「業界動向」カテゴリーアーカイブ

崖っぷちソニー、頼みはインドのテレビ局?


米国ソニー・ピクチャーズ テレビジョンがテレビネットワークビジネス合弁会社「マルチスクリーンメディア社」に対する株式持分を追加取得
ソニー、印TV放送合弁会社の株取得 約215億円で

ソニーは、子会社を通じてインドのテレビ放送合弁会社の株式を追加取得すると発表。音楽専門チャンネルやスポーツチャンネルなどを放映している「マルチスクリーンメディア」社の株式を合弁相手の投資会社2社から約215億円で取得。ソニーは出資比率を高めて経営判断を速めるほか、収益拡大、ソニーブランドの浸透も狙うとか。

目の付け所は悪くないと思うが映画も当然ターゲットなんだろうね。だってこんなスゴイ映画が作れる国なんだもの…>ロボット

続きを読む 崖っぷちソニー、頼みはインドのテレビ局?

次世代プレステ(PS4)は2014年~勝つためにはOne Sonyの達成が最重要


プラットフォーム戦略全体に関する話が少なかったとされるE3でのSCEですが、関連報道やコラムに次世代プレステの話題がちらほらと出ていたのでまとめてクリッピング。

E3で見えて“来なかった”ソニーの次世代PlayStation 4

後藤さんのコラム。SCEはE3でPS4の話題に全く触れなかった理由は、まだ準備していないから。次世代機のメインチップの開発は、紆余曲折の末、AMDと協力して行なうことになったと言われているが、現在のペースから計算すると2014年、リスク覚悟で急いだ場合でも2013年末との予測。ソニーの現在のスタンスができる限り既存技術を使うことで経費を押さえなければならないこと、ゲーム機はすでにプロセッサのスペック競争のフェイズにはないこと、大作ゲーム自体のビジネスモデルが揺らいでいることなども大きな要因。また、クラウドゲーミングによって、ローカルのリソースの不利をカバーするという流れも勃興しており、PS4世代でクラウドがどう絡んで来るかが、ハードウェア仕様と絡んで重要なポイントとなるとか。

ゲーム事業はソニーを救えるか

こちらはWSJ。次世代PSの「刷新で、再びはずみをつけたい。来年発売を目指し、開発に取り組んでいる」「よりコストのかからないアプローチを取る予定で、プロセッサーやグラフィックチップをAMDから購入する見込み」との記述。不都合なこととして、PS Vitaのローンチが低調だったとの指摘も。

続きを読む 次世代プレステ(PS4)は2014年~勝つためにはOne Sonyの達成が最重要

働く人をひきつける日系企業1位はソニーで海外企業1位はアマゾン~ランスタッド調べ


日本初開催のランスタッドアワード2012 「エンプロイヤーブランド・企業魅力度」調査・表彰を実施

総合人材サービス会社「ランスタッド」が働く人をひきつける「エンプロイヤーブランド・企業魅力度」を調査・表彰する「ランスタッドアワード2012」を日本で初めて開催。その調査結果及び受賞企業を発表。

アワード(日系企業)はソニー、オリエンタルランド、パナソニックがトップ3。海外企業部門ではアマゾンジョンソン・エンド・ジョンソン、P&Gがトップ3。

ソニー、アマゾン共に、幅広い層からの支持を受け、特に35歳未満の年齢層におけるエンプロイヤーブランドの浸透が高いとか。ソニーは、スペインでもアワード1位を獲得しており、グローバルで企業魅力度を発揮していることが伺えるとのこと。

ちなみに、アワード4位以下はこんな顔ぶれ。味の素、明治ホールディングス、任天堂、ANA、日清食品、シャープ、キリン、花王、キヤノン、富士フイルム、大塚製薬、アサヒ、東芝、ヤマハ、ホンダ、NTT、トヨタ。

続きを読む 働く人をひきつける日系企業1位はソニーで海外企業1位はアマゾン~ランスタッド調べ

Amazonが日本国内向けに携帯端末用データ通信サービスを提供~今夏発売のKindleも対象


米アマゾン、日本で携帯端末用データ通信サービス 使い切りSIMカード1980円で(会員向け)

Amazonが今月中に日本国内向けの無線データ通信サービスに参入すると日経が報じました。ドコモのLTEを利用する日本通信の回線を使用。スマートフォンやタブレットを対象に1,980円の使い切り制でSIMカードを販売。利用できるデータ量はカード1枚当たり500MBで、上限を過ぎると回線は停止(継続使用には追加購入が必要)。今夏に日本で投入する予定のKindle向けで、主力の書籍、コンテンツ、端末の販売に加え、通信回線も提供することで日本市場で足がかりを築く考えとか。

ちなみに、この報道に対して日本通信は「自社発表では無い」とコメントしたのみ。

続きを読む Amazonが日本国内向けに携帯端末用データ通信サービスを提供~今夏発売のKindleも対象

ソニーの敵はソニー自身、「ソニーらしさ」の答えはソニーの中にある


「ソニーらしさ」の勘違い

ニューズウィーク日本版編集部ブログで、最新号に掲載されている特集「ソニーと日本人」の企画背景や記事化への厳しい道のりなどが掲載されてます。

1年半のソニーウォッチングを通じて、“時に過剰に、時にゆがんだ日本人の「ソニー愛」がかえってこの会社をダメにしているのではないか”、と感じるようにもなったそうで、一例として、VAIO Z2とMacBookを引き合いに、ハイスペックを掘り下げるしかなくなったソニーが「あくなきハイスペック追求企業」に映るというファンの勘違いを指摘。

その勘違いの原因は、ファンをも通り越した日本人の国民性にあり、ソニー自身も勘違いしているのだとか。特集のタイトルが「ソニーと日本人」になったのもそういうわけ。

昔ほどではないにしても、とりあえずそれなりのファンだし、そこまで言われると悔しいぞ、ってことで買いました、「Newsweek 2012年 5/30号」。

続きを読む ソニーの敵はソニー自身、「ソニーらしさ」の答えはソニーの中にある

供給が追いつかずヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T1」の受注を一時停止


ヘッドマウントディスプレイ“Personal 3D Viewer”「HMZ-T1」のご注文受付一時停止に関するお知らせとお詫び

ヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T1」の生産が要望に追いつかない状況が続いており、2012年5月23日以降、注文受付を一時停止するとのアナウンス。さらなる製品の増産を行ない、注文受付の再開に向けて鋭意努めるとのこと。再開時期につきましては、目処がたち次第、ホームページにて案内予定。

続きを読む 供給が追いつかずヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T1」の受注を一時停止