「テレビ・ビデオレコーダー」カテゴリーアーカイブ

人感センサーや省エネスイッチで人にもお財布にも優しいブラビア新製品

省エネ性能をさらに向上させた液晶テレビ<ブラビア>発売 46V型から19V型の6機種に商品構成を拡大 海外市場においても積極的に展開(Sony Japan)
新開発のHCFLバックライトを採用し、業界最高の低消費電力を実現(従来比約40%減) 大型(46V・40V型)フルHDパネル搭載の液晶テレビ〈ブラビア〉V5シリーズ 発売~人感センサーや省エネスイッチなどの新たな省エネ機能も搭載~(ソニー製品情報)
業界トップクラスの省エネ性能を実現 高級感のあるデザインに豊富な本体色を採用 中小型(32V・26V・22V・19V型)液晶テレビ〈ブラビア〉J5シリーズ 発売(同上)

ソニーは、省エネ性能をさらに向上させ、環境への負荷を低減した<ブラビア>の新商品2シリーズ6機種を2/20(一部3月)に発売すると発表。6つの画面サイズ(46V型・40V型・32V型・26V型・22V型・19V型)全てにおいて業界トップクラスの省エネ性能を実現。“省エネ5つ星”の認定も受けているそうです。

iconicon
〈ブラビア〉 V5シリーズicon(46V型および40V型)
消費電力を従来比約40%削減した業界最高の省エネ性能を実現する新開発のバックライト、お客さまの節電をサポートする「人感センサー」や「省エネスイッチ」など独自の省エネ機能を採用した、大型フルHDパネル搭載の液晶テレビ
<新たな省エネ技術・省エネ機能>
・世界初・外径約4mmのHCFLバックライトを開発し、消費電力を大幅に削減
・映像のオン・オフを自動で切り替える「人感センサー」を搭載し、手軽な節電をサポート
・スイッチひとつで電源オフ時の電力をほぼ0Wに抑える「省エネスイッチ」を搭載

〈ブラビア〉J5シリーズicon(32V型・ 26V型・22V型・19V型の4機種)
iconicon業界トップクラスの省エネ性能を実現し、高級感のあるデザインと4色のカラーバリエーションを揃えた中小型の液晶テレビ。26V型・22V型・19V型の3機種では、業界ナンバーワンの省エネ基準達成率を実現

ソニーは、今後も<ブラビア>を通して、省エネと省資源の両面から環境配慮に取り組み、「インテリジェント・エコ(技術による地球環境への負荷低減)」をキーワードに、少ない電力で高画質・高音質の映像をお届けするものづくりをさらに推進するとしています。

プレスリリースの動画で人感センサーの動作イメージが確認できます。大型のV5シリーズは今借りてるX1が持つ高画質性能そのままに省エネ性能がプラスされたイメージ。お財布にも優しいテレビとして、今年の台風の目になるのかも…。

あと、ブラビアの背面に専用ブラケットで設置可能なブラビアリンク対応HDDレコーダー新製品も同時に発表されています>〈ブラビア〉の背面に設置し、約90時間のハイビジョン録画ができるHDDレコーダー発売~テレビ本体の電子番組表と連動した操作で、簡単・快適に録画・再生~

続きを読む 人感センサーや省エネスイッチで人にもお財布にも優しいブラビア新製品

<ブラビア>X1体験レポート~ネットワークTVボックス「BRX-NT1」を試す

今回は< ブラビア>とセットで楽しむブラビアユニットシリーズのネットワークTVボックス「BRX-NT1(以下NT1)」を試してみることにします。NT1はブロードバンド回線接続が前提のビデオ・オン・デマンド(以下VOD)機器で、アクトビラやギャオなどのインターネット動画を< ブラビア>の大画面で楽しめるというのが売り。パッケージの中身は、本体とACアダプターの他、リモコンや専用スタンド、< ブラビア>用ブラケットのほか、1.5mのHDMIケーブルなども付属。

NT1は発売当初は実売が約3万円だったんですが、昨年どこかのタイミングで大幅値下げがあって、09年1月現在ソニースタイルでは9,800円で販売されています。同じソニースタイルで1.5mのHDMIケーブルが3,980円で販売されていることを考えれば、すでにこの次点でもお得なパッケージであるといえるではないでしょうか。

ブラビアユニットだけあって、< ブラビア>との組み合わせならセットアップや設置も簡単。専用ブラケットでテレビの背面(後面)に機器を取り付ければ見た目もすっきり。ブラケットは付属のブッシュナット2本で簡単に止まります。そこにNT1本体を差し込み、ACアダプターを接続。HDMIケーブルを使い、NT1と< ブラビア>X1と接続。LANケーブルをHUBに接続して準備完了。

NT1はブラビアリンク対応機器ということで、X1付属のマルチリモコン(お気楽リモコン)に登録するのがなんだかんだで便利。1)NX1の電源を入れ、2)マルチリモコン下部のパネルを明け、「ネットTV」ボタンを押しながら「戻る」を押し続け、3)数字ボタンの3を押し、4)決定を押せば登録完了。数字キーの左にある「ネットTV・VOD」ボタンを押せばお気楽リモコンで基本操作が可能になります。

基本GUIもXMBなのでX1同様の操作が可能。VODを楽しむ場合は「ビデオ」の項目から任意のサービスを選択します。対応しているサービスは、「アイビオ」、「アクトビラ」、「ギャオ」、「ギャオネクスト」、「クラビットアリーナ」の5つ。アクトビラとアイビオは HDクオリティのビデオ再生(前者は「アクトビラ ビデオ・フル」)にも対応していますが、当然の如く、ブロードバンド回線の実行スピードがそれぞれのサービスの推奨環境を満たしている必要があります。(やはりハイビジョンの場合は12Mbpsぐらいないと厳しいようです)

前回、< ブラビア>X1単体の「アクトビラ」サービスの利用は、我が家のブロードバンド回線事情(たったの3.14Mbps)により厳しいことがわかりました。これがNT1経由になったところで結果は変わらないと思ったんですが、一応試してみましたのでその結果をまとめてみます。括弧内は視聴した番組の解像度とその規格です。

・アイビオ(HD) × (1280×720 H.264/MPEG-4 AVC)
・アクトビラ × (1920×1088 H.264/MPEG-4 AVC)
・ギャオ ◎ (640×480 Windows Media Video 9)
・ギャオネクスト ○ (720×480 Windows Media Video 9 Advanced Profile)
・クラビットアリーナ ◎ (480×360 Windows Media Video 9)

ハイビジョンコンテンツがベースのアイビオとアクトビラ(ビデオ・フル)はほぼ全滅。見られなくはないけど、数秒ごとに映像が止まってしまい、鑑賞に堪えません。あきらかに回線スピードが遅すぎるのでしょう。

ギャオ系とクラビットアリーナは推奨環境がアクトビラやアイビオと比べて低いようで、我が家のような貧弱なADSL環境でもストレス無く視聴できました。ギャオネクストで一部の高画質コンテンツ(WMV9 Advanced Profile)で、まれに読み込みのために映像が止まってしまうことがありましたが、アクトビラほど頻繁ではないのでさほどストレス無く視聴可能でした。サービスのGUIもアクトビラほど煩雑でなく、少ないステップで目的の映像を再生できました。

結局、我が家の環境ではアクトビラのトビラは開きませんでしたが、ギャオがテレビで見られるだけでも十分新鮮でした。クラビットアリーナなどは聞いたこともないようなラテン系のドラマなどがラインナップされていてなかなか楽しそう。X1単体のアクトビラとは違い、NT1は低解像度の動画を機器側で拡大する機能もあります。X1のモーションフロー機能の効果も相まって、大画面でも見にくいとは感じませんでした。字幕もはっきりと読めます。ギャオは元々がパソコン向けのサービスですが、多少画像が荒くてもテレビの大画面で見る方が迫力があって良いです。

VODの良いところは、その名の通り、いつでも見たい時に見られること。ストーリーを追うだけ良いという我が家の同居人みたいな人にとっては、自分の興味のある海外ドラマがいつでも好きな時に見られるだけで満足らしく、低解像度のコンテンツでも全然問題ないらしいです。また、普通のテレビ番組に飽きたり、見るモノが無かった時にももってこいかもしれません。我が家ではできませんでしたが、環境さえ揃えばハイビジョンコンテンツの視聴も可能ということで、その時に初めてNT1とX1の潜在能力と相乗効果が最高に達するのでしょうね。

ちなみに、NT1にはWebブラウザ機能やRSSリーダー機能もついていて、ソニーのFelicaリーダーを接続すれば、Edyビューワーなどの機能も利用可能。これだけの機能があって9800円はやはり安いと思います。X1もNT1も間もなくソニーさんに返却しますが、返却後に新規で1台我が家に導入しようかなあと考えてます。余裕ができたらインターネット回線も光ベースにしたいなあと。そうすれば、アクトビラ ビデオ・フルやアイビオも思う存分に楽しめますからね…。

続きを読む <ブラビア>X1体験レポート~ネットワークTVボックス「BRX-NT1」を試す

ブラビアシリーズと有機ELテレビ、計39機種のソフトウェアアップデート

液晶テレビ〈ブラビア〉 各シリーズ、及び有機ELテレビ XEL-1のソフトウェア更新のお知らせ(ソニー製品情報)

ソニーは、2009年1月19日(月)から〈ブラビア〉各シリーズと有機ELテレビ「XEL-1」で最新のソフトウェアにアップデートする放送ダウンロードを実施すると発表。主なアップデート内容と対象機種は以下の通り。なお、アップデート内容と放送ダウンロード期間は使用機種によって異なります。機種別のアップデート内容はこちらで、ダウンロード期間はソニーのWebにてご確認を。

【対象製品】
・KDL-20/26/32/40J3000 (2007年4月発売)
・KDL-32/40J5000 (2007年5月発売)
・KDL-40/46V3000,KDL-40/46/52V5000,KDL-40/46/52X5000,KDL-40/46/52X5050 (2007年9月発売)
・KDL-40/46/52W5000,KDL-70X7000 (2007年11月発売)
・KDL-32/40/46F1,KDL-20/26/32J1,KDL-16/20M1 (2008年3月発売)
iconicon・KDL-40/46/52V1 (2008年4月発売)
・KDL-32JE1(2008年7月発売)
・KDL-40/46/52X1、KDL-46/55XR1 (2008年10月発売)
・XEL-1 (2007年12月発売)

ちなみに、最も改善される内容が多いのは2008年3月発売のKDL-32/40/46F1で6つのうちの4つが該当。我が家にもあるXEL-1はひとつだけでした。

続きを読む ブラビアシリーズと有機ELテレビ、計39機種のソフトウェアアップデート

<ブラビア>X1体験レポート~我が家では開かなかったアクトビラ

フルハイビジョンテレビ、< ブラビア>X1が我が家に来てからかれこれ一ヶ月。モーションフロー、お気楽リモコン、アプリキャスト、ブラビアリンクにルームリンクと、一昔前のソニーのテレビでは考えられないほど便利なツールや機能が満載で手放したくなくなってきました。とはいえ、返却期限も迫っていると言うことでスパートをかけていきたいと思います。

ということで、今回はX1に標準搭載のWebブラウザで利用できる「アクトビラ」サービスを試してみることにします。

アクトビラは、「アクトビラ ベーシック」と「アクトビラ ビデオ」の2種類のサービスがあって、前者はWebブラウザ経由の情報提供サービスで後者はブロードバンド回線接続前提のビデオオンデマンド(VOD)サービスで構成されています。後者にはハイビジョンコンテンツが楽しめるの「アクトビラ ビデオ・フル」サービスも登場。ブロードバンド回線の実行速度が6Mbps程度であれば「アクトビラ ビデオ」が、12Mbps程度で「アクトビラ ビデオ・フル」が楽しめます。ちなみに、アクトビラは国内大手家電メーカーが共同出資をするデジタルテレビ向けポータルサービス事業そのものであり会社名でもあります。

アクトビラのオフィシャルサイトに対応機一覧がありますが、< ブラビア>X1はベーシックとビデオに対応しています。我が家にあるテレビは有機ELテレビ「XEL-1」がベーシックに対応しているだけで、VOD機能はこれまで未体験。我が家はADSL回線なので今回がアクトビラ初体験。

ネットワークケーブル一本で楽しめるVODサービスのできやいかにということで、アプリキャストのアクトビラウィジェット経由でアクトビラへアクセス(=Webブラウザ起動)。

続きを読む <ブラビア>X1体験レポート~我が家では開かなかったアクトビラ

米ソニーのテレビ&Blu-ray戦略~08年はBlack Friday後に市場が爆発

米国におけるソニーの「テレビ」と「Blu-ray」戦略-2009年のポイントは「52インチ」と「BD-Live」

米国のテレビとBlu-ray市場の状況について、米ソニーのマーケ担当が語ってます。Black Fridayの後にBlu-ray市場が爆発。最大の牽引役が「ダークナイト」で、こうしたヒット映画とBlu-rayプレーヤー、両方が揃っていたのが大きかったとか。そんなこんなでソニーのプレーヤーがシェアトップだそうです。

また、松下に先行されたポータブル機に関するトピックにも注目。ソニー的に興味はあるものの、ポータブルBlu-rayを作る場合はチップの消費電力や発熱をどうするのかという問題も残っており、iPod、ウォークマン、PSPなどのポータブルデバイスによる映像視聴が定着するならそちらで良いのではという議論もあるようです。

セルビデオディスクにポータブルデバイス用の映像を添付する「デジタルコピー」については、DRMが統一されていないためPCを介して利用する必要があるので、今後はプレーヤーから直接転送できるようになればより市場が広がるのではないかとの意見。

ちなみに、先述の「ダークナイト」は、Blu-rayとDVD版にPSPやiPodでは使えないデジタルコピーがついていて、それとは別にUMDビデオ版も単体発売されています。まったくいけずなワーナーさん。

テレビについても、Black Fridayが終わってみたら、前年比で販売実績が伸びたとか。要因などは分析中だそうですが、メディアによる2009年2月のアナログ放送終了告知とテレビの価格下落が重なり、必要がものが買い時になったことが大きな要因と考えられるようです。ちなみに、米国で最も重要視されるのは50(52)インチだそうです。また、ソニー=< ブラビア>を選んでもらうための武器は、240Hz駆動、インターネット対応、環境(エコ)の3つとか。

よくよく考えてみたら、ソニーにはVAIO type TというPC機能付きのポータブルBlu-rayプレイヤーがあるんでしたよね。とはいえ、据え置きのプレイヤーを10台買えるぐらいの値段になっちゃうのがネック。個人的にはPSPやウォークマンで十分なので、プレイヤー、レコーダーともに、モバイル動画を、そうした機器に直接転送できるような仕組みをソニーが作ってくれたらうれしいなあ…。有機EL搭載ウォークマンXなんてまさにそのためにあるようなモデルなんじゃないでしょうか。

続きを読む 米ソニーのテレビ&Blu-ray戦略~08年はBlack Friday後に市場が爆発

<ブラビア>X1体験レポート~デジタルカメラのUSB接続で即スライドショーに驚く

ソニーが< ブラビア>の機能として強力にプッシュしているのがデジタルカメラの写真の高画質表示。< ブラビア>X1には、USBケーブルでデジタルカメラを接続するだけで、自動的にカメラ内に記録されている写真をスライド表示する「画質モード・フォト」に切り替わる、なんて便利な機能があります。

人づてに意外に便利と話には聴いていたんですが試すのは今回が初めて。テレビは普通に地デジの民放を視聴中。その状態から、サイバーショットH1(Hシリーズ初代機です)をX1の左側面にあるUSB端子にケーブル接続。

続きを読む <ブラビア>X1体験レポート~デジタルカメラのUSB接続で即スライドショーに驚く