「携帯AVプレイヤー」カテゴリーアーカイブ

Bluetooth内蔵ウォークマン「NW-A829」が一日早く到着しました

昨晩(3/18)の20時半頃発送通知が届いていたBluetooth内蔵のウォークマンNW-A820シリーズiconですが、14:30頃無事手元に到着いたしました。本来は明日(3/20)発売なんですが、一日早く発売の運びとなったようです。ブラックとソニスタ限定ゴールドで随分と悩んだのですが、手持ちのA800シリーズがブラックだったので今回はちょっと雰囲気を変えてみようかなと思い16GBのゴールド(NW-A829)にしました。

wma829_080319_1.jpg

同時に購入したのはとりあえず液晶保護シートのみ。パッケージは紙製の毎度の如くシンプルなもの。裏面に燦然と輝くQuickTimeロゴが目を惹きます。Media Managerに必要だからなんでしょうね。

wma829_080319_2.jpg

iconiconいつになく分厚い取説、ロングコードなノイキャンイヤホン、旧クレードルで使えないアタッチメント(怒)、などが同梱。まっさきに液晶保護シートを貼って(大成功!)、とりあえず充電中。ちなみに、本体にはソニスタ特典のネーム入れは、字体そのものが気に入らないのと、納期が遅れる可能性を考えてキャンセルしました。充電が終わったら手持ちのBluetoothヘッドホンと組み合わせて使い始めようと思います。また少し使い込んでみてからインプレをお届けしたいと思います。

スピーカー市場で高額化の動き~3-4万円の価格帯が前年比の3倍の伸びに

静かに広がる高額スピーカー人気、金額シェア1-7位を独占するのは?

BCNランキングによるスピーカー市場動向分析。08年2月の製品別販売金額シェアトップ10は3~4万の高額スピーカーが上位を占め、中でもBOSE製品が人気とか。メーカー別の2月の販売金額シェアではBOSEが21.4%でダントツ。11月以降はコンスタントに20%超えのシェアを維持。ソニーはというと、ロジクールにも大きく引き離され、エレコムとプリンストンと競り合っているような状態。2月の販売数量シェアではエレコムとサンワサプライがが15~20%前後で首位争いを繰り広げており、ソニーはロジクールと10%台のシェア争い状態。エレコムとサンワサプライの販売数が多いのは1000~2000円台の製品が上位を占めているからのようです。また、2月のスピーカー機種別ランキングではソニーの「SRS-A201icon(ソニスタで1,980円)」が4位にランクインしています。

iconicon価格帯別では、販売台数で5000円未満の製品が最も多く、約3割を占めているそうですが、昨年同期との比較すると高額化の動きが鮮明に表れているとのこと。特に顕著なのは、35,000~40,000円の価格帯で、台数シェア自体は低いものの前年比の3倍近くまで伸びているそうです。部屋の中でもポータブルオーディオやPCで音楽を聴くスタイルが定着してきており、音質や使い勝手にまでこだわるユーザー向けの新市場がそこにあるとまとめていました。

iconicon35,000~40,000円の商品が伸びているとのことですが、ソニー製品ではアクティブスピーカーシステム「SRS-ZX1icon」やパーソナルフィールドスピーカー「PFR-V1icon」などがそれに相当しそうです。そして、忘れていけないのが「Rollyicon」。スピーカーの仲間に入れるのはかわいそうかもしれませんが、自分を含めBluetoothスピーカーとして使いこなしている人も多いはず。今週発売予定のBluetooth内蔵のウォークマンA820シリーズと組み合わせれば、ひと味違った音楽スタイルが楽しめますよね。(ところで、Rollyのカラバリ展開はどうなんたんでせうか…)

iconiconこうしたスピーカー市場の盛り上がりの背景にはポータブルオーディオ市場の隆盛、とりわけiPodのヒットが影響していることは紛れもない事実。iPodエコノミーのパワーをまじまじと感じます。ソニーも海外ではiPod向けのオーディオ機器を発売していますが、ウォークマンの製品戦略のこともあるのか、日本への投入は見送られています。これを日本にも導入できたら上のニュース記事にあるような国内の勢力図も今とは違ったものになるのかもしれません。というか、出しましょうよ、Bluetoothのドングルだけでも…(まだ言うか)。

そういえば、Bluetoothスピーカーの新製品「SRS-BT100icon」がソニスタで早くも入荷待ちですね。A820シリーズと一緒に購入した人が多かったんでしょうね。ヘッドホン同様、スピーカーも面白くなってきました。ソニーのオーディオは本当に元気です。

続きを読む スピーカー市場で高額化の動き~3-4万円の価格帯が前年比の3倍の伸びに

ウォークマンA820シリーズのBluetooth機能をレビュー

【一条真人の体当たり実験室】ウォークマン「NW-A820」Bluetooth機能の可能性を探る

AV&ホームシアターNews、フリーランスライターの一条真人さんによる、ウォークマンA820シリーズiconのBluetooth機能にフォーカスを当てたレビュー。Bluetooth対応ヘッドホン「DR-BT25NX」、Bluetooth対応スピーカー「SRS-BT100icon」を使用し、それぞれの機器のペアリングや機器の切換方法、音質、通信距離について検証しています。

iconiconBluetoothポータブルオーディオは、「単に無線でワイヤレス通信できることだけでなく、TPOで出力デバイスを選択できること」がメリットとか。また、Bluetoothポータブルオーディオには大きな可能性があるとして、A820シリーズが今後、市場にどう受け入れられるかに注目したいと締めくくっていました。

先日公開されたウォークマンA820シリーズ開発者インタビュー(ソニスタ)iconでBluetoothの実装に相当なこだわりがあることがわかりましたよね。当サイトをご覧いただいている方はすでにBluetoothになじみのある方ばかりと思われますが、一般的にはまだまだ認知されていない側面も多いので、A820シリーズのような商品をきっかけにBluetoothの普及促進に弾みが付くと良いですね。

ところで、ソニスタの受注はいつ始まるんですか…。発売はもう来週ですよー!

【追記】その後、ソニスタで受注が開始されました。メール登録者への案内が遅いぞー!>ウォークマンNW-A820シリーズicon

iconicon

ウォークマンA820シリーズ開発者インタビュー~08年はBluetoothがブレイク

ウォークマンA820シリーズ開発者インタビュー(ソニスタ)icon

iconiconウォークマンA820シリーズの開発者インタビューがソニスタに掲載されました。オーディオ事業本部の木野内敬さんと寺井孝夫さん、クリエイティブセンターの志水曜介さんが、A820シリーズの企画開発背景やBluetooth採用の理由などを熱く語ってます。以下、個人的に注目した内容の箇条書きです。

  • A800シリーズの良さを継承しながら、ビデオ対応機としての強化を考え、画面の大型化、再生の長時間化、ビデオの削除機能、机上でビデオを楽しめる「スタンドチップ」の同梱などを盛り込むと同時に、市場の急拡大が予想されるBluetoothにも対応した。2008年はBluetoothが一気に普及すると考えている。
  • Bluetooth接続の検証部分でたくさんのエネルギーと時間が必要になった。バイオtype Uのアクセサリー「Bluetoothオーディオコントローラー(VGP-BRM1Dicon)」を開発した志水氏の経験と同氏がBRM1でもっとこうしたいと思っていた部分がA820シリーズには活かされた。

  • icon
    icon専用のBluetoothボタンは必要かについてはかなり議論し検討した。デザインとしてもボタンがついているほうがユーザーに対して親切だと判断。一番使うBluetooth機器にはボタンを押したらすぐに繋がる。他の機器に繋げたいときは、メニュー操作で繋ぐというハイブリットスタイルを採用した。
  • 相手側の機種が対応していれば、ウォークマンからリモコン感覚でボリューム調整が可能なほか、の曲名を送信して表示することもできる。
  • Bluetoothボタンを押すとそこから入力をイメージしたグラフィックがあらわれ、接続が完了すると右上のLEDを通してそのグラフィックが放たれていく感じを表現。ボタンと連動した意味のあるインターフェースがこのモデルには必要と考えた。
  • Bluetooth内蔵内蔵の場合はデジタルのまま転送する、アナログ変換が一度も無いため音質の劣化やノイズが少なく、電池寿命という点でも有利。
  • なによりも、ワイヤレスでいろいろな機器から“ウォークマン”の音が出る。その楽しさを体験して欲しい。

ソニー初のBluetooth内蔵ウォークマンとなるA820シリーズ。いよいよ来週発売ですね。A820シリーズは外観こそA910に近い印象ですが、細部で随所にソニーらしいこだわりが感じられますね。インタビューが掲載されたということは、そろそろ先行予約販売もスタートでしょうか…。

マクセルのBTトランスミッターとソニーのBTレシーバー(BT15)の組合せで不具合

ワイヤレスオーディオトランスミッターTM-B10.IP-WHお買い上げのお客様へのお願い(日立マクセル)
マクセルのiPod用Bluetoothトランスミッタで不具合

日立マクセルは、同社のBluetooth 2.0に対応したワイヤレスオーデイオトランスミッター「TM-B10.IP-WH」とソニーのBluetoothレシーバー「DRC-BT15icon」シリーズの組合せで、ペアリングが可能ながら音楽再生ができないことが判明したと発表。ソニーのBT15シリーズと組み合わせて利用するために製品を購入した人に対し窓口への連絡を呼びかけており、「他の対応機器との利用を推奨するほか、返品/返金処理を含めて対応していく」とか。ちなみに、ソニーの「DR-BT20NX」、「DR-BT25NX」、「DR-BT50」、「SRS-BTM30」では動作確認が取れているとのこと。

iconicon自分、このドングルが発表された時には買う気満々だったのですが、かつぽんさんからソニー製のBTドングルを譲っていただいたこともあって、とりあえず様子見状態だったんですよね…。ソニー製品と組み合わせてiPodを楽しみたいと思っている人には大変残念なことになってしまいました。Bluetooth機器の普及・拡大のためにも、マクセル、ソニー双方でよく話し合いをして、今後はこのようなことが起こらないようにして欲しいですね。というか、ソニーが日本でもiPod用ドングル発売すれば良いじゃんかという話もなきにしもあらず。というか、出しましょうよ。BT15でもバリバリ使えるんだし…。

500円のiPod用アクリルスタンドをソニー製品で使い倒す

Amazonで4/14まで開催中の「エレクトロニクス 春のメガセール」で掘り出し物がないかと物色していたところこんなものを見つけました。

targsu_istand_1.jpg

Palm用の折りたたみキーボードなどPCアクセサリーやバッグで著名なターガス社が2005年に発売開始したiPod用のアクリルスタンドです。発売当時は1,980円だったようですが、セールで500円になっていたので、他のお買い物の帳尻あわせで買ってみたのですが、これが意外に使えたんです。(ちなみに、Amazonの商品画像と実物では仕様が異なってました)

スタンドはiPod本体を置いた状態でシンクケーブルが接続可能な作りになっており、本体が触れる部分にはこすれキズ防止と滑り止めの役目も果たすパッドが付いています。ケーブルが固定できないので実際の取り回しは少々面倒なんですが、先日レビューしたソニー製のBluetoothドングルを装着したiPodを置くのに非常にグッドなんですねこれが。

targsu_istand_2.jpg

iPod用の周辺グッズですがソニー製品でも問題なく使えます。実際のところ、ウォークマンには少々大きすぎますが、PSPとのマッチングはかなりグッドです。初代も新型も問題なし。幅が小さいおかげでACアダプターやヘッドホンの端子へのアクセスも快適でした。

targus_istand_3.jpg

初代myloはキーボードを出した状態でもこの程度。アクリルの切欠きのおかげで本体下部中央にあるジョグレバーへも楽々アクセス可能。サイズ的には大きめな2代目の方がむしろ安定するかも。他のモバイル機器と比較して重量のあるバイオ「type U」もご覧の通り。PSP同様、スタンドに載せたままACアダプター接続可能でした。最後の画像はCDです。ジャケットを眺めつつ音楽再生を楽しむのも良いものです。

500円でここまで使えるとは意外でした。アイデア次第でまだまだ色々な使い方ができそうです。ということで、自分はもう一台追加で注文しちゃいましたが、皆さんもお一ついかが?(3/6の午前中では在庫はかなり少ないようでした)