「ゲーム機」カテゴリーアーカイブ

PSP・ウォークマン対応の動画配信システムが月額8万円から利用可能に

PSP対応の動画配信システムをIIWがSaaS提供-コンテンツ利用条件を配信事業者が設定可能

インプレスイメージワークスが、ソニーの動画フォーマット「Memory Stick Secure Video Format」規格の動画再生が可能な機器を対象とした動画配信システムをコンテンツ供給事業者向けに提供開始すると発表。これにより、PSPやウォークマン向けの動画配信サービスを配信事業者が独自に運営できるようになるとか。インターネットを通じたSaaSで提供され、利用料金は初期費用が20万円、月額利用料が8万円から。クレジットカードやWebMoneyなどによるオンライン課金システムも併せて提供。著作権保護規格「EMPR」もサポート。

ソニーが全社的に力を入れようとしているPS Networkを介さずとも、PSPやウォークマン向けに動画配信が可能になるってことですね。ランニングコストとの兼ね合いになるのかな…。ところで、PS Networkの動画配信手数料ってどれぐらいなんでしょね。

PSPといえばこのニュース。勇なま関係者のユーモアセンスに脱帽です…>SCEJ、PSP「勇者のくせになまいきだor2」 魔王が新たな破壊神様に「定額給ふきん」をプレゼントするキャンペーンを実施

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プレステブランドを支えてきたのはゲームユーザー~ソニーブランドを支えてきたのは…

ゲームファンが育てた「プレステ」を土台に新成長戦略を描くソニー

新清士さんのゲームスクランブル。ソニーの新体制ネタで日経ITニュースのアクセスランキングトップを獲得。ゲーム関連のコラムでこれだけアクセス稼げる人も珍しいですね。注目したいコメントを以下に抜粋。

・サービス面で先行しているプレステのグループを中心にして、そこに他の製品やサービスをつなげていくという展開。または、それによって、グループ全体を統合しようという意図。(プレステを生活情報家電としてグループを牽引する存在に位置付け直したという印象)
・心配なのは、ソニー経営陣がこうした戦略を語るなかで、「これまでプレステブランドを支えてきたのはゲームユーザーだ」という事実が常に抜け落ちる点。
・生活を便利にするだけの製品では、輝かしいコンセプトまでは出てこない。その輝きが、PSPの次世代機に込められて登場してくることを期待。

○○ブランドを支えてきたのは○○ユーザーだという事実が抜け落ちたことが過去にこれまで何度あったことか…。AIBOやCLIEしかり。まあ、その前にソニーブランドそのものを支えてきたのは誰なのかという話もあるようなないような。

なにはともあれ、プレステ的なカルチャーがVAIOやウォークマンビジネスに良い意味での影響を与えてくれることを含め、次世代PSPには自分も色々な意味で期待してます。プレステはハードのみならず、OSやサービスが全部ソニー(SCE)オリジナルですからね…。

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祝!PSPカーニバルカラーズモデル出荷なんだけど、どこか危うげなソニーのPSビジネス

PS3向け動画配信でCG映画版「バイオハザード」 のセル販売-SCEがPSNのコンテンツ強化。「宇宙をかける少女」も

PSPのCARNIVAL COLORS第一弾やカプコンのバイオ5発売日となった昨日(3/5)、SCEがPSNでCG映画「バイオハザード ディジェネレーション」をダウンロード型セル方式で3,900円で配信開始したほか、テレビ東京系などで放送中のテレビアニメ「宇宙をかける少女」の配信を表明。

なぜLarrabeeベースのPS4はハードルが高いのか

一方で、後藤弘茂さんの次世代プレステ絡みのコラム後編が掲載され、これまでのようなゲーム機の「飛び抜けて新奇なアプローチ」による技術革新は期待できないであろうとする予測にソニーがSCEがどう立ち向かうだろうかと、不安になるもすぐ忘れる今日この頃…(内容が高度すぎてぶっちゃけよくわからないっす)。

ゲーム絡みの動画配信では野安ゆきおさんのデジタルエンタメ天気予報が、またSCEとソニー絡みではITmediaの日々是遊戯やCNETブログで見かけたコラムが大変興味深かったっす。

ゲーム機は「テレビ番組」をどう変える
愛社精神がほとばしる、SCEの採用情報ページが話題に
「開発の簡単なゲーム機は提供しない」と公言してはばからないソニーが変わるとき
変わるソニーと、何も変わらないソニー

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携帯ゲーム機の対戦ゲームで威力を発揮する「どこでもWi-Fi」~昔のPDAとの組み合わせも便利か?

携帯可能な無線LANアクセスポイント「どこでもWi-Fi」をDS、PSPで試す

3/5発売のウィルコム「どこでもWi-Fi」の性能をポピュラーな携帯ゲーム機で検証。PSPやDS同様、AOSS方式採用なので認証作業もらくちんのようです。対戦ゲームなどでは体感できるような遅延もなく快適とか。リアルタイム対戦で重要なのは通信速度よりも往復遅延時間の短さらしく、遅延の少なさが売りのPHSはむしろ対戦ゲーム向きと言えるようです。

ウィルコムストアいかんせん、コンテンツダウンロードやWebブラウズとなると、回線の遅さがネックとなりゲーム機ですら厳しい感じ。とはいえ、「無線LANの不便さをピンポイントで補ってくれるツールとしては無二のもので、そこに価値を見いだせるなら、検討してみる価値は十分にありそう」とのことでした。

32kbpsが速いと感じたあの時代が懐かしくなります。というか、このレベルならむしろ昔のPDAなどとの組み合わせの相性が良さそう。CLIEというかPalm用のブラウザやメールアプリは動作も軽いですしねー。PSPとCLIEをいつも持ち歩き、いつでもどこでも対戦ゲームをしながらメールチェックもしたい人にとっては買いなアイテムかも…(っていないかそんな人)。

type Pとの組み合わせはさすがにしんどそう。やっぱPCはこれからはWiMAXなのかなあ…。つーか、PCだけじゃなくて次世代の携帯ゲーム機(PSP2とか)にもWiMAXモジュール搭載されるんでしょね。で、クラウドサービスとの連携も加速。最低限のストレージでコンテンツは全部あちら側みたいな。VAIOやPSPのビジネスも大きく変わりそうだなあ…(<素人の低レベルな妄想)>開通初日の“UQ WiMAX”は「アンテナ何本?」

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ソニー、ストリンガー会長が社長を兼務~ネットワークサービス&コンスーマー、2つのグループ体制に

ソニーグループの機構改革および新経営体制について~デジタル・ネットワーク時代に向けた新たな製品・サービスの創出と競争力強化、収益力改善を目指して~(Sony Japan)

ソニーが機構改革実施と経営体制変更について発表。収益力改善と競争力強化を目的とし、4/1付でエレクトロニクス事業およびゲーム事業のオペレーションを抜本的に改革。エレクトロニクスとゲームの両事業を戦略的に統合することにより、ネットワークにつながる製品やサービスを創出するための体制強化を図るとか。

取締役会は、現会長兼CEOのハワード・ストリンガー氏が社長職を兼務する人事を含む今回の機構改革を支持。中核であるエレクトロニクス事業の経営をストリンガー氏が統括することにより、経営戦略のより迅速な実施を目指すとのこと。なお、現社長兼エレクトロニクスCEOの中鉢良治氏は、4/1付で取締役 代表執行役 副会長に就任予定。今後は、CEOをサポートするとともに、製品安全・品質および環境を担当。機構改革の中核として、発足される新事業グループは以下の二つ。

ネットワークプロダクツ&サービス・グループ
SCE、VAIO、ウォークマンを含むモバイル製品、ソニー製品の共通サービスプラットフォームを開発するソニーメディアソフトウェア&サービスで構成。ネットワーク対応の製品やサービスにおいて、イノベーションの可能性やスピードを最大化し、収益力を上げることがミッション。また同グループは、社内の先端技術を結集し、新たな製品を創出。「プレイステーション・ネットワーク(PSN)」のサービス・プラットフォームの活用および拡大が一つの要。

(新)コンスーマー・プロダクツ・グループ(New CPG)
テレビ、デジタルイメージング(DI)、ホームオーディオ、ビデオといったコンスーマー・エレクトロニクスの中核製品カテゴリーの事業を統括。商品力強化とともに、オペレーションのスピード向上および効率化を図り、収益力向上と継続的な成長を可能にする体制作りを徹底的に追求。また、新興市場の更なる開拓と成長のため、リソースを集中的に投入。また、これらのネットワーク対応の製品とサービスを、共通のユーザーインターフェースでシームレスに連携し、コスト効率良く迅速にコンスーマーに届けることを目的として、「コモン(共通)・ソフトウェア&テクノロジー・プラットフォーム」と「製造・ロジスティック・プロキュアメント」という二つの横断的な機能を設置。

新役員の顔ぶれなどはAV Watchなどの記者発表会レポートに詳しいので割愛。

ソニー社長交代。ネットワークを軸とした新経営体制に-会長社長兼務に。PSNを核にゲーム/VAIOなど集約

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プレステ次世代機の開発状況~PSP2は高機能ケータイが仮想的に

携帯電話に対抗するPSP2、CellとLarrabeeで揺れるPS4

後藤弘茂さんのWeekly海外ニュース。SCEの次世代プレステビジネスに関する考察記事。PS3でついてしまった悪いイメージをプラットフォーム一新で払拭したいのがSCEの本音とか。PSP2は、1.5的なインクリメンタルな発展型で、仮想的はケータイやスマートフォンとの予測。チップ性能の向上はもちろん、内蔵メモリー関連の増量による、非ゲームソフトの増加やダウンロードコンテンツの定着などが重要なミッションになるようです。

個人的に最近感じるのは据え置きゲーム機のハードとしての存在感の無さ。というか使ってない時にマジで邪魔。いっそのこと、モジュール化してBlu-rayレコーダーのオプションにするとか、それこそ真逆にプレステベースのレコーダー作るとか、思い切った事して欲しいっす。

携帯機に関しては、ゲーム以外の機能を使うために必要になってくる入力系のデバイスというかインターフェースが重要になりそう。そういうところにCLIEやmylo開発に携わった優秀な人材リソースや経験がいかされると良いですねー。

【追記】久多良木さんが立命館の客員教授になるそうですー>SCE名誉会長の久多良木氏、立命館大客員教授に

(ちなみに、今日は「龍が如く3」の発売日。買いましたよー、もちろん。こういうガラパゴスソフトを、負け組のプラットフォームだけに出してくれるセガ。あんたはホント偉い!>セガ、PS3「龍が如く3」 名越稔洋総合監督直撃インタビュー

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