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Wi-Fi搭載でDLNA対応のサイバーショット「G1」はデジタルアルバムカメラ

大容量約2GB内蔵メモリーに最大約20,000枚の写真をデジタルアルバムとして持ち歩ける、新“サイバーショット”『DSC-G1』発売 ~世界初、約92.1万ドット、写真画質の3.5型液晶搭載~(ソニードライブ)

ソニーは、約2GBの大容量内蔵メモリーに最大約20,000枚の写真を保存し、世界初、約92.1万ドット、3.5型の「エクストラファイン液晶」を搭載したサイバーショット『DSC-G1icon』を4/6に発売すると発表しました。「撮る」楽しみに加え、PCに保存してあった写真をカメラ本体に転送し、見たいときにアルバムとして持ち歩き、「見る」「見せる」楽しみを広げるデジタルアルバムカメラとのことです。米国から遅れることわずかで正式発表ですね。

サイバーショット『DSC-G1』の主な特長
iconicon1.大容量約2GBの内蔵メモリー搭載
2.世界初、写真画質の3.5型「エクストラファイン液晶」を搭載
コンパクトデジタルスチルカメラでは世界初となる、3.5型約92.1万ドット液晶を採用。230ppiのきめ細やかさに加え、色数1,677万色を実現。
3.“サイバーショット”として初めて無線LAN(Wi-Fi)搭載
無線LAN(Wi-Fi)通信機能とホームネットワークの標準規格DLNAに対応

これ以外にも、撮影したオリジナル画像とは別に、VGAサイズ(640×480)の画像を本体内蔵メモリーに自動的に記録する「アルバム機能」やアルバムに保存された画像にラベルとコメントをつけることが可能だったり、見たい写真をすぐに探し出す管理機能と検索機能など盛りだくさんですが、注目はやはりWi-Fi搭載とDLNAへの対応。コラボショット、ピクチャーギフトなどWi-Fiを活かしたユニークな機能が目をひきます。また、カバーを開くと、カメラ本体の右側に、撮影時に必要な操作ボタンが現れ、カバーを閉じるとフォトビューワーとして必要な液晶だけになるという、2面性をコンセプトにしたというデザインも面白いですね。

おしむらくはその値段。市場推定価格が70,000円前後(ソニスタで69,800円)と従来のラインナップよりも頭二つぐらい飛び抜けてしましました。好きなデザインだし非常にソニーらしいユニークな機能が満載ですが、ちょっと手が出しにくい微妙な価格設定なんだよなあ…。

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サイバーショット新製品の先行体験会レポ~顔ボケ機能搭載も提案したいぞ

製品レビューポータルサイト「MONO-PORTAL」さんのご厚意で昨日品川のインターシティで行われたサイバーショットの先行体験会に参加させていただきました。基本はMONO-PORTALの「第三回体験&撮影ツアー≪デジカメ撮影講座編」への参加でしたが、前半に品川のSMOJオフィスの会議室でデジカメ撮影セミナーが開催され、後半が場所を移しての体験会というスケジュールでした。体験会にはMONO-PORTALのツアー参加者以外のブロガーを含め60名ほどが参加したようです。ちなみに、カラーテックの店員佐藤さんともご一緒させていただきました。(佐藤さんの体験会レポートも必読です!)

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前半のセミナーは初心者向けのマクロ撮影講座でしたので内容は割愛しますが、後半の体験会はプレス向けにサイバーショットの新製品発表が行われた会場で行われました。ステージで映像によるプレゼンや新製品のポイント紹介があった後に隣接の展示会場に移動。前半のセミナーで勉強したマクロ撮影の実践も兼ねつつ、新製品全機種の実機を体験するというのが主な内容でした。会場内は、関係者の数も大変多く、気合いが入っているなという印象を受けました。以下の画像はα100で撮影してきた中からの抜粋です。(いまひとつ使い慣れていないマクロレンズで撮影したため変なところがボケてますがご了承を)

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新製品のT100、T20、W80、H7。いずれも従来からあるシリーズで、デザインの変更は控えめながら、中身や機能が一新され、ハイビジョンへの対応が大きな訴求ポイントとなっています。正直、発表時点ではグッとくる新製品は無かったのですが、実際に触ってみると着実に進化しているなという印象は受けました。個人的に一番興味が沸いたのはH7で、驚いたのはその軽さ。その場でα100を使っているということも影響しているのかもしれませんが桁外れに軽く感じました。夜に自宅のH1を触って確認しましたけど明らかに軽くなってます。新製品の中では最も広角な31mmの光学15倍ズームレンズ搭載ということも大きいです。

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GUIも一新。XMBライクなデザインでレスポンスも良い感じでした。また、バッテリーは今回の新製品は全機種共通になったそうです。これは素直にうれしい。H7用には従来どおりワイコン&テレコンレンズがオプションとして用意されます。自分はH1用のレンズをもってますが、それよりもかなり大振りな印象を受けました。また、本体のレンズの仕様が異なるため以前の機種では使えないないそうです。

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アクセサリーは充実の一言。ケース、マリンパック、サイバーショットステーションなど、相変わらずぬかりないです(相当儲かるんだろうなあ…)。また、同時に発表されたプリンタ新製品コーナーも実際の出力ができるとあってにぎわってました。

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そのアクセサリーの中で一番個人的に注目したのが、Tシリーズ用のワイドエンドコンバージョンレンズ。T100に装着した場合で広角27mm相当になるようです。また、新製品だけでなくT9以降の旧機種でも使えるようにしてくれたのは評価大です。ただ、装着した姿はちょっと不格好ですけどね…。ちなみに、このレンズを使う場合はマクロモードにする必要があるそうです。

それと、今回の新製品の大きな目玉ともいえる、顔検出機能の「顔キメ」についてですが、実際に試してみましたがちゃんと人の顔を認識しました。画像は実際に顔を検出している状態です。検出している状況ばかりに見入ってしまって、実際の効果を確認してませんが、検出できているということは効果も期待できるということなんでしょう(なんのこっちゃ)。

そうそう、今回の展示会場にはモデルさんもいて彼女たちを撮影しながら「顔キメ」の効果を実体験できたのですが、その様子を撮影しようと思ったら、彼女たちの顔出しはNGと言われました。なので顔検出をした部分にぼかしを入れてあります。(ここの2点のみ画像をクリックすると拡大画像が見られます)

これってよくよく考えてみたら、今回の顔キメ機能を応用してできることなんじゃないのかとハタと気がつきました。本来の機能と逆に検出した顔の部分にあらかじめぼかしを入れてくれる「顔ボケ」機能です。個人情報保護だの肖像権だ何だとやっかいな時代になってますから、意外に役立つ機能なんじゃないでしょうか。オフ会の写真撮影にも威力を発揮しそうです。ということで、次世代機には是非「顔ボケ」機能もご検討ください>サイバーショット部隊の皆様。

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ということで、簡単ではありますがサイバーショットの新製品で個人的に興味が沸いた内容を中心でお届けしました。それから、海外で流出したGシリーズについてはどうなのかをとある人に尋ねてみましたが軽く左に受け流されてしまいました。まあ、他の流出画像の信憑性が高まったので発表も時間の問題なんでしょうけどね…。個人的にはGシリーズが気になるので全機種はひとまずスルーといった感じですが、どれかひとつ選べと言われたらH7かなあ。って、そうこうしているうちにαの新製品発表が行われたりして…

【追記】響希さんからH7について以下のようなお便りを頂戴しました。(感謝です!)

サイバーショットのニューモデルが発表になり,T100,H7を中心に大変興味深く見ていたのですが,ソニスタとソニードライブのHPで,よくよく読んでいるとおかしな事に気付いたのですが・・・
わたしの勘違いであればいいのですが,H7の重量が違っているのです。
ソニスタ・・・約124g/約155g
ソニードライブ・・・約375g/約514g
いくら,H5から軽くなっていると言っても,Tシリーズより軽い訳ないですよね。やっぱり,ソニスタが間違っているんでしょうねぇ。

おっしゃるとおり、ソニスタ側が間違っているのでしょうね。実物は軽かったですが、さすがにそこまでは…。ちなみに、初代H1が約438g/約591gだったのでH7は15%近く軽量化されたことになります。H1ユーザーの自分が軽く感じるわけですよね。ただ、軽量化のためか筐体がH1のそれとくれべるとかなりプラスチッキーになっている点が少々気になりました。なので、ご購入を検討の際は店頭などで実機を触ってみることをオススメします。

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ハイビジョン静止画出力対応のサイバーショット新製品4機種 【追記あり】

ハイビジョン静止画出力対応の新“サイバーショット”4機種など発売~写真に音楽をつけて楽しむ「音フォト」も新しくハイビジョン画質で鑑賞可能に~(ソニードライブ)

iconiconソニーは、撮影した写真をハイビジョン画質でハイビジョンテレビに映し出すことができるハイビジョン静止画出力対応の新“サイバーショット”4機種『DSC-T100』『DSC-T20』『DSC-W80』『DSC-H7』と『DSC-W80』同梱ハイビジョン静止画出力対応プリンターキット1機種『DSC-W80HDPR』を発売すると発表しました。

ハイビジョンの高精細で迫力ある写真に音楽をつけて、家庭のリビングなどで家族や友人同士で楽しむという新しい写真鑑賞スタイルを提案するとか。 また、サイバーショットとしてははじめて顔検出機能を搭載。ホワイトバランスや色調整により顔の色までもコントロールし、人物がきれいに写るように調整するなど、「撮る」性能も大幅に進化させたそうです。

iconiconサイバーショット(機種名 発売日 市場推定価格 カラー 有効画素数)
『DSC-T100』 3/9 50,000円前後 シルバー、ブラック、レッド 810万画素
『DSC-T20』 4/6 40,000円前後 シルバー、ブラック、ホワイト、ピンク 810万画素
『DSC-W80』 4/20 33,000円前後 シルバー、ホワイト、ピンク 720万画素
『DSC-H7』 4/27 50,000円前後 シルバー、ブラック 810万画素
“ハイビジョン静止画出力対応プリンターキット”
『DSC-W80HDPR』 4/27 50,000円前後 カメラ:シルバー、プリンター:ブラック

<主な特長(共通)>
iconicon1.ハイビジョン静止画出力対応(水平1920画素×垂直1080画素)
2.「音フォト」もハイビジョン対応
3.ソニー独自の顔検出機能「顔キメ」搭載
4.高画質・高速処理の新画像処理エンジン「BIONZ(ビオンズ)」搭載でカメラ性能向上
5.「光学式手ブレ補正」機能と「高感度ISO3200」をダブルで搭載

機種別の機能詳細はリリースやソニスタのCamera Styleiconなどでご確認を。デジタル一眼レフ参入によるシナジー効果が徐々に現れてきましたね。XMBライクな新GUIも目をひきます。

iconiconまた、米国でも正式に発表があったようですね。12.1メガピクセル機のW200と8.1メガピクセル機のW90、3型フリップアップ液晶モニター搭載のH9は日本未発売なんですね。H9はR1の遺伝子を継いだかのようなデザインでちょっと気になります…>米Sony、サイバーショット7機種を発表

ところで先日画像が流出したGシリーズの発表は…>Wi-Fi搭載でDLNA対応のサイバーショットGシリーズって何?

【追記】国内で正式発表があったため、スルーしてしまいましたが、T100の画像に関するご連絡ありがとうございました!>Neo.Acidicさん。

また、昇華型デジタルフォトプリンター“ピクチャーステーション” 『DPP-FP90』『DPP-FP70』の2機種も発表されておりました>逆光・ピンボケ・赤目画像をボタンひとつで簡単に補正できる高速デジタルフォトプリンター“ピクチャーステーション”2機種発売(ソニードライブ)

それと、本日午後の更新が滞ったのは、今回のサイバーショット新製品のプレス発表(第3部)に参加していたためです。簡易なものになるとは思いますが、レポートを明日エントリー予定です。

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Wi-Fi搭載でDLNA対応のサイバーショットGシリーズって何?

ソニー サイバーショットG1 :無線LAN内蔵&DLNA対応カメラ

ウォークマンに続いてサイバーショットの新製品情報が流出?詳細はEngadget Japaneseと本家Engadgetでご確認を。

新しいGシリーズは、Wi-Fi搭載でDLNA対応ですって。その他、T100、T20、H9、H7、W90、W200などの画像もあります。日本ではどれが発売されるんでしょうね。これは楽しみになってきました。

画像のいたる所に「Confidential Until…」の文字がありますけど、こんなに簡単に流出させてしまって問題ないのでしょうか…。

エントリーモデルながら720万画素/ISO1000対応のサイバーショット「DSC-W35」

有効720万画素CCD搭載、高感度ISO1000対応でブレに強い“サイバーショット”『DSC-W35』発売~デジタルスチルカメラを初めてお使いの方に簡単・便利な機能搭載~(ソニードライブ)

ソニーは、エントリーモデルながら有効720万画素の1/2.5型Super HAD CCDを搭載し、高感度ISO1000に対応したサイバーショット『DSC-W35icon』を3/9に発売します。「手ブレ」や「被写体ブレ」を抑えて高画質撮影を楽しむことに加え、簡単で使いやすい操作性を実現し、デジカメ初心者を中心に訴求するとか。市場推定価格は23,000円前後で、ソニスタでの販売予定価格は税込22,800円。

主な仕様
iconicon・有効画素数:720万画素
・光学ズーム倍率:3倍
・ISO感度設定:自動/100/200/400/800/1000
・2.0型(視野率100%)TFT液晶(85,000ドット)
・カール ツァイス「バリオ・テッサー」レンズ
・リアル・イメージング・プロセッサー
・内蔵メモリー:約56MB
・約 89.8×59.1×22.9(最薄部20.35)mm(突起部含まず)
・本体質量:約118g/撮影時質量:約149g

サイバーショット春モデルはエントリーモデルのWシリーズから来ました。にしても、2.3万とは安くなりましたね~。残る、T、N、Hシリーズはどうなるのか。はたまた全く新しいシリーズの発表もあるのか。今後も楽しみです。

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米ソニー、サイバーショットWシリーズ新製品を発表~乾電池式のSシリーズも

米Sony、有効720万画素CCD搭載の薄型コンパクト

米ソニーがサイバーショットの新製品で、720万画素CCD、光学3倍ズームのCarl Zeiss Vario-Tesser、ISO1000で2.5型液晶モニターの「DSC-W55」、W55と同スペックで液晶モニターが2型の「DSC-W35」、単3形乾電池対応のエントリー向けモデルで液晶モニターのサイズ違いの「DSC-S700/DSC-S650」を発表。W55、W35、S650は2月、S700が3月発売。価格はW55が200ドル前後、W35が180ドル前後、S700が180ドル前後、S650が150ドル前後の見込みとか。

Wシリーズは日本でも好調なので近々発表がありそうですね。広角ズーム搭載の新シリーズにも期待してます。