「BRAVIA/WEGA」カテゴリーアーカイブ

ゲーム機としては冷めた空気が流れ、AV機器としては熱い視線が注がれるPS3

PS3、100万台突破への道

日経BPの「デジタルエンタメ天気予報」。国内では100万台まで順調に売れ続けることが最低ラインで、それを達成してはじめて要注目のゲーム機と認められるのだとか。だからこそ、スタートダッシュで一気に100万台を目指すことが大事なポイントなんだそうです。そういう意味では、PS3もまずは100万台を目指さないといけないわけですが、ゲーム愛好者たちの間にPS3に対する「どことなく冷めた空気」が流れており、これがスタートダッシュの最大の敵になるかもしれないとしていました。また、PS2ソフトの互換性問題について、完全互換性は難しいと理解を示しつつも「どの程度の互換性があるかを事前に明示せず、発売日当日に発表するというのは、明らかにゲームファンから相応の反発を招く行為」釘を刺しているのが印象的です。

PS3専用ゲームで遊びたいタイトルが無いというのも冷めた空気の要因かもしれませんね。反対にAV機器としてのPS3は大いに盛り上がっているような雰囲気です。

「PS3」ガチンコ対決! SACDの音質を専用機「SCD-XA1200ES」と比較する
PDP-5000EXでチェックする「PS3」のBD画質(山之内 正の週刊AVラボラトリー 第42回)
プレイステーション 3にAMGのメディア認識技術、LASSOを採用

自分もBlu-ray版のMI:3を入手したのでPS3で再生してみました。DVDと比較したら雲泥の差で確かにキレイなんですけど、手持ちのWEGAがフルHD対応じゃないこともあって、BSデジタル放送のクオリティとあまり差が無いように感じました。テレビもフルHD&HDMI1.3対応にしないと真のパフォーマンスは体験できないって事か。となると新しいBRAVIA Xが…って、この物欲連鎖はまずい。やっぱりPS3は金食い虫っす。

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ソニーが久多良木氏を見放したのか、久多良木氏がソニーを見放したのか…

久夛良木氏を見放したソニーの迷走 PS3孤立無援に見るソニーグループの病巣の深さ

PS3をゲーム機として捉えると、SCEが収益を稼ぎ出すまでに、少なくともPS2よりも長い時間がかかるのはほぼ確実に思える。巨額の投資資金を調達するために発行した2500億円の転換社債の償還が2008年12月に迫っているソニーにとって、憂慮すべき事態のはずである。にもかかわらず、ソニーは当初の構想から離れ、「cell」と久夛良木氏をなかば見捨てて、彼らをゲームビジネスという狭い領域に封じ込めるような態度をとり続けている。その経営判断のツケは将来、ソニー自身が払うことになるかもしれない。

NBonline、日経ビジネスアソシエ編集部の降旗淳平副編集長の「ニュースを斬る」というコラム。SCE(久夛良木氏と)ソニー間の埋めがたい溝のせいで、PS3をエンタメコンピュータとして認識してもらうことにも失敗したとか、BRAVIAとPS3のセット売りこそが望ましかったなど、刺激的な内容が並びます。

また、ソニー社内ではデジタル家電製品にCellを搭載する動きがまるで感じられないどころか、関係者も「消費電力の高さが搭載のネックに」と語っており、PS3のスタートダッシュに失敗しただけでなくCell自体のの普及の前途が暗いまで言われてしまってます。

「SCEでは、ソニーマーケティング出身者を営業責任者に就けるなど、そのための布石を打っていたはず」というコメントもありますが、これってもしかして佐伯氏のことですかね。その佐伯氏へのPS3発売日のインタビューがCNETに載ってました>PS3発売に盛り上がる、ヨドバシカメラマルチメディアAkibaで、SCE佐伯雅司氏に聞く

新しいもの、イノベーションは、体感しないと理解してもらうのは難しい。店頭の「PLAYSTATION TV」などで、PS3の魅力を十分感じてもらえるはずだ。(中略)12月は、家電メーカー各社が薄型HDテレビの販売攻勢をかける。PS3は、そのすべてのHD-TVの魅力を引き出して対応することができる。このタイミングで、仕掛けを打ちたいと考えている。

とのこと。なお、PS3は「12月に入れば潤沢に供給できる」とのこと。まずは年末商戦でアーリーアダプターに行き渡るかどうかって感じですが、本当の勝負はその後なんでしょうね。

そういえば、日経BPのTech On!がまとめているPS3の特集記事で消費電力についての記述がありました>【PS3】消費電力を測ってみた

起動した状態で約180W、ゲームはディスクを回すモータが動き出したあたりで約200W、レースゲーム中は190W~205W程度、Blu-ray Discの映画タイトル再生で約195Wとか。380Wに迫ることはないにしてもそれなりに電力を消費するのは間違いなさそうです。

電気代についてどうこう言う以前に冷暖房や他のAV機器のとの兼ね合いをちゃんと考えないといけなくなりそうですね。我が家のリビングにPS3を置いても大丈夫なんだろうか…。

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ボールの次はペンキ

もんもんもんさんからBRAVIAのUS向けCMについて以下のようなお便りをいただきました。(大感謝!)

SPAサンも過去の記事で伝えられてたと思うですが、BRAVIAの新CMが公開されたみたいです。自分も見てみましたが、すごいアイデアだなぁと思いました。とても綺麗。正直、テレビのCMってどれも微妙だと感じてたといいますか、花や景色などの美しい映像を流してるだけのCMが多いじゃないですか?確かに綺麗だなーと思うものも多いのですがよく考えたらこの画質ってうちのテレビのものだよなぁ…って思っちゃうんですよ。つまりどんなに綺麗な映像を流そうと伝わらないと(でも親はそれを見て綺麗なテレビやねと言います)。結局まだ買い替えなくてもいいかなーと納得してしまうといいますか。でもこの映像は別格だと思いました。矛盾しますが、この映像だけはBRAVIAで見てみたいなと思わせられたのです。変な考えな僕の意見を書いちゃって申し訳ないですがこれだけは見てみてください。

見ました。すげーです。言葉になりません。映像の持つ力がストレートに伝わってきます。これが画力ってやつなんでしょうか…。是非ともA2500シリーズiconで見てみたいですがもってないのでQTムービーダウンロードして見まくります!

日本でもオンエアすればいいのになあ…と思うものの、HDDレコーダーでCM飛ばしに慣れきっているので見逃してしまいそうっす。世界遺産ぐらいになると、CM含めてきっちり見るんですけどね…>『テレビ CM 崩壊』時代に考えるプロモーション最適化

ちなみに、自分のようなおじさんはHDDレコーダーのおかげで再びテレビに目が行くようになったのに、若者はテレビから離れているようです。まあ、若者はいつの時代も色恋優先っすから。仕事で稼げるようになれば変わりますよ、きっと…(なんの根拠も無し)>「若者のテレビ離れ」に関する一考察

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ソニー、BRAVIA新製品9機種を発表~2006年末には40V型以上の販売構成比率を全世界で50%に拡大

高画質・薄型テレビ<ブラビア>さらに美しく 迫力のある映像へ 40V型以上の大画面構成比率を全世界で50%に拡大

ソニーは、拡大する薄型大画面テレビ市場に向けてさらなる高画質化・広色域化へと進化をさせたBRAVIAの新シリーズとして、液晶テレビ9機種及びプロジェクションテレビ2機種を9月より順次発売します。本格的なハイビジョン時代に向けた薄型大画面テレビを積極的に展開することで、2006年末には全世界における40V型以上の販売構成比率を50%に拡大するとしています。

1)大画面化の推進
液晶テレビ3シリーズ計7機種、SXRDプロジェクションテレビ2機種、併せて9機種(今回発表11モデル中)の40V型以上を年末商戦に向けて投入
2)高画質化・広色域化のさらなる実現
・40V型以上のフルHDパネル搭載機種を拡充(5機種)
・色鮮やかな映像を体感していただく為に、全機種に広色域を実現する“ライブカラークリエーション”を搭載
・新高画質回路“ブラビアエンジンプロ”および“ブラビアエンジン”を搭載、これまで以上に美しくきめ細かなハイビジョン映像を再現
・プロジェクションテレビ2機種に、ソニー独自開発0.61型のフルHDパネル「SXRD」を採用

以下、発表された製品の個々のプレスリリースです。

新高画質回路“ブラビアエンジンプロ”搭載 大画面フルHD液晶パネルにハイビジョン映像をさらに美しく色鮮やかに映し出すフラッグシップモデル<ブラビア>X2500シリーズ発売

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自然の色をありのままに鮮やかに再現 全機種に広色域バックライトシステム搭載 液晶テレビ<ブラビア>V2500及びS2500シリーズ発売

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映画本来の美しい映像を忠実に描き出すフルHDパネル「SXRD」搭載 大画面プロジェクションテレビ<ブラビア>A2500シリーズ2機種発売

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フルHDパネル「SXRD」の搭載により高精細で高コントラストな映像を最大300インチの大画面で楽しめる ビデオプロジェクターを発売

今日はバイオで終わりと思ったら、いきなりの真打ち発表でした。独自の技術は別にして、液晶はVシリーズから40インチ以上はフルHDに、またHDMIも2系統以上搭載してきましたね。SXRD搭載のプロジェクションテレビもあなどれないかも…。ところで、XシリーズはWチューナーじゃなくなちゃったんですね…。となると現行のXシリーズの値下げはもう期待できないのかな?にしても、ソニーのテレビは高いっすよね…。ああ、誰か100万ぐらいポーンとくれないかしら…。

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BRAVIAが安い

iconiconソニスタがBRAVIAの価格を改定icon。最高峰のXシリーズも大幅にプライスダウン。9月のディーラーコンペンションiconの開催告知もあったので、その前に新製品発表が予定されているのでしょうね。

Sシリーズ
KDL-20S2000:128,000円⇒119,800円
KDL-32S2000:228,000円⇒208,000円
KDL-40S2000:328,000円⇒308,000円
KDL-46S2000:428,000円⇒398,000円

Vシリーズ
KDL-32V2000:258,000円⇒238,000円
KDL-40V2000:358,000円⇒338,000円
KDL-46V2000:458,000円⇒428,000円

iconiconXシリーズ
KDL-40X1000:518,000円⇒448,000円
KDL-46X1000:618,000円⇒548,000円

BRAVIAはランキングで再登場するなど好調なようです。今回の値下げでさらに弾みが付くか…>液晶/プラズマテレビ販売ランキング(7月16日~23日)BRAVIA KDL-32S2000が再登場

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DVD/SACDプレーヤーを内蔵したオールインワン「BRAVIA」

SONY RAISES THE CURTAIN ON STYLISHLY DESIGNED, SPACE-SAVING HOME THEATER SYSTEMS(米ソニー)

AV Watchのダイジェストニュースによると、米ソニーがDVD/SACDプレーヤー内蔵の可動式スタンド搭載の32型液晶テレビ「BRAVIA TAV-L1」を発表したそうです。8月発売で4,000ドル。フロントサラウンド機能なども装備しているそうです。

オール・イン・ワンのホーム・シアターカテゴリー製品みたいです。ナナオのFORIS.TVの21型もDVDプレイヤー内蔵でしたね。