「ゲーム機」カテゴリーアーカイブ

SCE、PS3とPSPのファームアップデートを7/24に揃って実施

SCE、PS3とPSPを24日にアップデート-PS3はCDアップコンバート出力、AVCHD再生強化など
SCEJ、PS3システムソフトウェア バージョン1.90にアップデート。PSPのバージョン3.52も同日公開

インプレスによると、本日SCEがPS3PSPの最新ファームウェアを明日7/24に公開すると予告したそうです。PS3のファームウェアは「1.90」となり、音楽CDのアップコンバート出力機能が追加されるほか、メモリースティックや、HDDタイプのAVCHDカムのHDD上のAVCHD形式の動画ファイル再生に対応。ほかにも、XMBの背景に画像を表示したり、表示フォントの変更が可能になるなど、カスタマイズ機能を強化したそうです。PSPのファームウェアは「3.52」となりますが、PLAYSTATION Networkタイトルを遊ぶための機能が強化されるのみのアップデートのようです。

PS3の音楽CDのアプコンですが、PS3とオーディオ機器がHDMIまたは光デジタルケーブルで接続され、オーディオ機器も88.2kHzまたは176.4kHzのサンプリング周波数に対応している必要があるとか。我が家の環境ではさほど恩恵はなさそうっす。個人的にはスゴ録からムーブした動画ファイルの整理のためにフォルダが作成できると嬉しいのですが…。

ところで、新型PSPの予約っていつから始まるんですかね。PS.comではFFクライシスコアとの同梱パックの予約は始まったようですが、すでに品切れ。恐るべしFFパワー…。単体のプレ予約はまだみたいですが、ワンセグチューナーと合わせて結構売れそうですね~。アマゾンも定期的にチェックせねば…。そういえば、MHP2同梱のサマーボーナスパックが間もなく発売されますけど、新型の発表と現行品の値下げが予想されることもあり、売れ行き鈍りそうですね…。

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みんGOLとHot Shots Golfに見る日本と欧米のゲーム戦略の違い

【ゲームソフト販売本数ランキング TOP30】 集計期間:2007年7月2日~2007年7月8日
【ゲームハード販売台数、ハード別ソフト販売割合】 集計期間:2007年7月2日~2007年7月8日

突然ですが、7月第一週のファミ通のゲームソフトとハードの販売数ランキング。ぼくなつ発売がPS3のハード普及に少しは貢献したのかと思いきや、初週のセールス2.7万本と想像していた以上にスロースタート。本命の「みんGOL5」に期待といったところでしょうか。なんちゃら王子に全英オープン開催中と、最近はゴルフ絡みの報道も多く、ある意味絶妙なタイミングともいえますよね。>テレビCM撮影時に使用した5万個のゴルフボールの行方――「みんなのGOLF 5」

ふと、欧米でのみんGOLってどういう風に売られているのかなあと疑問に思い、米国のPS.comで検索すると…「Hot Shots Golf」なるシリーズを発見。どうやらこれがそれらしきタイトルみたいです。が、日本と欧米では全くキャラが違う…。海外版みんGOL4にあたる「Hot Shots Golf FORE!」のキャラなんて怪しすぎ。こんなキャラ、日本では絶対に受けませんってば。と、こんなところにも日本人と米国人の好みの違いというか感性の違いを見せつけられます。つーか、これ米国でもヒットしたの?そんなこんなで、ビギナーズパックにバンドルするソフトに違いが出てくるのもうなずけます。

ゲーム絡みでは、米国で開催されたE3の総括レポートが各所で公開されていますね。E3の規模云々の話は別にして、色々な面で日本と欧米のゲームビジネスの温度差を感じますです。

E3を総括する ~北米の北米における北米のためのExpo~:「E3」これだけ読めば大丈夫?
E3 2007を振り返る–出展者の反応は複雑
好調「Xbox360」の立役者ムーア氏が転職のなぜ・E3を読む(中)

新清士さんのSCE絡みのレポートはMSのXboxビジネスの幹部の突如の退任により次回に持ち越しになってしまいましたが、PS3が置かれている現状から値下げやMS社のごたごたを差し引いても厳しいとの評価みたいです。

ちなみに、日刊ゲンダイにまでこんなことを書かれてしまいました。「PS3が輝きを取り戻す日は来るのだろうか」という言葉で締めくくられていますが、まだ輝いてすらいません。すべてはこれからですよね…>米国でも大苦戦!ソニー「PS3」は巻き返せるのか? まずはマニア、その後家族向けの作戦で対抗

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みん地図2地域版の発売スタート

ソニスタで、「みんなの地図2 地域版icon(東日本編/中日本編/西日本編)」の発売がスタート。価格はそれぞれ税込4,284円。最寄検索機能も約10万件を追加収録し、旅先や出張に便利なコンテンツを厳選しているとのこと。

●収録エリア
東日本編
北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・新潟県・山梨県・長野県・静岡県
中日本編
新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県
西日本編
鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・愛媛県・高知県・福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県

iconicon「みんなの地図2」発売時にもついてきた、GPSレシーバーをPSPに装着したまま収納できるオリジナルPSPケースがついてきます。9月の新型PSPを購入予定ならもうひとつあっても良いかもですね~。

ちなみに、本日現在の最新のPlaceEngineマッピングデータは2007/7/16更新分(19.4MB)となっています。このデータは毎週月曜AM6に更新予定なので、みん地図2ユーザーは「PetaMap」の定期的なチェックをお忘れ無く!(同データのダウンロードにはPetaMapへのユーザー登録が必要です。念のため…)

音楽プレーヤーとの同期、ファイル転送、ビデオ転送に使える高速版Bluetoothが2008年に登場

【WIRELESS JAPAN】2008年にBluetoothの高速版と超低電力版が登場

2008年に高速化、低消費電力化の機能を盛り込んだBluetoothの新規格が登場するそうです。ひとつは、通信方式にUWBを採用した高速版で、音楽プレーヤーとの同期、ファイル転送、ビデオ転送などに利用できるとか。もうひとつの超低電力版は、健康/医療機器に応用できるそうです。きたる8月に策定される予定の「リスボンリリース(Bluetooth V2.1+EDR)」の最も大きな改善点は、機器同士の接続方法を簡素化することで、機器上のボタンを押すだけで、接続先の検索・発見ができるモードを導入するようです。

モバイル好きというかソニーファン的には前者の動向に注目したいですよね。新型PSPにBluetoothが載らなかったのもうなずけます。2008年以降、高速版Bluetooth搭載のAV機器が爆発的に普及してくれることを祈って…。

青く光るソニエリ端末が使える日も近い…のか?>【WIRELESS JAPAN 2007】 WALKMANとBRAVIAでアピールするソニー・エリクソン

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新型PSP+ワンセグチューナーにあのゲーム機の末路が重なる?

昨日、国内発売に関する詳細が発表された新型PSPについて、Fighter-KOUさんから以下のようなお便りを頂戴しました。

新型PSPのワンセグ付きを見ていて、ずっと「どっかでみたよ~な」感があったのですが、やっと思い出しました。そう、GAME GEARです(笑)
あのときも SEGAが GAME BOY vs GAME GEARで『TVも見られる』事を売りにして頑張ったものの、牙城を崩せず 結局こけてしまいましたが….あれも、本体が確か19,800円だった気が(^^;)
(実は、今でもブツを所有していて、数年前までは携帯TVとして使っていました)
なんにしても、ワンセグ使用時の稼働時間次第では、そこそこ攻められる気はするんですがねぇ。ついでに、skypeも載っけてくれれば、myloのリソースも統合できて一石二鳥だ :-p

おおーっ、いわれてみれば確かに。ってコレのこと?

gamegear.jpg

久々に取り出して、触ってみましたけど、ものすごーくデカイです。ネットで調べてみたら90年10月6日に19,800円で発売だそうです。ちなみに、これまたデカイチューナーパックは12,800円。両方合わせて32,600円なり。自分のチューナーはおもいきり初期型です。めっちゃアンテナ伸びますよ~。(電源入るのかなコレ…)

Fighter-KOUさんがおっしゃるとおり、ゲームギアは携帯テレビとして使用できることが大きなセールスポイントでしたが、携帯ゲーム機としては初めてカラー液晶を採用したことも特筆すべきことなんでしょうね。ゲームボーイの液晶が白黒の時代に彗星のように現れたゲーム機でした。めちゃめちゃデカかったけど…。

上の画像をご覧いただければおわかりかと思いますが、ゲームギアは単三電池が6本も必要でした。それでいて、3時間程度のバッテリライフですよ。これでテレビをしかもアナログチューナーで見た日にはあなた…ってな感じです。

そう考えると今の携帯ゲーム機はスゴイ進化ですよね~。新型PSPはバッテリーの容量が少なくなっていることもあり、ワンセグの視聴可能な実時間が気になるところですが、なんだかんだと1200mmAhもの容量を持っているし、Wi-Fiを使うロケフリよりは長いのではないかと楽観視しております。

すでに、ワンセグケータイも普及し、PC用のワンセグチューナーの市場も活気づいていますので、ゲーム機でテレビが見られることが昔ほど大きなセールスポイントになることは無いと思われますが、消費者の立場でいえば、選択肢としては無いよりもあった方が良いと思います。

ソフト重視の原点回帰と平行して、最強のポータブルメディアプレイヤーを目指すPSP。その末路はゲームギアと同じにはならないと自分は信じています。(いわんやmyloも…といいたいところですがクリエの例もあって自信なし)

gameboy_w_light.jpg
#こんなのも出てきました。ちなみに、初期型のゲームボーイは2台ありました。いやはや…。

SCEはソフト重視の原点回帰へ~PSPは第2次成長期に

SCEJ、「PLAYSTATION PREMIERE 2007」開催。平井氏「PSPは第2次成長期。PS3は年末に向けて再びローンチする勢いでやっていく」
PLAYSTATION PREMIEREが開催。新型PSPやPS3ソフト、「Home」を紹介
ソフト重視路線の原点回帰へ――「PLAYSTATION PREMIERE 2007」前編
PSPは第二次成長期という認識で、PS3は再びロンチする意気込みで――「PLAYSTATION PREMIERE 2007」後編

プレスや関係者を対象に開催されたPS関連の最新情報を公開するクローズドイベント「PLAYSTATION PREMIERE 2007」のレポート。新型PSPの発表の模様だけでなく、日本市場におけるSCEのゲームビジネスへの取り組みや、「Home」を含むPS3向けタイトルの開発の現状を主要なサードパーティーも招きつつプレゼンしたようです。

そのプレゼンではカプコンの稲船敬二氏が、「残念ながら“PS3が爆発している”状況には至っていない。(PS3は)まだ“来てないかな”というところがあるが、各社のプレゼンを見て『もうそろそろ来た!』も実現するんじゃないか」と、サードパーティーの本音をさらりと披露。

「PLAYSTATION AWARDS 2007」の発表では平井氏が冒頭に、PSの歴史はソフトメーカー、コンテンツクリエイターの方々と共に歩んでここまでこられたビジネスでありプラットフォームであるとして、原点回帰の精神と、今まで以上に彼らと対話の場を設け、それらを元に新たなプラットフォームの戦略を考えていきたいとコメント>SCEJ、「PLAYSTATION AWARDS 2007」を発表。プラチナプライズは「MONSTER HUNTER PORTABLE 2nd」

司会進行を務めたSCEの佐伯氏もイベントの締めくくりに、「PSはSCEの1メーカーの枠を超えて、関係各社やユーザーとともに築きあげたプラットフォーム」、「PSPは第2次成長期という認識で取り組み、PS3は年末に向けて再度ローンチする勢いでマーケットに繰り出していきたい」とコメント。

SCEの並々ならぬ決意を感じますね。ちなみに、佐伯氏のコメントにはちゃんと「ユーザー」も入ってます。良かった、良かった…。ちなみに、MGS4の実機デモは世界初とか。早くプレイしたいなあ…。MHP2のアワード受賞は文句なしでしょう。自分のようにPC版のMHFが諸事情でプレイできない人も多いと思われるので是非是非PS3版もお願いします!(あと「大神」の続編も…)>カプコンさん。

ということで、ゲームショウ初日に発売になるPSP新型、さらに、ショウ開催までに開発が進行すると思われるPS3タイトル群のパワーで今秋からPS陣営が盛り上がりそうですね。ぶっちゃけ、新型PSPのインパクトはさほど強くないのですが、PS3が普及すれば思い切った展開も出来ることでしょう。色々な意味で期待してます!

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