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アートの新しい愉しさを提供するプロジェクト「Canvas @ Sony」が始動

アートプロジェクト「Canvas @ Sony」開始のご案内(Sony Japan)

ソニーが、新進「アート」をプロモートし、アートの新しい愉しさを提供するプロジェクト「Canvas @ Sony」を開始すると発表。これから活躍が期待される新進アーティストを起用し、その作品をソニービルをはじめ、一部のソニー製品等を“キャンバス”と見立て、作品披露の機会 -表現の場-として提供していくというもの。

iconicon「Canvas @ Sony 2007」では3名の新進アーティストを起用し、10/16から3週間にわたって作品発表のイベントを開催。ソニービルでは、晴海通りに面したビル壁面全体を“アーティストの作品自体を掲出するメインキャンバス”と見立て、「アートウォール」として開設。バイオ、ウォークマン、密閉型インナーイヤーレシーバー、ソニエリ携帯のパネルもキャンバスとなり、ソニービルで実際の製品が展示されると同時に、ソニスタでも「Canvas @ Sony」限定モデルiconとして販売されるそうです。販売される製品は、バイオ type C(Pure Whiteモデル)、ウォークマン「NW-A808」(8GB、White)、密閉型インナーイヤーレシーバー「MDR-KX70LW」(W)、ソニエリ「SO704i」のSILVER×WHINE用「Style-Upパネル」。

2年ほど前にもHDDウォークマン「NW-HD5」の“digmeout”コラボモデル2機種が発売されたことがありました。そのうちの1機種は今回起用されたアーティストの3名のうちの一人大谷氏が担当しています。アートの世界も芸人と同じ。2年経っても「これから活躍が期待される新進アーティスト」に位置づけられるようです。

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ウォークマン新製品のレビューとウォークマン「Goes Open」戦略の真意

お休みを取らせていただいた先週後半、ウォークマン新製品のレビューやウォークマンビジネスを総括している吉岡オーディオ事業本部長へのインタビューが掲載されました。ソニーファンの皆さんならすでに目を通していると思いますが、まとめてピックアップしておきます。

ソニー吉岡オーディオ事業本部長に聞く ウォークマン「OPEN」戦略の真意
生まれ変わった「ノイズキャンセルウォークマン」 NC機能も操作性も向上。ソニー「NW-S715F」
ウォークマン初のワンセグ対応! ソニー「NW-A919/BI」

iconicon西田宗千佳さんによるオーディオ事業本部長の吉岡浩氏へのロングインタビューは色々な意味で必読ですねー。日本と欧米の市場の違い、日本の音楽配信ビジネスの現状、RollyへのGoサインの背景など、非常に興味深く読ませていただきました。AV WatchのウォークマンS710シリーズiconレビューの最後でも突っ込まれていますが、WM DRM系のサービスが使いたいという声が聞こえてこないからやらないというのは正直らしくないコメントだと思いました。ソニーは自ら仕掛けてなんぼだと思うんですけどね・・・。

【追記1】後で気がついたのですが、小寺さんがブログで海外モデル購入の意思表示をなさってますー>よし、アメリカでウォークマン買うぞ (コデラノブログ 3)

【追記2】ITmedia +D LifeStyleにもA910シリーズのレビューが掲載されました。概ね高評価。日本ならではの+α搭載で、その存在感を際だたせており、ソニーという国産メーカーの面目躍如といったところとまとめていました。>日本ならではの+α、ワンセグウォークマン「NW-A910」

そういえば、先日のお休み中は、札幌で結構ケータイ(W54T)とPSPのワンセグを使いました。ASCII.jpのレビューでも触れられてましたけど、確かにケータイはバッテリー切れがとっても心配になります。今回はデジカメを持たずに行ったのでW54Tのカメラ機能もバリバリ使ったったんですが、土曜の昼頃にワンセグで日ハム/ロッテ戦を観たあとにカメラ機能を酷使したら、途中でバッテリーが切れちゃいました。しかも両方合わせても正味1時間も使ってなくてです。

iconiconその後、ショッピングセンターで同居人達と別行動したのですが、ケータイが使えずに不便な思いをしました。時計代わりでもあり連絡手段でもあるだけに、突然使えなくなると本当に不便この上ないです。そういう意味で、あのタイミングでウォークマンA910シリーズiconを持っていたらさぞかし便利だろうなあという気持ちになりましたです。(PSPはナビ代わりに使っていることが多かったので、ソフトを終了してモジュール付け替えるのが面倒に感じました。)

この他、秋のヘッドホン新製品群の発売も開始されたんですね。いずれもSDC2007で展示されていたものみたいです。

ソニー、ワンセグ音声に対応したBluetoothヘッドセット
ソニー、携帯電話用のノイズキャンセルイヤフォン
ソニー、2.4GHzワイヤレス伝送の7.1chヘッドフォン

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ワンセグウォークマンA910シリーズ vs iPod nano 3rd generation

高橋敦が徹底テスト! 「iPod nano」と「ワンセグウォークマン」の実力を比較する

AV&ホームシアターNews、高橋敦氏によるウォークマンA910シリーズiconiPod nano (3rd generation)の比較レビュー。A910はソニスタ限定モデル「NW-A919/BI」が使われています。iPod nanoはスルーして、A910に関する評価で個人的に注目した箇所を以下にピックアップ。

・インターフェースはトップメニューがアイコン、それ以降がリスト形式となっており、携帯電話のそれに近い印象。誰にとってもなじみ深い構造であり、とまどいなく使えるだろう
・液晶を縦に配置するか横に配置するかは、本体全体のスタイル、持ち心地にも影響する。一般的には縦型の方が持ちやすいだろう。実際、A919は縦で持つ限り持ちやすく使いやすい
・A919とSonicStageのコンビネーションが圧倒的に優れている点が「ATRAC Advanced Lossless」の存在。PC側ではCD品質でライブラリを構築しつつ、携帯プレーヤーには大量の曲を転送できる
・機能は他のワンセグ機器と比べても、非常に充実していると言えるレベル。ワンセグは日本ローカル規格なのでiPodシリーズに搭載される可能性は皆無と思われ、この点は今後ともウォークマンシリーズの強みであり続ける
・ワンセグ機能が必要かどうかが全てであり、不要ならこのシリーズである必要はない。ワンセグケータイ以上の性能がほしいなら、A910シリーズを選ぶ価値は十分にある

iconicon本来ならiPod nano対抗はコスト的な面でもS710であるべきだと思うのですが、あえてA910を比較対象としたのはワンセグという日本独自の規格を採用した点がiPodに対しての大きな差別化要素になると判断してのことなのかもしれません。ぶっちゃけワンセグ以外はS710シリーズiconと大差ないですもんね。

録画可能なワンセグケータイは多いですが、録画番組の早見再生までできるのは無いですし、PSPは今現在録画不可。スケジュール録画もニュースや語学番組で威力を発揮するとのことで、ワンセグをバリバリ楽しみたい人にはうってつけの一台になりそう。ワンセグ中心の利用なら容量の少ない安価なモデルを選択する手もありですもんね。

ウォークマンとiPodの比較という意味で非常にタイムリーなお便りをSSDさんからいただいています。(感謝です!)

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ソニスタでウォークマンS710F/610Fシリーズの予約販売スタート

タイトル通りですが、ソニスタでウォークマンS710F/S610Fシリーズiconの予約販売が始まりました。価格は、8GBのNW-S718Fが26,800円、4GBのNW-S716Fが20,801円、2GBのNW-S715Fが16,800円、ノイキャン無しの4GBのNW-S616Fが17,800円、2GBのNW-S615Fが13,800円。なお、発売日は10/20なので手元に届くのは10日ほど後になります。

iconicon9/27に電撃発表されたA910シリーズのインパクトが強く、少々影が薄くなってしまいましたが、S710シリーズはノイキャンとFMチューナー付きのビデオウォークマンとして見たらコストパフォーマンス抜群。少々安っぽく見られていますが、実物を触ってみると印象も変わると思います。検討中の方は店頭などで是非実機を触ってみてくださいませー。

そういえば、WM-PORT専用のUSBポータブルケーブル「WMC-NWP10icon」も10/20発売なんですよね。はなっからA910シリーズ狙いの人が買う時に無くなっていたりしないですよね、ソニスタさん・・・。

ソニーがウォークマンA800シリーズの最新ファームを公開

NW-A805/A806/A808本体ソフトウェア Ver.1.03 アップデートプログラムのご案内(ウォークマンサポート)

iconiconソニーが、ウォークマンA800シリーズiconの本体ソフトウェアの最新バージョン(1.03)の提供を開始しました。本体ソフトウェアバージョンが「1.02」以下のNW-A805/A806/A808が対象で、機器で音楽を再生したとき、まれに曲の始めから5、6秒後、一瞬音が途切れてしまう場合があるという症状が改善されるそうです。

自分は今までA808を使ってきてそんな症状が発生したことはありませんでしたが、そんなことは関係なく最新版にアップデートしまーす。

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ウォークマンA910シリーズのグダグダファーストインプレ

10/2、CEATEC行きを急遽(計画的?)変更して、お台場ソニスタに行ってきたのは、ウォークマンA910シリーズiconを見るため。ということで、初見の印象を画像と共にお届けします。なお、写真と文章は必ずしも一致しませんのでその点ご承知おきを。

ウォークマンA910シリーズはショールーム中央のカウンターに展示されています。限定モデルを含むカラバリ3機種全てが展示されていて実際に触ることができます。自分が行った時はショーケースの上で1台だけが実機展示されていました。ショーケース内に残りのカラバリが展示してあり、常駐の方にお願いすれば3つのカラバリ全て触らせもらえます。

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限定モデルはバッテリー切れで充電中だったので、ひとまずブラックモデルを触らせていただきました。第一印象は「液晶デカイ」。実際に手に持って感じたのは「質実剛健」。また、映像を表示させてみて始めにコイツはHMP-A2だなーと感じました。もう今までのウォークマンの範疇ではくくちゃいけないような、そんな感じです。「もっと音楽とひとつに」が今のウォークマンのキャッチコピーですが、コイツに関しては完全に「もっと映像とひとつに」です。

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ワンセグもキレイでしたし、感度も良かったし、チャンネル切りかえもスムーズでした。普通のビデオ再生も、2.4インチという液晶サイズのおかげで臨場感ありますね。音質はA800シリーズと変わらないと思ったのでほとんどチェックしませんでしたが、ノイキャンの効きは優秀でした。これなら電車での通勤通学時に動画も存分に画面に集中できるのではないでしょうか。字幕を記録してくれるのは、ドラマ好きな人にはありがたい機能でしょうね。リアルタイム派限定かもしれませんが…。

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個人的に気になったのは、ワンセグを横画面表示させた時の使い勝手ですね。アンテナが向かって右側の背面にありますので、右手で持つ場合はアンテナが上に来るので良いとして、左手で持つとアンテナが下になってしまいます。これは背面にあるコインをはさんでスタンド代わりにするスリットの使い方にも影響が出ます。A910シリーズでワンセグを楽しむ時は右手持ち(=本体を左90度傾け操作部が右側に来る使い方)がデフォってことなんでしょう。正面の操作系はシンメトリーになったけど、横にする場合は使い勝手が変わるのは少々残念です。それもこれも自分の今のA800シリーズで映像を見る時に左手で持つのがデフォだからなんですけど。あと、ワンセグアンテナは伸ばしきると本体側の方が細いので、折らないように注意したいです。

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GUIは先行して発表されたS710Fシリーズとほぼ同じですが、解像度が同じでも液晶サイズが大きいのでテキストのジャギーが目立ちますね。昔で言う、A1000とA3000の液晶表示みたいな違いですが、常にテキストとにらめっこするわけでもないので、あまり気にしなくても良いところかもしれません。操作も実に軽快。映像も音楽もA800シリーズ譲りにサクサク動作します。ストレス一切無し。これは本当に素晴らしいことだと思います。A1000/3000を知っている人は、よりその警戒感を実感できると思います(<いいかげん過去の話はやめろ!)。

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ソニスタ限定モデルの愛すもとい、アイスブラックも触らせていただきましたが、コレ、他の2モデルとは質感が全然違います。高いだけあって高級感があります。そして光ります。でも指紋ですごいことになります。液晶保護シートだけじゃなくて、本体保護シートが欲しくなりますねコレ。アンテナがあるから、作るの大変そうだけど、サードパーティーさんに期待したいところです。個人的に本体カラーの好みをランク付けするなら、アイスブラック>ブラック>シルバーの順でしょうか。

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インプレ的にはこんなところなんですが、単純に欲しいかと言われたら素直に欲しいと言えます。ネックはやっぱり値段です。そんなこんなで、ウォークマンA800シリーズiconと価格を比較してみることにしました。A800シリーズには16GBモデルがないので8GBモデルで比較してみます。

A919/BI(16GB):47,800円
A918(8GB):34,800円
A806(8GB):26,800円

iconicon同容量のモデルで差額が8,000円。この8,000円分の差がワンセグとノイキャンと考えるとチョーお得に思えるんですよね。でも、16GBのしかも限定カラーだと差額が19,000円と倍以上になってしまい、お得感が感じられなくなってしまうという…。でも、8GB版のワンセグとノイキャン代を8,000円と考えると、+8GB分のメモリを11,000円で買えることになり、とたんにお得感を感じるという…。

考えれば考えるほど訳がわからなくなってきましたが、それもこれもすでにA808を持っていることからくる葛藤にすぎません。初めてビデオウォークマンを買うという人で、ワンセグとノイキャンに魅力を感じるなら間違いなく買いでしょうし、動画メインで行くか音楽メインで行くかでも変わりますね。ワンセグいらねーな人なら、画面は小さいけどS710Fシリーズをチョイスするのもアリですしね。

ちなみに、自分は今、ワンセグが観られる機器として、ワンセグケータイ(W54T)、新型PSP+ワンセグチューナー、バイオtype Uを持っています。この中でケータイは常に持ち歩いているのでいざというときにはワンセグが観られますので、正直A910シリーズの必要性は感じていません。他の操作を受け付けないという録画機能にしても、録画して観たい番組はスゴ録というか、HDDレコーダーにお任せしているので、全然必要じゃないんですよね。まあ、W54Tにも録画機能があるんですが、買った時に試しで一度使ったきりです。ただ、ケータイの場合は今後の機種変の問題があって、次はワンセグ付きを選択しない可能性もあるわけです。また、バッテリーの問題もあって、ケータイではあまりワンセグを使いたくないというケースも出てきます。そう考えると、使用頻度に関係なく、ワンセグが内蔵されている方がいざという時に役立つなあなんてことも思ったり。

そんなこんなで、買うか買わないかでいまだにフラフラしておりますが、それもこれも、RollyだEX700SLだで、出費がかさんでいるから。その二つだけで軽く50,000円をオーバーしちゃってますからねー。ただでさえ、ボンビーなのに他にも色々と欲しいものが多くてホントに困ってます。そんなこと行ってる間に、先行予約販売が始まっちゃうんだろうなあ・・・。ということで、グダグダなA910のファーストインプレでした。にしても、これからウォークマンは何を目指すんですかね。ハードはともかく、ソフトやサービスはどうなっちゃうんでしょ?なんか、またちょっとよくわからなくなってきましたです。

それはそうと、A910シリーズ絡みでとおりすがりさんからこんなお便りを頂戴していました。

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