「低価格ミニノート、今のままなら2~3年でブーム去る」 ディスプレイサーチ氷室氏が講演
低価格ミニノートPC市場が2009年の出荷台数を前年比75%増の2700万台と予測するディスプレイサーチのIT市場担当アナリストは同市場が2010年頃を境に成長率が鈍化すると予測。収益性の悪化、新興国・文教市場での需要低迷、先進国におけるブームの沈静化が理由とか。
ネットブックが説明商品になってしまっていることも問題視。一過性のブーム回避(リピーター層による需要の下支えを期待)する意味でも、新たな使い道の提案による付加価値創出や独自の製品展開が不可欠とまとめていました。なお、同社が定義する低価格ミニノートPCにはVAIO type P
もしっかりと含まれています。
こんなご時世ゆえに「低価格」が強調されるけど「ミニノート」というジャンルは昔から存在してたわけで…。この業界の2,3年が俗世間のスピードと同じと思ってはいけない。次のオリンピックの頃には高級ミニノートPCブームが来ているかもしれないぞ…って全く根拠無し。