生産に遅れが生じたため、後日アナウンスということになったウォークマン用のビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10」ですが、アマゾンで1~3週間以内発送というステイタスで受注がスタートしていました。価格は17,622円。
GW前までには出荷が始まるんですかね。むー。ちなみに、本日15:30現在ではウォークマンのオフィシャルサイトで発売日のアナウンスは無く、ソニスタの製品ページもいまだカミングスーンのままです…>VRC-NW10
生産に遅れが生じたため、後日アナウンスということになったウォークマン用のビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10」ですが、アマゾンで1~3週間以内発送というステイタスで受注がスタートしていました。価格は17,622円。
GW前までには出荷が始まるんですかね。むー。ちなみに、本日15:30現在ではウォークマンのオフィシャルサイトで発売日のアナウンスは無く、ソニスタの製品ページもいまだカミングスーンのままです…>VRC-NW10
ダラダラ続けているウォークマンA820シリーズのレビューですが、やっとのことでBluetooth編に突入。何はなくともペアリング。他のBluetooth機器と繋がないと始まりません。A820が対応するBluetoothプロファイルはA2DP/AVRCPだけなので、同プロファイルに対応するBluetoothオーディオ(or レシーバー)と組み合わせて使用します。なお、ペアリングを行うのは基本的に初回のみ。手順も簡単です。
A820と組み合わせて使いたい機器が複数ある場合は、同様のステップでペアリングを行います。複数登録することで、外ではBluetoothヘッドホン、家ではBluetoothスピーカーといった使い分けが可能になります。なお、A820とペアリング済みの機器は、Bluetoothメニューの「Bluetooth機器」で確認できます。また、接続中のBluetooth機器の頭にBluetoothアイコンが表示されます。
A820はBluetooth接続処理過程の視覚効果が大変凝っていて、画面中央でブルーのドットがリング状に回転しながら本体右上のインジケーターに吸い込まれていき、その後はインジケーターが緩やかに点滅するようになっています。目に見えない機能を視覚化する。ソニーならではのこだわりですね。でもって、このインジケーター部がこれまた良くできているんですよね。Bluetoothオフの状態だと筐体の周りをぐるりと取り囲むシルバーのラインの一部にしか見えないのですが、Bluetoothが有効になると青く光るという…。シルバーなのにブルーに光るのがなんとも不思議っす。
Bluetoothメニューの他の項目についてですが、「接続待機」はペアリング済みのBluetooth機器側からBlueooth接続を始めるる場合に使用します。ただ、この機能は繋ぐ機器によってクセがあるようで、ソニー製品ではBRM1はOKでしたが、BT15PやBT50、RollyでもNGでした。よくわかりませんが、Bluetoothメニューの「Bluetooth機器」一覧からから直接選択すると接続が確立するのであまり気にしないことにします。
ちなみに、接続確立済みのBluetooth機器側から接続を解除する(電源オフなど)とA820は自動的に「接続要求待ち」モードに移行するのですが、この状態からBluetooth機器側再び接続(電源オン)するも、接続してくれるのはBRM1のみで他の機器は軒並みNG。うーん、なんでだろ。やっぱり、ちょっと気持ち悪いぞ…。
ちょっと疑問な点もありますが、それはさておき(<おくな)、A820のBluetooth機能は色々と細かい設定が可能です。設定はHomeの各種設定メニューにある「Bluetooth設定」で行います。「音質モード」は三段階。通信状態により使い分けるそうです。「クイック接続」は接続を優先したい機器に設定。ここで設定した機器が本体右側面にあるBluetoothボタンの長押し一発で繋がるようになります。「サウンドエフェクト」は、イコライザーやサラウンド機能をBluetooth接続時にも有効にするかどうかを設定。「Bluetooth情報」はA820のBluetoothバージョンやBDアドレス、対応プロファイルなどを表示するだけのものです。
「クイック接続」を有効にしてある場合の視覚効果がこれまた凝っていて、側面にあるBluetoothボタンを押すとそこからブルーのドットが不規則に飛び出し、画面中央でリング状に規則的にグルグル回転した後、右上のインジケーター部に吸い込まれていきます。ちなみに、Bluetoothボタンを再度長押しするとBluetooth接続を解除するわけですが、この場合は画面中央でブルードットがリング状に規則的にグルグル回転した後、画面中央に向かってフェードアウトしていくようになっています。ボタンに戻るのかと思ったのですが、そこまでのこだわりは無かったようです。
そんなこんなで、自分のA820には手持ちのBluetooth機器を5つ登録してあります。Bluetoothヘッドホンはソニー「BT50
」、レシーバーはソニー「BT15
」と同「BRM1(VGP-BRM1D
)」とソフトバンクのヘッドセットの3つ、Bluetoothスピーカー機能を持つ「Rolly
」です。A820は8台までペアリング可能とのことなのであと3台はいけます。さあ、何を買おう…(<まだ買うか)
ちなみに、auのW54T用に購入してあった東芝のBTレシーバーも使えました。パスキーが「1234」と特殊だったので、ウォークマン+NWB1という組合せで使えなかったのですが、A820はパスキーを任意に入力できるからでしょうね。ただ、レシーバー自体の使い勝手とデザインが気に入らないので接続対象機器から速攻で外してしまいました。
長くなりそうなので今回はこんなところで。次回はA820とペアリングした機器ごとで出来ることの比較などをご紹介したいと思います。
CNET Japanの、著名なライターさん達が自分のお気に入りな製品やグッズをリレー形式で紹介するの「お気に入りガジェットバトン」の第39回。大重美幸さんのお気に入りはジョギング用携帯ラジオでソニーの「SRF-M97V」を愛用なさっているとか。1日に10kmも走るという大重さん。お気に入りの番組がジョギングの習慣化に一役買ってくれるほか、ほとんどが生番組であることからニュースや天気予報だけでなく災害時の情報取得にも役立つとか。そして、一番の魅力は「新旧ジャンルにとらわれずに世界中から音楽を探し出し、フルコーラスで掛けてくれる」こととか。
ソニー「SRF-M97V」がジョギング用携帯ラジオとして最適な理由は、サイズと重さもさることながら、単4電池1本で動くことや周波数をプリセットできるシンセサイザーチューナーとワンタッチ選曲可能なジョグレバー搭載が大きな要因だそうです。
そういえば、先日久々に大手の家電量販でポータブルラジオ売り場を覗いたのですが、ラインナップの充実度に驚いたばかりです。CDなどのコンテンツを買わなくても音楽が楽しめるのがラジオの魅力ですよね。ソニーのカセットウォークマンもラインナップこそ激減しましたが、意外にラジオチューナー搭載モデルが多いんですよね。
メモリータイプのウォークマンは現行機種ではS710F/S610FシリーズのみがFMラジオチューナー搭載。今後はワンセグウォークマンでデジタルラジオが聴けるようになったり・・・しないかあ、こんな状況じゃ>ラジオ告知メアド・URL の利用度は?~ラジオに関する調査
【追記】スタパ齋藤さんの「週刊スタパトロニクスmobile」に「XDV-G200」が取り上げられました。ワンセグの感度アップのためにアンテナを自作なさってます。すごい!>ワンセグも観られる名刺サイズラジオ「ソニー XDV-G200」
百年コンサルティング代表取締役の鈴木貴博氏が、日常生活や仕事の場面で気づいたちょっとしたビジネスのヒントを紹介するコラム「ビジネスを考える目」にソニーのウォークマンが取り上げられていました(お知らせ感謝です!>Kさん)。
ニュース番組「ワールドビジネスサテライト」のオンエアチェックを欠かさないために、鈴木氏が選択した方法はワンセグウォークマンA910シリーズ
の予約録画。朝の通勤時にウォークマンの映像を見ながら前日の経済状況をおさらいするそうです。「ソニーが得意とする機能の部分で勝負をしようというやり方」、つまりは単体でワンセグテレビのタイムシフト視聴に対応したウォークマンに、「日本発のユーザー行動の萌芽」や「ソニー復活」、「日本経済復活の萌芽のようなもの」を感じておられるようです。
鈴木氏は昔からのソニーファンだそうで、かつてはバイオで録画したテレビ番組をクリエに転送していたというエピソードも出てきます。エンコードと転送に時間がかかるから使わなくなったそうですが、「PEGA-VR100」というノンPCなメモステレコーダーがあったことも忘れて欲しくないっす。
とそれはともかく、「A70」のようなHDDレコーダーやウォークマン用のビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10
」などの登場でモバイルで動画を楽しむ手段が増えるのは確か。人のライフスタイルも色々だから、選択肢が増えるのは素直に歓迎したいです。機器によって使い勝手がバラバラなのがある種の「ソニーらしさ」という話もありますが、今後はどんなスタイルでも同様の使い心地を実現してくれると良いなあって思います。
(ところで、VRC-NW10っていつ発売になるでしょうね…)
4/8に電撃発表されたBlu-rayディスクレコーダーの新製品「BDZ-A70」ですが、最大の売りのウォークマン&PSPへのワンタッチ転送にスポットを当てたレビューがASCII.jpに掲載されていました。レコーダーの電源を入れずともお出かけ・おかえり転送が可能というのが良いですね。ただ、扱えるプロファイルの差からウォークマンとPSPの使い分けという点では課題もあるようです。
PSPはBaselineも扱えるんだから、Baselineに一本化してしまえばとも思ったのですが、映像クオリティの観点からソニー的には妥協したくないのかな。エンコードをビットレートでなく「PSP or ウォークマン」という機器名で選択させるのもわかりやすさを強調したからなんでしょう。とはいえ、マニアックに使いたい人もいると思うので、アップデートで対応してくれると良いですね。
【追記】Phile-web、ケースイの次世代AV NAVIの34回でもA70が取り上げられていました。動画を見る際のウォークマンA820シリーズの使い勝手の悪さにも言及するなどケースイさんらしいデビューですね。今後は、ワンセグ搭載&ワイド画面対応の大容量ウォークマンの登場に期待しているとかー>ソニー最新BDレコーダー「BDZ-A70」をタッチ&トライ − “おでかけ機能”の実力は?
レコーダーのアップデートと言えば、Fighter-KOUさんからこんなお便りいただいてます。
A70でwalkmanへのお出かけ転送は、X90持ちの私にはショックな出来事(苦笑) で、早速ソニーに『X90ではサポートしたりしないの?』と質問してみました。回答は、予想通り『サポート予定なし』。ファームアップでできそうな気はするんだけどなぁ….そうすれば、mylo2を喜んで買ってあげるんだが(^^;)
(以下はソニーサポートの回答抜粋)
現在、BDZ-X90からウォークマンへの転送機能に対応する予定はございません。ご意向に沿えない回答となり申し訳ございませんが、何とぞご了承くださいますようお願い申し上げます。○○○様から頂戴した内容は、貴重なご意見・ご要望として、これからの商品企画および開発などの参考にいたしたく関連部署に早速申し伝えます。
X90とA70でエンコーダーのチップに違いがあるんですかね。無ければおっしゃるようにファームアップで出来るのかもしれませんが、それだと製品ラインナップに違いが出せなくなるからなのでしょうか。仮に実現できてもハード的にワンタッチ転送は難しそうですし…。そういえば、なんでA70はmyloに対応しないんでしょうね。AVC Baselineも再生できるようになったのに…。
ところで、ウォークマンA820シリーズだけがデジタル放送(コピーワンス番組)の転送に対応している理由ってなんなんでしょうね。PSPが昔からOKなのはメモステがMagicGate(OpenMG)に対応しているからですよね。てことは、A820の内蔵メモリーがMagicGate対応になったってことなのかも…。あれ、でもmyloも内蔵メモリーはMagicGate対応でしたよね。逆にメモステスロットはMagicGate対応メモステでも再生NGなんでしたっけ。あー、もうわけわからん。この辺のちぐはぐ加減も早いこと解消して欲しいっす…。
Bluetooth内蔵にばかり注目しがちなウォークマンNW-A820シリーズですが、S710とA910同様のノイキャン機能も内蔵されています。自分がノイキャン機能内蔵のウォークマンを使うのは、S710とA910をスルーしてしまった関係で、比較対象がS700Fになることをお許しください。
ノイキャン絡みで注目したいのは付属のヘッドホン。S700F同様、13.5mmドライバーユニット採用、ノイキャンマイク付き、特別仕様のヘッドホンジャック、という基本スペックには変化はないのですが、A820付属のものはロングコードで、ヘッドホンジャックが微妙に小型化され、さらにユニットの左右のケーブル長が変わりました。
A820にショートコードのヘッドホンを付けたら、BT15PのようなBluetoothレシーバーやBT50のようなオーバーヘッドタイプのBluetoothヘッドホンと組み合わせて使ってもらいたいという意図がぼやけるからでしょうか。それはともかく、シチュエーションによってはロングコードを使いたい時もありますからね。使い分けが出来るのは素直に嬉しいです。
S700F付属のヘッドホンは左右ユニットの分岐点になんらかのノイキャン用回路が内蔵されていると思われるらしいパーツがありますが、A820付属のそれにはそれが見あたりません。ちなみに、A820付属のケーブルは、左右の分岐点からヘッドホンジャックまでが微妙に太くなってます。どんな工夫をしたんでしょうね。機会があったら技術者の人に聞いてみたいです。
あとこれは細かい話ですが、ケーブル保護材が従来のマット系な素材から、微妙にツヤがあるタイプに変更されました。ぱっと見、ベタつきやすく、よれやすそうな印象を受けますが、使っていて特に不自由は感じませんでした。
ケーブルの話が長くなりましたが、実際のノイキャン使い勝手は優秀の一言。S700Fはソフト(システム)で機能のオンオフをする必要がありましたが、A820はスイッチひとつでオンオフが切り換えられるようになったのがうれしいです。ちなみに、ノイキャンが有効の場合は、液晶画面の最下部右側にノイキャンアイコン(NCロゴ)が表示されます。
また、S700Fは音楽再生をストップするとノイキャン機能が強制的にオフになってしまいますが、A820は一時停止中もノイキャンが有効になってくれます。BGM無しで何か作業に集中したいとか、車中でただひたすら静かにうたた寝したいなんて場合に良いですね。ノイキャンヘッドホンの宿命で微妙にホワイトノイズもありますが、喧噪の中ではほとんど気にならないと思います。
ノイキャンの効き具合に関しては、Bluetoothばかり使っていたので細かい検証はしていないのですが、手持ちのNC32NXと比べてもまったく遜色ないです。むしろウォークマン内蔵タイプの方が優秀と思えるぐらいです。設定に「ノイズキャンセル調整」という項目が追加され、ノイキャン専用マイクの感度(?)も微調整できる点がS700と違います。音楽やビデオ再生無しでこの設定を大きく左右に振ると感度の変化を確かめられますが、電車などで使う場合は中央近辺が最も効果が高く感じられました。
音質は人それぞれだしソースによっても感じ方が違うのでなんとも言えませんが、13.5mmドライバーユニット採用のノイキャンヘッドホンは低音が強調される傾向があるように思いました。ドンシャリでは無いですが、ドンが結構強い感じとでも言いましょうか。このクラスのDAPに付属するヘッドホンとしては十分なクオリティだし、イコライズでいかようにも調整できますから。また、ノイキャンのオンオフで音質にほとんど変化が無いのも良いです。
A820のノイキャンはとにかく手軽でしかも安心して使えます。さらにスタミナもある。この辺はノイキャン内蔵DAPの先駆けだけありますね。販売価格の8,000円分がノイキャン回路と専用ヘッドホンと考えるとお得感も増します。これでさらにBluetooth内蔵ってんですから驚き桃の木です。
A820を試していて、ウォークマンへのノイキャン内蔵はすでに完成の域に達したではないかと感じたのですが、そんなところに初のデジタルノイキャンヘッドホン「MDR-NC500D」が登場しました。今後、長い目で見ると、ウォークマンに内蔵する回路もデジタル化されていくのかもしれませんね。