまで下がります。モバイルで楽しむ場合はレートを状況に応じて変更してあげればバッテリの保ちも変わるでしょうし、液晶の輝度を下げるなどの工夫をすればより効果的だと思います。

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蛇足ですが、PC2ではできたPC画面のスクリーンショットがPC20からできなくなってしまったようです。正確に言うとできるのですが、テレビの画面がキャプチャーされません。内蔵のアナログ放送の画面もNGです。著作権保護の観点からこういう仕様になったのかもしれませんが、こうしたレポートを書こうと思うと不便に感じますです…。

お風呂でロケフリ~12MT1用「お風呂ジャケット」を試す

lfblog_061210_1.jpgロケフリはエアボードと呼ばれていた時代から、お風呂でもテレビを楽しめることを売りにしていました。自分が所有するX1もオプションで専用のお風呂ジャケットが用意されており、我が家ではお風呂でテレビも当たり前になっています。X1よりも小型化され持ち運びしやすくなったX5には残念ながら専用のお風呂ジャケットが用意されませんでしたが、今年発売された液晶モニター「12MT1」専用オプションとして「お風呂ジャケット(LFA-F2icon)」が復活。専用設計でしかもソニーの純正品なので安心して使うことができます。

我が家のX1用ジャケットと比較してみますが、12MT1のボタンに合わせて、左上に設けられてい透明ビニール部分以外は違いがなく、基本的な作りも同じでした。ただ、12MT1本体の薄さも手伝ってか、X1のそれよりも少々ぶかぶかな感じがしました。まあ、使う分にには何の支障もないのですが…。

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左上の透明部分からは電源とキャプチャー、右上からはボリュームとインデックスのボタンにアクセスできすほか、透明ビニールの上から画面(タッチパネル)を直接、指で操作できるので、付属のスタイラスペンを使わなくても大半の操作が可能です。

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なお、このジャケットをお風呂使用する上での注意点は、裏面にしっかりと印刷されています。使用前に穴や破れがないか確かめる、気温が0~35度の範囲外では使用しない、といったことに加え、連続で1時間以上は使用しないとあります。昨年の体験ブログでも書きましたが、ジャケットのフタはベルクロですし湯気や湿気を防ぐ程度なので完全防水ではありませんので、1時間程度にとどめた方がよいということになっているのでしょう。長風呂が好きな人や半身浴で長時間お風呂に入る場合は注意が必要ですね。

蛇足ですが、12MT1専用ですがX1のモニターもぴったり収まります。X1のお風呂ジャケットは本体同様、生産完了になってしまったので、X1ユーザーの方でこれからお風呂ジャケットが欲しいという方にはラッキーかもしれませんよ。

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ちなみに、PSP用ウォータープルーフケースもサードパーティーから発売されています。こちらも非常に便利なのですが、浴槽に肩までずっぽり浸かりながら見る場合には、やはりPSPだと画面サイズが小さいなあと感じます。足が思いっきり伸ばせるようなお風呂なら見やすさではサイズが12インチと大きい液晶モニターの方が、絶対オススメですね。

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iconちなみに、我が家のお風呂は膝を曲げないと入れないせまーい浴槽なので別にどちらでも問題ないのですけどね…。

ということで、せっかく液晶モニターを買うのなら(買ったのなら)、是非、このジャケットも一緒に使って欲しいと思います。少々高い(ソニスタで9,450円)ですけど、お風呂でテレビの楽しさは一度味わうと癖になりますですよ。

【参考】
So-net blog:X1、X5スタイル徹底比較:お風呂でロケフリTV~LF-X1編
So-net blog:X1、X5スタイル徹底比較:お風呂でロケフリTV~LF-X5編
ソニ☆モバ: PSP用「CYBER・ウォータープルーフケース」を試す