「ソニー全体」カテゴリーアーカイブ

BCN AWARD 2010、ソニーがベスト3入りしたカテゴリーは?

「BCN AWARD 2010」受賞社決定!!~102部門・48社が受賞~

BCNが「BCN AWARD 2010」の受賞社を発表。11回目を数える今回は102門、48社が受賞。対象部門は、ハードウェアが70部門、ソフトウェアが32部門の計102部門。今回は、ネットブック、SSD、ヘッドホン・イヤホン、交換レンズ、BDメディア、デジタルチューナー、DTPソフトの7部門が新設。

「BCN AWARD 2010」発表。液晶TVでシャープが首位獲得-BDレコーダも。デジタルチューナやイヤフォン部門新設

AV Watchの記事によると、ソニーがベスト3に入賞したカテゴリーは、以下の通り。

液晶テレビ(40型以上) :シャープ 49.7% ソニー 34.2% 東芝 14.3%
BDレコーダ: シャープ 36.5% パナソニック 34.5% ソニー 27.5%
DVDプレーヤーソニー 19.6% 東芝 19.0% パイオニア 13.5%
デジタルチューナ: マスプロ電工 27.1% アイ・オーデータ機器 16.6% ソニー 11.7%
BDメディアソニー 28.0% TDK 26.1% パナソニック 19.2%
デジタルビデオカメラソニー 40.8% パナソニック 24.4% 日本ビクター 20.3
デジタルフォトフレームソニー 34.0% トランセンドジャパン 10.2% グリーンハウス 8.7%
スピーカー: エレコム 17.6% サンワサプライ 12.4% ソニー 11.8%
携帯オーディオ: アップル 51.5% ソニー 35.4% クリエイティブメディア 2.3%
ヘッドフォン・イヤフォン: オーディオテクニカ 25.7% ソニー 21.2% 日本ビクター 14.9%
ICレコーダ: オリンパス 36.2 ソニー 35.6% 三洋電機 20.2%

1位はビデオカメラとDVDプレイヤーにBDメディアとフォトフレーム。2位が40インチ以上の液晶テレビ、携帯オーディオ、ICレコーダ。AV Watchの記事にはないけどデスクトップPC部門でも3位に入ってます。

テレビとで1位とるのは大変だろうけどBDレコーダが3位ってのはねえ。価格設定次第のような気もするけど…。携帯オーディオは完全にアップルソニーの2強状態。オーディオ本体がダメでもヘッドホン・イヤホンで!といきたいところだけどオーテクに4%及ばず。フォトフレームは利益がも高そうなので会社への貢献度も高そう。ちなみに、ノートPCは2004年以降ランク外が続いてます。VAIO PとかXを持ってしても難しかったんですね~。

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ソニーの北米市場でのネットワークへの取組み

【CES】米Sony、AV事業担当者が語る ~「3D」と「ネットワーク」への取り組み~

西田宗千佳さんのRandomTracking。AVに的を絞ったソニーの「アメリカ市場の今とこれから」を探るインタビュー。先週すっかりスルーしてしまったけど、くだんの3D以外にも気になる内容がチラホラ。

・北米でのテレビビジネスは「デザインの統一性」、「LED」、「3D」、「IPTV」が四本柱
・レコーダーのない北米市場では、IPTVですぐ観たい映画を呼び出せたり、ロード時間・起動時間が短かったり、といったことが必要。良い例がiPhoneでBDプレーヤーを操作するためのリモコンソフト。現在視聴しているDVDやBDの情報をGracenoteのデータベースから取得し、iPhone上で表示しながら映画を楽しめる。
・Sony Readerは独自ストアで運営されており、現時点ではソニーオンラインネットワーク(仮)への統合を行なっていない。「優先順位」の問題でテレビなどからスタートしているが、いずれ統合されることになる。今後様々なデバイスでeBookを読んでいくことになれば、ソニーオンラインネットワーク(仮)の存在は大きなものになる

iPhoneのアプリ、日本でもレコーダー向けに出せば良いのにと思うんですが、無理なんだろうなあきっと。ソニーのオンラインネットワーク強化に関しては以下の記事にも注目。

【CES】ソニーが見せた家電とネット連携の将来像 北米を足がかりに”ソーシャル家電”の取り組みを本格化

「Sony Reader」、「bloggie」、chumby互換の「dash」にしても、ある種北米に軸足をおいた製品ですもんね。ってことで、昨年辺りから製品によっては完全に日本市場がスルーされてますが、意外にソニー復活の鍵はこんなところにあったりして…。

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ソニーがCES2010で色々と新製品発表したけど…

2010 International CESについて ~3Dやネットワークサービス対応商品を通して新たな顧客体験を提供~(Sony Japan)

ソニーが、1月7日(木)~10日(日)米国ネバダ州ラスベガスにて開催される2010 International CESに合わせ、主要製品の3D対応、ホームエンタメ商品群の「モノリシックデザイン」採用、「TransferJet」搭載商品導入を柱に、ブラビア全38機種、フルハイビジョンAVCHD動画撮影機能を搭載したサイバーショット全8機種、広角26.3mmからの高倍率ズームレンズ搭載機を含むハンディカム全13機種、MP4(1920×1080 30p)のHDビデオ録画が可能なモバイルHDスナップカメラ全3機種、chumby互換のタッチスクリーン搭載卓上型多機能デバイス“dash”などを正式発表。

新製品の詳細に関しては、米ソニーの「Welcome to the Sony CES 2009 Virtual Press Kit」で確認できますが、国内メディアの報道を見た方がはやそう。

【CES】米Sony、3D対応テレビやBDを今夏発売 -3D有機ELや新BRAVIAを紹介。PSNがTVやBDに対応
【CES】ソニー、ハンディカムだけで14モデルを発表 カムコーダは独走態勢? ~ グレードアップして帰ってきた「アレ」もすごい! ~
米Sony、SD/SDHCメモリーカードを米国向けに発売 -「メモリースティックを補足」。対応カメラも発表
ソニーがSDカードを発売へ
【CES 2010】【Sony編】VAIO Zの新型を展示、今春に発表へ
Sony Press Conferenceで「未発表VAIO」のデバイスマネージャーに迫る
ソニー、海外でGPSと電子コンパス搭載の「DSC-HX5V」発表 ~AVCHD、SDHC、TransferJetにも対応
ソニー、SDHC・広角25mmの「DSC-TX7」を海外発表 ~AVCHDやTransferJetにも対応
元気さが戻ってきた? ソニーが3Dやネット配信で攻勢 CES2010
CES 2010 – 3D対応BRAVIAやコンテンツ提供も – ソニー
「3D元年」覇を競うパナソニックとソニー
ソニー、3Dテレビを夏に発売
ソニー版Chumby!? 卓上ネット端末「dash」
ソニー、タッチスクリーンを備えるインターネット端末「Dash」を発表–Chumbyのサービスを採用

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IT系メディアのニュースランキングに占めるソニーネタの割合

【週間記事ランキング】みんながソニーを気にしてる

TechOn!の2009年週間コラム記事のランキング集計結果で浮かび上がったキーワードは「ソニー」とか。その理由を同社がいまでも日本企業の一つの希望だからと予想しつつも、実際はどの記事も同社の不調に焦点を絞っていて残念とか。

「ひょっとすると,時代を牽引する若さを同社は失ってしまったのでしょうか」との記述もありますが、21世紀に入ってから、とりわけソニーショック以降のソニーを見ていれば明らかかと…。

ただ、来年からのソニーは違うみたいです。早々から「さすがソニー、これを待っていた」という製品が出てくるそうなので、期待していいんじゃないですかね~。

【年末特別企画】2009年AV関連10大ニュース結果発表

こちらはAV Watchの投票制09年10大ニュース。新型PS3の記事が3位、CMOS採用のビデオカメラ発売が10位。12位以下にはPSP goやウォークマンの記事もちらほら。

2009年AV Watchニュース記事 年間アクセスランキング 新型PS3やCELL REGZA、ウォークマン/iPodが上位

ニュース記事のアクセスランキングではPS3、PSP go、ウォークマンでトリプルフィニッシュ。20位まででソニー絡みの記事はなんと7つ。みんな関心あるんですね~。

麻倉玲士が選ぶデジタルAV業界の09年10大ニュース
BD、テレビ、コンテンツの2010年トレンドを予測 -“3Dだけ”ではない進化の方向性

ちなみに、麻倉さんや本田さんの2009年総括コラムにはあまりソニーの名前が出てきませ~ん。

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電子書籍リーダーは多機能でなくていい~VAIO Readerの開発は後でいい

「電子書籍リーダーは多機能でなくていい」ソニーのストリンガーCEO

電子書籍リーダーは多機能である必要はないとストリンガーCEOは考えているようです。「幅広いユーザー層に売れるだろうから、ウォークマンや携帯ビデオ端末としても機能するような製品にする必要はない」、「各種のアプリケーションの開発に取り掛かったり、VAIO Readerを開発したりするのはその後でいい」などのコメントが取り上げられています。

後回しにされるとはいえ、「VAIO Reader」がどんな製品になるのかが大いに気になりますです。てことで、アップルタブレットのいろんな噂を吹き飛ばすぐらいの、多機能なモバイル端末に期待したいです…>アップルのタブレット登場を契機に動画配信の競争激化?

【追記】その後、NIKKEI NETでこんな記事を見つけました。「先端機能を盛り込んだ競争力の強いものは自社生産が有利と判断。生産体制の「仕分け」を急ぐ」のだとか。いいですね~、Made in Japan!>ソニー、電子書籍端末は国内生産 海外委託と「仕分け」

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2010早々から『さすがソニー、これを待っていた』という製品が登場する?

「さすがソニー、という製品を用意している」 - ソニーマーケティング栗田社長が語る2010年への展望

SMOJ栗田社長のインタビュー。2009年のAV機器事業は明るい話題が多く、4倍速対応テレビや裏面照射型CMOS搭載デジカメ、Windows 7の好調で追い風を受けるVAIOた、独自機能を盛り込んだウォークマンなど、らしい製品が活況を呈した1年だったとか。ちなみに、「胸を張って『イチ押し』と言いたいのは、10月に発売した無水銀アルカリボタン電池」だそうです。

2010年の見通しは、2月の冬季オリンピック、6月のワールドカップ南アフリカ大会といった大型スポーツイベントがテレビやAV機器には強い追い風になりそうとか。また、「2010年はソニー復活に向けた重要な年」であり、「年明けから順次『さすがソニー、これを待っていた』という製品を多数紹介できると思う」とのコメントも。

個人的に2009年のソニーはVAIOとMJ以外パッとしなかったように思えるのですが…。ともあれ、来年早々のCESは色んな意味で注目ですね~。「さすがソニー、これを待っていた」という製品が登場することを心から期待しております。

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