「ゲーム機」カテゴリーアーカイブ

PS2ニューモデル、税込16,000円の新価格で9/15発売

「プレイステーション 2」新価格 希望小売価格16,000円(税込) 2006年9月15日から『SCPH-77000』シリーズ発売(PS.com)

SCEJはPS2の新モデル『SCPH-77000』シリーズを9/15(金)より、希望小売価格16,000円(税抜15,239円)の新価格で発売すると発表しました。色はチャコール・ブラックとセラミック・ホワイトの2種。同シリーズはSCPH-75000シリーズと機能、性能面での違いは無いとのこと。

機能も性能も違いがないのに、現行機を値下げするのではなく、ニューモデルとして発売する意図は?なんて話はどうでも良いですね。これがある意味PS2の最終モデルになるのでしょうか…。ところで、これが今日発表の新製品の目玉という訳ではないですよね?

関係ありませんが、届いていた「みんテニ」の体験版を遊んでみました。デモ版だし、ビギナーモードから2試合しか遊べないのですがそこそこ楽しめました。ただ、個人的にテニスは縁遠いスポーツなのでのめり込むまではいかないかあ…。

そういえば、全然気がつかなかったんですけど、PSP専用のアクセサリーを集めた2種類のパッケージが9/14に発売されるんですね。メモステやポーチを同梱した『Play! Game Pack』とリモコン付ヘッドホンなどを同梱した『Enjoy!AV Pack』の2種類で、PSPを単体で購入した人向けのパッケージのようです。

Enjoy! AV Pack (税込3,610円・Amazon)
Play! Game Pack (税込3,610円・Amazon)

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PSPはバーチャルPS3へ~リアルとバーチャルの融合で生まれる新コンテンツを狙う

スペシャルインタビュー PSPが“仮想PS3”になる

日経BP社ITproによるSCEの川西泉氏へのインタビュー。PSビジネスを立ち上げた頃から久多良木さんの頭の中にあった構想がPS3でやっと立ち上がるのだという印象。もちろん、ブロードバンドなどインフラの普及も後押ししているわけですが…。で、毎度の事ながらポイントの抜粋。

・PSP上でPS1のエミュレーション(オリジナル技術)を内部的に検証しているが結構ちゃんと動いている(アナログスティックが1つというユーザー・インタフェースの制約はある)
・ネットワーク配信するのはPS3、PSP、PS1ソフトだが、コンテンツはゲームに限定するつもりはない
・UMD Videoがどれくらい売れているかは把握できないが、世の中はネットで映像を配信する方向に向かっているのは間違いない。UMDはその端境期にはまってしまっている気がする
・eディストリビューションはPS3を買った日から使えるようにするつもり。ダウンロード方法は、PS3経由、PC経由、PSPの無線LANの三つ
・携帯電話の上でエミュレータを動かすことも将来は不可能ではなくる。“バーチャル・プラットフォーム”的なプレステも可能性としてはアリ(ネットワーク上にハードウエアとは一線を画したバーチャルな環境ができあがる可能性がある)
・(Cell)サーバー側でコンテンツを生成できる環境を作り上げれば現在のブラウジング中心のインターネットとはぜんぜん異なった世界ができるのではないか。極論すればクライアント端末はテレビそのもの。端末での演算処理はまったく必要ない
・PS3からPSPへの映像配信もあり得る。PS3でレンダリングした映像を無線LANでPSPに送る。PS3がホーム・サーバーだとするとPSPは紐付いている情報端末。PSPが“バーチャルPS3”になる。その先のネットワーク越しにあるものがCellサーバー
・(PSPがバーチャルPS3になるのであれば,PSP自体の強化はもう必要ないのではという問いに対し)そんなことはない。技術者には少しでも良くしたいという追求心がある
・(PSPが“情報端末”になることはあるかという問いに対し)いわゆるPDA的な使い方はユーザーの要望次第。すでに搭載したWebブラウザの流れでスケジュール管理やメーラーが登場するかもしれない。PSPは中長期的に見れば携帯型のネットワーク・デバイスであるべきだという考えはある。そのときに情報端末的な需要があればそういった方向性はあり得る。ただコンセプトがぼけないことが大事。SCEとしては軸足をエンターテインメントに置く
・一番大事なのはゲームの世界が継続的に変化していく、更新されていくこと。リアルタイムの情報を取り入れることも重要。実際の世の中で起こっていることをリアルタイムの情報として付加することで全然違ったものになるかもしれない。リアルとバーチャルの融合で生まれる新コンテンツは狙いたい

パッケージメディアからの脱却を計りオンラインで勝負を挑もうとするSCEに注目です。PS3投入が落ち着けばPSPの強化もありそうですね。その時、UMDが削られるのどうかもポイント。CellサーバーとしてのPS3にはPSP以外の携帯端末だって繋がるはず。エンタメ指向のPSPが遊んでいるように見えると言われるなら、myloやかつてのクリエのようなビジネスよりの新端末をソニーが投入したって良いわけですしね。あとは、「サーバー・セントリック」などの難しそうな言葉を使わずに、SCEが考えている壮大な構想を一般消費者に理解させ、夢をどう具体的にカタチにしていくのか、といったところでしょうか。

対して、Wiiの発売に関していまだ沈黙を守っている任天堂の動きも気になります。難しそうでとっつきにくいPS3の世界に対して、わかりやすくとっつきやすいWiiの世界をアピールしてきそうです。MSのXboxとZuneの連携も大いに気になるところ。いずれにしても大きな動きが始まるのはTGS以降になりそうですね…。

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Wii are the chanpion

エンターブレイン浜村氏、次世代のゲーム産業の展望を語る 市場推移予測を大幅上方修正、年末の大本命はWiiと予測

CESA DEVELOPERS CONFERENCE 2006、エンターブレインの浜村弘一氏による「ゲーム産業次世代への展望と、そこに求められる開発者の資質」という基調講演のレポート。はやくも任天堂ひとり勝ちの2006年といった感じですが、年末商戦からWiiのスタートダッシュが始まるとの予測です。以下、ポイントのみ箇条書きで。

【任天堂】
・下期偏重型なゲーム産業にあって上期にヒット作が生まれるのは異例で、その売り上げを支えたのがニンテンドーDS
・発売タイトル数シェアが20%弱の任天堂が売り上げの約80%も占めている(ある意味不安)
・DSが市場にもたらしたものは、ゲーム機の脇役としての位置づけからの脱却、ライトユーザーまで広がったゲームファン、低予算によるゲーム開発
・キーワードは「パーソナル」
・任天堂Wiが年末の大本命間違いなし。理由は、DSとの親和性と同機の設計哲学を受け継いでいること、20,000円以下と予想される価格的なアドバンテージ

【ソニー】
・PS3は、圧倒的なグラフィックス性能だが高価格
・初期50万台はすぐ捌けるものの、その後は伸び悩む
・売上見込みは5年で1,000万台(PS2の約半分)
・39,800円ぐらいがメインストリームのプラットフォームになるため必須条件
・PS2のDVDのような起爆剤にはならず、むしろPS3がBlu-rayを後押し
・PS3のゲーム機としての真価が発揮されるのは大型タイトルが登場してくる2007年末頃

【マイクロソフト】
・Xbox 360は、Windows Vistaとの連携により大敗はなくなった
・市場獲得のムラをどうするのかが課題

【その他】
・4つめの次世代プラットフォームは「オンライン」
・ハードウェアプラットフォームに縛られる時代は終わった
・今年の年末はゲーム業界にとっては大きな節目
・クリエイターの作ってみたいプラットフォームはWii、DS、PS3の順

ゲーム機として「39,800円、大作待ち」という見方はある意味妥当だが、PS3の能力はゲームだけにとどまらない。浜村氏自身が指摘したように、PC業界や家電業界も巻き込んだ次世代のネットワークコンソールであり、一ゲームメディアだけの視点では「予測不可能」というのが正直なところではないだろうか。

とはライターさんの弁。一番予測不可能なのは久多良木さんの頭の中。こういう評価をされて、焦っているのか、ほくそ笑んでいるのか…。

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SCE、PSP専用カメラとGPSレシーバーの発売を正式発表

“アソビが変わるぞ。”PSP®「プレイステーション・ポータブル」向けカメラ、GPSレシーバー発売(PlayStation.com)

SCEJは、PSP専用のカメラと専用ソフトウェアがセットになった「ちょっとショット」『PSPJ-15003』を希望小売価格5,000円で2006年11/2(木)に、また、「GPSレシーバー」『PSP-290』を希望小売価格6,000円で12/7(木)にそれぞれ発売すると発表しました。両製品共に専用のケースが同梱されます。また、両製品は対応ソフトウェアとともに9/22(金)から開催される「東京ゲームショウ2006」の同社ブースで展示されるそうです。

ちょっとショット『PSPJ-15003』(希望小売価格:5,000円)
対応ソフトウェアとの組み合わせで楽しむ周辺機器。同梱される専用ソフトウェア『ちょっとショットEdit』は、静止画および動画の撮影に対応し、撮影した画像にテロップやエフェクトを加えるなど、様々な画像編集をその場でPSP上の簡単な操作で行えます。日常のちょっとした出来事を撮影し、編集後のユニークな画像をPSPで楽しんだり、Webサイトで公開するなど、自分のライブラリーを友人や家族と互いに見せあって楽しむという、カメラを使用した新しい「アソビ」のスタイルを提案。

GPSレシーバー『PSP-290』(希望小売価格:6,000円)
対応ソフトウェアとの組み合わせで楽しむ周辺機器。ソフトウェアメーカー各社および同社で開発中のナビゲーション、アクション、プラネタリウム、ゴルフ等、本格的実用ツールからゲームまで幅広いジャンルのソフトウェアによって、生活を楽しくする新ジャンルのエンタテインメントを提案。

ちなみに、カメラは131万画素の広角レンズ F2.8 f=28mm(35mm換算)。マクロモードの最適撮影距離は7cm。デジタルズームとモノラルマイクも搭載。静止画は解像度480×272、640×480のみ。動画は480×272(30fps/15秒)。GPSレシーバーは、測位更新時間が約1秒で測位精度 5mとか。

今日はウォークマンで終わるかと思ったら、SCEが来たか…。もう、ちょっと~、ちょっとショット~!…(黙)。それはさておき、低価格が目を引きますね。やってることはクリエの後追いだけど、出ている台数が違うとここまで安くできるんだ…。すごいなあ。スペックをうんぬん言っても意味ないし、全てはソフト次第ですよね。果たしてアソビが変わるのか。11月の発売が楽しみです。

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PSPとMacの橋渡しソフト~The Missing Sync for SONY PSP

The Missing Sync for SONY PSP 紹介ページ(デモ版ダウンロードリンクあり)
The Missing Sync for SONY PSP ライセンス販売ページ

ミヤビックスは、米Mark/SpaceのMacとPSP間の同期ソフト「The Missing Sync for SONY PSP v1」をビザビで発売しました。同ソフトは、優れたコンテンツビュワーとしてのPSPの能力に着目し、Mac上のデータをPSPで持ち歩き、閲覧を行うといった用途を想定して開発され、直観的な日本語ユーザインタフェース、豊富な機能、などが主な特徴です。デモ版のダウンロードも可能で、仕様に納得できた場合のみ製品版ライセンスを購入するシェアウェアての提供となります。ミヤビックスによる第一線日本語サポートも供給され、販売価格は税込4,410円。詳細な機能については下記をご参照ください。

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PS3、オフィシャルサイトリニューアル&コンセプトサイトオープン

PLAYSTATION®3 OFFICIAL SITE
PLAYSTATION®3 コンセプトサイト

SCEがPS3のオフィシャルサイトをリニューアル。また、新たにコンセプトサイトをオープンしました。前者ではハードウェアのスペック、発売予定のソフトウェアラインナップ情報が掲載されているのみ。後者は、PS3に関わるクリエイターのビデオメッセージがメインですが、ブロガー向けにバナーや製品画像を無償提供するなど、一般消費者と積極的にコミュニケーションしていこうという姿勢が感じられるサイトになってます。

山内一典氏のビデオメッセージを拝見しました。ハイビジョンのような画質がキレイとか高精細みたいな表面的なことには人間すぐに慣れちゃうと思いますが、ネットワークの可能性は大いに期待したいですね。具体的なことは何一つ語られていないのですが、テレビと繋がることでPS3が見せてくれる未来へのビジョンはすでにお持ちの様子。11/11の発売まで残すところあとおよそ100日。不安もまだまだ多いですが、いよいよキックオフって感じですね。

#欲を言えば、PS.com側の体制も整えてくれればPSファンのブロガーもネタとして取り上げやすくなると思うんですけどね。そうじゃないと皆アマゾンや楽天とかに流れちゃいますよ。まあ、売れればなんだって良いというなら別ですけど…>ブロガーと企業、コミュニケーションは一方向

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