「業界動向」カテゴリーアーカイブ

海での電気機器水没にご注意を

海で電気機器を水没経験ありは約6%、復旧率は3割程度

「海に持っていく電気機器に関する調査」結果のニュース。海に持っていく/持っていきたい電気機器は、「携帯電話」863人(78.60%)、「デジタルカメラ」670人(61.02%)、「ポータブル音楽プレーヤー」416人(37.89%)の順。海に電気機器を落とした経験について、「ある」が5.78%(58人)、「ない」は91.24%(916人)、「覚えていない」は2.99%(30人)。海に落としてしまった人どのような対処をしたかについては、「すぐに電源を入れてみた」22人(37.93%)、「バッテリー/電池を抜いて真水で洗ってから拭いて放置した」11人(18.97%)、「バッテリー/電池を抜いたあと拭いて放置した」10人(17.24%)だそうで、その方法で復旧「できなかった」が46.43%(26人)、「できた」ユーザーは30.36%(17人)とか。結論としては、「防水、非防水にかかわらず、電気機器の水没には十分に注意していただきたい」とのこと。

iconiconソニーの防水(WP)製品といえば、ドコモのソニエリケータイやウォークマンS200シリーズがありますが、聞くところによると後者の防水性能は意外にスゴイらしいですよ。とはいえ、本体の性能がいくら良くても浜辺で使うのはちょっと気が引けます。潮風のこともありますしね。本体もさることながらヘッドホンにも注意しないとですね。って、もう何年海に入っていないのだろうか、自分。

まあ、ケータイはどこへ行くにも持っていきたいというか持っていかないとって感じですよね。最近はデジカメも防水タイプが増えましたけど、なにはともあれ「夏は心のカギを~甘くするわ~ご用心!」ですね…って古っ。

NTTグループが公衆無線LANの無料サービスを展開

NTTグループ、公衆無線LAN無料サービス

NTTグループが公衆無線LANの無料サービスを7月上旬に始めるそうです。全国2100カ所以上のうち約200カ所でサービスを開始。ニュースや天気予報を配信する特設サイトには常時接続可能で、名前やメアドの入力で期間限定で1日10分間は一般サイトへの接続も可能。同社は無料サービスで利用者を拡大、有料サービスに誘導するのが狙いとか。

少し前に、公衆無線LANサービス利用者が頭打ちというニュースを話題にしたことがありましたが、こういった展開を余儀なくされるぐらい、実際の利用者が少ないのかもしれませんね。また、一日10分は少ないように感じますが、駅のホームで利用することを考えたらその程度で十分(しゃれじゃないですよ)なのかもしれません。結局、有料に乗り換える人が増えなくて無料サービスも終了、みたいなことにならないことを祈ります。

続きを読む NTTグループが公衆無線LANの無料サービスを展開

公衆無線LANサービス利用者が頭打ち?

公衆無線 LAN サービス利用者は頭打ちか

インターネットコムとJR東海エクスプレスリサーチが行った「公衆無線LANサービス」調査結果に関するニュース。サービス利用者は全体の約4分の1で、1回の平均的な利用時間は1時間未満が最も多く、9割以上がノートPCで利用していることがわかったとか。また、前回の調査から利用希望者が11.1ポイント減少しているのに対し、関心を示さなかった人が9.3ポイント増加していることなどから、同サービスの「利用者数は頭打ちになりつつあるようだ」とまとめています。

公衆と名が付くサービスな割に使えるエリアが限定的なのも問題なんじゃないかとも思ったり…。情けは人のためならず、な「FON」の現状も気になるところではありますね~。

【追記】とその後FONがこんなサービスを開始したというニュースが…>FON、1日1回無料でインターネット接続できる体験サービス「WiFi ads」

韓国メーカーから見た日本、そして世界~ 音楽/ビデオプレーヤーはどこへ向かうのか ~

こちらは、小寺さんの週刊「Electric Zooma!」。韓国のPMP(Portable Meida Player)事情についてコウォンジャパン関係者のインタビューを交えて解説してくださっているのですが、ここで注目したいのが総論の以下のコメント。

韓国製PMPがここまで高機能化したのは、プリミティブなものに対して足し算していく発想だ。そしてその足し算は、まもなくモバイルPCの領域に手が届こうとしている。実際にA2やQ5といった大型PMPにWEBブラウザが載り、無線LANやイー・モバイルのような通信手段が使えたら、ケータイでは足りない、でもモバイルPCでは多すぎるといった用途にフィットするかもしれない。ちょっと取り出してすぐにWEBから情報が引き出せるツール、十分広い画面、音楽や動画再生も楽しめる。そういうものが5万円前後で買えるとしたら、今の社会の在り方が変わるかもしれない。

iconicon真っ先に、「mylo」を思い浮かべたものの、小寺さんが海外での取材でご苦労なさった経緯があるので、軽くスルーされちゃったんですかね…。「本気でいつでもどこでも無線LANが使える環境が現実に存在しなければ、ほとんど旧来の固定電話程度の役割しか果たさない」、とはその時の小寺さんの弁ですが、PMPがWi-Fi対応したとしても同じ事が当てはまるのでしょうね。日本通信の「bスポット」などがもう少し手軽に使えるようになると日本も変わるのかなあ…。

話は変わりますが、紙の自販機なんてのが出てくるそうです。こういうサービスがケータイ以外のモバイル機器でも使えるようになると、違った意味で面白そうですね。この端末にアクセスポイントを仕込むとかしてくれないでしょうか…>モノもコンテンツも売ります――紙の自販機「ドコデジ」ってどんなもの?

続きを読む 公衆無線LANサービス利用者が頭打ち?

ソニーが次世代DVD規格の早期決着を予想する背景とは

Blu-rayが「年内決着」を急ぐわけ

今月頭のアナリスト向け事業説明会で「年内に規格競争は決着がつく」と言い放ったソニーの井原副社長。ソニーが次世代DVD規格の早期決着を予想する背景を探ってます。「ハイビジョンの映像コンテンツ提供→高精細の大画面薄型テレビ普及→映像の高精細記録ニーズの顕在化」というサイクルで、核となるテレビ市場が動けば自ずと次世代DVD市場の歯車が回り出すって事のようです。

米国での低価格再生専用機の投入、世界で550万台を出荷しているPS3のBlu-ray再生機としての存在と値下げの可能性をもってして、「年内に一気にBD陣営に傾く気配もある」としていました。ただし、規格争いが泥沼化すれば、Samsungが開発しているBD/HD DVDのハイブリッド機へのニーズが高まると予想されることから、井原社長の発言はそれら第三勢力への警戒感の裏返しといえるだろうとまとめていました。

東芝、新HD DVDレコーダを発表。国内シェア7割へ-実売15万円から。「BDに勝ったとは言わないが、圧勝」

タイミング良く、東芝からHD DVDレコーダーの新製品が発表されましたが、製品そのものよりも藤井美英社長の鼻息の荒いコメントに注目。「BDの勝利宣言を聞いたが、もしBDプレーヤーが4倍売れていれば、映画タイトルは4倍出ていてもいいのではないでしょうか?」とのこと。

日本では再生専用機よりも録再機(レコーダー)が売れているようですが、米国では映画鑑賞には民生用のプレーヤーを使う人が多いんですね~。個人的にはすでにPS3ユーザーでもあることですし、なによりソニーファンという手前、Blu-rayに決まってくれるとうれしいのですが…実際のところはまだまだ様子見というか、正直どっちに決まっても良いかなあなんて。BDにしてもまだ映画タイトルを2枚しか買ってないし…。東芝の安い方が15万円前後でしょ。これが10万を切るぐらいになってきたら面白くなりそうですね。とはいえ、日本はコピーワンスの問題もあるし、今慌てて買ってもねえ~、ってな思いもあったりするのでありまする。

テレビ絡みではこんなニュースも。各社がVOD対応の新型テレビを夏以降に一斉発売するとか。次世代DVD市場への影響も少なからずあるのではないでしょうか。セルソフトにしたってそんなにしょっちゅう観るものでもないですからね…>ソニー・松下など家電大手5社、薄型TVに動画配信

続きを読む ソニーが次世代DVD規格の早期決着を予想する背景とは

旅客機内で携帯ゲーム機も常時使用禁止になる可能性

航空機内での無線付きゲーム機や携帯電話充電器などの規制強化へ

旅客機内での電子機器の使用について、改正航空法に抵触するケースが年間40~70件程度報告されており、運行計器に異常をきたす事例も増加していることが明らかになったようです。無線LAN内蔵のゲーム機など、施行当時は想定していなかった機器の増加も踏まえ、規制対象機器を増やすよう、国土交通大臣の諮問機関が提言しているとか。

新規に追加すべきものとして候補に挙がっているのが、無線LAN内蔵のゲーム機、ワイヤレスマウスなどのパソコン周辺機器、携帯電話用の充電器、アクティブ型電子タグの4項目。音声センサー・接触センサー付き電子玩具も悪影響が懸念されるとして調査対象になっているようです。一方で、現在規制対象となっている電卓と電子回路を含まないヘッドホンは除外すべきものとして挙げられたそうです。

PSPやDSの無線を使ったアソビはNGというのはわかりますが、ノイズキャンセリングヘッドホンiconBluetooth対応アクセサリiconは電子回路を含むので常時NGってことですか?Bluetoothは仕方がないとしても、ノイキャンはその開発意図からして使えなくなるのは業界的にもかなり厳しくなっちゃうのでは…。

続きを読む 旅客機内で携帯ゲーム機も常時使用禁止になる可能性

ワンセグで放送と通信の融合が加速

auとドコモの新製品発表で一番目立ったのはワンセグ対応。昨年から引き続き、今年も重要なキーワードになりそうですね。

モバイルで2007年に加速する放送と通信の融合

ワンセグは完全サイマル放送が原則なため、特有のメディア価値を見出すのは難しいが、データ放送を活用した放送・通信連携サービスが進む可能性はあるとか。

ケータイ不要の「もうひとつのワンセグ」大人気、1万円前後の安さがウケて

PC用のワンセグチューナーの人気沸騰ぶりをレポート。台数ベースではワンセグケータイに匹敵するとか。火付け役のバッファロー「ちょいテレ」のシェアはなんと48.8%もあるんですね。驚きです。

電子辞書にワンセグ視聴機能を載せるのは理由がある“Papyrus”PW-TC900

ワンセグケータイと違って、バッテリー残量を気にすることなく気軽にTV視聴ができるのが強みとか。

そういえば、ワンセグ対応のソニー製品ってバイオとソニエリのケータイだけですね。今後は、PSPやmylo、ウォークマンなどのモバイル製品への搭載も検討しているのでしょうかね。個人的にはバイオ春モデルに搭載される「VAIOモバイルTV(Ver3.0)」の出来が気になります。旧機種ユーザー向けのアップグレードが用意されるといいなあ…。

続きを読む ワンセグで放送と通信の融合が加速