「テレビ・ビデオレコーダー」カテゴリーアーカイブ

ポータブルプレーヤー専用動画を収録した「マトリックス」Blu-ray BOX

ワーナー、「マトリックス」シリーズ全作を収めたBlu-ray BOX-ポータブルプレーヤー転送用動画を収録

ワーナーが「マトリックス」シリーズ全作のBlu-ray Discパッケージ「マトリックス アルティメット・コレクション」を11/19に数量限定で発売するそうです。Blu-ray Discが4枚、DVDが3枚の合計7枚組で39,800円。注目は「マトリックス デジタルコピー」と名付けられたディスク。ポータブルビデオプレーヤーなどに本編映像をコピーし、外出先などで観賞できるとか。また、封入特典として7枚のディスクが収納可能なナブカドネザル号のHOT TOYS製フィギュアも同梱されるそうです。

てっきりソニーがCESでデモした「ポータブルコピー」採用かと思ったのですが、DVD-ROMなんですね。転送可能なモバイル機器や、転送方法、ファイルフォーマットの詳細が気になります。UMD Disc版のマトリックスシリーズが前作980円で買える昨今ではありますが、PSPでしか見られませんからね。コンテンツ供給者側の新しいアプローチが受け入れられるかに注目したいところですが、いかんせん価格が高すぎではないかと。フィギュア無しでもっと安価に提供できないもんでしょうか。

Blu-rayディスクと言えば、日曜のこちらのエントリーアマゾン取り扱いのブレードランナーのBlu-rayディスクの画像を使っているのですが、その件で匿名希望さんからこんなお便りいただきました。(感謝です!)

国内盤、あまりおすすめできないです。US盤に比べれば…。既に並行輸入の店に並んでいますが、リーフリのUS盤、日本語字幕も吹き替えも入っていますし、日本盤が2枚組なのに対してUS盤はBlu x 3とDVD x 2の計5枚組、そして日本盤より安いのです。(私は先日出張のついでに購入しました)
AmazonはUS盤Bluの購入が日本語サイトからはできないようですが、USのサイトから日本への購入もできるという
ウワサですからそっちの方が何倍もおすすめかと思います。

とのこと。日本版は予約でいっぱいなのか、発売前からアマゾンで在庫切れのようですね(ご指摘感謝です。単純に画像が使いたかったのでリンクしました)。ちなみに、自分も早々に予約しようと思っていたのですが、時すでに遅し。でもそんなに仕様が違うならUS盤にしようかなあ…。ちなみに、米アマゾンで検索してみたらなんと50%オフの19.95ドル。マジで超安いっすね。これは欲しい、でも購入するには米アマゾンでアカウント作らないといけないんですよね。日本のアカウントで買えると良いのになあ…。

コンテンツ再生機としてのPS3実力診断~本格的なブレイクはこれから?

驚きの進化・BDプレーヤーとしての「PS3」

日経ITPLUSにPS3絡みのコラムが掲載されていました。ゲーム機としてではなく、コンテンツ再生機としての実力を診断するといった内容。Blu-ray再生やDVDアップコンバータの実力、DLNAへの対応を含め、驚くべき進化を遂げたPS3。BD-LIVE対応ソフトや話題のゲームソフト「MGS4」も間もなく発売ということで、本格的なブレイクのきっかけになるかどうか注目したいとのこと。

確かにスゴイ進化ですよね。これほどまでに頻繁にアップデートが繰り返されるデジタル家電は他に見あたりません。しかもまだまだ終わりません。とはいえ、SCE的にはあくまでゲームのためのプラットフォーム。MGS4をきっかけにハードが売れるかもしれませんが、その後のソフトの装着率アップが最大の課題なんでしょうね。

「魅力あるタイトル、PS3らしいタイトル」が求められるという、All About加藤さんの素晴らしいコラムもあわせて是非!>もう、カジュアルゲームしか愛せない?

PSXもPS3のように進化し続けてたらなあ…って、PSXがあったからこそPS3の今があるような気もします。そんなPSX絡みでまんごーばななさんからこんなお便りいただきました。(感謝です)

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ウォークマンA820シリーズが広げる新しいビデオの楽しみ方

開発者インタビュー “ウォークマン A820シリーズ”が広げる新しいビデオの楽しみ方icon

ソニスタのNetwork Music StyleにウォークマンA820シリーズiconの開発者インタビュー第二弾が掲載されていました。「“ウォークマン A820シリーズ”が広げる新しいビデオの楽しみ方」ということで、ビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10icon」の開発意図、Blu-rayディスクレコーダー「BDZ-A70icon」と連携するに至った背景の他、ポータブルミニスピーカー「SRS-NWT10Micon」の開発意図を知ることが出来ます。

iconicon先だって掲載された小寺さんのA70開発者インタビューではBlu-rayディスクレコーダーチーム側からウォークマンチームへアプローチがあったような感じでしたが、実際は相思相愛というか、「一緒にやろうぜ!」的なノリで実現したんですね。レコーディングクレードルのシンクロ録画もBRAVIAチームが乗り気になってくれて実現したとか。昔はなかった横のつながりが出来て良い感じです。

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iconミニスピーカーはビデオ鑑賞を想定したスピーカーだったんですね。なるほどー。それと、A820シリーズのデジタル放送おでかけ対応は暗号を解きながら映像再生する部分の開発が大変だったそうです。個人的にはそこまでできるのなら、もう一歩踏み込んで、PS3経由のムーブにも対応して欲しかったっす…とそれはともかく、以下の木野内さんのコメントは要チェックじゃないですかー。

“ウォークマン”は来年で30周年を迎えますが、音楽を持ち出して楽しむ文化は一般的になりましたが、映像を持ち出してを楽しむ文化はまだまだ…。それがイッキに花開くことになるのでは、と考えています

来年で、ウォークマンは30周年なんですね。好調を背景にとんでもないことを仕掛けてきそうな予感がヒシヒシと。半年以上も先の事ではありますが、なんだかワクワクしてきましたよーっ!

あ、そういえばソニスタでS710F/S610FシリーズiconE020シリーズiconが値下げされたようです。elio決済5%オフキャンペーンも始まったので、さらにお得にお買い物が出来ますね。

ソニーのBDレコーダー「A70」はダビング10対応で嬉しい唯一の機種

ウォークマンと完全同期するレコーダ「ソニー BDZ-A70」~ 番組消化に強い味方、ダビング10対応で嬉しい唯一の機種 ~

小寺さんの週刊「Electric Zooma!」にソニーのBlu-rayディスクレコーダー「BDZ-A70icon」が取り上げられました。製品レビューよりも開発担当者へのインタビューがメイン。開発秘話が聞けて面白いです。

iconiconおでかけ機能に関しては不満点は細かい部分だけしか無く、ウォークマン側でもう一歩踏み込んだ対応があるとさらに使い勝手が良くなるのではというのが小寺さんの総論。また、こうした「外部機器への転送で使い勝手が上がる」のがダビング10の真のメリットと強調。今現在、動画対応ポータブルデバイスを自社で持ち、映像用の独自DRMを持つメーカーはソニーのみ。「ダビング10が実施されれば、この分野ではソニーの一人勝ちとなる」との力強いコメントもあります。

ウォークマン対応は、とうの昔に出来ていたんですねー。とっととやってくれればという気持ちもありますが、Blu-ray戦略もあるのでこのタイミングになったようです。

しかしここまで簡単にできてしまうと、何かもう普通のレコーダとは違うニーズを立ち上げちゃってるんじゃないかという気がするんですよ。例えばBlu-rayに保存とかできなくてもいいから、おでかけ専用機みたいなものでもっと安いのができないかな、とか。

とは小寺さんの弁ですが、VRC-NW10iconの発展系のようなHDDレコーダー、素直に欲しいです。メモステスロット付きならなおうれしい。いっそのこと、ロケフリ機能も内蔵して…って飛躍しすぎ?

ダビング10絡みですが、小寺さんも参加しているMIAU同制度に関するアンケートを実施中です。自分も参加しました。ソニーファンの皆さんも是非ご協力を!>よろしい、ならば戦争だ?(コデラノブログ 3)

【追記】ちゃぶ台返ししたメーカーってどこなんでしょうね?>「ダビング10を人質にしてはいない」。権利者団体会見-「“あるメーカー”と経産省が、ちゃぶ台返し」

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Blu-rayディスクレコーダーとウォークマンがつながるのは画期的でソニーらしい

【営業部長の2008年】ソニーマーケティング 磯村英男氏
【営業部長の2008年】ソニーマーケティング 粂川 滋氏

iconiconSMOJの営業部長さんが今年の販売戦略を語ってます。磯村氏はBlu-rayディスクレコーダー、粂川氏はテレビを担当。映像を持ち出すがコンセプトの「BDZ-A70icon」は、録画したコンテンツをPSPのみならず、ウォークマンや携帯電話への高速転送を実現。「レコーダーとウォークマンがつながるのは画期的であり、ソニーらしい技術や先進性が詰まった商品だと自負している」とか。また、「音を持ち出すという文化をウォークマンが創ったのと同じように、映像を持ち出すという文化を創っていきたい」とのこと。

一方でビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10icon」みたいな製品も出しちゃうのがソニー。全方位体制でモバイル動画戦略を固めてます。個人的にはPS3とウォークマンの連携をさらに強化してくれると嬉しいです。

ウォークマン専用ビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10」を試す(2)

絶賛愛用中のウォークマン専用ビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10icon」。前回のインプレではBRAVIAの20インチを使ったシンクロ録画しか紹介しませんでしたが、我が家にある他のテレビやビデオ機器と接続して試してみました。なお、今回は画像少なめ、というかひとつだけです。

まずは液晶ベガ。こいつはダブルチューナー搭載で番組予約のシンクロ録画にも余裕で対応してます。BRAVIA同様、録画予約するとその時間だけAVアウトから信号が出るのでNW10の録画もばっちり。BRAVIAだと指定した時間のなんと3分前から録画されますが、ベガは30秒ほどでした。普通はこんなもんですよね。メモリの節約にもなるし精神衛生上も好ましいです。

我が家ではこの液晶ベガにアイオーデータのRec-POTを2台していまして、現在は主にデジタルWOWOWの録画に活用しています。Rec-POTはチューナーも映像出力を持たない単体のHDDレコーダーでテレビとiLink接続して使います。テレビがチューナー代わりで録画した映像もiLink経由でテレビに直接出力します。実はこの映像もベガのAVアウトからちゃんと出力されるんです。なので、録画済みのテレビ番組をNW10でダビング録画できます。

当然のことながら、ビデオ機器からのダビングは実時間が必要になります。録画の手順も単純。ビデオ機器のアウトをNW10に接続。ビデオ機器側の再生を開始して、NW10の録画ボタンを押す。ビデオ機器の再生が終わったらNW10の録画をストップ。実にアナログです。30分単位のキリの良い番組ならオフタイマーを使うと多少はラクです。編集済みの番組録画だと終了時間がまちまちなので使えませんけど…。

iconiconベガ+Rec-POTの組合せの話に戻りますが、WOWOWのフルハイビジョン番組もなんなくNW10に録画できちゃいます。16:9のワイドもOK。コピーワンスもなんのその。この他、我が家には複数台のHDDレコーダーがありますが、ソニーのハイビジョンスゴ録(D900A)に録画してあるコピーワンスのデジタル放送もなんなくダビングできちゃいました。すごいぞ、NW10。

また、東芝のHDDレコーダー「RD-X5」でも試してみましたが、こちらもばっちり。元々がアナログなので当然と言えば当然ですね。ちなみに、アナログ放送は画角が4:3固定なのでビデオ再生対応のウォークマンで液晶画面いっぱいに表示できます。ぶっちゃけ、ウォークマンで動画楽しむ場合は4:3放送の方が迫力があって良いです。

ちなみに、スゴ録もX5もDVD再生が可能ですが、市販のDVDソフトだとコピーガード(マクロビジョン)がかかっているのでNW10のダビングはできません。というかやってはいけません。やろうとしてもNW10がコピーガード信号を検知して録画できない旨をタイマーランプの30と180が同時点滅で知らせてくれます。これがBlu-rayだとどうやら話が違ってくるようですね。AV Watchのレビューにはダビングできたみたいなことが書いてありましたが、我が家にはBlu-rayディスクレコーダーはありませんので検証できず…。

とにもかくにも、アナログ、デジタル問わず、コピーガードさえかかっていなければビデオ機器からNW10で何でもダビングできちゃうことははっきりしました。こうなるとあとは運用方法。これだけビデオ機器が多いといちいちつなぎ替えるのも面倒と言うことで、手元にあったAVセレクターを活用することにしました。

OHMのOAS-402SというS端子付きのセレクター。元々はゲーム機用に買ってあったんですけど、今時のゲーム機はD端子ケーブルやHDMI接続がメインなので全然使ってなかったんです。思わぬところで活躍してくれることになりました。コイツが便利なのは出力が2系統あって、両方に同じ映像を出力できるんです。出力の一方をNW10に、もう一方をテレビに繋げば、映像をモニターしながらNW10にダビングできるんです。ちなみに、4つある入力のうち、2つだけがこの機能に対応してます。

ohm_selector.jpg

ということで、ベガ+Rec-POT、スゴ録、X5を切り換えてNW10に接続するように設定。多彩なソースに対応できるようになりました。我ながら、良く思いついたです、このアイデア。ちなみに、実際はロケフリも同時に稼働中のため、ベースステーションからのスルーアウトをセレクターに繋いでいたりします。配線図にしたらわけがわからなくなるのでやめておきますが、ビデオ機器の出力も一つしかない場合が多いのでそれなりに運用は工夫が必要になりますね。

そうそう、このセレクターにコンポーネントタイプのAV MULTIケーブルを使ってPS3を接続すると、テレビでモニターしながらHDDに保存してある動画をダビングできます。ゲームのプロモ映像だけでなく、スゴ録やBlu-rayディスクレコーダーのコピーワンスお出かけ動画もOK。ちなみに、市販のBlu-rayソフトはしっかりとコピーガードが働きダビング不可でした。

次回は、NW10で録画した動画ファイルをどのように流用できるのかをまとめてみたいと思います。