「携帯AVプレイヤー」カテゴリーアーカイブ

ウォークマンWシリーズ開発秘話~ウォークマンは一つの塊であるべき

初代ウォークマンの誕生から30年 わずか35グラムの耳かけタイプを作る ソニー ヘッドホン一体型ウォークマン「Wシリーズ」(1)

ヘッドホン一体型ウォークマン「Wシリーズ」(NWD-W202icon)の開発経緯について、ソニーのネットワークプロダクツ&サービスグループ パーソナルデバイス事業部門 企画MK部の木野内敬さんにインタビューしています。読み応えたっぷりですが、なんと次回もあるそうです。楽しみです。

iconicon究極の大きさはヘッドホンであると。いつでもどこでも音楽と一緒というのがウォークマンの正しい姿であり、Wシリーズはその思いを具現化したものであるということのようです。

ただ、木野内さん本人はWシリーズは亜流だと思っているとか。スポーツやエクササイズをしている特定の人に絞ってリーチさせたいとか。スポーツやエクササイズに使ってもらうにはカッコ良く無ければダメで小さくないとダメということで、当時一番小さなウォークマンを自分で分解し、電子基盤を見ながら収まりを検討したとか。勘で動いてロジックで補強が木野内氏のやり方だそうです。

また、デザイナーが最も苦労したのがこの製品をヘッドホンではなくウォークマンだとわかってもらうようにすることだったとか。本来、「ウォークマンは一つの塊であるべき」で、その塊をどう耳にかけるかを考えた結果生まれたのが、左右を磁石でくっつけるという発想。ちなみに、磁石による影響は、左右が一体になっているときは磁束の漏れが少ないので周りの機器に悪影響は与えないそうです。

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いつでも、どこでも、簡単に、良質な音楽を楽しめる環境を目指す団体「MAPI」

業界団体ら5団体「モバイルオーディオ推進協議会」設立

モバイルにおける良質な音楽環境を推進する団体、「モバイルオーディオ推進協議会」(MAPI)が設立されたそうです。設立趣旨は「いつでも、どこでも、簡単に、良質な音楽を楽しめる環境を目指す」。オーディオ、モバイル、音楽、車載機器など複数の業界にまたがった団体で構成される協議会で、これまで業界ごとに推進されてきた内容をまとめるなどして利便性を高めていくとか。

具体的には、Bluetooth機能を軸に、モバイル機器とBluetooth 対応機器を組み合わせたプロモーションや、新しい利用スタイルの提案。既発売製品も含め、携帯電話やデジタルオーディオプレーヤーをより音楽的にリッチな環境でも楽しむスタイルを提案していくとか。今後は、ペアリングの操作方法や取扱説明書における用語の統一など、仕様の平均化や新しい規格策定に向けた提案などの活動も行われる。そうです。

よくわかりませんが、Bluetoothを軸に今以上にワイヤレスミュージックの世界を楽しく大きく広げてくれるってことであれば大歓迎っす。活動がんばってくださーい。

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ソニー、SonicStageのジャケット写真/関連情報の検索サービスを8/11で終了

「SonicStage ジャケット写真/関連情報の検索サービス」終了のお知らせ

ソニーがSonicStageのジャケット写真/関連情報の検索サービスを2009年8月11日をもって終了するそうです。ネット経由のジャケット写真/関連情報の取得はできなくなりますが、その他の機能には影響は無いとのこと。本サービス終了後も、マニュアル操作の画像登録は可能とか。

確かAmazonの情報を使っていたんですよね。契約終了なのかな。寂しいですね。「もっと音楽と一つに」なりましょうよ、ソニーさん。

ちなみに、SCEのMedia GoはGracenoteのジャケット情報を参照しに行くみたいです。ただ、自分が使ってみた限りでは、邦楽に弱いようなイメージ…。

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ウォークマンW202専用ソフトキャリングケースを試す

先月末にソニスタで先行予約が開始された、ウォークマンW202シリーズ専用のソフトキャリングケース『CKS-NWW200icon』が届きました。カラーはブラックとシャンパンゴールドの2色ありますが、今回は後者を選択してみました。価格は税込送料無料で1,980円ですがソニーポイントでゲットしたので実質タダでした。

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中身はケースのみな割に大きなブリスター製パッケージ。というか、ケースそのものも意外にでかい。フットプリントはさほどでもないけど、ケース自体に厚みがあるのででかく感じるのでしょうね。

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ちなみに、バッグなどに取り付けるためのストラップの取り外しは出来ません。ファスナーを開けると、プラ製のフォルダ。複雑そうに見えるけど、収納方法自体は意外にシンプル。

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W202の右耳部分をフォルダの右側のパーツに金属部分がある方を先に差し込み、ネックバンドをくるくるっと回してW202の左耳部分をフォルダの左側のパーツに差し込むだけ。ちなみに、右側のフォルダに仕込まれた磁石によって、自動的に本体の電源がオフになるそうです。

iconiconケースから本体を取り出す時もスムーズで、左耳部分を引っ張り出すと、スルスルっと全体が取り出せてしまう感じです。

ポリウレタン製ですが、決して安っぽくはないし、作りもしっかりしていますので、保護性能はばっちり。これならW202本体を手軽に持ち歩けます。

ストラップ付でスポーツバッグなどとの相性もよさそうってことで、トレーニングジム通いの人には便利なアイテムなんじゃないでしょうか。

(ふと思ったんですが、W202のような商品が将来的に無接点充電に対応するようになるなら、こうしたケース自体にもバッテリーが内蔵されて、簡易の充電機能が付いたりするのかなあなんて…)

ウォークマンEシリーズの着せ替えばもう古い?

ソニーのウォークマンはiPod shuffleより使えるのか!?

iconicon戸田覚さんの1万円【自腹】研究所でウォークマンEシリーズiconが取り上げられてました。キャップ式も、着せ替えのコンセプトも“古い”と厳しいお言葉。SonicStageに対する評価もあって、「分かりやすいがセンスがイマイチ」とこれまた厳しいお言葉。「moraのバナーが雰囲気を台無し」とのコメントも。結論的には、「熱い気持ちで買いたくなるモデルではない」ものの「お気軽な低価格プレーヤーを持っていないユーザーにはオススメできる」とか。

iconiconある意味、らしいレビュー。ユーザー目線というより完全な戸田目線ですね、もはや。

【海外仕様】ウォークマンBシリーズ“メモリータイプ” icon」にはZappinという付加価値があるので、どうせ自腹で買うならそっちにすれば良かったのにとも思わなくもないです…。

携帯オーディオ個性派続々、泳いで使うモデルから1000円台の激安製品まで

こちらはBCNランキング。個性派の携帯オーディオを取り上げてますが、こちらでもウォークマンEシリーズが取り上げられてました。しかも戸田さんが古いと一刀両断した着せ替えコンセプトを個性ととらえて…。

ちなみに、記事で1,500円程度で買えるプレイヤーについても取り上げてますけど、少し前に地元のTSUTAYAで980円の携帯オーディオプレイヤーが売られているのを発見し、脊髄反射的に買ってしまっていたことを今の今まで内緒にしておりました。隠していてすいません…(<誰に謝ってる)。にしてもなんなんだよ、COBYって。SONYみたいじゃないか。

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水辺で使える防水機能付きソニー製品は…

水辺で使える! 防水AV機器大集合

防水機能を備えたデジタル機器の紹介記事。防水ワンセグテレビ、防水携帯音楽プレーヤー、防沫型スピーカーなどがメインで紹介されてますが、ソニー製品で登場するのは<ブラビア>ワンセグ「XDV-W600icon」のみでちょっと寂しいです。

ウォークマンもハード的に突き詰められる要素がまだありました。防水っすよ。バリバリのスポーツ仕様は他社に先行されているけど、軽いスポーツ向けの方が需要が多そうなんで、是非そっちでがんばって欲しいっす。この際、PSPもどんどんバリエーション展開すりゃいんですよ。防水仕様とか…。

そういえば、リビングに設置したテレビやレコーダーの映像をワイヤレスで飛ばしてバスルームなどで楽しめる防水ワイヤレスモニターも紹介されてますが、ソニーのロケフリ、どうなってるんですかねえ…。

ちなみに、type P専用の防水ソフトケースもあるんですよ、知ってました?…ってしつこい?

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