NHK、ソニー、東京大学が、薄型でストレージ容量を高めた1インチHDDの試作品を共同開発したそうです。厚さ2.5ミリ、容量10Gバイトで、日立が販売している1インチHDDの半分の薄さとか。ソニーは開発に技術的サポートを提供しているが、商用化の計画ついてはコメントを避けたそうです。なお、NHKとソニーは垂直記録技術を使った0.85インチのHDDも開発中とこのと。
「業界動向」カテゴリーアーカイブ
次世代次世代うるさいなあ
ソニー・西谷氏に聞く「次世代DVD統一交渉の顛末とこれから」
議論が振り出しに戻ったとか。現行のDVDで充分満足な自分にとってはどうでもいい話だし、そんな面倒な規格ならハードもソフトも買わなければいいだけのこと。でも、PS3のゲームソフトは面白そうなら規格がどうこうは関係なしで買いますけど…。にしても東芝とソニーの関係って複雑ですね。
NAND型フラッシュ・メモリー、デジタルオーディオプレイヤー向け需要で急拡大
『日経マーケット・アクセス』は、NAND型フラッシュ・メモリーの2005年世界生産量を512Mビット品換算で前年比2.4倍の約22億個と予測。携帯型デジタル・オーディオ・プレーヤー向け需要が急拡大しており、今後は携帯電話向け需要が大きく増えることが確実だからとか。
次世代版Bluetooth、UWBとの統合へ
Bluetoothの仕様を策定する規格団体「Bluetooth SIG」が、報道関係者向けのセミナーを開催。今月初頭に米国で発表した超広帯域無線技術「UWB(Ultra Wide Band)」との協力関係について、今後BluetoothとUWBを融合し、新たな無線技術を提供すると説明したそうです。BluetoothがUWBと融合するメリットは、「これまでのBluetooth技術の利点に加えて、携帯電話などのモバイル機器間での動画ストリーミングなど、UWBの高速データ通信を活かしたコンテンツが提供できる点」とか。
NHKの「技研公開 2005」、携帯端末向け地デジ放送に注目が集まる
NHKが世田谷で開催している、同社の研究開発内容を一般公開する展示会「技研公開 2005」で携帯端末向け地デジ放送に注目が集まっているようです。
自分もたまたまNHKの展示会開催前に放映された特集を予約録画しており、見てみたらこの端末についても取り上げられていました。番組では愛・地球博の会場風景の動画と一緒に、交通機関の運行状況をリアルタイムにデータ表示するデモを実演していたように記憶していますが、インターネットと違うのはあくまで電波を使った放送でデータを送信しているということで、インターネットのトラフィックを気にせず一度に多くの端末にデータを送信できることをアピールしていました。周波数を変更すればよいのでしょうから、イベント会場などの特定の範囲内での放送や、いわゆる緊急放送などには威力を発揮しそうですね。
小型HDDと搭載機器世界市場、技術動向
小型ハードディスクと搭載機器の世界市場と今後の動向を調査(シード・プランニングのプレスリリース)
デジタルポータブル機器搭載で脚光を浴びている2.0インチ以下の小型HDDおよび搭載機器の市場、技術動向に関する調査結果に関するリリース。
2004年の小型HDDの世界市場は1,185万台で、2005年は2.25倍の2,670万台。日本市場は2004年で123万台で、2005年は417万台と3.4倍になると予測。今後は1.0インチ以下の小型HDDが成長し、2010年の世界市場は1億2,300万台、日本市場は1,720万台と予測(1.0インチサイズ以下は77%)。
2.0インチ以下の小型HDD搭載機器市場で現状一番大きな市場はデジタルオーディオプレーヤーで、世界市場は2004年に980万台、2010年には6,200万台が見込まれるとか。携帯電話も今年から小型HDD搭載機が発売され、2010年には4,800万台が見込まれるとか。