イー・アクセスが、モバイル事業に関する今後の展開を明らかにしたそうです。展開を予定しているのは、モバイル機器向けのブロードバンド接続サービスで、端末とノートパソコンなどを接続し、ADSLのような高速インターネット接続サービスをモバイル環境でも実現させるのが狙いとか。端末のラインナップは明らかにされなかったものの、音声通話もセットでサービスを提供する予定とか。データ通信は定額制が予定とされ、音声通話の利用料金も既存事業者と比べて半分程度を目指すそうです。
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「モバHO!」向けPCカード型チューナーが近日中に発売
モバイル放送、PCカードチューナー発売へ – 9,800円!
モバHO!向けのダイバシティ方式アンテナ搭載PCカード型チューナーが近日中に発売とか。PC側で映像の表示・デコード処理を行い、PCカード側での処理を簡略化することで低価格(9,800円)を実現。付属のアプリケーションで録画にも対応するそうですが予約録画はできないそうです。
また、CF型チューナーの開発について、東芝で低消費電力LSIを開発中で3月には試作品が完成する見込みで、将来的にはPDA向けも登場してくる可能性があるとの記述も。他にも、音声のみの受信機なども検討されているそうです。
QRコードの認知度は約9割&携帯電話関連ニュースラウンドアップ
QRコードや、パケット定額の利用状況アンケートの調査結果に関するニュース。なんと、携帯電話利用者の89%がQRコードを見かけた経験があると応えたそうです。すごい認知度ですね。
パケット定額制の利用状況や意向についてユニークだったのは、実際に使っている人は、「意外に音楽や画像もダウンロードせず、写真も送らない」という現状。あくまでベースは「メールの送受信」で、料金を気にせず頻繁にメールのやりとりを楽しんでいるということなんでしょうか。
ラウンドアップ:電子辞書関連ニュース
今週は、電子辞書よりのニュースが多かったので集めてみました。
ついに電子辞書もハーフVGAの世界ですか…。そんな端末をリリースしたカシオですが、シェアの約半数を占めたとか。シェア向上の要因について、「紙を電子化するだけではダメ。紙ではできないものを取り込んでいく必要がある」とのコメントも。紙の辞書には無い携帯性や検索機能、音声機能など、電子化ならではのメリットを上げたそうです。
現代用語の基礎知識は電子辞書と言うよりも電子書籍よりかもしれませんが…。それにしても、15年分版のほうはよしとしても、2005年版単体が4,800円というのがどうにも解せないんですよね~。
電子書籍飛躍のカギはどこにある
電子書籍が飛躍するためのカギについて、電子書籍配信サイト「eBookJapan」を運営するイーブックの高嶋取締役が応えています。
ΣBookやリブリエなど読書端末の改良・低価格化が進むだろう来年、再来年ごろからは安定成長期に入るのではないか
とのことですが、ハードウェアの改善と平行して、CD-ROMなどのパッケージ展開により安全性を含めた認知度アップに努めるとか。「幅広い層へ存在をアピールしながら、“クセになる”コンテンツを提供していくこと」という遠回しなアプローチ方法が、電子書籍のブレイクには必要なのかもしれないとまとめていました。
国内無線LAN機器市場は右肩上がり
IDC Japanの調査によれば、2004年の国内無線LAN機器市場は出荷ユニット数で前年比37%増、エンドユーザー売上金額で9%増となり、今後も順調に成長する見込みだそうです。PSPやNDSといった携帯ゲーム機も続々と無線LANに対応している時代ですもんね。デジタル家電のネットワーク対応など、今後も企業よりも一般家庭を中心に増えそうな予感がします…。