「携帯電話・PHS」カテゴリーアーカイブ

薄さ9.4ミリのM2対応ウォークマンケータイ~デザイン・設計は日本

ソニエリ、薄さ9.4ミリのウォークマン携帯を発表

se_w880.jpgソニエリが新機種を発表。なかでも注目はウォークマンケータイの「W880(W888)」。薄さがなんと9.4ミリで、1GBのメモステマイクロ付き。BluetoothもA2DPプロファイル対応とか。アルミの質感が際だつシルバーモデルがよさげ。Bluetooth Music RecieverやらBluetooth Music Remote Controlやら、音楽を楽しむための周辺機器も充実してるんですね。いやはやなんともうらやましい…。

ソニエリ好調の原動力がウォークマンケータイやサイバーショットケータイな訳ですが、日本に住んでるとなかなかそれを実感できません。ところが、実は今回のW880のデザインと設計は日本が担当しているようなんです。キャリアのしがらみさえなければこんなにノビノビとした端末作りができるんですね…>ソニーエリクソンの挑戦(番外編)~厚さ9.4mmのスリムなウォークマン携帯『W880』発売。デザイン・設計は日本

以下、関連ニュースですが、ウォークマンケータイなどの複合機に需要が移り、携帯音楽プレーヤー市場は2010年をピークに減少に転じるとJEITAが予測分析しているそうです。数年後にはウォークマンよりもウォークマンケータイが売れる事態になっちゃうってこと?>携帯音楽プレーヤー、10年ピークに減少へ・JEITA予測

日本では音楽もさることながらワンセグが標準になりそうな勢いですね。頑張れ、BRAVIAケータイ!>2007年のケータイ業界はどうなる?──石川温氏が動向を予測

Bluetoothといえば、こんなチップも出てくるようです。こんなのが普通にケータイに入っちゃったら、myloいらないってな話にも…>ついに登場,無線LAN+Bluetooth+FMチューナが1チップに

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W44Sの誤課金問題はケータイアップデートで解決

au携帯電話 [W44S (ソニー・エリクソン製)] をご利用中のお客様へのお詫びとお願い(auからのお知らせ)

auは、ソニエリ製「W44S」におけるパケット通信料の誤課金」について、ケータイアップデートの準備が整い、改善済みソフトウェアに更新が可能であるとアナウンスしていました。なお、アップデート前に発生した誤った通信料については、利用月の翌々月度の請求書で返還されるそうです。

ソニエリ絡みですが、BRAVIAケータイ「SO903iTV」の「NEWワンセグスタイル」の操作形態やメモステ Duoが使えるのかをチェックしているレビューがありました。モックアップでもmicroSDスロットのみが確認されており、メモステDuoは使用できないとか…>“BRAVIAケータイ”のNEWワンセグスタイルとは?──「SO903iTV」

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ソニエリの売上高は世界3位~日本でも意外に健闘中

世界携帯電話市場、年間出荷台数が10億台超! ノキア好調も、ソニエリ健闘

英Strategy Analyticsの世界の携帯電話市場調査によると、2006年第4四半期の出荷台数は約2億9,960万台で、2005年同期から22%増の伸びを記録したとか。中でも、最も勢いよく伸びているのはソニエリだそうで、出荷台数ベースでは3位のSamsungに600万台の差をつけられてはいるものの、売上高ベースではノキア、モトローラに続く3位に入っているのだとか。

MNP特需第1幕は液晶効果でシャープに軍配、薄さとワンセグ勝負の春携帯は?

日本では今ひとつぱっとしないかに見えるソニエリですが、BCNランキングの携帯電話/PHSの販売データ集計を見ると、ソニエリも意外に頑張っていることがわかります。にしてもシャープの勢いはすごいですね。液晶効果が理由のようですが、「AQUOSケータイ」の愛称がキャリアの枠を超えたのがすごいですよ。ソニーも見習わなくちゃですね。

今年はそんな液晶全盛を有機ELが脅かせるのかにも注目ですね。CESで展示されたソニーの有機ELテレビの市場投入も楽しみっす~>「有機ELケータイ」に対する3大キャリアの見解が出そろう――薄型化進む液晶に奪われる優位性

ITmediaで安藤怜さんが連載中の「ソニーエリクソンの挑戦」のその後にも注目です。2003年の井原勝美社長(当時)へのインタビューは特大ボリュームで必読です!

それと、ひょんなことから見つけたのですが、ソニエリのau「W44S」とサマンサキングスのコラボグッズが出ているようです。興味のある方はどぞー>WWCITY – Sony Ericsson×SAMANTHA KINGZ

【追記】HEAD PORTERプロデュースのW44S用ケースも販売中のようです>“あのヒンジ”に対応──HEAD PORTERプロデュースの「W44S専用」ケース

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ケータイでテレビの利用意向は2人に1人

携帯で“TV”の利用意向は2人に1人、インフォプラント調査

インフォプラントの「携帯電話の利用」に関する調査によると、今後使いたい携帯電話の機能は「カメラ機能(静止画・動画)」だったようですが、「TV機能(ワンセグなど)」、「アプリ機能」、「音楽再生機能」も、ほぼ2人に1人が今後使いたい機能にあげたそうです。

日本人はテレビ好き、というワケでもないのでしょうが、暇つぶしにも使えるし緊急時にも役立ちそうということで、テレビやラジオ機能は個人的にも無いよりはあった方が良いと思うんですよね…。

ワンセグといえば、PC用のチューナーがブレイクして話題になっていますが、玩具メーカーからこんな商品も登場するようです>タカラトミー、世界初の“ツンデレ”ワンセグテレビ-購入当初はツンツン、使い込むとデレデレに

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ソニーがiPhoneを作れないワケとは

ソニーにもノキアにも作れなかったワケ

日経ベンチャーの経営者倶楽部。「スマートフォンをリードするメーカー」というポジションはソニーなどを筆頭とした日本メーカーが占めてよいはずなのに、何でそれができなかったのかをアップルのiPhoneを引き合いに出して考察しています。「経営トップが作りたい製品や事業コンセプトを明確に打ち出し、形にするまで自ら関与していく姿勢」と、iTunesと同ストアを核にした囲い込み戦略、イコール「ハードとソフトを組み合わせたトータルなビジネス展開」でユーザーの囲い込みに成功したのがアップルとか。

囲い込み戦略はソニーの十八番だったような気もしますが、アップルはさじ加減がうまいのでしょうね。ソニエリのスマートフォンすら使えない日本ですが、iPhoneが上陸してくれれば現状打破のためのカンフル剤になるような気もしています。ソニエリジャパンを変えてくれることへの期待を込めて、アップルを応援したいそんな気分です。

ソニエリといえば、ITmedia オルタナティブ・ブログの「安藤怜のロンドン灯」で、「ソニーエリクソンの挑戦」と題した連載が掲載されています。こちらも要チェックですね。

【追記】国もついに動き出すようです>「携帯開発、メーカー主導で」――総務省が競争促進策

それと、以前のエントリーで出井さんが著書でアップル買収を真剣に考えていたというエピソードをご紹介したことがありましたが、CNETでコラムを連載中の中島氏が、数年前にソニーの経営陣にアップル買収を勧めていたことがわかりました(お知らせ感謝です!>キャビアさん)。中島氏の個人ブログの2004年暮れのエントリーに、“出井さんにも、久多良木さんにも、「ソニーは Windows パソコンを作るのをやめてアップルを買収すべきです」と薦めたのだが中々本気で考えてもらえない”とあります。また、“買収が無理だったらアップルOSをライセンスしてソニーPCのラインナップを一新すべき”とのご意見も。04年のタイミングでその戦略転換はちょっと厳しかったのではと思いますが、もしも実現していたらと思うとそれはそれで興味深いですよね。今なら、PS3のMac化なんてのも面白いのではないでしょうか。って、それじゃあアップルがSCEを買収するようなものか…。

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ソニエリの2006年度第4四半期連結業績は過去最高に

ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ 2006年度第4四半期業績概要(Sony Japan)

ソニエリが2006年度第4四半期(2006年10-12月期)連結業績概要を発表。販売台数は2,600万台で前年同期比61%増。売上は37億8,200万ユーロで前年同期比64%増。税引前利益は5億200万ユーロで前年同期比144%増。当期純利益は4億4,700万ユーロ。サイバーショットケータイやウォークマンケータイなどが引き続きヒット。端末の平均販売価格は市場環境が想定より良好であったこと、およびヒットモデルへの旺盛な需要が続いたことにより、想定をわずかに上回って推移。欧州での売り上げ拡大に加え、中南米、アジア太平洋の新興成長市場で大きく成長したそうです。

独自性の強い日本市場では好調なのか不調なのかよくわかりませんけど、仮に不調でも世界市場全体で軽く帳消しにできちゃうのかもしれませんね。ところで、一昨日発表されたドコモ「SO903iTV」のメモリーカードスロット絡みでつばめさん(@ぱむぽじ)から以下のようなお便りをいただきました。

So903iTVの話題が出ましたが、microSD対応ということでびっくりしたんですけど、メモステmicroにも両対応のようですね。SO903iでminiSD/MSPRODuo対応してるからしてればいいのにと思っていたので、さらにびっくりです。とはいえ、microサイズのメモリーについては、もうmicroSDの勝ちでしょうね。KINGMAXから、microSDをMSPRODuoに変換するアダプターつきのmicroSDカードが出ていましたが、最近ではアダプター単品での販売もあるようです。たとえば、こんなところとか。秋葉原でも浜田無線店頭で1980円で同様の品が売られていました。普通にデータカードとして使う分なら、この選択もありかと思います。アダプター単体もだいぶ安くなってきたので、複数枚持っても負担にはなりませんし。(MAGIC GATEを使用したい場合は無理なんでしょうけどね>あまりそういうケースはなさそうな…)microSDもアダプターもかなり手ごろになってきたので、僕もそろそろ手を出そうかな?と思っています。

確かに今からmicroSDの牙城を崩すのは並大抵の事じゃないですよね。M2はソニー製品好きの人だけが買うってことで。ところで、ケータイ以外にM2が採用される製品ってこれからどれぐらい出てくるのでしょうね…。考えられるとすれば、超小型のサイバーショット、ウォークマンのメモリ増設用、次世代PSPあたりでしょうか。とはいえ、現行のPSPでDuoがスタンダード化してしまったので、過去の資産が使えなくなるのはつらいっすね。むしろ、Duoに完全に一本化してしまった方が効率良いんじゃないでしょうかね。Duo HGも出ることだし…。ちなみに、アマゾンのエレクトロニクスストアではメモステDuoの2GBがついに7千円を切って絶好調のようです。

【追記】匿名設定さんからSO903iTVのメモカスロットについて以下のようなお便りをいただきました。(感謝です!)

SO903iTVのメモリーカードの件ですが、現在ソニーエリクソンの公式サイトに出ている画像では「M2」の文字が消えています。製品の計画段階の最後のほうまでメモリースティックマイクロの話が出ていたことは確かなようですが、今のところデュアルスロットと断定するのは危険な気がします。

あ、ホントですね。ソニエリのFlashムービーの「スマートボディー」の項目で確認できました。ということは、microSDオンリーってことなのでしょうか。なんだかんだと、日本初のM2搭載製品登場かと思っていたので、ちょっぴり残念ですね。というか、メモステ捨てちゃうんですか、ソニエリジャパンは…。

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