「携帯電話・PHS」カテゴリーアーカイブ

イー・モバイル、3.5世代・HSDPA規格採用の携帯電話サービスと対応端末を正式発表

HSDPA通信サービス『EMモバイルブロードバンド』を3月31日より開始 携帯電話サービスで初のパソコン利用を含むデータ定額制を導入
~モバイル通信にもブロードバンド革命を~大型ワイド画面・超薄型のワンセグ対応新世代モバイルブロードバンド端末「EM・ONE」の発売について
~モバイル通信にもブロードバンド革命を~『EMモバイルブロードバンド』対応データカード端末の販売について
(以上、すべてイー・モバイルのプレスリリース)

イー・モバイルは、モバイル通信の世界でブロードバンド革命を実現すべく、携帯電話サービスで初めてパソコンからの利用を含めたデータ定額制を導入、3/31より東名阪主要地域にてサービス開始すると発表しました。全エリアで3.5世代・HSDPA規格を採用、受信最大通信速度3.6Mbps、送信最大通信速度384kbpsの高速モバイルデータサービス『EMモバイルブロードバンド』を提供するとか。また、同社サービスに適したシャープ製の新世代モバイルブロードバンド端末「EM・ONE(エム・ワン)」やデータカード端末を3/31に発売することも同時に発表しています。

emone.jpgモバイラー注目の「EM・ONE」は、高速・常時接続の屋内ブロードバンド環境をそのまま屋外に持ち出すことを目指し、生活のあらゆる場面で豊かなコミュニケーションを実現する機能を備えた新世代モバイルブロードバンド端末。Windows Mobile 5.0搭載の製品としては国内で初めてW-VGA(800×480ドット)に対応した4.1インチ液晶のほか、QWERTY配列キーボード付モバイル通信端末としても国内で初めて薄さ18.9mmを実現しているそうです。

「EM・ONE」の料金は一年継続で使って端末代込みで14.5万、二年で18.5万。高いと取るか安いと取るかは使い方次第って感じでしょうか。

にしても、シャープの開発力はすごいですね~。とはいえ気になるのがZaurusビジネス。こういう動きが続くって事は新機種はもう出てこないのでしょうかね…。

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香りも着替えるアロマケータイ「SO703i」は2/23発売

ドコモ、香りも着せ替える「アロマケータイ」を2月23日発売

NTTドコモは、香りやデザインが着せ替えられるソニエリ製のアロマケータイ「SO703i」を2/23に発売するそうです。BRAVIA用に開発された高画質エンジン「RealityMax」を備えた液晶、AACファイルの再生に対応したミュージックプレーヤー機能も搭載。

ドコモ、auともにソニエリの春モデルは女性がターゲットみたいですね…。それはそうと、ドコモのケータイについて、家庭用ゲーム機にはまっているというたっくんさんから以下のようなお便りを頂戴しました。(感謝です!)

ITMediaによるとドコモは今年から、今まで[90xi→90xiS→90xi]とシリーズ展開していたのを廃止して、[90xi→90xi→90xi]というようにSを付かなくするようにするそうです。そのため今年の冬モデルが[905i]になり、それがまた凄いのですがワンセグ、HSDPA、国際ローミング(3G+GSM)標準装備になるそうです。

ソースについて明記してありませんでしたが、このニュースのことでしょうか>ドコモ「90x」冬モデルは全機種ワンセグ HSDPAも標準対応

個人的には、シャープの「AQUASケータイ」のように、キャリアの枠を超えた展開に親近感を覚えます。「BRAVIAケータイ」はひとまずドコモだけっぽいようですが、英ソニエリのウォークマンケータイやサイバーショットケータイにしても、あまり私たちに型番を意識させませんよね。ワンセグ、HSDPA、国際ローミングがどれだけすごくても、メーカー問わずあらゆる機種に標準で搭載されるので、それ以外の機能や特徴をメーカーの個性にしていかなければいけない時代になっていくのでしょうね。

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ソニエリがUIQを買収した狙いとは

スマートフォン事業拡大でUI開発を重視──英Sony Ericsson、UIQ買収の狙い

ソニエリ本社のCEOが3GSMで講演を行い、Symbian OS対応のユーザーインタフェースやアプリケーションを開発するUIQを買収した狙いを語ったそうです。UIQ買収の理由は、サードパーティのアプリケーションを容易に組み合わせられ、カスタマイズのニーズにも応えられるというオープンOSが重要なためであるとか。また、今後のUIQの運営については「独立性を保つ」と強調。フェアなライセンスモデルを確立すると明言したそうです。

思い返してみれば、昨年11月に買収についてのニュースが飛び交っていたんですよね。先日のドコモやルネサスとのOS共同開発を含め、Symbian OSへのコミットがより一層強くなりました。PalmもといALP搭載端末を望むべくもありません。この際、OSが何だろうがかまわないので欧米で人気の端末を日本人にも使わせてくださいよ、ソニエリさん…>百花繚乱のスマートフォン。日本も市場育成を考える時期

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ACCESS Linux Platformが開発完了~Palm OS第二章の始まり

「ACCESS Linux Platform」開発完了、開発キットが配布開始

ACCESSが、「ACCESS Linux Platform」(ALP)の開発完了に伴い、開発コード名であったALPを正式に製品名とし、ALPに搭載される「Garnet OS」(旧 Palm OS)と互換性のあるレイヤーの名称を「Garnet VM」とすることを決定したと発表。また、開発者向けに、「ALP v1.0 向け製品開発キット(PDK)」、「ALP 向けソフトウェア開発キット(SDK)」のプレリリース版および、「Garnet VM 互換性キット」を配布するそうです。Garnet VMは、68Kベースで設計されたGarnet OS(旧 Palm OS)アプリケーションが、そのまま、または、わずかな修正を加えるだけで、ALPベースのデバイス上で動作することが確認されているとか。

ACCESS、グローバルパートナープログラム「ACCESS Connect Ecosystem」発足

さらに、パートナープログラム「ACCESS Connect Ecosystem」(ACE)の発足も発表。パートナー企業は、「ACCESS Linux Platform」「NetFront Mobile Client Suite」「NetFront Living Connect」「NetFront IMS Client Package」「NetFront Media Player」を活用することで、Linuxベースのモバイル機器と統合デバイス市場の成長に貢献することができるとか。ACEの創立には、各業界から40数社・団体が参加しており、日本からも多くの企業が参画しています。

いよいよALP搭載端末開発が本格化。Palm OS第二章の始まりですね。残念ながら参画企業にはソニーの名前は見あたりません。が、ソニエリやドコモとのOS共同開発でも名前が挙がっているルネサス テクノロジが入ってますね。クリエファンとしてはソニーがALPに多少なりとも関与して欲しいと期待してしまうのですが、やはり難しいのでしょうかね…。

もう、こうなりゃ全部入りに機種変しちゃうぞ。って何の関係もないけど…>“ほぼ全部入り”スペックの「W52T」、その実力は?(後編)

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ドコモの携帯電話の基本システム開発にソニエリが参加

ソニー・エリクソンも参加、ドコモなどの携帯システム開発
ドコモ、ルネサスと端末メーカー4社、Symbian OSベースのプラットフォームを共同開発

ドコモは、ルネサステクノロジ、富士通、三菱電機、シャープと進めている携帯電話の基本システム開発にソニエリが参加すると発表。半導体や基本システムを2008年度の第2四半期をめどに共同開発し、開発期間の短縮と開発コストの低減を目指すそうです。機能面では画像やオーディオ処理のアクセラレーター機能を強化し、さらなる高機能化を実現するとか。

OSにはSymbianを採用とのことで、ACCESSのALP採用のソニエリ端末の夢はもうかなわない?以下は、PDA関連のニュースですが、

2006年の世界のPDA出荷台数、前年から18.4%増
「通話機能なしPDA」の年間出荷台数は3割減少

出荷台数をOS別に見るとWindows Mobileが最もシェアが高いそうです。また、通話機能のないPDAの出荷台数が減少しているようですね。スマートフォンやハイエンド携帯、Wi-Fi搭載ノートPCの急増が、PDAの需要減少を招いているとか。5年前のクリエ/Palmの勢いが懐かしいです。

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ケータイが携帯AVプレイヤーを駆逐するまであと3年

MTVとソニー・エリクソン、モバイル映像配信をスタート

MTVジャパンとソニエリが、ソニエリ製の携帯を対象にモバイル用エンターテイメントサイト「MTV MOBILE CHANNEL」の無償提供を開始。MTVプロデュースのエンタメ映像コンテンツが、auの「W51S」「W44S」「W43S」「W42S」「W41S」、NTTドコモの「SO903i」で楽しめるとか。

レーベルゲート、au向けに「mora」で着うたフルの配信開始

一方で、レーベルゲートがauの携帯電話向けに着うたフルの楽曲配信サービス「【音楽をモーラ】mora」を開始。12月に開始したビデオクリップのダウンロード配信「【音楽ビデオをモーラ】mora」に続く第2弾とのこと。

JEITAが2010年をピークに携帯AVプレイヤーの需要が減少すると予測した要因が多機能化や複合化の進むケータイの存在。その動きが早くもこうして現実のものに…果たしてなりますかね~。

ちなみに、moraの編集担当へのインタビューがデジタルARENAに掲載されています。「邦楽が強いという特徴があっても、濃くなりすぎないようにしたい」とか。あの品揃えでバランスが良いと言えるのかは少々疑問です…>あの音楽配信サイトを直撃!(第1回)~「mora」はバランスの良い音楽ショップ!

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