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ソニエリ、au向けBluetooth搭載サイバーショットケータイ「W61S」を正式発表

ソニエリジャパンがau向けの携帯電話新製品2機種を正式発表。カタログ情報が流出していたサイバーショットケータイ「W61S」だけでなく、GSM対応のグローバルモデル「W62S」も同時に発表されました。また、間もなく発売されるW54Sの製品情報も更新されています。

『Cyber-shot(TM)ケータイ W61S』の発売について
『Cyber-shot(TM)ケータイ W61S』(au)の製品情報を掲載
約180カ国・地域で使用できるGSMに対応し、素材にこだわった上質なデザインが特長の『W62S』の発売について
『W62S』(au)の製品情報を掲載
『W54S』(au)の製品情報を更新

W61Sは、「スマイルシャッターLite」、「顔キメLite」、有効511万画素のCMOSセンサー「Exmor」を搭載するほか、Bluetooth機能を使い、別売のソニー製ワイヤレスオーディオレシーバーで遠隔操作のシャッター操作も可能とか(クリエでもあったような…)。また、カメラメニューからすぐにブログやSNSサービスにアクセス、撮影後すぐに写真をサイトに投稿することができる「ブログアップ機能」もあるそうです。

W62Sは、約180カ国・地域で使用できるGSMに対応し、国内外で楽しく使える便利ツール集「GlobalAssort」を採用したグローバルケータイで、国内・海外で楽しめる様々な便利ツール集「GlobalAssort」の搭載が大きな特徴のようです。

BT15Pのレビューを準備している最中の発表だったみたいですね。ある意味ナイスタイミング。ソニー主導じゃないKCP+に不安を覚えつつも、W54Sほど無個性(ソニーらしさが少ないという意味)じゃないしってことで自分を納得させようかと。なんてったってサイバーショットが冠に付いてますから。本家の広角モデル(W170)登場で久々にサイバーへ回帰しようかと思っていたのですが、W61Sに乗り換えたらまさにサイバーづくしになっちゃいます。2月上旬以降発売とのことで今から楽しみです。

【追記1】Bluetoothという言葉が難しいものになってしまうので、“ワイヤレスミュージック”という言葉に置き換えて訴求していくそうです>【レポート】音楽、映画をワイヤレスで持ち運ぼう――au春モデル10機種が発表

【追記2】こちらの記事には、BT15PやRollyとの連携についても記載があります>写真で解説する“Cyber-Shotケータイ”「W61S」(外観編)

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ワイヤレスオーディオレシーバー「DRC-BT15P」を試す(1)

遅くなりましたが、2008年初のソニー製品購入とあいなったワイヤレスオーディオレシーバー「DRC-BT15Picon(以下BT15P)」のレビューをお届けします。

■BT15について

iconiconBT15Pでできることは、Bluetoothに対応する音楽プレイヤー(一部は+トランスミッター)やBluetooth対応携帯電話の音楽やワンセグ放送の音声をワイヤレスで楽しめるほか、A2DPというプロファイルがサポートされている機器であれば基本的なリモコン操作も行えます。音楽再生を含む連続通信は最大6時間で、携帯電話の連続待ち受けのみであれば最大100時間のバッテリーライフ。また、ヘッドホンは付属せず、好みのヘッドホンと組み合わせて使います。

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パッケージには、Bluetoothケータイとの組合せを意識してか、「for Bluetooth音楽ケータイ」の文字やau「W54S」とのコーディネートを訴求するシールが貼られていました。中身は本体と専用の充電スタンドとそれ用のACアダプターのほか、2Wayの装着スタイルを実現するためのクリップとストラップと取説などの印刷物となっています。ちなみに、自分が購入したのはベルベットブラックカラーの「BT15P/BI」です。ブラックと名が付いてますが、光に当たるとソニーブルーに見えなくもないです。

ACアダプターは既発売のBluetoothヘッドホン「DR-BT50icon」やCDウォークマンと同じプラグの3Vのもので、充電器にプラグ挿して使います。BT15Pの充電は本体を横にして側面にある端子を充電器に差し込みます。充電中はジョグ上部の赤ランプが点灯し、充電完了後に自動的に消灯します。満充電まではおよそ2.5時間とか。

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本体は縦長で、ちょうど自分の薬指ぐらいのサイズ。基本操作に必要なボタン類は、向かって左側面にあるマルチファンクションボタンを含め、本体の上半分に集中しているのが特徴かと。また、充電時に下になる右側面に充電端子とリセットボタンが用意されています。なお、取説によると、本体下部にBluetooth用のアンテナが内蔵されているそうです。本体をスーツのポケットに放り込んで使う場合などはちょっと意識したいですね。

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クリップを使う時は本体背面にあるクリップホールにクリップのロックツマミをつまんだままはめ込んでクリップを動かさずに本体を左に回すと取説にあります。自分は本体を固定してクリップを右に回してはめ込みましたが、まあどちらでも問題ないと思います。外す場合はクリップをロックツマミをつまんで、取り付けた時とは反対に回します。取説を読まずに取り付けた自分はクリップの取り外し方(ロックツマミをつまむ!)がわからず、クリップホールが変形してしまいました。購入予定の方はくれぐれも要注意です。

ストラップホールはクリップホールの真上にあり、クリップ装着時にはロックツマミが微妙に干渉する位置にあります。ストラップ、クリップの順に付ければ両方同時に使えます。自分は付属のストラップは使わず、画像にあるようなパーツを付けっぱなしにして、クリップと手持ちのストラップをうまく使い分けようと思ってます。

■ウォークマン+NWB1とのペアリングとコントロール

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手持ちのウォークマンA808と専用オーディオトランスミッター「WLA-NWB1icon(以下、NWB1)」の組み合わせで試しましたが、BT50の時とまったく同じ。BT15Pの電源が切れている状態でPOWERボタンを7秒以上押し続けるとペアリングモードに移行します。この時、LEDは青と赤二つとも同時に速く点滅します。この状態のままNWB1をペアリング処理状態にすればパスコードなどの入力の必要もなく、ペアリング処理が行われすぐに使えるようになります。なお、ペアリング完了後のLEDは青いランプのみがゆっくりした点滅に変わります。

また、BT15PはAVRCPプロファイルに対応しているので、ジョグスイッチを使った楽曲の再生・停止、曲戻し・曲送り、早戻し・早送りの操作をワイヤレスで行えます。なお、BRM1やBT50で可能なグループの頭出し・グループの連続頭出し操作は、それに相応するボタンが用意されていないため、できないようです。

■同等製品との比較

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手持ちの同等製品との比較。BD15Pをはさんで左はソニーの「VGP-BRM1(厳密にはVGP-BRM1Diconですがレシーバーは同じなので気にせずいきましょう。以下BRM1)」、右はソフトバンクのステレオBluetoothヘッドセット(以下ZTBAC1)。ストラップは使えてクリップが使えないのがBRM1で、クリップ内蔵でストラップは使えないのがZTBAC1ですが、BT15Pは後出しジャンケンなのでどちらも使えるようになってます。本体の体積はざっくりと五十歩百歩ですが、重さはBT15Pの15gがBRM1の約半分で最軽量。クリップ付けたら17gのZTBAC1とどっこいどっこいですが…。

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今現在、愛用者が多いと思われるBRM1との細部比較。基本的な操作をジョグスイッチに集約し、ボタンやスイッチの極力減らし、なおかつ本体上半分に集中させているのがBT15Pの大きな特徴かと。電源ボタンも大きくBRM1よりも操作しやすいです。ちなみに、BRM1にある頭出し・グループボタンやホールドスイッチはBT15Pにはありません。ヘッドホン端子の位置は真逆。端子が下部に設けられているBRM1に対して、BT15PはZTBAC1同様上部にあります。個人的にはストラップで首から提げて使う場合は下部の方が操作しやすいと思うのですが、慣れてしまえばさほど気になりませんでした。動作中であることをしめすランプも非常におとなしめでへんな主張はありません。というかBRM1が派手すぎなのかも。なお、ランプの仕様はBT50とほとんど同じようです。

と、これ以上書くと長くなりそうなのでいったんここで終了します。音質と使い心地、Bluetoothケータイとの連携や総論的なことについては次回に。

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au「W61S」はBluetoothもワンセグも全部入りのサイバーショットケータイ?

四年目突入で、All Aboutでプレステのガイドを担当している加藤さんから以下のようなおたよりをいただきました。

4年目おめでとうございます!お久しぶりです。AllAboutプレステガイド加藤です。思えばクリクラ時代からの読者なので、これは常連を名乗っても許されますよね?これからも応援してます。

フライングですが、サイバーショット携帯のW61S情報が少しずつ出てきましたね。春モデルではフルスペックと呼べる内容みたいですが、ワンセグに500万画素のデジカメ、Bluetooth搭載と、かなりSPAさんの理想に近いのではないかと思いました。なぜかメモステじゃなくMicroSDのみの対応というのが残念ではありますが…。正式発表の28日が楽しみです。

PS3のPS2ソフトエミュレータ関連の話題ですが、SPAさんの仰るとおり80GBにはGSが搭載されているので事情が異なります。20GB/60GBより互換性は下がるとのことですが、比較サイトなどが見当たらないので実際の互換性はわかりません。また、エミュレータ開発者募集の件は去年の春あたりにも出ているので、たぶんそれから継続して募集してるんだと思います。PS2後期にはハードウェアを直接叩いて性能を限界まで引き出したソフトも多く、ソフトウェアだけでエミュレートするのはかなり厳しそうです。それならそれでXbox360のように個別エミュレータでの対応だけでも実現してほしいものですね。

と、今後もすばやい情報と為になる考察、楽しみにしてます!

w61s.jpg応援メッセージありがとうございます!ソニエリの「W61S」の噂があるんですね。ネットで検索したら、出てくる、出てくる。500万画素カメラ搭載のサイバーショットケータイで、なんとBluetooth搭載。ワンセグも当たり前の全部入りという噂です。さらに、別売のBluetoothリモコンでシャッターコントロールも可能なんて話も。サイバーショットの冠が作って事は某社のOEMなんてことも無さそうです。正式発表も28日とのことで、もう間もなく。楽しみです!

PS2エミュレーターの情報もありがとうございました。やはり、ソフトウェアだけでエミュレートするの厳しいんですね。まあ、ハードウェアを直接叩かせたんだから自業自得とも言えますね。あと、Xbox360って個別エミュレータなんですか。いやー、知りませんでした。勉強になります。

珍しく、ソニエリケータイとプレステの話が混在したエントリーになってしまいましたが、よくよく考えてみたら、少し前にソニエリのPSPケータイの話もあったんですよね。新型PSPのSkype対応も間近ということで、携帯電話と携帯ゲーム機を一緒に語っても全然おかしくない時代になったってことですね。いやー、すごい。

ということで、応援メッセージと貴重な情報ありがとうございました!>加藤さん。ガイド情報の更新も期待してます。PSP絡みの情報も是非!

【追記】W61Sの噂に関して、わいずさんから以下のようなお便りをいただきました。(感謝です)

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ドコモ「SO905i」で快適なワンセグテレビ生活を

復活ジョグダイヤルとフルブラウザの劇的進化に注目! NTTドコモ「SO905i」

ソニエリ製ドコモ「SO905i」のレビュー記事。テレビ視聴中にメールが届くとマルチウィンドウ機能でテレビを視聴しながら内容確認できるとか。SO905iはワンセグ周りの機能が充実しているんですねー。また、WMA対応によりNapsterが使えるようになったとか。ディスプレイも3インチW-VGA(864×480)と大きく表示能力も高そう。これでBluetooth積んでたらもっと面白くなりそうなんですけど…。

ワンセグつながりですが、年末商戦期に品薄の続いていたウォークマンA910シリーズiconのソニスタ限定モデル(A919/BI)が即納状態になっていますね。また、アマゾンでは市販の16GBモデルがかなりお安くなっているようです>36,785円(18%オフ・08/1/21現在)

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2008年はモバイルの年

モバイル情報ブロガーの伊藤浩一さんがモバイル年と宣言し、テクニカル・ライターの塩田紳二さんがコラムの連載をスタートさせた2008年。日経パソコンオンラインはサイトをあげて今年はモバイルを大プッシュするようです。

2008年はモバイル年(第34回)
モバイルやデバイスの情報をお手元に(第1回)
2008年はきっと「モバイルの年」になる

Windows Mobileスマートフォンの隆盛、iPhone上陸の噂、色々ありますが、ACCESSのALP搭載端末登場にも期待したいです。最近はau不振との報道が多いので、本家ソニエリのスマートフォンの逆輸入で挽回とかどうでしょう>au、12月2位でも去らない苦境・端末開発遅れの誤算

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