「ソニー全体」カテゴリーアーカイブ

頑張れ、久多良木!

ソニー、久多良木健の執念

ソニーが新経営体制を発表した、その日の夜に行われたという久多良木氏へのインタビュー。

日本にソニーが生まれ、ソニーを見て日本企業が変わってきたように、久多良木がSCEを生み、SCEがソニーを変えてきた。久多良木の周りには、さらなる革命を起こしたがっている社員が山のようにいる

久多良木氏その人は経営の最前線から離れることになりましたが、ソニーの未来は彼が陣頭指揮を執るCellにかかっていることは間違いないです。最近は暴言ばかりが目立ってしまって異端児ぶりがさらに加速してしまった感もありますが、ソニーにはなくてはならない人であることは確か。頑張れ、久多良木!

そういえば、新PSX出ましたけど、久多良木氏がSCEに戻ることで今後の開発に影響しないんですかね…。今度の今度こそ、最後になったりしないよね…。

ソニースタイル5つの宣言

ソニースタイル、5周年記念パーティーを開催――「オープン初日の売上はゼロでした」

ソニースタイルは、同サイトの5周年を記念したプレス向けのパーティー“Sony Style 5th Anniversary Party”を開催したそうです。後半は、ソニースタイル・ジャパンの代表取締役に就任するソニーマーケティングの佐藤一雅氏とゲストによるトークショー形式で進行。ゲストは、映像作家の高城 剛氏とスポーツ解説者の中西哲生氏、タレントの仲根かすみさんのお三方。

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ソニー旧経営陣は引責を明示せよ

出井退場、遅すぎたバトンタッチ

実態と遊離した言葉に酔い、一方で現場は荒野と化す

トップが交替しても、「引責」が明示されなければ、組織に問題を一掃する機運は生まれない

厳しい叱責ですが、言ってることは正しいと思います。優秀な人材は同社に見切りをつけて早々に退社しているみたいな話も聞いています。引責も大事だけど、早急に手を打たないと人材流出に歯止めがかからなくなるかもしれませんね…。

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ソニーらしさの鍵は(ネットワーク)カンパニープレジデント達が握る?

ソニースピリットはよみがえるか 第20回~経営体制刷新の前、安藤国威社長がnikkeibp.jpだけに語った(2)

nikkeibp.jpの「ソニースピリットはよみがえるか」の第20回。前回に引き続き、昨年11月に行われたという安藤氏へのインタビューの後編が掲載されています。個人的にひっかかったのが以下のコメント。

もっと、現場を統括するカンパニープレジデント(編集注:事業部長から部長クラス)や、その上のネットワークカンパニープレジデント(事業部長や執行役員クラス)が熱くならないといけない。

ソニーが作るものは、もっとソニーらしくなければいけない。それを貫くためには、カンパニープレジデントやネットワークカンパニープレジデントがもっと過激にならなくてはいけない。

ソニーで、事業の上に立つ人たちは、もっと製品にこだわっていくべきです。

こうしてみると、やたらとネットワークカンパニープレジデントを叱咤激励というか煽っている感じがします。おまえらががんばらんでどうすると…。最終的に彼らにメッセージが届いたのかどうかは知るよしもありませんが、ソニーが生まれ変われるかは彼らの動きにかかっていることは間違いなさそうです。

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安藤氏談「実績もないのにでかい顔をしている社員がいる」

ソニースピリットはよみがえるか 第19回~経営体制刷新の前、安藤国威社長がnikkeibp.jpだけに語った

「ソニースピリットはよみがえるか」の第19回で、nikkeibp.jpによって2004年11月末に行われたというソニー安藤社長へのインタビューが掲載されています。

いまソニーの問題点は何かと聞かれたら、答えは「優等生ばかりになってしまい、なんと生意気な社員ばかりが増えてしまったか」ということになる。ソニーというブランドの上にあぐらをかいて、実績もないのにでかい顔をしている社員がいる

安藤氏の言う社員が比較的偉い人たちのことを指しているのかどうかはわかりませんが、自分が数日前に書いた「経営トップ刷新だけでソニーは本当に生まれ変われるのか」という駄文もあながちはずれではなかったということでしょうか。

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経営者刷新でソニーは何を目指すべきなのか

トップ交代劇に思う“ソニーの目指す方向性”

ソニー経営陣刷新に関する本田雅一さんのコラム。「ブランド力を支える“技術者にとっての理想工場”を理想から遠ざけていては、うまくいかない。もちろん、経営を無視してまで、なんでも投資するわけにはいかない。理想を追えば、良い結果がでるわけでもない」として、ソニーが抱える理想と現実の間にある大きなギャップを次期経営陣が埋められるかどうかが課題というようなニュアンス。

ソニースピリットはよみがえるか 第18回~次期政権が抱える二つの課題

同じくソニー経営陣刷新を受けて急遽執筆された大河原克行さんのコラム。次期経営陣には、「ソニーの物づくり」の復活と「グローバルカンパニー」への脱皮という大きい二つの課題があると指摘しています。

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