「業界動向」カテゴリーアーカイブ

バブルJr.世代は高級ブランドよりモバイル機器に強い関心

バブルJr.世代、高級ブランド品離れの一方で、モバイル機器に高い所有意向

ヤフーバリューインサイトが発表した「世代間の意識差に関する調査」結果に関するニュース。「バブル世代」(1962~1967年生まれの43~48歳)、「氷河期世代」(1971~1975年生まれの35~39歳)、「ゆとり世代」(1985~1990年生まれの20~25歳)、「バブルJr.世代」(1992~1995年生まれの15~18歳)の4世代に分けて「自分専用のものを持ちたい(持ち続けたい)」と思うもの(複数回答)を聞いたところ、以下の表のような結果が出たようです。

バブルJr.世代については、「自分自身の経済力なども影響してか、他世代よりもさらに10ポイントほど低く、ブランド品への憧れや興味が他の世代よりも一層低い様子がうかがえる」とか。かつてバブル世代の若者が憧れた高級ブランド品や自動車に興味を持たない若者が珍しくないとかなんとか。ちなみに、モバイル機器に対しては、若い世代ほど所有意向が高い傾向が出たようです。

えっと、自分思い切り「バブル世代」なんですが、音楽プレイヤーやスマートフォンにはめっちゃ興味ありますが、クルマにも高級ブランドにも全く興味ないです。まあ、興味があった時期も若干はありましたが、他の人ほどではなかったような…。てか、もしも自分にも子供がいたら、バブルJr.世代ってことになるのか。モバイル好きなら親子で会話弾んでええじゃないか。

そういえば、大学時代に渋谷の公園通り歩いてたらブランド品について街頭インタビューされたっけ。その時に自分が持ってたバッグがたまたまビトンのフェイクだったんですが、「ニセモノでも全然気にしません」と発言した自分がまさかホントにテレビに出るとはおもわなんだ。

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シャープが次世代フォーマットで電子書籍事業に参入~専用タブレット端末も投入

新たな電子書籍ソリューションで、電子書籍事業に参入
新たな電子書籍ソリューションで、電子書籍事業に参入 発表会レポート:シャープ
シャープが次世代電子書籍事業、タブレット端末も提供

シャープが「動画や音声」も楽しめる次世代電子書籍フォーマットXMDF(以下次世代XMDF)を開発。同技術を核に、国内外の関係各社の協力を得ながら、年内にも、配信サービスとタブレット端末を組み合わせた新たな電子書籍ソリューションを提供し、電子書籍事業に参入すると発表しました。

「次世代XMDF」では、文字サイズに合わせて自動で段組みを変えられるレイアウト機能など、編集側のコンテンツ表現へのこだわりに応えるとともに、利用者の読みやすさを高めるとか。また、スマートフォンやパソコン、テレビなど複数の機器で閲覧できる「ワンソース・マルチユース」を特長とし、版元側での制作面の負荷軽減を目指すとか。

紹介された2種類のタブレット端末については、小さい方が5.5インチ、大きな方が10.8インチディスプレイ搭載もOSやCPUなどは不明。Flash 10やSNSにも対応し、Webブラウズはもちろんアプリケーション追加も可能とか。詳細は9月頃に予定している発表会で別途案内するようです。

端末のデザインがもろアレですね。iPadが出るずっと前からデザインはアレでしたみたいなことなのか?何が出来るかはこの動画がわかりやすいです>動画でチェック! シャープの電子書籍端末

さあ、次はソニーの番。複合、単機能どっちでくるでしょうかね。前者ならやっぱAndroid搭載でしょうか。シャープがここまで仕掛けてきましたから、色々な意味で注目が集まるんじゃないでしょうか>ソニー「リーダー」を使って考えた 電子書籍端末、日本成功の条件

AmazonではKindle向けコンテンツがハードカバーの販売部数を上回ったとか>Amazon.com、「Kindle」向け電子書籍がハードカバーの販売部数を上回る

また、米国では企業の広告出稿が増加傾向にあるそうです。iPad向けの電子書籍アプリの登場など、マルチメディア戦略が拡大したことを受けてのものとか>米国で雑誌の広告出稿が回復傾向か – iPadなど電子出版戦略が後押し

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日本の電子書籍市場は今秋から盛り上がる…のか?

東京国際ブックフェアやデジタルパブリッシングフェア2010がiPad発売後に開催ってことで、にわかに電子書籍の話題が盛り上がっているような…。

日本の電子書籍市場、2009年は574億円~89%がケータイ向け
Google、この夏に「Googleエディション」開始~電子書籍販売に参入
大日本印刷、国内最大級の電子書店サイトを今秋開設
「Googleエディション」など電子書籍販売サービスを各社がアピール
「一般ユーザーも電子書籍普及に努力を」ボイジャー萩野正昭代表が講演
電子書籍なんてどうでもいい(第126回)
iPad、PDF文書読むにも百アプリ百様
ブラウザーとウェブサイトが死んでいく

Googleの電子書籍の販売サービス「Googleエディション」が米国では今夏、日本では年明けのサービス開始を予定。書籍の全ページを画像として取り込みOCRで検索できるようにするサービス「Googleブックス」。大日本印刷が約10万点のコンテンツを揃えた国内最大級の電子書店サイトを、NTTと角川の合弁会社がマニア向けの電子書籍配信サービスを今秋開設予定とか。

自分もiPad買って色々いじくってるところですが、元々は楽器&マルチな音楽コンテンツ再生機としての可能性に注目して買ったようなものなので電子書籍リーダーとしてのiPadに関してはさほど期待していないというか、ぶっちゃけ傍観者です。

とはいえ、それなりに色々と試してはいます。噂の「ビューン」も初体験しましたが、普段読まないまたは読めない(女性週刊誌等)雑誌が手軽に読めるのはありがたいなあと素直に思いました。フライデーなんて何年ぶりに読んだろう…。

ちなみに、同居人に一番感動されたiPadアプリはシュフーの「チラシアプリ」。これはマジで便利。昨日もコレ見て買い物に行ってました。

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ソニー、凸版、KDDI、朝日新聞が電子書籍配信事業準備会社を設立~年内サービス開始を目指す

ソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社 電子書籍配信事業に関する事業企画会社を設立 ~年内のサービス開始へ向けて本格的な検討を開始~(Sony Japan)

ソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社の4社が、本日、2010年7月1日に電子書籍配信事業準備株式会社を設立。同社は、電子書籍配信プラットフォーム事業のあり方を検討する企画会社で、2010年10月をめどに、書籍・コミック・雑誌・新聞などが対象のデジタルコンテンツの共通配信プラットフォームを構築・運営する事業会社への移行を予定しており、年内の配信サービス開始を目指すとか。資本金及び資本準備金は3,000万円で、出資比率は各社それぞれ25%。

iPhoneやiPad向けの国内向けは、iBooksの品揃え含め、アプリもコンテンツも玉石混淆な状況。これから新会社が果たす役割や業界への影響が気になるところ。ところで、Sony Readerの日本(再)上陸は年内と考えておいてよろしいのでしょうか…。

電子書籍は“黒船”なのか 過剰な期待は禁物だが、「活字離れ」を抑える可能性あり

こちらは猪瀬直樹氏のコラム。西田宗千佳氏さんの電子書籍絡みの講演内容について解説。米国の端末シェアについてAmazon Kindleが60%でSony Readerが30%との記述。また、Amazonが『ソニー(リブリエ)を追いかけた』存在であったことなどが取り上げられていました。電子書籍が「活字離れ」対策に果たす役割や可能性についても取り上げています。

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Bluetooth認知度は約4割~携帯電話が普及の牽引に

Bluetooth の認知度が9ポイント近く上昇、対応携帯電話が牽引―Bluetooth に関する調査

Bluetooth製品の認知度と所有率調査結果のニュース。「よく知っている」は13.0%、「ある程度知っている」は27.7%で合計すると40.7%(前回32.0%)。対応機器を「持っている」は36.5%(前回33.5%)。所有している機器は、「携帯電話」78.9%、「ノートパソコン」32.9%、「ワイヤレスヘッドホン/イヤホン」および「マウス」が同数で18.4%、「ワイヤレスヘッドセット」17.1%の順。

携帯電話の数値は圧倒的ですが、ここ数年は加速度的に搭載されてますもんね。昔はPDAのスレーブとして使われるパターンが多かったけど、今はA2DPの音楽再生が中心なんでしょうね。

【追記】クリエイティブがコンパクトなBluetoothスピーカーの新製品2機種を発表。いずれもバスレフポートを備えたエンクロージャにフルレンジドライバを搭載。乾電池でも動くエントリーモデルは6,480円と価格は抑えめ。最近Bluetoothに力入れてますね~、クリエイティブさん>クリエイティブ、実売9,800円のBluetoothスピーカー -4色展開で6,480円の「D100」など2シリーズ

iPad上陸がもたらすもの

先週こんな事書きましたが、今週になってこんな記事を発見。

iPad発売で進むモバイル通信の価格破壊
iPadを巡る、キャリア各社の慌ただしい1週間

iPad発売に合わせるようにモバイル通信サービスが続々と登場。モバイルWiFiルーターなどの発表を含むキャリア各社の慌ただしい動きをレポートしてます。

そうそう、自分は本日から約1週間「b-mobile WiFi」のお世話になります。季節外れの帰省です。札幌(同居人の実家)です、はい。レビューするにもちょうど良いってことで使い倒してみようと思います。

iPad登場でミニノートPC市場に異変――IT機器市場,2010年後半の展望

また、iPadの登場がミニノートPCの市場成長に大ブレーキを書けるとする記事も。iPadに代表される“新コンセプトPC”の台頭がデスクトップPC+液晶モニターの低価格な組み合わせも凌駕する状況にあることから、今後のIT機器市場はノート・パソコンを軸に成長拡大していくとしています。ま、なんだ、とにかく好奇心があれば大丈夫。ソニーだってやれるさ、きっと…(うそ)>ソニーが“make.believe”好奇心活性化プロジェクトを終了 ~3カ月に渡る取り組みで「ソニー=好奇心」は根付いたのか?

iPadで編集者の仕事がなくなる!? PASMOが教えてくれるポイントカード0.2

一方で、「iPad狂想曲は夢の見すぎ」「電子化ですべては解決しない」とする宮脇さんのような方もおられます。実際、電子書籍に関しては本格的に始まる前からなんだかカオス状態ですよね…。

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