「コンピュータ」カテゴリーアーカイブ

2011年VAIO春モデルはノートPC 3シリーズとボードPC 1シリーズ

スタイリッシュなデザインに高い機能と携帯性を両立したモバイルPC VAIO「Sシリーズ」発売~約23.9mmの薄型フルフラットの筺体で最長約8.5時間のバッテリー駆動を実現~
フルHDで高品位な3D映像を楽しめる「Fシリーズ」などVAIO 春モデル 発売~集光材を使ったビビッドデザインの「Cシリーズ」、テレビが約5秒で起動する「Lシリーズ」も発売 ~

1ヶ月ぶりの新製品発表はVAIO春モデル。ノートPC 3シリーズとボードPC 1シリーズ。

「Sシリーズ」
ソニーストア
厚さ約23.9mmのフルフラットのスリムデザインで、本体にアルミニウム合金とマグネシウム合金採用で高い堅牢性と軽量な筺体を実現。スイッチひとつで処理速度の速い「SPEEDモード」と省電力の「STAMINAモード」を切り替えることができ、用途に合わせて効率的にバッテリーを使用。駆動時間は内蔵のバッテリーで最長約8.5時間、別売のリチャージャブルバッテリーパック(拡張用)と併用すれば最長約17時間もの長時間駆動が可能。内蔵バッテリーを優先的に充電し、拡張バッテリーから先に放電する設定になっているため、拡張用バッテリーを着脱しながら、効率的に使用できるとか。

「Fシリーズ」
ソニーストア
フルHDで高品位な3Dを楽しめる16型ワイド液晶搭載のノートPC。画面に集中できるよう余計なものを排除したシンプルな「ノイズレスデザイン」。

「Cシリーズ」

ソニーストアソニーストア
高い基本性能と、集光材を用いたビビッドな色を含む5色のカラバリを揃えたノートPC。USB 3.0端子も搭載し、対応ストレージなら大きなファイルも高速転送可能。

「Lシリーズ」
ソニーストア
エンタメ機能が充実したボードPC。OSを起動せずにテレビを視聴できる「スグつくTV」やWebブラウザーを素早く起動できる「Quick Web Access」機能などを搭載。ビデオカメラやゲームなどを接続してモニター代わりに楽しめるHDMI入力端子や、デュアルモニターとして映像出力やデジタル音声出力が可能なHDMI出力端子も。

続きを読む 2011年VAIO春モデルはノートPC 3シリーズとボードPC 1シリーズ

33%薄く、15%軽く、2倍速いのに今まで通り10時間使えるiPad 2


アップル – iPad – まったく新しいデザイン。ビデオ通話。HDビデオ。ほかにもいろいろ。

アップルが最新のiOS 4.3搭載の第2世代iPad、「iPad 2」を発表。従来のA4と比べて処理速度が2倍デュアルコアA5チップを搭載し、最大9倍のグラフィックスパフォーマンスを持ちつつ、10時間のロングバッテリーライフを実現。筐体は33%薄く、15%軽くなり、FaceTime用に全面と背面にカメラも搭載。背面のカメラはHD撮影も可能でiPad版iMovieでの編集も大画面で余裕たっぷりとか。この他、Macではお馴染みのGarageBandのiPad版やAirPlayのフルHDビデオミラーリング対応も大きなトピック。

本体サイズは185.7(W)×241.2(D)×8.8(H)mm、重さはWi-Fiモデルが601g、3Gモデルが613g。メモリー容量が16GB、32GB、64GBの3タイプ。対応OSはMac OS X 10.5.8以降とWindows XP/Vista/7。米国では3/11から発売。価格はWi-Fiモデルの16GBが499ドル、32GBが599ドル、64GBが699ドル。3Gモデルが同629ドル、同729ドル、同829ドル。なお、日本国内では3/25の発売予定という情報以外今のところ不明。


また、今回はiPad本体の設計とディスプレイカバー「iPad Smart Cover」の設計を同時進行。マグネットで定位置に装着可能で、外すとiPadがスリープから自動的に復帰する機能も実現するほか、折りたたむとスタンド代わりにもなるとか。

薄く、軽く、速く、それでも長く使えるように正常進化した「iPad 2」。ホワイトモデルは新鮮だし、Smart Coverは浴槽の蓋みたいだけど一体感とスタンド機能は秀逸。素直に欲しいが初代iPadやiPhone、iPod touch向けのiOS 4.3アップデートも実施されるんだよね…。

アップル – iOS 4.3ソフトウェアアップデート

先述のAirPlayの新機能に加え、Safariの高速化、パソコンのiTunesライブラリをiOS搭載端末上で共有再生できる「iTunesホームシェアリング」、iPad本体横スイッチのカスタマイズ、iPhone 4パーソナルホットスポットなども実現(日本では非対応)。

現行機のCPU(A4)でのiOS 4.2の動作はもっさりとした感じだけど、4.3にしたら少しは改善されるかな…ってこれまでの流れからしてそれは無いだろうな。auのWiMAXスマホに刺激されて、SBがデザリング解禁へ動いてくれればと思うものの、3G回線じゃ厳しいよね、やっぱ…。

続きを読む 33%薄く、15%軽く、2倍速いのに今まで通り10時間使えるiPad 2

ウォークマン対応ドックスピーカーシステム「Olasonic TW-D7WM(T)」を試す

みんぽす経由で東和電子のウォークマン用のドックスピーカーシステム「Olasonic TW-D7WM(T)」をお借りできました。「TW-S7」のモノフェローズイベントリポートで「音楽好きなソニーファンなら期待して良い」と書いたブツがまさにコレ。PC専用アクティブスピーカー「TW-S7」との音質比較を交えながらゆるくレポートしたいと思います。

■「TW-D7WM(T)」とは


USB接続の卵型アクティブスピーカー「TW-S7」と、アンプやDACを内蔵しWM-PORTを備えたウォークマン用ドックを組み合わせたモデル。ドックにはUSB入力とステレオミニのアナログ入力も装備。PCと接続してUSBスピーカーとして利用できるほか、ステレオミニで他のプレーヤーなども接続可能。ステレオミニのヘッドフォン出力も装備しており、USB接続のヘッドフォンアンプとして使うこともできます。PCとの接続時にはウォークマンとの同期も可能なほか、USBスピーカー「TW-S7」同様USBバスパワーのみでも動作。

「TW-D7WM(T)」ではドック部分にアンプなどを内蔵したため、スピーカーにグレードの高いパーツを採用。特に中低域の量感のアップに繋がるなどの音質向上やACアダプタの小型化などに寄与。ドック部にラダー型の電子ボリュームも装備するほか、ウォークマンの基本操作も可能なリモコンも付属しています。

続きを読む ウォークマン対応ドックスピーカーシステム「Olasonic TW-D7WM(T)」を試す

ソニーが音楽版Quriocityを米国で開始~対応Androidタブレット開発中との噂も


デジタル音楽配信サービス “キュリオシティ”ミュージックアンリミテッドを 米国およびオーストラリア、ニュージーランドにて開始

Qriocityの音楽配信サービスが米国と豪州などでスタート。サービス開始時点では約600万曲。米国ではベーシックが月額3.99ドル、プレミアムが月額9.99ドル。メディアプレーヤーで管理している楽曲やプレイリストと同期可能。クラウド上の音楽データベースに存在する楽曲であれば、自身の音楽ライブラリー(iTunesなど)の楽曲をいつでも対応機器で視聴可能。今後について、ソニーのポータブル機器や他社のAndroidベースの機器を含む様々なモバイル機器にも準備が整い次第、拡大していく予定とか。

PSSに引き続き、QriocityもAndroid端末をサポートしていくってことっすね。にしてもソニーのAndroidへのコミットぶりはすさまじい。そんな中、エンガジェにこんな記事が。

ソニーのAndroid 3.0タブレットは " S1 "、9.4型でQriocityやプレイステーション対応

コードネームが”S1″。開発はVAIO部門(ブランドは別名称予定)。画面サイズが9.4インチ。解像度は1280×800。プロセッサはNVIDIA Tegra 2。OSは Android 3.0 (3.x) Honeycomb。雑誌を折り返したような”wrap”デザインが最大の特徴。Qriocityにアクセスする「Q」ボタン搭載にPSS対応。

ホントですか~。何にせよ楽しみ。今年は新ブランドのAndroidタブレットとウォークマンに注目だな、こりゃ。

続きを読む ソニーが音楽版Quriocityを米国で開始~対応Androidタブレット開発中との噂も

Reader Storeの新たな本との出逢いをサポートするサービスとは


電子書籍、これからどうなる?(2) シャープとソニーが目指す端末とサービス(2/2)

Sony ReaderとReader Storeのサービス発表時に提供すると言っていた新たな本の出逢いのサポート(演出)がようやくスタートしたらしい。

・「好奇心の本棚」では、画面上に表れた本棚に「クラシックカメラ」「サボテン」「ぬいぐるみ」など好きな小物を置くと、関連する書籍が表れる。
・「PetaMap」と連携して提供する「本の地図」では、作品中に登場する地名を地図上に表示する。ユーザーは、自分にゆかりのある地名を含む作品や、これから予定している旅先に関連する地名を含む作品を読むことができる

久しぶりにStoreを覗いてみたらその本棚があった。Flashベースのコンテンツなのね。どこかの誰かさんが作った本棚が1ページに30個。それがなんと40ページ近くも。どんなアルゴリズムか知らないけど、小物に対して選ばれる本のダブりが多いように見える(上の画像のクマのぬいぐるみが良い例)。小物にしたしてヒモ付けしている本が少なすぎるのでは?

Petamapの方もデータベースが少なすぎ。「中央区銀座」で検索すると3件、「東京駅」で3件、「港区六本木」で2件、「港区高輪」で2件。林真理子の「anego」関連ばかりがヒット。これから増えるのかどうかわからんけど、現段階ではかなり中途半端な印象。

そもそも、どちらもPCが無いとまともに使えないのがなんとも…。後者はスポット情報をPDF変換してReaderで持ち歩ける仕組みがあれば印象も変わるかもしれないけど、どちらにしてもモノクロじゃあ見づらいしなあ。“小脇に「本の地図」を携えて”というにはちょっと無理があるサービスのような…。

記事では“ユーザーがある程度選ぶことができるボリュームは必要だが、それよりも、端末やサービスの利便性、何より「使っていて楽しい」とユーザーが思うような仕掛けをどのように提供していくかが、今後、問われていく”とまとめているけど、とにもかくにもまずはラインナップの充実が先でしょ。Readerだって「2,000万人の『読書好き』のための読書専用機」なんじゃなかったっけ?ターゲットはわざわざお薦めしてもらわなくても読みたい本は山ほどあるってば…。

以下、電子書籍関連のトピックスをついでにクリッピング。

続きを読む Reader Storeの新たな本との出逢いをサポートするサービスとは

米HPがwebOS搭載タブレットとスマートフォン2機種を正式発表


Palm USA | Mobile Products for Consumers, Professionals, and Businesses
米HP、webOSタブレット「TouchPad」発表 – Touchstoneで携帯と連係
HP、webOSベースのタブレット「TouchPad」と新スマートフォンを発表
HP、「TouchPad」タブレットを発表–「webOS」はPCにも搭載へ

米HPがwebOS 3.0採用のタブレット端末「HP TouchPad」を発表。ディスプレイは9.7型。サイズが240×190×13.7mm。重さが740g。プロセッサはSnapdragon APQ8060で1GB RAM搭載。ワイヤレス給電にも対応。今夏にWi-Fiモデルを発売し、その後に3Gおよび4G対応モデルを投入する計画。価格未定。

カードベースの機能的なマルチタスクやSynergyなどwebOSならではの操作性、TouchstoneによるwebOS携帯との連係が特徴。後者はデバイス間でのデータ共有のことで、webOS携帯「Pre 3」などと本体同士をタップさせるだけでURLをワイアレスで交換できるとか。


ついに正式発表ですか。これぞiPadキラーてな感じで、非常に魅力的ですが、果たして日本で発売されるかどうか…。にしても同時発表の「Veer」がちっさくでかわいいことってば。Xperia Playの100倍欲しいぞ~。

続きを読む 米HPがwebOS搭載タブレットとスマートフォン2機種を正式発表